Today is a gift.

昨日はヒストリー、明日はミステリー、今日はギフト。
That’s why it’s called a present.

業績の回復

2008年03月13日 23時37分26秒 | お仕事

業績が頭打ち、もしくは低迷して、回復はないだろうと思われた企業が多かった。

そんな、市場で言われていたダメ企業のいくつかが立ち直りつつある。

前回も引用した「孫子の兵法」の九地篇にこうある。

「死地に陥(おとしい)れて然るに後に生く」

兵士に任務を与える際には説明は不要であると。 有利な面だけを告げて、不利な面は伏せておかなければならない。
絶対絶命の窮地に追い込み、死地に投入してこそ、はじめて活路が開ける。 兵士というのは、危険な状態におかれてこを、はじめて死力を尽くして戦うものだ、と。

ここで思い出すのが、韓信「背水の陣」だ。

相手は、20万の軍勢。こちらは1万人。 通常であれば勝ち目は少ない。
そこで韓信は、2000人の兵に伏兵として隠れさせ、「敵が砦を出て我らを攻めたらその隙に砦に漢の赤旗を立てよ。」と命じ、自身の本体は、河を背にして大軍勢に立ち向かった。
敵は、韓信をあざ笑った。「河を背にして戦うなど、兵法をしらないのではないか」と。
怒涛のように攻めてきた。
韓信の将兵は、河を背にして、逃げるに逃げられず死に物狂いで戦い、敵を押し込む。
そして勢いよく戦ったあと、後ずさるようにさっと引いて、またまた河を背にする。
ここぞと思い、敵は、砦を空けて総勢で攻めてきた。
そこを伏兵が砦を占拠して雄たけびをあげた。
韓信の本体は、取って返したように軍を攻めた。
相手は、総崩れになりさんざん蹴散らされてしまった。

戦いの後、韓信が部下にいかなる戦術かと問われて、

「いや、兵法にも、軍を死地におとしいれて初めて生きる、とあるではないか。 それをちょっと応用したのが、この背水の陣じゃ。 なにしろわが軍は寄せ集めの軍勢。 これを生地においたら、たちまちバラバラになってしまう。 だから、死地に置いたまでのこと。」 と。
背水の陣」も「孫子の兵法」を応用したものだった。

必死になれば、そこから何かが生まれる。


組織の信頼

2008年03月07日 23時55分55秒 | お仕事

曲がり角」は誰にでも訪れる。 企業にも訪れる。

そんな予感は以前からあったが、それが目の前に来ていると実感した。

経営トップ自らが組織を信頼できなければ、組織は硬直する。
孫子の兵法に「君子の口出し」という戒めがある。

昔、日露戦争のときの、満州軍総司令官大山巌元帥と参謀長児玉源太郎大将名コンビがあげられる。

大山元帥は、茫洋としてトボケの名人であった。 当時、陸軍きっての智将といわれた児玉大将はかねてから、茫洋たる人柄の大山元帥に心服し、「ガマどん(大山)が司令官になるなら俺が参謀になる」と。 大山は、総司令官に任命されると、この児玉を参謀長に起用し、作戦の一切を任せた。 大山は、ロシア軍の砲弾が司令部の近くに落ちてものんびりと昼寝などを楽しみ、時々、児玉たちが作戦を練っている席に顔を出しては、「今日も戦争でごわすか」などとトボケていたという。 児玉を信頼してすべてをまかせたのである。

実際は、なかなかこうはいかないかもしれないが、少なくとも補佐役の力を引き出せるかどうかは、トップの出方いかんにかかっているといえる。

守屋洋さんの「孫子の兵法」に書いてあった。
まことにそうであると思った次第ですわ。

「補佐役と君主の関係が親密であれば国は必ず強大となり、逆に、親密さを欠けば国は弱体化する。このように将軍は重要な責務を負っている。君主が余計な口出しをすれば、軍を危機に追い込みかねない。」 と。

そんなことを考えながら今日の経営会議を終える。

起死回生の満塁ホームランはあるのか?
めったにない!
「ヒットの積み重ね が着実に点に結びつくのだ。」 と言いたい。

その話を娘に言うと、面白いことを言った。

「わかるわ。 うちの大学病院もそう。 みんな辞めたいとか出て行きたいとか言うのよ。 この病院や大学を愛する気持ちが薄いのよね。 これを熱く語るリーダーが不在なのかもしれない。」 と


ネット販売

2008年03月05日 23時55分55秒 | Weblog
ネットの脅威は昔から語られていたところですが、最近は特に実感があります。
それは、僕も車は2台つづけてネットで探し買ったし、46インチTVもジャパネットタカタで買った。本は、アマゾンだし、辞書がわりにネットを使います。
「まずはネットで調べて行動する」、そんな時代は確実に浸透している。
面倒くさがり屋ほど、いきなり店舗へ出向くような感じです。
販売チャネルの多様化は、どこかのバランスで落ち着くとは思いますが、将来は、この販売チャネルを横断して保持している企業群の戦いになると思っています。
まだまだクリックよりも圧倒的にモルタル(リアル店舗)のシェアの方が強いですが、リアル店舗は、同業と競争し、他業態からも侵食され、バーチャルにいいとこを持って行かれる。
既存店の売上は数%づつますます厳しくなり、どこかの低いシェアの中でやっと落ち着くんでしょうね。
そして、昔は20億売っていた、50億売っていた、などと懐かしむのかもしれません。
しかし、その同業の中でも栄枯盛衰がありますので、それを食い合いながら伸びる企業が出てくるのだと思います。 
ということは、やはり「新しいサービス」「魅力ある商品」「圧倒的な安さ」「余りある付加価値」を出していかないとどの世界でも勝てないということですね。
その結果、これを業界1位企業となって獲得するか、ブルーオーシャンとしてニッチな新興業態企業として獲得するかでしょう。
グローバルな中で、企業戦略企業本質がますます問われ、これが左右する時代だと思います。

ほんでかいよ~宮崎

2008年03月03日 23時55分55秒 | お仕事

宮崎の日曜日は、20℃。 あったかい。

4時間かけてやっと着いた。
ちょっと仕事して、さっそく海へ休憩に行った。

気が付けば、今年初めてのサーフィンではないか。
市内から少し南下して、青島の手前にある木崎浜のポイント。
膝腰の小さな波だけど、久しぶりのおいちゃんには適度かも。

ショートボードはおらず、みんなロングボードの連中ばかり。
僕は、ファンボードなのでちょっと短い。
ロングは、だら~とした波でも沖から波を捕まえられるので、よかね~。
先乗りされて、譲るとなかなか自分に波が回ってこない。

それでも、寒くない。 少し不満でもリフレッシュにはなったかもね。

夜の会では、市内にある4つの事業所から12人が集まってくれた。
「久しぶりに部長がくるので、面白い話でも。」と、
お世辞でないところがちょっと嬉しい。

酒の席で仕事がらみはね、と思いながらマーケティングの話を熱く語ってしまった。
みんなも普段思っていることを大いに話してくれた。
こんなノミニケーションはいいもんだ。

今日は、一転、朝から天気雨。 さらに黄砂まじり。
車は黄色く泥を塗られたようにどろどろ状態。
黄砂に雨は、悲惨だね。 洗車したきた車とは思えない。

それでも、早起きして7時半に一番店へ。
しかし、「あ、いけね。 ホテルに携帯忘れてきた。」
ホテルに戻ると部屋にしっかり置いてあった。8時半。
「あれ、副社長から7時半に携帯がかかってるではないか! こんな朝早くからなんでしょうね?」

出なかった理由は嘘っぽいので、「気が付きませんでした。」と携帯する。
要件は、「連絡を忘れて、朝依頼メール入れたんだけど、パラメータ変更してないのですぐに替えられますか?」とのこと。
「お安い御用で」とすぐに引受け、もよりのネットを探して、メールで担当者へ指示。
お約束の10時までにやっと完了。
それにしても、憎めないけど人騒がせなお人です。 
朝一出力する資料なのに10時再出力を全社指示するんですもの。

りは、高鍋から東九州道を通って宮崎道、そして九州道と乗り継いで、360kmノンストップドライブを敢行。
17時出発で20時半には北九州へ。
途中雨にもかかわらず、ちょっと飛ばしすぎかな。

このへんにして今日は早く寝よ


ストレス解消出張

2008年03月01日 23時55分55秒 | Weblog

弥生1日というのに、スタートはさえない。 (土器は関係ないか)

しかし、明日と明後日は、宮崎へ出張。
車のトランクスペースにサーフボードを忍ばせて行きましょう。

途中1時間休憩ということで、海に浸かってまいります。
夜は、「軍鶏(ぐんけい)」で美味しい宮崎地鶏をいただく予定です。

仕事と趣味を両立させるいい機会だよ。