ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

ガンビアという国(2)~二つのチャームポイント

2014-02-20 07:30:20 | アフリカ情勢
前回に続き、「ガンビアという国」、続編である。

絶対仏語圏主義を標榜するンボテ・ブログがなぜ英語圏の国をそんなに何度も取り上げるのか、仏族の教え「英語圏に魂を売るな」を忘れたのか?・・・というご批判があろうかと思うが、それにはあたらない。ンボテの中ではガンビアは英語圏である前にウォロフ語・ジョラ語圏との整理だ。笑

さて、昨日、ガンビアについて悪く書きすぎた。まあ仕方ない、身から出た錆、煙のないところに・・・である。しかしガンビア、ここでぜひ述べておきたい、はずせないチャームポイントがある。


第一に、ガンビアはヨーロッパ人には結構知られた観光地であるということ。海岸沿いのビーチリゾート、ソバージュで静寂な滞在型コテージ。自然あふれるRiver Island National Park。
(写真:海岸に位置するKololiリゾート)

私が隣国、セネガルに駐在していた頃、知人がガンビアにいたことから、わざわざおいしいと評判のカレーを食べに行く週末弾丸観光ツアーが企画されたことがあった。

またバンジュルでは、ヨーロッパ人の熟女が、若いガンビア人青年と腕を組んで歩くシーンなど、しばしば話題になっていた。なんにせよ、ガンビアは知る人ぞ知る人気観光地なのである。


二つ目は音楽。サバール、ジャンベに代表される太鼓文化は西アフリカならでは。日本人からも太鼓の習得にガンビアを訪れ、滞在したグループが少なくないと聞いたことがある。

私が特にフーチャーしたいミュージシャンは、デュルデー・カマラだ。父にグリオ(太鼓と音楽で祭礼を盛り上げる伝統的演奏家)の血を引く彼は、『リッティ』という、一本弦のガンビアの伝統的楽器の奏者。

イギリス人のミュージシャンでプロデューサーのジャスティン・アダムスとのコンピレーションで、2007年に英国BBCワールド・ミュージック・アワードを受賞。伝統的な楽器とギターのエキゾチックなアンサンブル。音楽評論家のピーター・バラカン氏も絶賛だ。

彼らは2010年10月に来日。渋谷、京都でのライブの他、日比谷の野外音楽堂で開催された'World Beat'でも公演のトップを演じた。ちなみにこのイベント、ンボテも同時出演したコンゴ人ミュージシャン、スタッフ・ベンダ・ビリリの来日の際に、プロモーションのお手伝いをさせていただいた。

(彼らのプロモ映像はこちらからご覧になれます↓)



きょうはガンビアの魅力を政治を離れてご紹介させていただいた。もともとはとてもチャーミングな国。ガンビアの人々にとっていい国になって欲しいと願わずにはいられない。

(おわり)


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