~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

夢中で読んでいる上橋菜穂子さんの【精霊の守り人】

2014-06-13 07:26:07 | 小説・本
おはようございます。
梅雨の鬱陶しい日々に読書はいかがでしょう。



最近、夢中で読んでいる児童書です。
上橋菜穂子さんの守り人シリーズ。
全10巻あるそうですね。

妹が「とにかく面白いから読んでみて~」
と言うので図書館から借りてきました。



とりあえず1~3作まで借りてみました。
児童書なので活字が大きくて助かります。(笑)
読み始めたら、引き込まれる、引き込まれるゥ~♪ 

児童書なんですが、主人公は30歳のバルサという女性の用心棒です。
バルサの生い立ちゆえの苦悩、そして強さが押し付けがましくなく描かれていて魅力的。

そしてバルサに関わる少年少女へのバルサの接し方にも教育の基本と優しさがあります。
ただ優しいだけじゃない本当に強くて優しい人間とは?という答えを教えてもらえる。

バルサが女性の主人公だから、私はついつい自分を投影して読んでしまうようです(笑)
全然違うし強くも若くもないんですが・・・。

世の中、いつの時代も得てして理不尽なことが起こる。
それでもバルサのように自分の持てる力を尽くして切り抜けていく勇気と知恵。
そんなバルサに歳をとっても教えてもらうことが多いです。

そして、もう一つの魅力は自分が今見えている世界だけがすべてじゃない!
目に見えない違う世界が一杯あって、それぞれの視点で物事が進んでいるんだってことを信じる気持ちになりますね。
自分中心に考えてばかりいる私にはいい薬になります(笑)
 

魅力的な主人公とスケールの大きなストーリーで、自分も世界中を冒険しているようなワクワク感満載の素敵なファンタジーです。
 


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