うたかた草子

日々うたかたのように浮かんでは消える想いを思いつくままに
書き綴った日記、いつまで続くやら。。。

とろなまドーナツ

2011-03-29 09:00:00 | 雑文
なるものがあるそうです。

最近、やたらドーナツやらバームクーヘンやらロールケーキやら
やや軽めのスウィーツが流行っている感がありますが・・・

なんでも名古屋が発祥地のとろなまドーナツを、先日兄たちに
買ってきてもらいました。




こちらはバレンタイン限定







美味しいは美味しいんだけど、ドーナツ型をしたババロア・・・


ブームが去った後生き残るかどうかは、ちょっと微妙な感じです。
一回食べたら、まあ、イイヤな感じですな。


一隅の記

2011-03-28 09:00:00 | 読書
随分前に買った、野上弥生子の随筆です。




随分前に古本市で何気なく買って、何気なく放置していました。
なんとなく、時間をもてあまし気味の土日、手にしてみました。

80歳を過ぎて、人間ドックに入った当時の出来事が書いてあります。
出版は昭和45年とあるので、40年程前・・・・

面白いのは、筆者本人が入院中近所の銭湯に行くために、病院周りを散策し
昔と街並みが随分違う、と書いてあるところ。
また、時代のせいか、描写からにじみ出る空気が随分ゆったりとしたものに
感じられます。

出版当時と比べると、その街並みはさらに変わっているでしょう。

当然と言えば当然なのですが、人間の感覚というのはいつの時代も
変わらないな、という事。
街並みを見て、昔を思い出し、無くなっているだろうと思っていた店が
案外残っていたり、その逆だったり。それを見てさらに感慨にふけったり。

80歳当時の筆者の感覚も、今の私の感覚もそう変わらない。
人間の感覚っていうのは、ある一定の時期からそう変わらないのかも
しれませんね。

最近ビジネス本が多かったのですが、昔の随筆。文体も含めて
なんだかちょっと新鮮です。








英国王のスピーチ

2011-03-24 09:00:00 | 映画
本年度のアカデミー賞作品、先日見てきました。





英国王ジョージ6世が吃音悩み、立ち向かうというストーリー。
民間の怪しげ?な医師と心を通わせ、国難に際して国威を高揚させる
名スピーチを行う、という話。


実にきっちりとした秀作で、アカデミー賞受賞は納得できます。


しかし、なんだかんだ言いつつも、王室というのは国民の心に根付いているんですね。
有事の際に国王のスピーチで一丸となる、というのは王室のある国ならでは、という
事でしょう。
そういう意味では日本人には、通じる部分が多い作品かな、という気もしました。




パンダの旅 番外編

2011-03-23 09:00:00 | 雑文
さて、またまた復活かと思いきや、番外編。

お土産を買う際に、


『あるものをゲットした、後日アップしましょう』


と書きました。
それをアップしなくちゃね。






どう?どう?



実はこのシリーズ




こいつらと同じシリーズで当初からパンダを揃えたいと思っていたのだが
パンダはALL品切れ。泣く泣く?カエル・豚でガマンしたのだが、なんと


アドベンチャーワールドにあるではないか?


思わず購入そして


mission complete!

つなわけで、机の上は華やかな感じ。
ついでにこういう方々もいます。





・・・・いいのかな、これで・・・・・





こういうときは

2011-03-22 09:00:00 | 雑文
計画停電のスケジュールに、気を使います。
基本は勤務中、23区は概ね対象外なので問題なし。

なるも、時間帯によって帰って来たときにまっくら。
朝一番の場合は起きた時にはお湯が出ない。
(ガスは問題ないんですが、我が家の湯沸かしはスイッチに電気を
浸かっているので、結局使えない事に・・・)
なので、計画停電が始まる6時20分までにはすべて終わらせようと、5時に
起きたりなんかします。


停電に備え自宅に小型の懐中電灯は準備していますが、こういうときはやっぱりコレ。






ローソクの光りは、意外と広範囲であること、先の震災で経験済み。
3時間程度なら、これで問題ナッシング。

ロクシタンで初めてアロマキャンドルなるものを購入しました。
九州まで乾電池がナイ、と叫ばれている今、ローソクもないかな・・・と
思ったら、意外と在庫アリ。


やっぱり、有事にはアナログだな、と実感。


ただ、火の元には、十分注意しなくちゃ、ね・・・


なんだか

2011-03-21 09:00:00 | 雑文
世の中殺伐としています。

東北関東大震災と言いつつ、東京近辺はライフラインも確保されており
計画停電が実施されながらも、平穏無事な生活が送られる。
計画停電もあらかじめ実施時間がHPなどで通知されているので、その時間さえ
ガマンすれば特段問題なし。換気に気をつければガスの使用もできるし。

多少の不便は仕方ないでしょう、被災地の方々に比べれば。


なのに。


スーパーからモノが消え、米を買うのに列をなしているそうです・・・・



先日、被災地の方々の心境の変化についておそるおそる書いてみましたが
この状況を見て、また思い出しました。

それは


プチ被災者


被災地の方々に比べれば、まったく何不自由ない暮らしをしているのに
なんとなーーーく被災者気分になってしまう傍観者の人たち。
阪神大震災の時も、そういう方々が『観光』気分で被災地見学に
来ていました。


崩れた建物の前で記念撮影


ってな感じで。


有事の時ほど、人間の品格がでるんだよなあ・・・・



なんだか

2011-03-16 09:00:00 | 雑文
震災当時の事を妙に思い出します。

寒い冬の中、何日もお風呂に入れなくて、何よりお風呂に入った事の
気持ちよさがうれしかったなあ。

金曜日の夜だか、土曜日の朝だか、会社で今回の被災地のニュースを見ていた時、
同じフロアの男性が、たまたまニューヨークの9・11テロの頃、ニューヨークに
いたころの話を何気なくしていた。

なんだかね、人の心っておもしろいんだよ。
打ちひしがれている人の側に行って、『俺のギターを聞けよ』とか言って励ます人が
出てくるんだよ。

そう、人間の心は災害に会った時でも、数日経ってくると微妙にそれぞれ変化してくる。

最初は、突然の変化にただただ驚愕し立ちすくむ。
その後、その変化を徐々に受け入れ、周囲を見渡す余裕が出てくる。
そこには、共に大きな不幸を背負ったある種の連帯感と、その中でそれぞれの境遇の差に気付く。

言葉は悪いかもしれないが、ある種『優越感』から生まれる、相手への思いやり。
あーーー優越感ってのは言いすぎかもしれないけど、でも、やっぱり優越感なんだろうな・・・

人間って素晴らしい、となるのだが。

一方で、この『優越感』はそれぞれ背負った境遇の差(っつーか手っ取り早く言ってしまうと
不幸の度合い、なんですね)から生まれるんのだが、この期間が長いと人間ってこれまた
『不幸であること』をちょっとした武器にしがちなんですね。

皆がみんな、という訳では決してありません。中にはそういう人も出てくる、という話。

風呂上りの気持よさから、ふと昔の事を思い出しました。
人間って、基本利己主義です。
災害など、大きな変化に直面した時、その利己主義がプラスに働き、平穏無事になると
マイナスに働いてくる、不思議な気がします。

震災当時、被災生活が長かった人の中でも色んな人がおられたなあ、という話でした。
今の状況ではそぐわないかもしれませんが・・・


非常食

2011-03-15 09:00:00 | 雑文
ちょっと不謹慎かもしれませんが、会社で支給された非常食。



お湯を入れて20分まてば、味付けわかめいりご飯になります。
さんま缶詰と食べればりっぱな一食。

エレベーターが止まっている中、水とこれらの食料を引き取りに行くのは若手社員のお役目。

まあ、これもライフラインが確保されている中での状況なので、お気楽と
言えばお気楽な範囲内、ですね。


会社の備蓄って意外としっかりしているなあ。
BCPプラン、意外ときちんと実行しているのかもしれません。

それにしても、昨日から会社メールのおびただしい数。
会社近隣に住む社員が、取引先の安否確認をしているようです。

これ、いつになったら落ち着くのか。
平和が一番ですね・・・・



まさかの

2011-03-14 10:27:29 | 雑文
JRの全線運休。

どうやら先の輪番停電が関係している、とのこと。
正確に言うと、一部運行しているものの、東海道線、横須賀線、京浜東北線(大船~蒲田間)がアウト。

輪番停電も、実施すると言いつつ実施を見送ったり、肝心の東京電力のHPは
アクセスできないという有様。

混乱時程、アナログ手段の方がいいのかもしれませんね。
なんだかインターネットが普及して、情報が素早く入手できるようになった半面
余計な情報が氾濫して、肝心な情報が手に入らない。

しかし、まあ、昨日の今日で、一斉に輪番停電も、相当無理があるなあ。
現場の方たち、おそらく一睡もしてないでしょうね。

混乱もわからないではないのですが、この錯綜ぶりは酷い。
首都圏混乱、当分続きそうです・・・・

今日は一日ゆっくり本でも読もうかな。
それにしても、自宅地域の停電は何時からなんだろうか・・・


東北関東大震災

2011-03-13 15:46:56 | 雑文
なんだか大変な被害になっています。
これからだんだんと、被害状況が明らかになっていくんでしょうね。

私も、会社勤務中に地震に遭遇して、11階のオフィスの揺れは大変なもの
でした。当然、首都圏難民となり会社で一泊する羽目に。
ただ、会社の非常用の備蓄は思った以上にしっかりしており、非常食の配給や
仮眠室の解放、非常用毛布の配布など、インターネットやテレビで情報収集
できる中、心強い環境の中一夜を過ごしました。

まあ、それも、これも、震源から離れて震度5で済んだということも
大きいのだろうけど。

それにしても、自然災害の前では人間はなすすべもない、ということを実感。

津波に飲みこまれていく映像を見て、人間がどれだけ耐震構造の建物を建てたと
しても、災害が実際に起こってみなければ、具体的にどういう事が起こるか、は
予想する限界があるんだなあ、と。

津波で瓦解した住まいをみて呆然と立ち尽くす人たち。
なんだか、阪神大震災の時を思い出します。

復興にはいつまでかかるのか・・・・

あの時も、よく口にしましたが、人間の力というのは、なかなかスゴイものです。
今は『これから』くの事は考えられないでしょうが、徐々に秩序が戻されていく中
復興してゆく日がくるものです。

希望を失わず、というのは軽々しく聞こえるものですが、命が助かった事は
どういう状況でも何より大きい、ということだと思います。




早朝の皇居。
昨晩はぐるりこの周りを移動の車が埋め尽くしました。そして深夜にも関わらず
徒歩で自宅に向かう人たちの列。


こちらでも地域的に輪番停電が実施されるとのこと。