たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

引っ越し終了

2015-09-28 23:50:11 | 現実
やっと引っ越しが終わった。

と言っても私のではなく、北海道の父の引っ越しだ。83歳までよく一人で頑張ってくれたものだ。

先週、引っ越しを済ませ、翌々日には業者に入って屋内外の片づけを全部やってもらった。最近はそういう需要も多いようで、家を売却する前などに家のものを一切合財持って行ってくれる業者が沢山あるのだ。

仏壇をどうしようかと思っていたが、父は持って行けないのでいい方法で処分したいという。今回の業者はお焚き上げまで面倒を見てくれるというのでお願いした。あまり考えていなかったが神棚もあった。こちらもお焚き上げ。

私は大阪に帰り、片づけの日は業者さんのみでやり、終わってからメールで証拠写真を送ってくれ、それでよければ入金、という形。

写真を見るとびっくりするくらい何もなくなっている。

引っ越し直前の元の私の部屋、もともと今まで住んでいたのではないから大して物はないが。




終わってみるとベッドもカーテンもなく、布団や昔の教科書など入っていた押入れもきれいさっぱり。





リビングも同様。



備え付けのボード以外なにもない。




この間まで、帰省した時には座ってご飯を食べていたテーブルもなく、父が昼寝をしていたソファもない。

やはり、ある感慨があるものだ。

しかし実は、この家には、12歳から23歳までの11年間しか住んでいないのだ。 今の大阪のマンションには13年住んでいるからここの方が住んだ年数としては長いのだが、住んでいなくとも実家としてはそれからも30年あったのだから、馴染みの歴史が長い訳だ。
めったに帰省はしていなかったが…。

丹精していた花々はどうするのだろう、と思っていたのだが、父は意外に執着がなく、近所の人に分けたり、根から堀り起こして私のいとこに託したり、していた。

使わないと思ったら執着しない、というのは私も同様だが、どうも父のDNAだったらしい。



コメント
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