やみくも着物ライフ

突然着物に目覚めてしまったわたし。細かいことはいいの、とにかく着物が着たい!そんな乙女心を綴ったペイジ・・・

居敷あて完成

2006年07月31日 | 手づくり
さて、先日お尻の重さに耐えかねてビリっと破れた紗の着物、
なんとか縫合手術に成功したので、今度は強度を高めるために“居敷あて”をつけました。

居敷あては、透けない着物ならお尻のところだけにつければいいのですが、
紗ですと透けて見えるので、後ろ全体を覆うように付けなければいけないようです。

素材はどんなのがいいのかな?
着物屋さんにズバリ“居敷あて”が置いてあると聞いたので
さっそくどんなものか見に行きました。


72cm×130cmの大きさにカットされた布でした。
綿35%ポリエステル65%・・・これでいいのだろうか?
お値段1365円(これは満足)

これ一種類しかないので、迷うこともなく購入し
さっそく付けてみることにしました。

部屋に広げると・・・「あ゛!こら、どきなさい

意外に広範囲にわたってつけるのですね。
ほとんど裾よけくらい足を覆うことになりそう・・・


猫と戦いながら、何とか完成しました


黄色い線を縫いました。
脇は縫い線が見えないように縫い代のところへつけてます。
背縫いは縫わずに、一番下一箇所だけ留めています。

明日着付け教室へ着ていきます。
どうか破けませんよーに
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週末のお出かけ着物

2006年07月30日 | 着物フォト
梅雨が明けました

この週末、昼間は庭の手入れで肉体労働、
夜はおめかししてお出かけというメリハリのある生活でした。

昨年、庭師の方の剪定講習に参加してから、庭木のお手入れを自分でしているの。
ハシゴに上って剪定鋏で枝を切ったり、のこぎり使ったり・・
大規模な生け花をしているように、けっこう楽しんでます。

ダーリンは講習を受けてないので出遅れた感じでしたが、
今年はわたしよりやる気満々で、朝7時に気がつくともう庭に出ていました。

夕方・・と言っても4時ごろ、作業を終えてシャワーを浴びたら
今度はグッとドレスアップして出かけます。
昼間は汗みどろで作業服、夜はおすましで着物このギャップがたまらないわ


紗の着物でお食事に・・

ホントは青い紗を着たかったけど、破れちゃったので黒です。
帯は、献上柄のような透かし模様のある八寸なんですが、
この組合せはあんまり良くなかったわ・・


こちらは、ミュージカルを観にいった麻の葉の着物


帯は絽ですが、芯が入ってるので暑いの


久しぶりに劇団四季観にいきました

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不死鳥のように・・

2006年07月29日 | 手づくり
で昨日の破れた着物のことですが、なんとかよみがえりました。
まだまだ瀕死の状態ですが・・


ピンクの線で縫いこんであります。
引き裂かれたところは、千鳥がけならぬミミズの悶絶縫いで
あっちとこっちを無理やり縫合しています

だから、裾幅が短くなってるでしょ。
黄色い線の長さが違うのが一目瞭然です。
ぬはは
破れたとこだけしかほどいてないのね。
少し大目にとって、なだらかに縫うって手間はかけられない性格なのです

さて、みなさんから指摘があった「布が全体に弱くなってる」という問題、
たしかに、点検してみると横方向の力が加わると破けやすそうなのです。
特に心配なのはお尻の部分。
ここにダイナマイト級の重量がかかるのよね

で、“居敷あて”なるものをつけようと思います。
透ける着物なので、後ろ全体に縫い線に沿ってつけなければならないと思いますが、
その素材って何を選んだらいいの?
ネットでいろいろ調べたけど、ぜんぜん情報がつかめません
紗の居敷あてには何をくっつけたらいいんですか?

それとどこを縫うんですか?
まわり全部?背縫いのとこは?

わからないことだらけです。へるぷみ~



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あねさん事件です

2006年07月28日 | 手づくり
お茶のお稽古中、事件発生です

昨年のお盆に、奈良の燈花会(とうかえ)に行ったとき、
奈良町の「紗緒」で買った紗の着物を今日はじめて着ました。
わたし好みの青い縞で、その縞が途中で消えてるとこが矢羽みたい見えて気に入ってるの。

今日もあまりに暑いので、お太鼓じゃなくて簡単に半幅を結びました。
リボンの結び目にタレを巻いただけの即興結びです。

で、何がわたしに起きたのか?と言えば・・
「今日も古典的な感じの着物ね」と先生やみなさんがお話される中、
わたしは弘法市や古着屋の話などしながら、お点前をしていました。

で、何度か立ったり座ったりして最後にどっかり座ったとき、
お尻のあたりでビリビリっというやば~い感触があったの。

お点前中は、いっさい着物の裾とかに手をやったりしないので、
座るとき裾が乱れてても直したりできないのです。

突っ張れた布地の上にどっかり重たいお尻を下ろしたものだから、
劣化した生地が裂けてしまったみたいなのです。
ど・・どうなってるんだろ・・

しかし、何事も無いようにお点前を続ける。
無事終わり退出。
急いで着物チェ~~~ック

こんなん出ました~(ちょっと懐かしいフレーズ)


着物の裾の背縫いの下側15cmほど破れてます。
びえ~ん
明日、これ着てお出かけしたかったのにぃ


でも、こんなんどうやって直すのでしょう
てかわたしで直せるの?

紗だから当て布なんかしたら、破れてま~すって宣伝してるみたいだし・・
いっそ裾切っちゃおうか?

あ~んこれ、どうしたらいいと思います。





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日本和装ランクアップ教室

2006年07月27日 | 着付け教室・展示会
レギュラーの授業15回を卒業した人対象にランクアップ教室ってのがあるの。
わたしも申し込んだけど間際まで通知が来なくて、抽選もれかな?と思ってたら、
なんと前日にはがきがきました。
ギリギリすぎやっちゅうねん!

授業は全部で5回。
たった5回のうち1回はしっかりセミナーが入ります

申し込み時に、セミナーには参加するかの意思を尋ねられました。
「行きません」と言ったら、抽選にもれたのでしょうね。
もちろん「行きます」と答えました。

クラスは11名です。
なんと半分は、この春からレギュラーを受けて終了したばかりの人たちです。
先生も持ち上がりみたいで、すでにワールドが出来上がっているようでした。

さて、今日は自己紹介のあと、セミナーのお金の集金がしっかりあり、
そのあと今までの復習をかねて、二重太鼓と半幅帯を結びました。

袋帯なんてもう1年以上も結んでない。たしかあれは・・
そうだ、日本和装の終了パーティだったわ、去年の3月だっけ?

それでも、悩みながらも何とか結べました。

タレが長めだけど、なんとかクリアー、
「きれいに結べてますよ」とどうやら合格のようです

他の方はすでに忘れている人が多く30分近くかかってやっと全員出来上がった。
やっぱり、習っただけでは身に付かないのね。
春から継続してる人たちは、先生に「つい最近テスト受けたんでしょ」と言われてました・・

次に、半幅帯を結びます。
貝の口と文庫です。
これはもうお手の物ほとんど半幅生活なんだもん。

だけど、先生のやり方は見たこともない不思議なやり方で、
わたしはついていくのに精一杯。
先生は自分の好きなようにすればいいとおっしゃるけど、
今は、新しいやり方も覚えてみたいのでがんばってみよう。

復習が終わったので、片流れとリボン返しを教えてもらって
本日時間となりました。
来週は、あとふたつほど半幅のアレンジを教えてもらえるらしい。


いちおう今後のスケジュールは

第2回 着付けのコツ
第3回 変わり結び(角だしなど)
第4回 帯セミナー
第5回 他装(人に着せる)のポイント

となってます。

授業のあと、春組さんたちはさっさと消えてしまいましたが、
残った人に声をかけて、4人でお茶しにいきました。
また新しい着物友ができたらいいな~





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居内さんのクレーム対応

2006年07月26日 | 着物あれこれ
今日は、ネットショップの買い物でトラブルが起き
その良心的対応に益々ファンになってしまったお話なのです。


着物のネットショップ“ごふくやさんドットコム”で、ふかふか鼻緒下駄を注文したのが6月はじめ。
納品には40日かかりますの言葉どおり、7月半ばを過ぎてやっと出荷のお知らせがきた。

待ちに待ったふかふか鼻緒下駄普通の鼻緒より太いのでとてもかわいいのです。
ちょうど祇園さんの最中に届くとあって、宅配が来るのを待っておニュー下駄で出かけようとしていました。
そしてピンポ~ン



さっそく取り出すわたし。
しかし・・・

なんだこれ?

台の上面はきれいなんだけど、サイドはこの通り・・
塗りを急いだせいだろうか仕上げが汚すぎ



まあ油性マジックの魔術師なごみの手にかかれば、目立たなくすることなんざ
朝飯前なんだけど、新品で買った商品なんだからそれってないよね。
とりあえず、宵宮はいつもの下駄で行ったけど心はどんより暗い



次の日、リビングに置いてある梱包し直した下駄を見てどうしよう・・と悩む。
そっと覗くと夜中に小人さんが出てきてきれいに直してくれている!
・・はずもなく、あいかわらず剥げ剥げのままだ。

このままじゃダメだ。
やっぱ、何か言わないといけないよね
でも、なんでこんなに悩まなくちゃいけないんだ
もう2度とネットなんかで買い物しないぞと思う。

しかたなくメールを送った、上の写真を添付して。




二日後、電話がかかってきた。
聞き覚えのある、訛りのある声だった。

船場のお店に行った人ならご存知と思うが、店員さんの中にひとり
関西以外の訛り、よく分からないけど東北もしくは沖縄・・で話す人がいる。
低姿勢で愛想よく、人柄の出てるその話し方でファンも多いんじゃないだろうか。

その人が電話の向こうで平謝りしている。
すぐに新しいものをお送りしますとのことだった。
ただし、今回の塗りは完ぺきなものがなくどこかしらムラがあるとのことだった。
塗り屋さん、たくさんの受注に四苦八苦だったのだろうか。


で、新しい下駄届きました。
前のに比べたら、ぜんぜんいい出来です。

前のは返品しなくていいから、同じものが二つになりました

約一週間、リビングに腫れ物のように誰も触れずにいた下駄が、
今は小雨でも平気で履ける下駄となって活躍してます。
(もちろん黒マジック技あり
わたしがションボリしてるのを、黙ってみていたダーリンもホッとしているようでした。

ちょっとトラブったけど、その対応がとても良心的で
「やっぱり人気のネットショップだけあるわ」と感激しました。
着物女子に圧倒的支持を受けてるのは、デザインもさることながら
こういうきめ細かい対応なんだなと思います。






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浴衣でミシガン後編

2006年07月24日 | 着物deお出かけ
続きでございます。


ミシガンという船の名前はアメリカのミシガン州からきています。
子供の冒険小説「トムソーヤー」もここで生まれたそうです。

だから、船は外輪船でレストランやカフェにはトムやハックやベッキーと言う名がついています。
外輪船っていうと、TDLに大きなものがありますね。
でもあれは動きません。
このミシガンはもちろんちゃ~んと動きますよ。

船の上ではカントリーウエスタンなショーがあります。


ちょっとお子様向けだけど、楽しいショーです。

センエツではございますが、わたしも参加しました。

洗濯板をブラシでこすってます。


しかし、音が鳴ればはじけたように踊りだす、ラテンなわたしを誰が止められようか・・

動きすぎ・・・
苦心の作の髷から飛んでいった“えせべっ甲櫛”を司会の人が拾ってくれました


ショーが終わったらいよいよ大津港へ帰ります。
水際のホテルでは、花火のショーが行われてます。
デッキでダーリンとロマンチックに眺めていると、さっきのショーの女の人が声をかけてきました。

花火会場から灯りの灯った1隻の船が出航して行きます。
「イカ釣り船がきた」とわたしが言うと、彼女はすっころんでうけてました。
「び・・びわ湖にイカっすか・・」

こういう爆笑問題大田風の会話は、わたしのテンションが上がってるときにポンポン飛び出す。
今夜は、久しぶりにいっぱい電気が灯ってキラキラしたのを見たし、
踊りまくったし、もうわたしのゲージの針は振りきれてます

彼女は最初驚きながらもさすが芸人、いやショーレディ、いっしょにあわせて
さながらお笑い芸人コンビのようです。

「あの船チビのくせに一番丸って言うんですよ、もうすぐここ冷やかして通るんです」
と彼女がいうので、追いついてきた船に向ってお~い!お~い!と手を振った。
向こうの船のデッキの上になぜか番傘の軍団がいて、その中からフラッシュがバシバシ焚かれる。
フラッシュは届かないって・・・


女ふたりで盛り上がってるもんだから「ふたりでやってて・・」とダーリンが逃げようとするので、
彼女と「3人でやろうよ」と引き止める。
「もう着いたから」
気がつくと、とっくに船は港に接岸しみんな下の階へ移動してました。


「いや~ぁ最後にお話できてよかったです。師匠!またよろしくお願いします!」
と彼女に送られ他のショーの人たちにも手を振って見送っていただきました。

2時間半の船の旅、とっても楽しかったです。
こんな企画をしていただいた「和蔵」さんに感謝です。
しかも、わたしたちぜんぜんお得意様じゃないし・・・
和蔵さんは「着物を着る習慣をつくる協議会」というNPO法人に参加されてるようです。
どうりで、展示会がらみじゃないと思った・・・

なお、7月8月は浴衣を着ていれば乗船料半額になるそうですよ。


さて最後になりましたが、わたしが今日目に留まった人の着姿を紹介する
「なごみ目線」のコーナーで~す
どんどんどんぱふぱふ~


まずは、着こなし上手さん


おばあさまとお孫さん?もしかしたら、お師匠さんと生徒さん?
歳の差の大きいおふたりですが、共にレースを襟元にあしらってらっしゃいます。
半襟代わりじゃなくて、掛け衿にかぶせるような付け方です。

左の方の帯は涼しげな白にめだかが泳いでいます。
右の方は、結んだ文庫の上に帯締めできれいな細工を作って飾ってらっしゃいました。

右から3人め、すっきりした立ち姿の白い浴衣の人。
こちらは、わたしの好きなタイプの浴衣です。


今月、何かの記念日がある人は前に出て祝ってもらえます。
この人は誕生日だったかな?

最近、白地浴衣が気に入ってます。
できれば古典柄の藍染・・・それも白勝ちのほうが好みなのです。
この方の浴衣の柄は古典ではなさそうですが、雰囲気が好きです。

そして、最後に紹介する方たち


着慣れた感じのおじさんたち、
最初みたとき、業者の人かと思いましたが・・
別に目立った行動をしてるわけでもないのに、気になってしまうおじさんたちでした。


さて、せっかくダーリンが浴衣を着たというのに写真が無いんです。
船の写真係の方が撮ってましたが、当然有料なんで買ってませんし
和蔵の店長さんも撮ってくれたけど、メールで送って!といえる立場でもない。

残念と思っていたら、ミシガンの公式サイトでわたしたち発見!
スタッフレポートに今日のYUKATA DE MICHIGANのレポートがもうアップされてました。



ちっさ~

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浴衣でミシガン前編

2006年07月24日 | 着物deお出かけ
少し前、新聞のイベント情報で「YUKATA DE MICHIGAN」という記事をみつけました。
7月23日、浴衣着た人は先着100人ミシガン乗船料が無料になると言うもの。
大津には有名なうなぎ屋さんもあることだし、ここ
じゃあ土用の丑の日はふたりで浴衣着て大津で遊ぼうって密かに計画しました。

「土用の丑は浴衣着てね。ミシガンただで乗れるみたいやし」
ダーリンに通告した。

さて新聞掲載から半月ほど経過した昨日の当日、わたしはすでに記事のほとんどを忘れてしまい、
とにかく浴衣着て夕方にミシガン乗り場に行けばいいことしか記憶がありません。

夕方って何時だろ?・・・たぶん5時かな?
先着100人てことだから、とりあえず4時半にミシガンのチケット売り場へ行ってみました。
窓口の人は、「はて?」と首をひねっている。
もともと半信半疑のわたしはうろたえる
するとお局様が登場し、「ああ、和蔵さんのイベントですね」と教えてくれた。
着物屋さんのイベントなのか・・・

予約はその着物屋さんがまとめてるらしいので、そちらに連絡してくださいと言われた。

クルマに戻ってダーリンに「着物屋さんの招待らしい・・」というと
あいかわらずの私の詰めの甘さにゲラゲラ笑った。
で、このまま帰ってもいいけど、ダメもとで電話してみることにした。
すると「今日は雨でキャンセルの方もいらっしゃいますので、どうぞ」とおっしゃる。

しゃ~!どうやら乗れそうだわん

出航は6時半なので、それまでお寿司でも軽くつまみたいと、
西武百貨店の近くの「長次郎」っていう回転すし屋さんに入った。


時間になって、乗り場は浴衣や夏着物の人がいっぱい

でも、あいにくの雨なので100人はいないようです。


いよいよ乗船します

今日は絹紅梅を襦袢ナシで着ています。


大津港を出航した船は、次の大津プリンスホテルへと向かいます。

トワイライトに灯りが灯りはじめました・・

他のお客さんは船内レストランの予約を入れているようで
ほとんどの方が1階のトムソーヤレストランに向われました。
食事を済ませて乗船したわたしたちは、船内散策のあと2階のハックルベリーカフェで乾杯



セルフタイマーで記念撮影・・バーテンさんが笑ってました

(ダーリンの髪の毛を増やそうと写真加工ソフトで頑張ってみましたが・・・失敗

ついでに写メールを息子たちに送る「ご両親は浴衣でミシガン乗ってま~す」
数分で次男より返信あり
「テスト勉強中のオレへのあてつけか、このヤロウ」


意外にも長編になりそうなので一旦ここで切りますね
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揺れるキラキラ’s

2006年07月23日 | 着物ヘア
今日は浴衣イベントに参加してきました。
浴衣でディナー船に乗ったんですよ。

今日のわたしのテーマは「キラキラ
あいにくの雨で星空は見えなかったけど、わたしが星の代わりを務めました


今日の髪型はガンバったと思いませんか?
夕べ丸髷の結い方をネットで調べて、鏡の前で一時間ほどコネコネとこね回し、
こりゃ~無理だわと当然すぎる結論に達した後、編み出したヘアスタイルです。
激戦を物語るように、足元は抜け毛が累々としていました・・

100均のえせべっ甲櫛の下には、昨日買ったマトメージュのおまけだった
ガラスのハートがついたヘアピンをつけてます。

今ならこんなおまけが付いてるよ。



そして、反対側
・・・(ピンボケすぎるっちゅうねん


本日初登場のキラキラのかんざしをつけてみました。
買ったままお蔵入りしていたんだけど、ついに日の目を見ました。


そして足元はこれ!


鼻緒に何か付いてるでしょ?
見える?
これは、初詣で買ったお守りのストラップです。
薄水色のガラスの犬がついてます。


そして、へこ帯には



ネックレスを無理やりぶら下げてます。
最初は上のほうだったのに、かえる頃はずいぶん下がってました。


どのキラキラもわたしが動くと揺れるの

キラキラちゃらちゃらとびわ湖大津港にやってきました。
浴衣着た人が集まって船の旅に出発です!

でも、ちょっと眠いので続きはまた明日ね。





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すだれで夏気分

2006年07月23日 | 雑談
急に思い立って、昨日「すだれ」を買ってきました。
今朝からダーリンと取り付け作業・・・と言っても私は現場監督よろしく
もっと上!とかちょっと左・・とか言うだけですが

すだれの梱包を取り外すと、酢の匂いが鼻をさしました。
よしの消毒に酢を使ってるのでしょうか?

「青色酢酸カーミン溶液の匂いがするね」
昔、理科の実験でこんな名前の溶液無かったでした?
ちょっと賢そうなことを言おうとしたのですが、「なんじゃそれ」で片付けられました。


さて、すだれひとつで、サッシの窓にも和な雰囲気が出来上がりました。




わたしが生まれ育った家は、築100年は建っていてそれはそれは古くて無駄に広い家でした。
今では古民家がブームになって、洋風の家よりお洒落なイメージがありますが、
子供だったわたしは、これがとてもイヤだったのです。

だって見た目ピカピカしてないし、冬は暖房してもぜんぜん温まらないし、
家の中にはオバケが住んでそうな暗がりがいっぱいあったし、
事実誰もいないのに天井あたりからピシピシという音がして、
ひとりで留守番する時なんか息を殺してジッとしてたもんです。

アパートに住んでる友達がどんだけ都会人に見えたことか・・・

今はその家も手放して、老いた父が自分の実家の近くに新しい家を建て引っ越してしまいました。
数年前通りかかったら、すでに建物はなく3軒の新しい今風の家がたっていて、かすかな記憶も木っ端微塵になくなりました。
ご近所さんも代が変わって建て替改築だらけで、もうまったく他人の顔でした。

でも、掃きだし窓に張られたすだれを見て記憶の断片が蘇りました。
夏を迎える準備で、畳を全部あげて外の壁にズラ~ッと並べて干し、
板だけになった床にゴザ・・畳表だけの敷き物を敷きました。

建具も涼しげなものに替えられて、寝間には蚊帳が登場し
取り外した畳は一箇所に積み上げられて、ベッドに憧れていたわたしは
そこで寝ると言ってきかなかったことがありました。

蚊帳は緑色で、上辺は真ん中がたるんでくぼみができます。
そこにマリを入れて、下から蹴飛ばして放りだして遊びました。
もちろんチビのわたしは足が届かないので6歳違いの兄の独壇場でしたが・・

朝、母が起こしにきて蚊帳を取り外すとき「地引網や~」といいます。
喜んで蚊帳につかまって押入れまで引きづられていきました。

懐かしいな~


かと言って便利さ快適さになれてしまった今、もうそんな生活はしようと思いません。
すだれ吊って、お手軽に和風テイストとやらを感じるのが関の山ですね。








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裸足ぃ~だっし~ぃ

2006年07月21日 | 着物あれこれ
お茶室ではマニュキアは厳禁なんです。
口に入るものをお出しするのですから、やはり爪は何もつけてないほうが
清潔にみえますよね。

ずいぶん前は、お稽古以外の日は爪染めたりしてたんですが、
お稽古のたびにエナメル取るのが面倒になり、最近はまったくつけません。

そのかわり、足はこのとおりよ
足袋履いちゃえば見えないも~ん。
つーわけで手には塗りそうもない色も塗ったりしてます。


わたしの爪はコロンとしていて、子供のときは友達から“とうもろこし”と言われてました。
数10年たった今では成長したとうもろこしです・・ぜんぜん変わってない(;-_-;)

それに、指の長さが親指より人差し指(?人差せるのか?)のほうが長いの。
だから、足袋を履くと痛くて痛くて泣きそうなときあります。
小さめの足袋で1日過ごして後日、爪が真っ黒になり抜けたこともあります

こういうタイプはギリシャ型なんだそうです。
そう言えば、なんか松明とか見ると持って走り出したくなるかも・・(うそです)
で、足袋って親指とそれ以外の指の高さが同じに作ってあるじゃないですか。
辛いのよね~

ちなみに親指が長いタイプの人はエジプト型らしいですよ。
日本人の多くがこのタイプなんだって。
あなたはどっち?
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かたつむりヘア

2006年07月20日 | 着物ヘア
雨ですうっとうしいですね。
でも、各地で被害が出てるようで、うっとうしいなんて言ってたらバチあたりますね。


今日の髪型はとってもラフです。
お下げを左サイドに全部集めてゴムで留め、尻尾をくるりと渦巻きに。
それを猫型バレットでパチンと固定します。
右サイドが淋しいので、飾りピンを三つつけてます。
はい完成

わたしのイメージは、クッションで寝転がる猫ちゃんヘア。
浴衣の中で泳ぐ金魚を見ているのです。

でも、お茶室へ行ったら先生が「あら、今日はかたつむりみたいね」
とおっしゃったのでやっぱり“かたつむりヘア”にしとこうかな?

少し髪が伸びてきたので、切ろうかどうか迷ってるけど、
しばらく、こんな風に遊んでみようと思ってます。


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かもめ食堂

2006年07月20日 | 映画とか舞台とか
フィンランドはヘルシンキの港町に「かもめ食堂」ってお店があります。
30代の独身日本人女性サチエさんがひとりでやってます。

ずいぶん前に「海の向こうで暮らしてみれば」というテレビ番組があったのを
覚えてらっしゃるでしょうか?
わたしは、ひたすら海外に憧れる少女()だったので、
毎週チェックしては、「勉強しないとなぁ・・・」とため息ついたものです。

サチエさんが何でフィンランドを選んで、そこで食堂を出そうと思ったのかは説明されてません。
外国で居住権を持つことや、まして出店するのはきっと手続きがややこしいんだろな~

それに、けっこう資金がかかりそう・・・きっとお金持ちのお嬢さんなのね。
とまあ、そんな映画とは関係ない自分の羨望ややっかみが交錯する中ストーリーはゆっくり展開します。


かもめ食堂は開店したものの、一ヶ月たっても客らしい客はやってきません。
それでも毎日、市場で食材を買い食器を磨いてお客さんを待っています。

ある日、とうとう最初のお客さんがやってきました。
日本にかぶれているフィンランド人の青年で、
やおら「ガッチャマン」の歌詞を教えてくれといいました。

でも、誰だ誰だ誰だ~・・・・・・・・・
これ以上思い出せないサチエさんでした。

その日、帰りに立ち寄った本屋で一人旅の日本人女性みどりさんを見かけます。
ムーミンの絵本を食い入るように読んでる彼女に、サチエさんは思い切って声をかけます。
「ガッチャマンの歌詞、ご存知ですか?」

本屋の一角のカフェで、日本人女性が声を揃えてガッチャマンを歌っているので、
まわりの人たちは、何事ぞ?と見ています。
あははは・・・こういう光景ってけっこうあるしその気持ちよく分かります。
同国人が異国で、自国の歌を歌う。

みどりさんは「指差したんですよね」とポツンとつぶやきます。
世界地図を指差したらフィンランドだった。だから来たと。

「もう行くしかなかった」というみどりさんに、
「行かなきゃいけないときは、行かなきゃいけないんです!」
とキッパリ返事します。

どうよこれ?
この事情・心情・・・たぶん小娘には分からないでしょうね~
大人にはいろいろあるのよ。
みどりさんは何らかの試練を経験し、サチエさんはすでに超越してる。
そんな両者の立ち位置を感じる短い会話でした。

みどりさんはサチエさんのお店を手伝うことになり、家に住まわせてもらうとこになりました。
すごくお洒落~な北欧の住宅北欧って家具や食器のデザインがステキなんですよね~
いいな~いいな~、家賃いくらだろ?などとまたまた現実的なことを考える。

あいかわらずお客が来ない日々・・・
みどりさんは、日本人用のガイドブックに掲載したらどうかとかいろいろ提案してみますが、
サチエさんはあくまでマイペースに近所の人が立ち寄るお店にしたいと考えていました。

かもめ食堂のメニューはすべて日本の家庭料理。あとは美味しいコーヒーだけ。
そして、ある晩「シナモンロール焼こう!」と思いついて翌日ふたりで焼きます。
すごくいい匂いがただよって、今まで覗いてるだけの人たちが誘われて入ってきます。

しだいにお客さんが増えてきたころ、またひとり日本人女性がフラリと現れます。
空港でロストバゲッジにあい、足止めされた不思議な雰囲気のまさこさん。
彼女のわずかな言葉から想像するに、病気の両親の世話を長年してきて結婚もせず
両親も亡くなり孤独と自由を手に入れ、特に理由もなくここへやって来たらしい。

彼女もまた、かもめ食堂を手伝うことになります。
日本の歯車からそれて、北欧ののんびりした街に集まった3人。
特にどうってことない日常が淡々と流れていって、
肩の力が抜けるようなゆったりとした心地になります。

サチエには小林聡美、みどりは片桐はいり、まさこにはもたいまさこ。
この顔合わせだけでもうワクワク期待いっぱいでしょ

原作は群ようこ。
昔、彼女が海外旅行記を書いてた時期にいくつか読みました。
海外嗜好とそのお笑いセンスでリンクしていたのですが、わたしが活字離れしている間に、
彼女何を思ったか気がつくと着物にはハマりこんでたんですね
着物の本を探しに行った本屋で群ようこを見つけてびっくりしたものです。

しかしながら、彼女の着物道は正真正銘のホンモノ嗜好の豪華絢爛。
同じ着物ライフながら、まったく正反対のビンボー着物ライフのわたしにはピンをくるものもなく読んでいません。

でも「かもめ食堂」の原作は読んでみたいなぁ・・・



「地球最後の日は何したいと思う?
わたしは美味しいもの食べたいと思ったの」
だからサチエさんは食堂を開き、地球最後の日は好きな人たちとパーティをする。

「そのとき私も呼んでくださいね」
一緒に暮らしてお店も手伝ってすごく親密になった今も、みどりさんは不安そうに聞きます。
サチエさんはサチエさんで、将来までみどりさんを束縛するつもりはないし、みどりさんはそれがちょっと淋しい。

「毎日まじめにやっていれば、そのうちいいことがあるわよ」
言葉のとおり、サチエさんは誠実に毎日を過ごします。
市場に行き食器を磨き、閉店後はプールで泳ぎ寝る前は太極拳をする・・

彼女は子供みたいな幼い容貌で、母親のようにやさしくしっかりとまわりの人を包み込む。
生き方に躓いてしまった人たちは、かもめ食堂に来て癒されていくのです。

そして、かもめ食堂はいつか満席に・・
鮭の網焼きや豚のしょうが焼き、メインメニューのおにぎりをほおばる人たち。

いちおうのクライマックスを迎えてひとまず映画は終わりますが、
すごく緩やかなリラックスした気持ちはそのまま映画館の外へ・・・
そして、おばちゃんがやってる昔ながらの食堂へ行きたくなるのです。










































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夏の足袋

2006年07月19日 | お買い物&もらい物
普段は裸足でも、お出かけとなるそんなワケもいかず・・・
かと言ってタビックスはもっちゃり暑い感じがするのね。

そこで登場!レース足袋

布で裏打ちしてないタイプです。
だから透け透けで、風通しいいです


これはお友達に買ってきてもらったんですが、たしか500円くらいです。
もっといろんな色欲しいけど、わたしには見つけられなかった・・・
(ちゃんと探せっちゅうの)


あとは普通に白足袋。
やっぱり夏は白が似合いますね。
もっさり感もなくてけっこう快適です。




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炭火焼三太夫

2006年07月18日 | ステキめし
写真は、女人高野と呼ばれる室生寺(むろうじ)の五重塔です。
連休の初日に行ってきました。


ちょっとした仕事をしたのでその労をねぎらっていただけることになり
主婦にはぜんぜん似つかわしくない“お接待”とやらを受けることになったの。

仕切ってくださったのが近所のおじさんなので、たいして期待もなかったのですが、
約束の時間にドド~ンといかつい外車が家にやって来ました。

なんていうクルマか知らないけど、カッコいいわ

今日は焼肉を食べにいくらしい。
(じつは私は肉食獣。お肉大好きです)
そして、いつも着物を着ている私にぴったりのお店なのだそうです。

ふふ~ん、和風なのか・・
セレブ気分でクルマに乗り込みます


まず、クルマは花の寺で有名な室生寺を目指します。
ここは奈良・京都・三重の三県が交わるデルタ地帯です。
うっそうとした森林と渓谷、切り立った崖のすごい景色です。

鹿発見!


クルマを停めてもらって100mほど抜き足差し足・・で戻りました。
小鹿が一匹だけで何やら無心に食べています。

ズームアップ

あ゛ どこ撮ってるの~

フレームから出ちゃった鹿さん


室生寺は何かの花で有名なんですよ。
えとなんだったかな~と思ってたら、石楠花でした。
シーズンが終わってるので、境内は閑散としていい感じ・・・



今日は紗の着物です。帯は角だし。
衣紋を深く抜いているのがわかりますか?
冷房効いた車の中では、首が寒くて・・・・


さて、こちらが今夜のお食事処「三太夫」の入り口です。

あちこちにかがり火が焚かれていて、まるで江戸時代のお屋敷に入っていくようです。

幻想的なアプローチから、お屋敷の中が見えて期待にワクワク
この建物、はじめからここにあったのかそれとも移築したのか、かなり古いものです。
しかも大きい!

京都の町屋とか、もう目じゃないです。
半端じゃなく立派!
(でもカメラ出すのも気が引けたので、写真なしです

通された個室は、一番奥の小さな部屋・・と言っても優に10畳はありますが・・


このタンスの引き出しを開けてみたかった・・・


お肉だけじゃなくて、鮎の串焼きやお刺身まであるの。
はじめて食べました鮎のお刺身・・



さて、締めくくりは三年ものの三輪素麺です。


お中元のパンフレットみたいなビジュアルで登場した素麺に感激するも
お腹いっぱいで食べられず・・・・


で、お肉はどうだったかって?
めちゃめちゃめちゃめちゃ、旨かったっす
まるでステーキのような厚みのあるお肉だったので、レアっぽく頂きましたよ

ところが、お肉へ到達するまでの品数が多くて半分残しちゃったんですよ。
もちろん、包んでいただきましたけどね

どれもこれも、食後の水菓子(メロン)にいたるまで厳選された材料だな~って
思いました。
口に入るものだけじゃなくて、赤くいこった炭もとても立派なものでした。

とても満足
ここまで来るのはちょっと遠いけど、それもまたプチ旅行気分です。
久しぶりに人に勧めたいお店に出会ってしまいました。


炭火焼三太夫




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