呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

水府自慢10号 純米大吟醸生酒無濾過原酒

2017-12-17 | お酒
年末なので奮発して大吟醸ですよ。

飲み終わった後に気付きましたが、このお酒
『純米大吟醸』『生酒』『無濾過』『原酒』ですよ。
何この数え役満級の品格。
あとは『中取り』あたりが来ると無敵ですね。

という訳で今回は茨城県の明利酒類株式会社さんの
水府自慢10号 純米大吟醸生酒無濾過原酒 です。
https://www.meirishurui.com/





開封。
お。洋梨か青リンゴのようなフルーティーな香りがします。

では戴きます。
ほ!薫り通り青リンゴ風の香りが口に広がります。
で、強い酸味も突き抜けます。
が、甘くない。
飲んだ後には本当に僅かな苦味があります。

物凄く悪い例えをすると、品種改良前の青リンゴの祖先の味
という表現が近いかも(食べた事はありませんが)

これ、もしかするとワイングラスに入れて出されたら白ワインと勘違い出来るかも。
逆にワインよりもクセが無いんですけどね。
大吟醸故か突っ撥ねた所が無く上品なお酒です。

そういえば以前、株式会社相良酒造さんの朝日栄
http://blog.goo.ne.jp/narol/e/78eb50c69d2ea9be7c81e00cdbd2e9af
でもワインっぽいと書きましたが、こちらの方がよりワイン風な感じがします。

・・・まぁじっくり味わうと酸味の陰に米っぽさもありますけどね。

初日のおつまみはチープなチーカマ。
たまに食べたくなりますよね。
ワイン風だからという訳ではないですがチーズもかまぼこも合います。

さらにこれまたチープな魚肉ソーセージ。
うぬぬ、これも悪くない、というか美味しい。
酸味が控え目になり甘みが多少感じられるようになります。
懐が広いお酒だ。


さて二日目。
しまった、お酒の前にコーヒーを飲んでしまった。
そのせいか二日目は甘く感じます。
それでも一番強いのは酸味ですね。

ふむ、二日目に感じた甘さだとワインだよと誤魔化せないですね。
ただ上品さは失われていません。
個人的には二日目の方が好きですね。

あ、最後の最後でほんのり濁りがある事に気付きました。
なるほどラベルにある通りおりがらみでした。
微炭酸もあると書いてありますが、ちょっぴりあるか無いかという程度でした。


今回は単に
茨城のお酒
大吟醸

この二点だけで買ったお酒でした。
が、よくよく見れば上に書いたように純米大吟醸生酒無濾過原酒というまぁ中々どうして
結構なお酒でありました。
そりゃ上品だし旨い訳です。
そういえば値段もいつもよりちょっと高かったなと。
こんな事ならもう少し味わって丁寧に飲むべきでした。
お気に入りにいれる程ではありませんが大変美味しいお酒でした。

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