ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

フランス映画祭~今年のアフリカ注目映画は?!

2015-06-29 07:30:26 | アフリカ映画
フランス大使館とアンスティチュ・フランセが主催する、恒例のフランス映画祭が今年もやってきた。



毎年、アフリカ映画も上映映画にセレクトにされるのだが、ンボテにとって今回の目玉は、何と言ってもワガドゥグ・アフリカ映画祭(Fespaco)、カンヌ映画祭で大きな話題を呼んだ'Timbuku'。そしてその監督、アブデラマン・シソコ監督の来日である。その映画上映と、シソコ監督によるトークセッションが、この週末、二日間にわたって開催された。

ンボテもとても楽しみにしていた。なのになのに。なんと直前まで日程を勘違いしていたのだ。前日にあたる金曜日の夜、とあるレセプション会場。在京モーリタニア大使のンガム氏から「友よ、明日のイベントには行くんだろ?」とのお言葉。そう、シソコ監督はモーリタニア人。大使はその日の遅い時間にセットされたシソコ監督との夕食会に招かれていたのだ。

えっ?!あした?!
ンボテは予定を急遽組み替えて、足を運ぶことにした。


まずは27日(土)。東京・飯田橋にあるアンスティチュ・フランセ東京へ。


思えば十数年前、毎日のようにここへ通い、必死にフランス語を勉強した。そしてその日々があって、今日の自分がある。日仏学院から名称は変わったものの、変わらぬ佇まいに郷愁がこみ上げる。

話題の映画、もし席が取れなければ一大事。早々と足を運び、整理券をゲット!


あれ?気合入れすぎて1番のりだった笑。

ロビーには旧知の仏族アフリカ通の知人が。なんでも雑誌社によるシソコ監督へのインタビューを通訳することになっているらしい。

そうこうしているうちに、在京モーリタニア大使のンガム氏、日モ友好協会の志賀さん、ブルキナファソ大使館のナナ参事官も。みんなで揃ってかぶりつき席を仲良く占拠笑。



さて、この日上映された映画は、彼の旧作'Bamako'。これが相当にトリッキーでユニークな映画。そして日常の中にクリティカルなテーマを据える叙述手法には、シソコ監督の作品スタイルがすでに確立されているのを垣間見ることができた。

映画'Bamako'、本命の'Timbukutu'の映画評、マスタークラス後のトークなどの内容は、明後日以降の記事で順次ご紹介しよう。

(つづく)

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