~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

小澤征爾さんと水戸室内管弦楽団の演奏が素敵でした!

2014-03-29 07:30:40 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

里帰り出産の次女に赤ちゃん(私たちには二人目の孫です)が生まれたので、なんだかんだ忙しく、
小澤征爾さんが水戸室内管弦楽団の指揮をしたコンサートの録画をなかなか観られませんでした。
それでも、何とか落ち着いてきたので、楽しみにしていたその録画を観ました。

小澤征爾さんが指揮したのは水戸室内管弦楽団の第89回定期演奏会です。

以前、宮田大さんのチェロでハイドンのチェロ協奏曲を聴きました。(こちら)
今回は、メンデルスゾーンやベートーヴェンを演奏するのだから、それなりの団員数の規模になるのかなと思っていたのですが、全員そろったところで、小規模な編成のままだったので大丈夫かなとまず心配しました。

前半の指揮は、フランスのコントラルト歌手であり指揮者のナタリー・シュトゥッツマンさん。
もちろん女性の指揮者です。
シュトゥッツマンさんが指揮したのはメンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」と「イタリア」です。
指揮が丁寧で、表情が豊かでした。
また奏者が皆さんうまかったし、管楽器奏者の音も素敵でした。

でも私は正直、「フィンガルの洞窟」での海のうねりや荒々しさを表すにはもう少し大きな編成でないと...という感じは持ちました。

そして、この調子だと、ベートーヴェンもそれほどの重々しさは期待できないかなと心配したのですが、後半の小澤征爾さんの指揮するベートーヴェンの交響曲第4番変ロ長調op.60はなかなかいい音がしていて、さすが小澤さんの指揮だと思いました。

  

半年ぶりにオーケストラの指揮をするという小澤さんは、第1楽章と第2楽章、それから第2楽章と第3楽章の合間には椅子に座って休んでいました。
体調があまりよくないのかなと心配でしたが、第3楽章から第4楽章へは座らずに指揮をしていました。
心配したから余計に感じたのかも知れませんが、その音楽は本当に素晴らしいものでした。


これからも体を大切にして、素晴らしい音楽を聴かせてほしい。そして、素敵な音楽家を育ててほしいなあと思いました。


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2 コメント

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小澤さん嬉しくなりました (yukko&yasu)
2014-03-29 10:44:11
小澤さんが、四楽章を振り切った時ホットしました。大丈夫かなとの思いを持ちながら聞きましたので。演奏後に団員の中を回る小澤さんを迎える安芸晶子さんはじめ団員の皆さんの本当に喜んだ顔を見ていてこちらも嬉しくなりました。次の機会が楽しみです。
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また聴きたいです (narakaze)
2014-03-29 11:59:03
yukko&yasuさんへ
コメントありがとうございます。
小澤さんには体を大事にしていただき、何回も指揮する姿を見せていただきたいですね。
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