えむこの小部屋

音楽と写真と自然と・・・・

松尾芭蕉

2010-10-11 16:28:15 | 岩手秋田旅行
           <五月雨の降残してや光堂>


奥州藤原氏が滅亡して500年。46歳の芭蕉は、門人の曽良と2人でここを訪れたのです。


北海道ではあまり見かけません。<彼岸花>


竹やぶも見たことないですねぇ。


   <夏草や 兵どもが 夢の跡>
この石碑は中尊寺の近くの高館にあります。


高館に立ち、眼下に広がる夏草が風に揺れ光る様を眺めた芭蕉は、100年にわたり平泉文化を築き上げた奥州藤原氏の栄華や、この地に散った義経公を思い、かの名句を詠んだのだそうです。

石碑のすぐ近くに高館義経堂があり、
凛凛しい武者姿の源義経公像をお祭りしていました。
眼科に広がる北上川と衣川?を見ておりますと、大昔の戦の光景が目に浮かび、
カメラのシャッターを押すことが怖くなり、早々に退散しました。


三代の栄耀一睡の中にして 大門のあとは一里
こなたに有 秀衡が跡は田野に成りて金鷄山の
み形を残す 先高館にのぼれば 北上川南部よ
り流るゝ大河なり 衣川は和泉が城をめぐりて
高館の下にて大河に落入る 康衡等が旧跡は衣
が関を隔てて南部口をさし堅め、夷をふせぐと
見えたり 偖も義臣すぐつて此の城にこもり 功
名一時の叢となる 国破れて山河あり 城春に
して草青みたりと 笠うち敷きて 時のうつるまで
泪を落し侍りぬ

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