うたかた草子

日々うたかたのように浮かんでは消える想いを思いつくままに
書き綴った日記、いつまで続くやら。。。

帰省日記10月度

2008-11-24 00:37:40 | 雑文
というわけで、今月は帰省なし。
上海蟹もなし。
頭の中では、『チコタン』の歌詞が流れるのみ。
これ、共感できるのは小学校の同級生だけだろうなあ・・・

ウマメシにありつけなかったすり替えとして、10月度の帰省日記を
書くことにしました。
幻の枝豆、をいかように調理されて、いかような味だったか、
そのままにしていたので。

頭の中の時計を一ヶ月戻しましょう。


*****


幻の枝豆を手にした、私と弟はなじみの店に食材の提供(=無償)と
調理を依頼する。
こういう時の弟の行動は、迅速だ。
病院の帰り、車の中から早速℡連絡、家に着く前に店によって
食材を手渡し、すかさず予約。

というわけで、その日の夜早速頂く運びに相成りました。



のっけから出ました。
黒枝豆、荒くすりつぶした枝豆がポタージュスープに入っています。
エスプレッソ用のデミタスカップに入った、枝豆のうまみたっぷり
スープが食欲をそそりますなあ。

続いて。

カルパッチョ。



???イカの塩辛・・・・
なぜにイタリアンでかようなものがでるか?
シャンパンにもワインにも驚くほど合わず、苦笑。
コレ自体は美味しいのだけど。
やはり日本酒ですなあ、ここは。


前菜盛り合わせ。
ワイン進む。


リゾット。
今日丹波でお土産にもらった(イヤ、売り物なんですが・・・)栗のリゾット。
栗の甘みと上にのっかったアナゴの甘みがマッチしてウマウマ。



メインは、豚だったか。鶏だったか。


食後のグラッパは弟のみ。
私にはムリ、静かにエスプレッソを頂きました

美味しかった。
美味しいものを頂く喜びは何者にも変えがたいなあ。
贅沢、贅沢。


連休

2008-11-23 23:58:53 | 雑文
帰省せず


今回帰省したら、上海蟹にありつけたかもしれんのに


今回帰れなかった原因は。





見てもわからないだろうなあ。
これ、今度開くお茶会の席入券です。

『お待たせしました。
 ピンクの券をお持ちの方はこちらにお入りください。』

という時に使うやつですな。
最近もっぱらこればかり。
まあ、仕事の方も落ち着いてきたからこそできるんですが。

何かにつけ、

『これしかない』

状況はよくない。
気分転換が必要だと思う今日この頃。


チコタン

2008-11-22 02:59:00 | 雑文
その昔小学校の音楽会。

普通は学年ごと、歌と合奏なのだが、なぜか5年生は組曲というか
合奏はなくて、長めのドラマ性のある歌を歌うことになっていた。

チコタンという歌。

小学生の淡い恋心を歌った歌なのだが、最後でダイナミックな
展開になる曲だった。

歌詞も関西弁でいったいあの歌はなんだったのだろうか?
あの歌は知名度のある歌だったのか?
関西圏のみに、はやった歌だったのか?

恐るべし、ネット社会。

ありました、YOUTUBE




ラストの急展開に、トラウマになった子供もいたそうで、トラウマソング
としてネット上でスポットを浴びたとか浴びないとか。

しかし、この曲を歌わせる教師の心理がよくわかりませんなあ・・・
久々に聞いて思わず涙してしまったけどね・・・

ちなみに。
歌詞がよく聞き取れなかった人に対してはこちらで。



幻の枝豆②

2008-11-09 03:26:10 | 雑文
さて、10月の帰省、心は幻の枝豆なるもの一色に染まる。
イヤイヤ、メインは父の見舞い。大きな手術を終えたにも
かかわらず、すっかり元気になってくれた。

というわけで、やはり話は枝豆に戻る。

見舞いを終えて、露店に向かう。
既に松茸を購入してなじみの客となった弟を見るや否や

『あ!大将!(弟のことね)しもたあ!』

どうも、枝豆を買いに来ると言っていたにもかかわらず、在庫を
全て地方からの依頼の宅急便に充ててしまったとのこと。

『ああ、でも、しゃあない。
ワシ、昼から丹波にもう一回車走らせるから、そこのん好きに
取っていき』

と、既に宅急便手配された商品を指差して選ばせてくれた。

さて、いかなるものか。



これですわ。
写真ではわかりづらいが、スーパーで売っているものより
粒が明らかに大きい。
なぜ幻か?



拡大すると、わかりやすい。
この黒い斑点が、丹波の黒枝豆なる由縁。
なんでもこの黒い斑点が最大限発生するまで畑においておくとのこと。
それが、今日10月17日18日が最大リミットらしい。



翌日バーベキューをするという弟は松茸も併せて購入。
カサが開きすぎてはいるが、バーベキューならこれで充分。
秋の味覚をたっぷり収穫できて、帰ろうとする私達に、さらにオヤジが
声をかける。


『これ、もって帰り』




何度も言いますが、売り物なんですよね・・・
この栗を買いに来た人だっているハズ。

さて、幻の枝豆、お味の方は帰省日記で書きましょう。

幻の枝豆①

2008-11-09 03:09:19 | 雑文
父の病院は兵庫県三田にある。

毎年秋になると見舞いに行く途中にテントの露店で、松茸の
即売をしているお店が出る。
『三田松茸祭り』なるのぼりがでて、最初は少々胡散臭さを
感じたのだが、数年前に興味本位で訪れてみた。

テントをくぐるや否や、あたりは松茸の高貴な香りで満たされる。
ショーケースに在庫はほとんどなく、だが、その香りに完全に
誘惑され、普段市場ではなかなか手がでないクラスの松茸を
初めて購入し、なじみのお店で料理してもらった。

多分3年くら前の話。

松茸は香りだけの、きのこだと思っていたが、ここの松茸は違った。
一口噛むと、香りとともにジューシーな旨みが口いっぱいに広がる。

『味のハーモニーやあ』となるのだろうか、彦麻呂調に言うと。
それ以来、ほぼ毎年時期、購入している。
正直決してお安くはないのだが、産地直送なる露店で必ず言われる
一言。

『これ中央(卸売市場、神戸のね)もって行ったら1.5倍やで』

に負けてしまうのだ、完敗。
今年、私はご相伴に預かれなかったが、やはり購入した。
店に行くと、既に予約びっちりで、あらかじめ予約をしておかないと
厳しいのだとのこと。
おそらく、進物に使う人がほとんどなのだろう。



これですわ。
やはり今回もなじみの店で調理してもらう、という弟がご丁寧に
送ってくれました、写真だけ。
予約をしたときに、やたらいい時計をしている、怪しげな田舎のおっさんに
言われた。

やはり売り物の丹波の枝豆の話を何気なくしたところ、

『ウチの枝豆はな、○○で、よそは○○の品しか出してないんやけど
ウチは○○な品しかださへんのや』

(○○の内容は忘れました、いずれにしろ自慢めいた言葉が入ります)

的な説明を受けたあと、

『その中でもなあ、さらに○○な品が10月の17日、18日に入るんや
幻の枝豆やでえ』

『幻の枝豆・・・・?』


そのフレーズだけが頭に残り、9月に予約を入れたその日、10月の見舞いは
幻の枝豆にあわせて帰って着ましょう、即決された。

松茸の予約を済ませ、帰ろうとしたところ

『ああ、にいちゃんこれ持って帰り』

と手渡された。



ショーケースに飾られたれっきとした商品。
値札は確か700円とあった、大粒の栗。
田舎に遊びに行ったとき、帰り際に渡されるお土産のようにもらって
しまう。

売り物なのに、いいんすか・・・・?

さて、幻の枝豆、いかなるものか?