たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

紫式部

2024-01-09 20:05:40 | 読んだ本について
今年は、いつか大河ドラマでやってくれないかな…と思っていた、紫式部が主人公のドラマ。
観ないはずがない!
衣装が大変なのでやらないのかなぁ、と思ったりしていたが、やはり相当時間かけて意匠を凝らしているらしい。

思いついて、昔読んだ、杉本苑子さんの、紫式部の生涯を描いた小説と、永井路子さんの、藤原道長を描いた小説を探してみるが無い・・・
そうだった、30年位前に買ったものだから、もうヤケが出て茶色くなっていて、字も老眼には無理な小ささで、去年泣く泣く処分したんだった・・・
お気に入りで何度も読んだのだけど・・・

待てよ、2年前、同じように古くなってしまった「北条政子」新しいの買えたように(大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の影響に違いない)今年ももしや?とAmazonを検索すると、
予想通り。どちらも購入してみるとフォントがやはり大きくなって紙も新しいから読み易い。いくら老眼鏡かけても茶色っぽい紙では読みづらいもの。
ありがたい!

杉本苑子さんの「散華」を先に読み始めてみると、前回(読めたのだから10年近く前か?)よりも、関西圏を回った歴史が加わったためか、なじみのある地名や寺社仏閣に
出会う。去年訪れた西国三十三所番外の元慶寺、そうそう、花山天皇が騙されて落飾した御寺だったな…山科だから結構、遠いよな…滋賀の長命寺…800段の石段登ったな、
昔は琵琶湖を船で渡る時に見えたのか…
紫式部の住んでいた屋敷があったとされる蘆山寺、庭からすぐ鴨川の堤に上がれるとなっているが今は結構な距離がある。そんなに敷地の広い屋敷だったのか、など。

大河ドラマ「光る君へ」を見つつ、この小説を読みつつ、これもお気に入りの岡野玲子さんのコミック「陰陽師」を並行して読んでいると、なかなか面白いものだ。
それぞれ違う描き方がされているのと、「陰陽師」は時代が少し遡るので、これが起こって次はこれか、この人の親がこの人か、という流れが見えるのが楽しい。

私の愛読書トップ3には絶対に入る、田辺聖子さんの「新源氏物語」もリニューアル発行してくれないかしら・・・今Amazonで売ってるのは表紙が同じだから多分字の大きさも
同じだろな…


コメント
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