俗物哲学者の独白

学校に一生引きこもることを避けるためにサラリーマンになった自称俗物哲学者の随筆。

道路発電

2012-05-22 15:21:18 | Weblog
 太陽光発電パネルを設置すればその下は日陰となる。陽が当たらないので活用することは諦めざるを得ない。だから建物の屋上などの死に場所に設置することが最も合理的と考えられている。
 しかし意外な好適地がある。道路だ。道路は舗装してしまえばその下は死に場所になる。どうせ死に場所になるのならそれを太陽光発電に使えば有効活用になる。つまり道路を太陽光発電パネルにしてその上を透明で頑丈な素材で覆えば道路による太陽光発電が可能になる。強度の問題で車道が難しいのなら歩道だけを使うという手もある。
 電車の軌道も使える。レールと枕木以外には力が掛からないのだから周囲に太陽光発電パネルを敷き詰めることができる筈だ。踏切は車道と同様に強度の問題がありそうだが、踏切の無い路線、例えば新幹線の線路を使えば延々と数千㎞にも及ぶ世界最長の太陽光発電所が作れる。
 こうすれば農家の遊休地のような本来農耕地として使える土地を無駄遣いすることなく発電できる。知恵を出す余地はまだまだ沢山ありそうだ。

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