なもねっと~スタッフBLOG~

岐阜県恵那市/中津川市の地域情報サイト"なもねっと”の編集部から編集後記や日記などを公開しています

いわなの里へ

2007-08-01 15:27:15 | スタッフ雑記
アップ予定がも少し先なのですが、時期的にタイムリーなので取材後記としてご紹介しますね。
避暑にも良い、中津川市付知町の付知峡近くにある、峡(はざま)さんです。

周辺はキャンプ場に囲まれた緑でいっぱいの環境。宮島キャンプ場、本谷キャンプ場などが近く、少し奥に行くと不動の滝があります。

はざまさんは川魚料理がメインの料理旅館。
ここの特徴は、付知川をまたぐつり橋を渡って行かないとお店に行けないというところ。階段状のつり橋というのも全国的に珍しいのだとか。特に坂を下る行きが緊張するんですよ。(歩いていると振動で揺れるため。)ああ・・足がすくむ。。しかも取材当日は大雨でした。同行してくれたweb班の梅田さん半分喜びつつ(?)、そんな早く行かないでっっ、、ゆ、揺れる。。
つり橋←かなりこわい看板・・・

無事つり橋を渡り終え、テラスのテーブルに座ると絶景が広がります。
特にこの位置が人気のテーブルだとか 川は青い かなり涼しい

はざまさんでは、岩魚(いわな)を清流で育てています。
紅葉の時期に卵をとり、冬に孵化させて9ヶ月で4~5センチのサイズに成長するとか。
なので他では考えられない、岩魚の稚魚が料理メニューに出てくるのです。
ただし自然相手のものなので、成長もするし、いつも稚魚のお料理が食べられるとは限りません。どうしても食べてみたい!というそこのあなたは、電話で予約をしてくださいとのこと。

そして、今回企業秘密である、岩魚の稚魚がいるという池をお願いして見学させていただきました。
いわなの稚魚←ほぼ原寸大ですね

さすが池も自然の中の共存のひとつになっていて、稚魚をねらって山から動物たちがやってくるそう。(たぬきやイタチなどです)
staffも知らなかった、「カワネズミ」という動物は池の水管を伝ってやってくる!
動物はよ~く知っている!
「自然だから仕方ない」とおっしゃるはざまの店長、伊藤さんも大切に育てている稚魚がバラバラになっているのを見るとさすがに「食べるなら、食い散らかさないできれいに食べてけっ~!」と思うのだとか(笑)。

試食させていただいた稚魚の唐揚げは臭みもまったくなく、新鮮で美味しかったです。(この4センチくらいの魚のワタもひとつひとつ丁寧にとるそうです。気の遠くなる作業ですよね。鮮度の関係もあるので電話での予約は必須ですね)
店長さんと←貴重なお話し中。店長の伊藤さん

それでも今でもこうして岩魚が育つような水の流れが中津川にあるというのは、ちょっとうれしく、貴重なことだなと感じました。

この夏下呂方面へ移動の方、避暑のお出かけに立ち寄ってみてはいかがでしょう?おすすめですよ。
(帰りのつり橋は上りのせいか行きより大丈夫でした。ただ高所恐怖症の方はやめといた方がいいかも。。)

●いわなの里 峡/はざま
岐阜県中津川市付知町本谷園やじろ橋畔(国道275号、付知峡の信号を付知峡方面へ入り、不動の滝へ向かう途中、看板あり)
TEL FAX:0573-82-2083
営業時間: 11:00~17:00


(なもねっと編集部:山本)

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