やみくも着物ライフ

突然着物に目覚めてしまったわたし。細かいことはいいの、とにかく着物が着たい!そんな乙女心を綴ったペイジ・・・

台湾旅行記10

2008年10月31日 | 着物旅(海外)
もう一度フェリーに乗り対岸に帰ってきました。
タクシーが列をなしてるけど、わたしたちはバスに乗ります。
さてバスを待つ間カキ氷でも食べますか・・

台湾はこういうカキ氷屋さんがいっぱいあっていいわぁ


はいバス来ました~
狙いのバスじゃなかったけど、とりあえず街中に帰れそうなので
飛び乗りました。
だんだん動物的感が研ぎ澄まされてきたな~

中央公園で下車して地下鉄に乗り換えました。

ここの駅は無駄に立派です。
エスカレーターの間に滝流れてるし・・・

さて今夜の〆は夜市にGOなのです。
ジモピーに人気急上昇の「瑞豊夜市」めざして巨蛋駅まで地下鉄に乗るのです。

きょのみ?
なんて読むのか分からないのでわたしはこう言ってました。
でもよく考えたら“のみ”っておかしいやん。
これタンパク質の字やん。
じゃあ、きょたん?

きょたん駅から地上に出ると「瑞豊夜市こっち」みたいな看板があって分かりやすい。
「三民家商」って学校の前を通ってどんどん北へ歩いていきました。
しかしこの歩道、穴ぼこだらけで歩きにくいったら・・

「瑞豊夜市」に着きました。
分かりやすい看板ですがぁ~

な・・なんやこのキラキラした感じは


洋服あり食べ物ありゲームありの巨大な夜市で人もいっぱいでした。
でも若い子ばっかです。
人気急上昇ってティーンにってことなのね

食べ物系屋台も若者向けでお肉の焼ける匂いが充満してました。


おいしそうな焼き菓子の屋台は行列してるし、
わたしたちの買える物といったら出来合いの饅頭くらいか?
グルリと一周した後、けっきょく向かいのカフェに入り
ゆず茶飲んで帰りました。

ホテルの窓から北の方向を見てます。



盛りだくさんの一日だったな~








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台湾旅行記9

2008年10月30日 | 着物旅(海外)
放置しておりました
前半戦ずいぶん頑張って書いたつもりなんですが、まだ旅の二日め
四日の日程だったから、まだまだ先は長いのだ・・
がんばろっと。

では、せーの!

鼓山輪渡站(フェリー乗り場)にやってきました。
通勤の帰宅時間と重なりバイクが行列を作ってます。


ほどなく出航。
夕日を見ようとデッキにあがりましたが、この状態・・


街に灯りがともりはじめました。
ホテルのある85ビルがでで~んとそびえてます。


街のどこからも見えるから迷子にならなくていいわ~

わずか10分のクルーズで対岸の旗津に到着しました。
降りたところは海鮮のレストランがずら~っと並んでました。
さて、どこに入ろう

キョロキョロしながら歩いていくと公園に到着。
服を着たままきゃ~きゃ~と水遊びする若者たち。

楽しそうだけど・・・その後どうするんだろ?


さて、お店が決められなくてウロウロするうち、とある店先で
押しの強い片桐はいり似のおばちゃんに捕まりました。

お店の前の魚介類を指差して、食べたい食材を選びます。


貝(海香)イカ(小巻)それと片桐はいりお奨めの謎の生物(海瓜子)に決めました。
あとはどうするのかな?と思ってら、お店のほうで勝手に料理して出てきました。



味付けはさすが中華、どれもおいしいです。
しかも全部で380元です。めちゃくちゃ安い!

お店の人は長靴はいてるし簡易テーブルで、半分野外気分、
とてもディナーとは呼べないけど、新鮮で格安なお食事ができます。
でも食事以外はすべて×。

支払いを済ませればあとは用済みと、片桐はいりは声をかけても振り返りもしませんでした

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宝塚でポールに会う

2008年10月29日 | 着物deお出かけ
お久しぶりです、お元気でしたか?ってわたしが言うことじゃないですね
わたしはとっても元気ですよ。元気すぎて暴れまくってます。

週末はダーリンと宝塚行ってきたの。
取引先からチケットもらったってことで宙組さんです。
いや~何事もふれ回ることですね。
わたしの宝塚好きが浸透して、最近チケットよくもらいます
すごく楽しいステージでした。

で、宝塚行ったらいつも寄るガーデンフィールズ。
木々が色づいて秋の景色の中、気持ちよく歩いているとダーリンが
「やっぱりポール・スミザーがいるんやね」って言いました。

元宝塚ファミリーランドをイギリス人園芸家のポールスミザー監修で
イングリッシュガーデンに作り変えてます。
「ポールがどうしたの?」って聞き返したら、「あそこにいる」

あ!


取材中のようでしたが、目が合ったときペコリとしたらポールもペコリ

「写真撮っていいですか?」
「いいですよ。この格好でよければ・・(スタッフ笑)」
「もちろんです・・ポールさんらしくていいです」

で、このスマイル。

うわ~!なんか感激したなぁ
ポール、秋のお手入れの取材だったのかな?
わたしもそろそろ球根植えなくちゃ


大劇場の帰りにもう一度ガーデンに寄りました。

今夜はハロウィンナイト。
ちびっ子魔女や、キタロウがウロウロしていました。



ガーデンはキャンドルでライトアップされて、とてもキレイでした。

そんな中、狼男やドラキュラがうろうろしてます。
庭師さんたちまで、みんな扮装してるみたいで、
話しかけても「ウオッ、ウオッ」って言うし、おもしろいの。

キャンディライオンマンにお菓子をもらえるとのことで、
暗闇で「トリックオアトリート!」と声かけたら、
大人だと思って通り過ぎようとしたライオンさん、びっくりして
「お・・お子さんだけなんですけどぉ
と、それでもちゃんとキャンディをくれました。

ダーリン
「すみませんねぇ。子供みたいなものですから・・・

夜のガーデンにて。

ちょっとおばけっぽくなりました。
ハロウィンだけに





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わさいフォーラム

2008年10月20日 | 着物deお出かけ
いつもブログに遊びに来てくださる“ひよっこ”さんと
日本和装の「わさいフォーラム」に行ってきました。

まずはお目当ての紋入れ体験。
選んだ型にインクをつけて縮緬地にぺったんこ。
あとは周りの白地を塗りつぶして整えます。

おじさんから叱咤激励されながら筆を持つひよっこさん


この布は袱紗にできるように裏地もいっしょに
いただきました。
自分で縫わなくちゃ・・・

他には染み抜き実演とか、クリーニング1枚1000円とか
お得なサービスがあったのですが、わたしは着物持ってこなかったので
指をくわえてみてるだけ~
でも染み抜き実演は見る見るシミが消えていっておもしろかったです。
あの液体があったら自分でも出来そうだったけど・・ムリムリ



さて、ランチは国立美術館の中のカフェまで移動しました。
歩いててもランチしててもお話は尽きず・・・
雲ひとつない秋晴れの空、お出かけにはぴったりの一日でした。
着物友とのお出かけはやっぱり楽しいな~

平安神宮の大鳥居をバックに2ショット

初対面のふたりとは思えないでしょ
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台湾旅行記8

2008年10月10日 | 着物旅(海外)
台中に戻ってホテルで荷物をピックアップ、
SOGO前のバス停から高鉄(新幹線)の台中駅へ向います。
これも昨日調べておいたのですが、天下の新幹線の案内が
この張り紙だけですよ。
ここでいいのかな~って不安になりますって

「新幹線の接続バスはここらへんで候」と書いてあるみたい。

*この無料シャトルバスは年内で廃止になるようです


台中から高雄へ向う新幹線の車窓です。
とうとう雨が降り出してきました。



高雄の新幹線の駅は市内中心より10kmほど北側の「左営駅」となります。
そこから市内へは今年開通したばかりの地下鉄が便利なので乗り換え、
ホテルの最寄駅“三多商圏”の切符を買って改札へ・・・

えと、どっちの線に乗るんだっけ?と一瞬迷って立ち止まると、
すぐおばちゃんが「どこ行きたいの?」と声をかけてきました(たぶん)。
でも“三多商圏”ってどんな発音か分からなくて、ううっと口ごもると、
おばちゃんは「サンタ?」って聞きました。
あ同じ発音だうんうん!とうなづくと、
こっちよと一方の下りエスカレーターを指差して教えてくれました。
わたしたち結局何もしゃべらなかったのに、おばちゃん、察しのいい人だったな~

ホテルは金典酒店(スプレンダーホテル)、高雄のランドマーク的高層ビルの中にあります。
窓からの眺めがすごい!



さて、一息ついたら早速探検にGO!
ビルの北側にバス停があったので、そこでバスを待ってみる。
高雄の交通情報はほとんど持ってないけど道路は碁盤の目に近いし
何とかなるだろう。

北へ行くバスに乗ってみた。
バスを待ってるとき、わたしたちが小銭入れをゴソゴソしていたので、
いっしょに待ってたおばあちゃんが「要らないよ」と
言った(たぶん)のはどういうことだろう?

バスは繁華街へ向ってどんどん混んできた。
わたしたちの最終目的地は愛河のほうなのでどこかでバスを乗り換えなければいけない。
ちょうど隣に立っていた女子高生に教えてもらって、
わたしたちはここがどこか分からないままバスを降りました。

今度のバス停はほとんどバスが来ない。
待つのが嫌いなわたしたちは、少し待っては次のバス停まで歩き
また少し待っては歩く・・を繰り返しとうとう愛河についてしまいました。

公園のような遊歩道が続いてます。



ここから、旗津(チーチン)という港町に行く観光船が出てると聞いてきたのですが
ここの「愛の船」は上流へ行って帰ってくるものらしいです。
左岸・右岸両方の船着場で聞いてもなかったので、どうやらガセねただったみたいです。
う~ん、高雄の情報は少なくてしかも間違っている・・

では、別の方法に切り替えましょう。
近くの博物館前からバスに乗って鼓山輪渡のフェリー乗り場に行きます。
このバスも運賃箱にカバーがしてありました。

なんで?
なんでバス代要らないの?慈善事業なの?

わたしたちが頭をひねりながら運賃箱の張り紙を見ていると
近くのおばちゃんが「木曜日はただなのよ」と教えてくれました(たぶん)
張り紙には「緑色星期四」と「免除」みたいなことが書いてあった。

台湾では曜日を数字で表すようで、四は木曜日のことなのです。
今日はたまたま木曜日。だから運賃要らないらしいの。
何だかよく分からないけど小銭の心配しなくていいから助かります。
ラッキー

おばちゃんは世話好きのようで、わたしのメモを見て「旗津」へ行くと知ると
わたしたちもいっしょだから一緒に行きましょうと言ってくれた(たぶん)
よかった目的地までスムーズに動けそうだ。














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台湾旅行記7

2008年10月06日 | 着物旅(海外)
思いがけないお祭りのパレードを見られてラッキーだったけど、
爆竹の音でいかささか疲れました。
では今日の本来の目的、古い町並みに行きましょう。
大通りを一本はずれるだけで静かな路地になります。

生活道路にこんな門が出現。
何気に歴史的建造物だそうです。


レンガの塀沿いにハイビスカス、
道端でおじいちゃんたちはおしゃべり・・


南国らしい実のなる木が植えられたお庭。


井戸?オブジェとしてもステキ


廃墟とも思える建物。
夜になったらちょうちんに灯がともるのかな?


突然にぎやかな商店街に出ました。
市場もあります。


その市場の向かい側に有名な「九曲巷」の入り口がありました。
有名なワリに目立たない・・つーか気がつかないよ、こんな路地
何回か人に聞いてやっと探し当てました。



店の間を入っていくの。
え?いいの?って感じです。

強烈な海風を防ぐために、道は狭く曲がりくねってます。


迷路のようですがペンキの矢印があって迷いません。


カメに入ったハス。
レンガの壁にしっくり合います。



路地の上、建物と建物を結ぶ渡り廊下。
ここは十宜樓と言って、風流人が集まって月を見ながら
酒を飲み歌を詠んだらしいです。
 

建物の入口です。


十宜樓からすぐ「意樓」という建物があるとのことでウロウロしてみましたが
見つからず、ちょうど通りがかった奥さんに尋ねてみました。

建築現場のすごく狭い通路を通って連れていってくれたのがここ。
悲恋の話もあるという豪邸だそうですが、今改修中らしいです。



「九曲巷」をどこで出たのか、いつの間にか道は広くなり
住宅街を抜けるとまた突然お店の多い通りに出ました。


そして「龍山寺」に到着。


さて、お参りを済ませるとちょうどお昼。
鹿港の名物を食べたいな~
ではとりあえずネットで評判を耳にした「阿振肉包」へ行ってみよう。

ベビーカーを押した若いお母さんに尋ねて、言葉がよく分からないまま
また「九曲巷」のほうへ・・
そして意外に簡単に見つかりました。

「阿振肉包」

忠孝路に面してありました。肉まんのお店です。
2個ゲッチュ。

これは後で食べるとしてさてどこのお店に入ろうかと
忠孝路をバス営業所の方へ歩き出しました。
そして歩いて3分も行かないうちに、見覚えのあるバスがやってきました。

あ~!中鹿バスと指さすわたし。
通り過ぎながらこっちを見る運転手さん。

まただ・・また今朝と同じ光景・・・

バスは今朝と同じように急ブレーキで止まり、
わたしたちは吸い込まれるように乗り込んだ。
走る必要がなかったのは幸いだったけど、
でも、こんなに簡単にこの街を出ることになって
えとえと・・これでよかったのかな?とふたりで言い合った。

後はお昼ご飯を食べるだけだったんけど、お店の調査もしてないし、
とりあえず熱々の肉まんはあるし、これで充分じゃん
という結果になった。

熱々の肉まんを頬ばる。おいすぅい~
でも、これどこかで食べたことある・・・・

そうそう、これ551の蓬莱とそっくり。
551の肉まんって鹿港出身なのかしら
これからは551食べるたび鹿港思い出すわきっと。









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台湾旅行記6

2008年10月05日 | 着物旅(海外)
天后宮を出て来た道を戻っていくと、突然パパパパパン!っと
何やら物騒な破裂音が響き渡りました。

げげっ!まさか銃撃戦?

一瞬身をこわばらせるわたしに、ダーリンが「爆竹や」と
参道の向こうを見ながら言いました。
急いで並木道を抜けていくと、向こうからにぎやかな行進が
やってくるのが見えてきました。

そう言えば今週末は中秋節だった・・
どうやら今日は鹿港ではお祭りがあるようです。
今まで見てきた路上のお供えや広場の舞台の意味がやっと分かりました。




電飾トラックの行列がやってきました。
博多どんたくみたいです。


トラックの上では神話の一幕でしょうか・・
でも何だか漫画ちっくなんですよね


パレードコースには仕掛け人がせっせと爆竹並べてます。


こんな大きいのも大量に並べてます。
街中地雷だらけ・・


しかし、爆竹をモノともせずパレードは続きます。
鐘や太鼓の若者たち・・


このお神輿は上下にビヨ~ンビヨ~ンと動くの。
どうなってるのかしら?


レディース部隊


かぶりものも来ました。


こんなのも・・・


・・・・・・・


夢中になって写真を撮っていましたが、
とうとう爆音に耐えかねてジューススタンドに逃げ込みました。

耳を押さえてるからジュース飲めない・・

長い長いパレードが終わって通行止めが解除になったのでしょう。
一斉にバイク軍団がやってきました。

通りは爆竹の燃えカスだらけ・・

まだくすぶってます。




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台湾旅行記5

2008年10月04日 | 着物旅(海外)
二日めはバスに乗って鹿港へ行きます。
「しかみなと」じゃないですよ。
「ルッガン」って地元の人は言ってました。

さて、昨日調べてあるので迷わずバス停へ向います。
早く着きすぎて時刻は8時20分。
8時半の中鹿バスがもうすぐ駅を出発するでしょう。

待ち始めて15分・・・まだかな~とそわそわしていると、
それらしいバスがビュ~ンと走ってきました。

まるで止まる気は無いように飛ばしてるので、もしかして違うのか・・
と気を抜いたのが大間違い。
その横腹の中鹿客運の文字が読めたころにはバスはもう目の前でした。

あ~!と指をさす私を運転手が見てはいるが、もう止まれない。
で道に飛び出しバスを見送ると、ブレーキを踏んではいるようだ。

「止まりそう!」
諦めかけているダーリンにそう言って走り出しました。

バスは交差点を超えたところでウインカーを出している。
もう絶対止まるはず。
わたしたちは全力疾走で横断歩道を走ってわたりバスに飛び乗りました。
よかった、予定のバスにとにかく乗れた。

いちおう、滑り出しは順・・・調・・で・すぅぅうぅ・・ぜえぜえ


乗客は数人でした。



市内を抜けるとバスは高速に入りました。
20分ほどで彰化に着いて、ここで一旦バスの営業所に寄り
そこで社員が乗り込みバス代80元を徴収しました。
そして、そこから15分ほどで鹿港に到着しました。
9時半着、台中から1時間もかかりませんでした。

鹿港は中世に栄えた港町でその後衰退して古い町並みだけが残り
今はそのレトロ感が静かな人気を呼んでいるという。
海辺の静かな老街を想像して楽しみにしてきました。

ところが・・町の目抜き通り中山路を行くバスから眺める町は
なかなかの繁華街なのです。
に・・・にぎやかだ

龍山寺と書いた停留所で観光客風のおじさんがさっさと降りていきます。
わたしたちはどこで降りたらいいのか分からないので終点までのりましたが、
街の中心部のバス営業所でとまりました。
帰りはここから乗ればいいのね



さて、とりあえず天后宮に行ってみますか。
ろくな地図ももたないのですが、鹿港は小さい街で
両端にある天后宮と龍山寺のあいだ1kmほどに
この街の見所があるらしいのです。

カラフルなちょうちんのお店。
ちょうちんもそうですが、仏具のお店がけっこう多かったです。


一軒一軒ごとに、こんなお供えがありました。
この後で分かりましたが、今日は中秋節のお祭りだったんですね。


中山路の先には電飾のアーチがあって並木通りになります。
どうやらここから天后宮の参道のようです。


参道を抜けると丸い広場に出ました。
広場の真ん中にステージが設営されていて、今日は何かあるのかな~


天后宮の立派な楼門をくぐると
それまでのギラギラガヤガヤの喧騒とは隔離されます。


本堂はすばらしい装飾細工で飾られ表面はくすんで黒光りし、
見るからに歴史のある木造建築でした。
もしかして台湾で最古の天后宮がここなのかも?

台湾の神社は本堂の裏にも神殿がある二重構造になってます。
もちろん後ろも回ってみますが、台湾の人はたいてい右側から入っていくようです。
ダーリンはちゃんと台湾の人と同じようにお参りしてます。
わたしは気の向くまま左から入ったりもしますがこれって運勢悪くなるのかな?

今回も左から入りました


奥の宮はたいていの台湾の神社のように鉄筋コンクリートでした。
赤と金の間長居はできません・・


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念願のお茶室拝見

2008年10月03日 | 着物deお出かけ
佐川美術館のお茶室に行ってきました。

ここのお茶室の見学は一ヶ月前からの予約制で
1日50人しか受け入れず
しかも全国から電話が殺到する難関なのです。


常設展示は軽くスルーしてお待ちかねのお茶室ツアーへGO
ロビーに集合したのは妙齢のご婦人ばかり10人です。
係りの人に連れられ、いつもは柵のしてあるお茶室の入口に入りました。

待合は水中にあります。
そして水面に出て岩と水の中に茶室があります。
とにかく斬新な設計。
あ、設計は楽家の15代めさんだそうです。
常設にお茶碗の展示もありますがその作風も斬新の一言です。

お茶室から外を眺めると水面にがまの穂の一団が秋の風情でした。
これから冬枯れて、早春には刈り取り、春は芽吹き、夏は新緑
季節を変えてまた見てみたいと思いました。

白髪の颯爽としたご婦人は横浜から、かなりご高齢のお母さんとその娘さん
は東京から来られて今日は京都にお泊りだそうで、
みなさん遠くから来られてるみたいでした。

お茶室ですからもちろん水屋とか厨房もちゃんとあって
お茶事ができるんですが、ほとんど使われてないようです。
わたしたちと入れ替わりに取材の人たちが出て行ったので、
ここはやっぱ鑑賞用お茶室の位置づけなのですね。

とにかくすごかったです。









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台湾旅行記4

2008年10月02日 | 着物旅(海外)
台中で一番楽しみにしていたのは、茶芸館に行くことです。
そのためにここに来たと言ってもいいくらい。

茶芸館発祥の地ということで、台中には個性的なお店が多いのですが
わたしが写真見て一目で気に入ったのがここ「無為草堂」

古民家のたたずまいで敷地の中央に鯉のいる池があり、渡り廊下が囲んでいます。
日本のような・・中国のような・・懐かしい風情でもあります。


この雰囲気にはやっぱドレスアップして行きま~す。


と言っても酷暑の台湾なので、琉球紬と半幅帯で浴衣風です。


水曜日と土曜日は夜の8時から古典楽器の演奏があります。
もちろん調査済みなので、水曜の8時狙いでこの旅行スケジュールを
立てたんですよ。

目から耳から、雰囲気サイコー

最近の日本の曲が多かったです。


そしてそして、お食事を楽しみます。これはダーリンの鍋定食。


わたしは、街歩きのアチコチで食べたおやつが利いてるのでおつまみ程度に・・


待ってました!お茶のお点前。




最後にお店を一回りして着物パレード。
個室でお茶を飲んでたお客さんたちが、わざわざ出てきてみてました



ダーリンはやっぱり鯉に餌をやる。


「無為草堂」
若い店員さんたちがみんな感じいいです。
サービスがいいと言うより、性格がいい気がします。
とても暖かい気持ちになるお茶屋さんでした。

お茶葉買取とお食事で1100元でした。
カード使えます。
お茶は持ち込みもOKらしいですよ。

場所は公益路と大燉路の交差点で公益路側に入り口がありますが、
けっこう控えめなので見逃してしまいそう。
ホテルからタクシーで100元ほどでした。
帰りもお店から呼んでもらいましたが、
わざわざクルマのドアを開けて見送ってくれて感激しました。

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台湾旅行記3

2008年10月01日 | 着物旅(海外)
さて、ここからは台中観光モードです。
女子高生が集っているジューススタンドで杏仁茶をテイクアウトして
とりあえず駅前の目抜き通りを歩いてみることにしました。

しかし・・
ここはゴーストタウンか?
よく見れば駅周辺一帯すたれた雰囲気に包まれているのだ。
駅正面だけがかろうじて体面を保ってるという感じ・・

崩壊しそうな無人ビル。


じつは台湾中部は99年にM7以上の大地震が起きているんですね。
震源地に近い台中はかなりひどいダメージを受けたようです。
日本統治時代に築いた駅周辺の町並みは荒れるに任せて、
最近はSOGOのある中港路あたりが市の中心になっているようです。


30分ほど歩いて「中華路夜市」にやってきました。


まだ時間が早くてどの店も準備中でした。

どんな店があるか覗きながら歩いているうち、おいしそうな水餃子の屋台を発見。
注文していいのかな~と覗いていると、滑らかな日本語で声をかけられた。
台湾でよく遭遇する日本語のできるおばあちゃんでした。

話が弾んで、おばあちゃんに薦められるまま、
この屋台で水餃子と酸辣湯(サンラータン)を食べることにしました。

準備してる人に声をかけてわたしたちの注文をしてくれる。
おばあちゃんはお店の人では無さそうですが・・
わたしたちの注文が届くとどっかへ行ってしまいました。



台風が近づいているので、やたら蒸し暑い。
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台湾旅行記2

2008年10月01日 | 着物旅(海外)
38分で到着。
台中の駅は空中に浮かぶ巨大な駅でした。

長いエスカレーターを降りてくると、タスキをかけたお嬢さんが
バラの花をプレゼントしてくれました。
そう言えば、今年、台中は大々的に観光キャンペーンを
行っているとどこかで読んだ気がします。

この駅は在来線の烏日駅と接続しているようです。
台中へは電車で行ってもいいのですが、
高鉄(新幹線)の無料シャトルがちょうどわたしたちの泊まる
ホテルの近くに行くので迷わずバスを選びました。

乗客のほとんどがバラの花を持っていました。


20分ほどで街に入ったので運転手にSOGO前で降りたいと言い
(SOGO!SOGO!と連呼しただけ
間違いなくおろしてもらいました。


お泊りは全国大飯店、前の公園から見上げる図。

日本人客の多いホテルでした。


さて、明日は老街(古い街)のある鹿港(ルッガン)に行く予定なのです。
どういう交通手段で行ったらいいのかフロントで聞いても分からなかったので、
自分たちで突撃取材すべく街へ出かけることにしました。

ネット調査によると、金典酒店(スプレンダーホテル)前のバス停から
鹿港へ直行する中鹿客運のバスに乗れるらしい。
金典酒店はSOGOの道を挟んで向かい側なので、
行ってみたけど乗り場の看板も無いし、時間もよく分からなかった。

じゃあ台中駅に行けばバスターミナルがあって詳しいことが分かるかもしれない。
それに、第2案として電車で行く方法も考えてたので見学がてらに、
SOGO前から駅へ行くバスに乗ってみることにしました。
ちょうど来たバスの運転手さんにステーション?と声をかける。

乗れ乗れというように手まねきしてくれた。よかった。
ふたりで乗り込んでとりあえず一番前に座って
運賃箱を探してキョロキョロ・・
バスは目抜き通りを走り10分くらいで駅についた。

わたしたちが小銭入れを開いて「いくら?」とポーズを取ったら
なんと運転手さん、いらないと手を振ったのです。

なんだか分からないまま、シェシェとバスを降りてあらためてバスを見ると、
このバスは台北からの長距離バスだったどうりで運賃箱が無いわけだ。
運転手さん、不慣れな外国人だから親切で乗せてくれたのね


台中駅はレンガ造りのレトロな建物です。


駅をウロウロ歩いていると改札口の横に観光案内所を見つけました。
入っていくと若い女性(というかほとんど学生に見える)がふたり、
うち一人は英語がじょうずで「鹿港に行きたい」と言うだけで
中鹿バスが毎時ジャストと30分に出ていて、台中で何箇所か止まった後は
ノンストップで鹿港に1時間で到着します、と教えてくれた。
金典酒店の前のバス停の位置も地図に書き入れてくれた。
完璧

こんなに的確な情報が得られると思ってなかった。
子供みたいなお嬢さんだったけど、仕事ぶりは
バリバリのキャリアウーマンでちょっと驚きました。
期待以上の成果で感謝しつつ席を立つ。

ついでなので駅裏の中鹿バス営業所へ立ち寄ってみた。
駅の前と後ろでは雲泥の差だった。なんか廃れてる・・
ほんとに台湾第3の都市台中の駅なのか?というくらいショボかった。

「中鹿バス」はミニバスだった。










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