月と猫

旅行や趣味の話を書いていきます。
猫の話はオフィシャルブログへ!

もう少し

2007-03-27 21:59:01 | 
東京は今週末あたりがお花見の
ピークでしょうか。

昨日、マンションの前で大家さんに
会ったので、ご挨拶したところ、
「もうお花見した?」と聞かれました。

「へっ?もう咲いてます?」と
とんちんかんな答えをする私。

「公園の近くに、隠れ家的なお店が
あるのよ。お花見がてら、
これからランチに行くんだけど、
一緒に行かない?」と誘われました。

締め切りがあるので丁重にお断りしましたが、
もう桜が咲いていたとは知らなんだ。

早速デジカメを持って、近所の児童公園に
行ってみましたが、まだちょっと早いかな。

それにしても、悠々自適の大家さん、
いつも楽しそうで羨ましい。

やまねこちょび

2007-03-23 22:10:09 | 猫の話
ワイルドなシマシマもようと
ドスのきいた三白眼。

耳の先にぴっと生えた飾り毛が
ますます山猫めいて見えるちょび。

物おじしない大胆な性格と、人懐っこさと
学習能力の高さと、食べることに対する
執念の深さと、生命力の強さ。

もしノラ猫のまま育っていたら、
絶対ボス猫になっていただろうな。

ちょびを見ていると、そんな風に思う。


DQ旅行・エンディング

2007-03-13 22:30:05 | 
翌朝は6時半にロビー集合だったが、
4時半頃、ネコエモンのタイマーが誤作動。

二人とも目を覚まし、うだうだしているうちに
すっかり目が覚めてしまったので、
5時すぎから身支度を開始。
集合時間には余裕で登場。
時間配分の感覚が一緒だと、本当に楽だ。

外は真っ暗、雨だった。ずっと天気に恵まれていたのに、
帰りだけ冷たい雨とは、ラッキーというかなんというか。

予定通りバスに乗り込んだはいいが、なにか
トラブルがあったらしく、バスがなかなか発車しない。
来たときと同じようにグダグダだ。

やっとバスが動き出したと思ったら、今度は次のホテル
(参加者は、3つのホテルにばらけて泊まっていたため)で
停車した際、女の子が二人降りて行って、
それきり戻って来ない。どうやら気分が悪くなったらしい。

人の良さそうな運転手のおじさんが添乗員に
「イギリスの食べ物が口に合わなかったのかな?」とか
言っていたが、いい加減うんざりしていた私とネコエモンは
「自己管理がなってないよね~」と、ついつい陰口の
ひとつも叩きたくなってしまう。
しかし連日連夜、ロクなものも食わずに飲んだくれて
寝不足のお前らが言うかってカンジだが。

私がイライラしていたのには理由があった。
まだ目的がひとつ残っていたからだ。
それは、ヒースロー空港のSeaFoodBarで、
スパイシートマトジュースを飲むこと。

前年スペインに行ったときに立ち寄ったヒースロー空港で
飲んだのだが、ものすごくおいしかったのだ。
もちろん帰国後、検索してみたが、それらしきものは
ヒットせず、入手することはできなかった。

で、せっかくヒールローに行くのだから、今回も飲みたい!
できれば買って帰りたい!と思っていたのだ。

しかしターミナルが同じとは限らないし、うまく見つけ
られるかわからない。第一ここでこんなに足止め
されていたら、時間がなくなるじゃないか!!!!
と、ものすごくヤキモキしていたのだ。
ようやく戻ってきた二人は、待たせた我々に
挨拶もナシだったのがまたムカつきを助長させたが、
とりあえずバスが動き出したことに感謝。

雨はかなり強く降っていて、フライトが少し心配になるほど。
なんとか空港に到着し、次の集合時間まではわずか
15分位。ターミナルは前回と違っていたし
「やっぱしムリかも…」とがっくりしつつ歩いていくと、
なんと進行方向にお店発見!!!
SeaFoodBarは巨大空港のあちこちにあるらしい。

「やった!!!」ものすごい勢いでカウンターに座り、
ものすごい速さでトマジューをオーダーする我ら。
お店のお兄さんが「辛いよ?」と言ってきたが
「大丈夫!これ好きだから」とにっこり。
しかし内心は「いいから早く出せや!!激辛大好き、
酒大好きの辛党コンビをなめんなよ!!!」と
かなりガラが悪くなっていた。なにせ時間がないのだ。

ほどなく出てきたトマジューを、
グラスに移すのももどかしく、一口。
「これだよ、これ!!」「ほんとだ、うまい!!!」
「ウォッカをこれで割ったら超うまそう」
「テキーラもいけるんじゃない?」
……結局酒か。



↑急いでいても、ともかく記念撮影


せっかくなのでどうしても1本って帰りたい、と
お兄さんに持ち帰りできるか聞いてみる。
するとOKとのことなので、それぞれ1本ずつ追加注文。
そこはテイクアウトの店ではないので、バッグがないらしく、
お兄さんは隣の店までビニールバッグをもらいに。
「うわああ、そのままでいいのに…」と焦る我ら。

もう時間がない。ジュースを受け取ると、お金を置いて
ダッシュ!!!ごめんね、ほぼぴったりしか持ってなかったので、
大してチップをあげられなかったよお兄さん…。

しかし、時間がないながら、ちゃんと最後の目的も
果たせた。満足感で一杯。

12時間のフライトも、帰りはいつもあっという間だ。
「短いのに、ものすごい濃い旅だったよねぇ~」と、
旅の成功と無事を祝い、がーっと寝ている間に
成田に到着、というカンジ。

成田で、また面白いことがあった。私はスーツケースを
宅配便に頼みたい派、ネコエモンは持って帰る派
だったので、ロビーのところで解散した。

スーツケースを宅配便に頼み、身軽になって
電車の乗り場へ。券売機に1000円を入れたところで、
欧米人の女の子が英語で何やら話しかけてきた。

「ちょっと待って」乗車券とおつりを取ったところで
「何?」と聞くと、切符を見せながら
「この切符を買ったんだけど、これでいいのか?」と
言っている。

「どこへ行きたいの?」と聞くと、背伸びをして路線図の
上野駅を指差した。金額が合っているので、「大丈夫」と
答えると、彼女は「ありがとう」と笑顔で去って行った。

この一連のやりとり、帰国してすぐだったからできたような
ものだろう。普通に東京で暮らしていて、いきなり英語で
何か聞かれたら、ちゃんと答えられたかどうか、怪しい。

それと、自分が外国で、人に道を聞きまくったという
こともある。自分の国に帰って来たら、今度はちゃんと
教えてあげる立場にならなきゃ、みたいな気持ちに
なっていたからだろうと思う。

そんなことを思いながらホームに降りていくと、
そこに見慣れた姿が。
もうずっと前の電車に乗ったものと思っていたネコエモンだった。
「また会ったねー!!」と、笑ってしまったのは言うまでもない。

聞けば、トイレに行ったりしていたらしいが、
別行動をとっていても、時間と場所がピンポイントで重なって
しまうなんて、本当に面白い。

ネコエモンはこれが人生初の海外旅行ということで、
私はとにかく「海外旅行はもうこりごり!!みたいなことには
ならないといいな」という心配をしていたのだが、
それは杞憂だったようだ。

「初海外はとても楽しかったし、猫吉と一緒に行って
良かった」と言ってもらえたのがなにより嬉しかった。
自分が海外旅行大好きなので、やっぱり友達にも
好きになって欲しいもんね。

ドラクエ海外旅行、ねこきちとネコエモンの
ぼうけんのしょはこれでおしまい。

DQ旅行・再びロンドンへ

2007-03-10 22:33:53 | 猫の話
なんだかんだでユーロスターに乗り込み、
ネコエモン提供のベルギーのチョコをつまみに
イギリスのビールで、乾杯。

「いゃぁ~、まさかあそこにラスボスがいると
は思わなかった!!」「ネコエモンのおかげだよ~!
よくアイテム(チケット)持ってたよね」
「いや、猫吉も呪文(英語)知ってたから!」
「お互いカバーし合って切り抜けてこれたよ」
「最強パーティだよね!!」と、
無事切り抜けられた安心感と酒の勢いで、
上機嫌の我ら。

しかし、ふと気がつくと、車内はすこぶる静かで、
騒いでいるのは私たちだけ。
夜の8時すぎというところだったが、
皆はお休みモードで行きたいらしい。
さすがに気が引けたので、こそこそと
小さい声で話しながら過ごした。

昼抜きだったネコエモンは、ビッフェで買ってきた
パニーニ(ホットサンド)をつまみに缶ビールを
3本を空けた。

夜10時過ぎ、ロンドン・パディントン駅到着。
ここから地下鉄に乗って、ホテルまでは30分近く。
程よい酔いのせいかネコエモンは座席に座るなり、
居眠りモードに突入。
「外国の夜の地下鉄で居眠りとは
いい度胸してんな~」と私は対面のシートに座って、
見守ることにした。

そこで面白いことがあった。
ネコエモンの隣も私の隣も空いていたのだが、
乗り込んでいた人が、ちらっとネコエモンの方を見るも
その隣に座らず、対面の私の隣に座ってきた
ということが2度もあったのだ。
やはりネコエモンの怪しさに警戒したのか?
しかし、狙われるタイプではないようで、
良かった良かった。

そうして無事最寄駅に到着。
ホテルへの途中にある雑貨屋(コンビニ、とはとても
言いがたい…)はまだ開いていたのでネコエモンは
「小銭を使いきりたい」と、店へ。
私は水だけ買って、先に部屋へ戻った。
明日は早朝の出発だ。荷物をまとめておかないと。

ネコエモンは、やたら大量の水と、
サモサを購入して帰ってきた。
「買うもんがなかった」ということらしいが、
水ばっかりそんなに買って、重いだろうに…。


サモサ↑
インド風コロッケ。
ロンドンの雑貨屋さんはインドや
パキスタン系の人がやっていることが多く、
こういったエキゾチックな軽食を
売っている。


↑いろんな水
フレーバーのついた
ボルヴィックが面白い

荷物の整理やらシャワーやらを済ませ、
恒例にして最後の酒盛り。
毎日友達と飲めるってことも旅の楽しさだ。


もう少し続く