~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

クラウス・テンシュテットさんのワーグナー管弦楽曲集

2011-07-16 07:50:05 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

今日はクラウス・テンシュテットさんのワーグナーの管弦楽曲集を紹介します。

テンシュテットさんのワーグナーは以前歌劇「タンホイザー」序曲の時に紹介しました。

私はそのライブ演奏を観て一遍でテンシュテットさんのことを好きになったのですが、CDは1枚も持っていませんでした。

ところが、1ヶ月ほど前、ららぽーとのタワーレコードにテンシュテットさんのCD-BOXが並んでいたのです。

14枚組みで3190円。
輸入盤ということでとても安かったのです。(ネットショップだともっと安いですよ!)

少し躊躇したのですが..
収録されたCDの中にワーグナーの管弦楽曲が2枚含まれていたのです。

テンシュテットさんの来日ライブを観てから、テンシュテットさんのワーグナーのCDも買ってみたいと思っていたので、即購入しました。


購入してから、ここ1ヶ月寝る時はいつもこのCDを片っ端から何回も聴いています。
ワーグナー以外にも結構いい演奏がてんこ盛りでした。
マーラーの「巨人」、シューベルトの「グレート」、R・シュトラウスの「ツァラトゥストラ」などなど。。
いやぁー、このCD-BOXはお奨めです。


さて、このCD-BOXの中のワーグナーもなかなかの好演です。
どちらかと言うと、楽劇「ニーベルング」の指環からの管弦楽曲の方(CD-10)が熱演です。

Great EMI Recordings
CD-10
(1)楽劇『ワルキューレ』~「ワルキューレの騎行」
(2)楽劇『神々の黄昏』~「夜明けとジークフリートのラインの旅」
(3)楽劇『神々の黄昏』~「ジークフリートの死と葬送行進曲」
(4)楽劇『ラインの黄金』~「ワルハラへの神々の入城」
(5)楽劇『ジークフリート』~「森のささやき」
(6)楽劇『ワルキューレ』~「ヴォータンの別れと魔の炎の音楽」
    演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1980年10月6,8,9日
CD-11
(1)歌劇『タンホイザー』序曲
(2)歌劇『リエンツィ』序曲
(3)歌劇『ローエングリン』第1幕への前奏曲
(4)歌劇『ローエングリン』第3幕への前奏曲
(5)楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲
    演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1982年12月15日、1983年4月16,17日


ベルリン・フィルが演奏しているというのもいいです。
ワーグナーの世界、壮大でいながら、ねっとりとした特有の世界が展開されます。
このCDの中では、私は「ジークフリート」の2曲が好きです。
それから「リエンツィ」もいいです。

でもでも、このCDの演奏、テンシュテットさんは結構テンポを動かしています。

ですから、この2枚のCDは熱演で名盤というのは異存ないのですが、
私は先に紹介したワーグナーのDVDのライブ演奏の方がどちらかと言うと好きなのです。
そちらの方が自然なテンポの動かし方ではないかと思います。

ワーグナー管弦楽曲集 [DVD]
    ワーグナー管弦楽曲集
(1)歌劇『タンホイザー』~ヴェヌスベルクの音楽
(2)歌劇『リエンツィ』~序曲
(3)楽劇『神々の黄昏』~夜明けとジークフリートのラインへの旅
(4)楽劇『神々の黄昏』~ジークフリートの葬送行進曲
(5)楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』~第1幕への前奏曲
(6)楽劇『ワルキューレ』~ワルキューレの騎行
    指揮:テンシュテット(クラウス)
    演奏:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1988年10月18日 サントリーホール

こちらも「リエンツィ」はいいです。いや全部いいです!

以前にも書きましたが、演奏の途中で楽譜の台が大きな音を立てて落ちてしまったり、アンコールの時に指揮棒が無くて(控えに持っていってしまった?)素手で指揮をしたりと、アクシデントが重なったのですが、演奏はすごくいいです。
最高に感動します!


以前紹介したオットー・クレンペラーさんのワーグナーの世界は最高だと思うのですが、クラウス・テンシュテットさんのワーグナーもすごいです。
CDもDVDもどちらもお奨めです!


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