リッスン・トゥ・ハー

春子の日記はこちら

恥ずかしいことないように見えますか5

2006-08-27 | 東京半熟日記
(17)

あっついなか目黒駅に着く。坂のぼってあっつい。体力の消耗。結局ほとんど寝てない疲れ、なれない土地を歩き回っている疲れ、そういうのがどっと混むように流れてきて、さてこれそろそろホテルのほうにいって、どうでしょうちょっと休憩とかしたらええんではないでしょうか、て思い予約したヴィジネスホテルがある東京駅へ。ついに東京駅か~。再び山手線に乗っかり、日曜日の東京はそれでもどこか殺伐としていて、次から次へとやってくるビルディングとビルディングの波に飲まれる。八条口から東へ。いや南かもしれん。電車から降りてとにかく八条口という出口から外にでる。それが私に与えられた使命なのです。八条口地下に商店街があって、レストラン街となっているから、ちょうど昼時、腹はほとんど減っていないけれど、かといって何も食べれないほどじゃないし、梅納豆の分はしっかり動いたから、食べよ。見上げてごらんそこには韓国料理屋があって、申し送れました私石焼きビビンバ大好きでして、じじじじとこげるのを掻き込むのが好きでして、おお、東京ビビンバそれもまた風流、と店内へ入りました。にゅるとした床には韓国の下町情緒、天井に回ります扇風機が送り出すアラビアの風を頬に受け。案内された席に座りまして、メニュなどを広げたわけです。石焼ビビンバはもちろんありますし、いやいろいろございますなあ、音楽がなにいうとんかわからん、まねぴぽらるととときはむにだ、けむにだ、だたぎるるいにだ、と歌ってる韓国人。でたしかに、石焼ビビンバもよいが、長距離移動した疲れ、胃に優しい、クッパなどいかがでしょう。はは、そうじゃの、高級料理サムゲタンクッパがあるか、うぬ、それじゃ。ででて来た。ケンタッキーに使われるような鳥が骨ごと入って御座る。染み渡る、身体に染み笑っていく鳥肉の甘さ、杏がアクセントにつかわれておりまして、卵をふわあと溶きいれて、量も十分、うん、美味い!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿