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【速報】ガボン大統領選挙(3)〜続報・リーブルビルで騒乱が進行中

2016-09-01 15:30:24 | アフリカ情勢
ガボン大統領選挙、その後の続報。

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第一報
第二報

アフリカ時間9月1日朝、事態は悪い方向に進行中。報道によれば、リーブルビル市内では騒乱が継続。野党支持者は国民議会議事堂に侵入し放火した。

他方、1日未明にかけて、シャルボナージュ交差点に近いジャン・ピン候補選挙本部をグリーンベレー(大統領警護隊)を含む治安部隊が攻撃。ヘリコプターによる攻撃も行われたと報じられる。中にジャン・ピン候補はいなかった模様だが、複数の野党幹部がいた。一連の騒乱ですでに2名が死亡、19名の負傷者も発生しているとの情報がある。与党は暴徒による騒乱を「犯罪」であるとし、攻撃の大義としている。

ジャン・ピン候補がRFIの電話インタビューに答え、「ガボンでは50年にわたり同じことが繰り返されてきた。野党は常に勝利してきた。しかし前政権は決して権限移譲を認めなかった。同じように氏族を利用し、権限は一族の手のものとされてきた。この21世紀にあって、もはやこのようなことは許されない。国際社会は今こそ支援を与える時だ。」


国際社会の反応。第二話ですでにフランス、EUの声明に触れたが、フランスは再び声明を発表。両陣営への自制を重ねて呼びかけた。米国はジョン・キルビ報道官が「(フランス、EU同様)投票所ごとの選挙結果を提示することが、国民への透明性確保に必要。また選挙結果の信頼性を検証すべく、再開票を行うべきだ。」と述べた。

事態は緊迫し、予断を許さない状況が続いている。


(つづく)

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