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サッカー大陸アフリカ!(2)〜ワールドカップへの長〜い道

2016-06-26 07:30:32 | アフリカサッカー・スポーツ
サッカーかアフリカかのどちから、もしくは両方を愛する皆さん、ご機嫌いかがでしょうか?


世界中がサッカーモード。ヨーロッパではEURO2016、南米ではコパアメリカが進行中。そんなこともあり、昨日からアフリカとサッカーにまつわるエトセトラをお話ししている。

サッカー大陸アフリカ!(1)〜サッカーに夢みる大地

そして当地アフリカでもサッカーはパスを止めない。


前日6月24日、2018年FIFAワールドカップロシア大会(2018年6月14日〜7月15日)に向けたアフリカ最終予選の組み合わせ抽選がエジプトのカイロで実施された。 最終予選に進出するのは、アフリカサッカー連盟加盟54カ国中の20チーム。このうち5チームだけが栄光をつかむ。

さての決勝はどんな顔ぶれか?

その最終予選の話に行く前に、今回のアフリカ地区予選の仕組みについてご紹介してみたい。



アフリカサッカー連盟への加盟国は54カ国。このうちちジンバブエが加盟経費未払いのため、出場権を喪失。53カ国が予選に参加した。

一次予選は、2015年10月に実施。まずは国際サッカー連盟(FIFA)国際ランキングの下位26チームが13組に分かれてホームアンドアウェーで対戦。通算成績で上回った13チームが二次予選に進出する。そしてその結果、次のように明暗が分かれた。

一次予選敗退(13カ国): エリトリア、ジブチ、ガンビア、ギニアビサウ、レソト、マラウィ、モーリシャス、中央アフリカ、サントメ・プリンシペ、セイシェル、シエラレオネ、ソマリア、南スーダン

一次予選通過組(13カ国): ボツワナ、ブルンジ、コモロ、エチオピア、ケニア、リベリア、マダガスカル、モーリタニア、ニジェール、ナミビア、スワジランド、タンザニア、チャド


二次予選は、翌2015年11月に実施。一次予選を勝ち抜いた13チームと、シード国27カ国(つまりFIFA国際ランキングの上位27チーム)をあわせた40チームで争われる。2チームづつの20組に分かれ、やはりホームアンドアウェーで対戦。通算成績で上回った20チームが二次予選に進出する。

一次予選免除のシード組(27カ国): 南アフリカ、アルジェリア、アンゴラ、ベナン、ブルキナファソ、カメルーン、カーボベルデ、コンゴ共和国、コートジボワール、エジプト、ガボン、赤道ギニア、ガーナ、ギニア、リビア、マリ、モロッコ、モザンビーク、ナイジェリア、ウガンダ、コンゴ民主共和国、ルワンダ、セネガル、スーダン、トーゴ、チュニジア、ザンビア


そしてその結果、勝ち上がったのがこちらの20チーム。残念なことに、一次予選からの勝ち残り組はいない。

二次予選通過組(20カ国): 南アフリカ、アルジェリア、ブルキナファソ、カメルーン、カーボベルデ、コンゴ共和国、コートジボワール、エジプト、ガボン、ガーナ、ギニア、リビア、マリ、モロッコ、ナイジェリア、ウガンダ、コンゴ民主共和国、セネガル、チュニジア、ザンビア


この20チームで最終予選が行われる。最終予選は4チームづつの5グループに分かれて、総当たり、ホームアンドアウェー方式で行われる。そして各グループのトップ、合計5チームだけがロシア行きの切符を手にする。アフリカ社会よろしく、そこには敗者復活のような生やさしい制度はない。アフリカはサバイバルなのだ。


そしてそのグループを決める、運命の組み合わせ抽選が24日行われたのだ。さてどんな組み合わせになっているのだろうか?

(つづく)

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