月と猫

旅行や趣味の話を書いていきます。
猫の話はオフィシャルブログへ!

DQ旅行・大陸へ渡る

2006-04-28 22:32:27 | 
いよいよユーロスターに乗って
          ヨーロッパ大陸へ!
(ネコエモン撮影)

4時半頃、ネコエモンのアラームが誤作動。
その音で目が覚めたきり、眠れなくなってしまった。
ゴロゴロしていたがネコエモンも同じだったようで、
「もう起きようか」ということになり、5:45から準備開始。

ってか、まったくブリュッセル行きの準備をせずに
酔っ払って寝てしまったので、少しばかり早く起きるのは
ちょうど良かったのである。

おかげで予定通り7時にホテル出発。ホテルの食事は7時だか
7時半だかからなので、今日は朝食ヌキ。本日も良い天気だ。

最寄の駅に着き、自販機でWoterloo駅(ユーロスターの発着駅)
までの切符を買おうとしたのだが、問題勃発。
ぴったりの金額を入れているにも関わらず、札が出てきてしまう。
何度入れても、だ。

朝早いので窓口は開いておらず、仕方なく改札の向こうにいた
駅員に声をかけると、私たちから札を受け取り、自販機に
入れるということを何度かくり返した挙句(もちろん結果は同じ)
「この先にある窓口で買え」とのこと。仕方なく荷物を抱えて
窓口まで走る。

代理店の人に「ロンドンの地下鉄はよく止まるから、
移動は早目に設定しておいたほうがいいですよ」と
言われていたので、時間に余裕はもっていたものの、
まさかいきなりこんなところでつまづくとは思わなかった。

自販機の故障、なんていう初歩的なトラブルがいかにも
イギリスというカンジ。まぁ日本でも電車はしょっちゅう
止まっているし、自販機が「使用中止」になっていることも
少なくないけれど。

切符を買うのに時間を取られて少し焦ったが、電車は滞りなく
走行し、7:20には無事Wotreloo駅に到着。



↑ドーバー海峡の下を通るユースターにちなんで
海底のイメージでディスプレイされた駅構内。
(ネコエモン撮影)

8:39いよいよブリュッセルに向け出発。

ユーロスターは最初テムズ河沿いに走るかたちになっていて、
ちょうど対岸の位置に昨日行ったテート・ブリテンが見えた。

ぼんやりとロンドンの朝の風景を眺めていた私は、
なにげなく空を見てハッとした。朝9時前、やっと力が
出てきたかな~という太陽の光が雲の陰から差していて、
そのぼうっとした白い光はまさに昨日見たターナーの絵そのもの。

「ああ、ターナーもやっぱりあの太陽を、あの光を
実際に見ていたんだな」と思うと、
ターナーが妙に身近な存在として感じられ、
200年前と変わらない空を見ていることに鳥肌が立つほど感動した。


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DQ海外旅行・2日目の宿

2006-04-25 21:37:42 | 
            ハロッズと月。


ついでに晩ごはんも何か買っていく?ということに
なったのだが、このスーパーはデリがコンビニ並みで、
あまり充実していなかった。ネコエモンにM&Sのことを話し
「じゃそこで買おう」と、最後の力を振り絞って外へ。

ついでにきらびやかなライトアップをされたHarros内を
少し見学。ここはいつ来ても迷う。なんかわかりづらい。
寿司バーには日本人でにぎわっていた。
以前来たときは3カンほどで2千円くらいしたから
今は一体どんだけ高いやら…。

その後、地下鉄に乗ってM&Sに近い駅で下車。
そこから数ブロック歩かなければいけないのだが、
疲労困憊の体に重い荷物を持ち、すでにテータス異常を
起こしていた私は、方向を間違えたりして散々だった。
文句ひとつ言わずに対処してくれたネコエモンに感謝。

ようやっとM&Sに到着し、今夜の食事やつまみのチーズ、
おみやげのお菓子などを購入。

その頃にはもう私のHPMPは0に近くなっていた。
「もう駅まで行く気力がない…」と言うと
「バスならわかる」と頼もしいネコエモン。
あの時点でネコエモンは棺おけを引きずって
歩いていたも同然だったはず。

そんなわけでネコエモンのおかげでホテルの
近くまでバスで帰ることができた。

部屋に戻ったのは7時半頃。「今日こそはパプに…」と
思わないでもなかったが、一度落ち着いたら動きたく
なくなり、そのまま食事&飲みに突入。



↑猫吉の晩ごはん。昼に食べたかったフルーツを
 買ってみた。残念ながら味はイマイチ…。
 野菜の方はおいしかった。



↑ネコエモンの晩ごはん。豆のサラダを
 半分ほど食べたところでひっくり返してしまった。
「おいしかったのに~」と悲しんでいた(笑)


ネコエモンにとって酒はガソリン。疲れで口数が
少なくなっていたのが、酒が入ったとたんに流暢に。
私もHPMPが回復したので、お互い本日の報告などを
しているうちに酒が進み、つい話にも熱がこもってしまった。

「今その話をしなくても…」というような話(議論)を
延々し続け、結局寝たのは2時過ぎくらいだった。

「今夜こそは早く寝よう」と思っていたのに、バカである。

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DQ旅行・お菓子の話

2006-04-21 17:02:06 | 
       こんなでかい柱も屋内に。
       しかも入りきれないのでぶった切っている。
       こだわりがあるんだかないんだか。

そうこうしているうちに閉館時間になってしまった。
待ち合わせ場所である出口へ行くと、すでにネコエモンが
待っていた。無事再会。

一人歩きの途中「ネコエモン無事かなあ~」と何度か
思っていたが、無事だったようだ。

彼女の行動予定は大英博物館→ナショナルギャラリー→
テート・ブリテン→V&A博物館と聞いていたのだが、
そのうちの二つにでも行ければ上出来だと思っていたのだ。
なのに聞けば、駆け足だったがすべて回れたという。
しかもバスの乗り方はほぼマスターしたというではないか!
すごいよネコエモン!!1日でいきなりレベルが上がってるし!!

私なんてスライムくらいしか倒してなくてレベルは大して
上がってないのにHPMPともに限界ギリギリ。
だけどまだまだやることがある。

次の目的地はスーパーマーケット。おみやげを買うためだ。
私は小さい頃からMacVtite’sのビスケットやキットカットなど、
イギリスのお菓子が大好きだった。しかし、食べ比べてみると
日本版とは味が違っていて、イギリス版のほうが断然おいしい。
日本では売っていないものもある。

そのひとつがペンギンチョコだ。以前滞在中にハマり、
おみやげで買って行ったところ、母がハマってしまった。
今回イギリスに行くことを母に言ったらすぐ「ペンギンチョコが
また食べられるのね!」と返ってきたほど楽しみにしているのだ。

だがこのチョコ、ママがランチボックスに入れてくれるような
メジャーなお菓子なのに、メジャー(庶民的)すぎて絶対に
免税店やおみやげ屋さんでは売っていないし、逆に1袋9個入り
という大きさがたたってか、コンビニには置いていない。
ちなみに午前中に寄ったM&Sは自社ブランドモノしか置いていない。

というわけで、フツーのスーパーマーケットに行くしかないのだ。
時間のロスがないように、と事前にネットでスーパーの位置を
確認していたため、難なくお店を発見、
チョコもビスケットも無事ゲット。

↑下がペンギンチョコ。以前N.Yでも見つけたので
 買ってみたが、アメリカ版はパッケージの絵は
 コミック調、味はまずかった(笑)

お知らせ
DQ海外旅行のマンガバージョンが出ます。

4/26発売 『めっちゃ愉快な旅の話』日本出版社
      まるごと旅の話のマンガ雑誌です。

タイトルは「ヨーロッパクエスト」
よりドラクエテイストを強化し、突っ走っております。
よろしくお願いします。

DQ旅行・V&A博物館

2006-04-18 22:50:05 | 
           夕方だというのにこの空の青さ。   
           合成写真みたい。

V&A博物館に着いたのはすでに4時過ぎ。
急いで館内を回ることにする。

と言ってもテート・ブリテンと一緒で、この博物館も
私のお気に入り。何度も来ているから勝手知ったる…
と思いきや、展示方法がかなり変わっていた。

以前は「ファッション」「家具」「デザイン」「ガラス」や
「鉄」と、カテゴリー別に分かれていたので、ピンポイントで
見たいところを回れたのだが、現在は年代別に分けられていたり、
かと思えば「ガラス」「鉄」のコーナーなど、変わらないところも
あったりで、なんだかごちゃごちゃした印象。

おまけに私の一番のお気に入りで、一番楽しみにしていた
宝石のコーナーが閉まっていて、なんと2008にOPENとのこと。
ガッカリ。

そうは言っても、エナメル加工の宝石箱や金箔使いの
彫刻(置物)などが作られる工程を動画で見られるように
なっていたり、見せ方に工夫をしているところが随所に見られ、
それはそれで楽しかった。

それにしてもありとあらゆるものを集めた膨大な量のマテリアルを
見ていると、英国人の収集癖というものを思い知らされる。
大英博物館などは「大英帝国の力を知らしめる」という側面も
あるだろうが、タッパーウェアまで展示しているV&A博物館の
節操のなさ(?)を鑑みるに、やはり英国人は集めることが
好きなのではないかと思う。

そしてそれをタダで(ロンドンの美術館・博物館はほとんどタダか、
寄付程度)公開してくれる気前の良さもすごい。

DQ旅行・電車犬

2006-04-14 20:35:25 | 

次はユーロスターのチケットを受け取るために
Victoriaへ。

地下鉄に乗ったら、電車のシートに犬が座っていてびっくり。
小型犬が飼い主に抱かれているのとか、大きな犬が床に
座っているのとかは普通だが、犬が単独でシートに座って
いるのは初めて見た。

おかしくて思わずふふっと笑ったら、犬の隣に座っていた
飼い主の女性が私に向かって微笑んだあと、「かわいくて
しょうがない」というカンジで犬を撫でていた。


耳なんか掻いて余裕の犬。
周りの乗客が全く無関心だったのもおかしかった。
さすが紳士の国。
ちょっとやそっとのことでは驚かないのだ。

降りる駅が一緒だったのでどうするのか見ていたら、
女性は犬を小脇に抱えて歩いて行った。


Victoriaは大きなターミナル駅だ。周辺にはB&Bも多く、
駅近くのB&Bには何度も泊まったし、鉄道もよく利用した。
一番なじみ深い駅である。「変わりないなぁ~」と
懐かしくなって駅構内の写真を撮っていたら
女性の係員に「写真禁止」と注意されてしまった。
幸いにも「データを消せ」とまでは言われなかった。


↑あまり面白い画でもありませんが…
しかしなぜゆえ撮影禁止?

旅行代理店でチケットを受け取り、諸々の説明を受けた後は
最後の目的地V&A博物館へ。

このあたりからすでに少し朦朧とし始めていたので
「今夜こそは早く寝よう」と心に誓う。
なにせ明日は8時半のユーロスターに乗るために6時には
起きなければいけないのだ。