私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

小包

2009-07-29 13:51:26 | ひとり独り言
母の実家(山形)で暮らす伯母さん(92歳)が庭先で出来た野菜を送ってくれた。じゃがいも、丸茄子、しし唐。雨続きで、じゃがいもを干してないので、傷み易いからと伝言付きだった。
じゃがいもは近所のスーパーにも売っているのに、わざわざ送って来なくても、と思っていた。

母が土の付いたじゃがいもを見て、「土が黒いから家前の畑かな」と言うのを聞くと、じゃがいも以外の物も一緒に送られて来た事に気づき、ありがたく思う。

母は早速、肉じゃが(宮城風:肉が豚肉)を作って、夕食の食卓に並べた。肉じゃがと言うよりも芋の煮っ転がしなんのだ。

箱の中には、でん六豆も入っており、山形のヒット商品だと思っている。帰省すると必ずお土産に持たされた時代が有り、ピーナッツに砂糖が絡まった緑色の御菓子をよく食べた。
こちらでも買える時代になり、時々買って食べているのだけれど、地元新聞の陰から出てきた「でん六豆」はやっぱり違う物なのだ。

最後に出て来たのは、玉こんにゃく。勿論近所のスーパーでも買える。ただ、作り方(煮方)によって味が全く違うので、山形の味を出すのは難しい。

母は、するめと一緒に煮ると美味しいだしが出ると言い、山形の田舎の味に煮てくれる。山形の祭りで串刺しになった玉こんにゃくを何度も食べた事が有るので、その味を知らな事はないけれど、店によって味が違うので、昔ながらの味も迷走しそうだ。でも、母の味付けは、ぶれない。(笑)

最近では、産業物産店などでも気軽に食べる事が出来るけれど、こんにゃくの芯まで浸みた玉こんにゃくには、そう簡単には巡り会えない。

清水に長く住んでいると、親戚からの贈り物が珍しい物ばかりにみえる。清水から離れて住んだら、何が送られて来たら一番嬉しいだろうかと、自分の好きな清水の名物を密かにメモしておく。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新種

2009-07-27 15:18:19 | ご飯ですね
栃木に住む従姉から葡萄が送られてきた。彼女の住む下都賀郡大平町はブドウの産地で、このシーズンでは朝から晩まで葡萄が食べられて、羨ましく思う。見渡す限りの葡萄棚は見事で、観光ブドウ狩りをする棚と違い、農作業用は低く作ってある。一度収穫作業を手伝った事があるけれど、真直ぐ立つと棚から上に頭が出た。

いつもは巨峰なのに今年は違っていた。「ゴルビー」

レッドクィーンと伊豆錦3号の掛け合わせで、糖度が高い。8月上旬から中旬に収穫可能に成り、比較的早く収穫できる品種だそうだ。
ちなみに、ゴルビーは本種の初結果(1988年)当時活躍していたゴルバチョフ氏の愛称で、赤く丸い大粒から氏を連想して付けた名称だそうだ。

収穫量が増えてきて、庶民の手の届くところまで降りて来たようです。
個人的には、熟すと柔らかくなる巨峰のしつっこい位の甘さが好きですが、種なしの「ゴルビー」は食べやすいのかもしれない。
種が無いってことは、庭に蒔く事が出来ないって事ですね。(笑)

子供の頃、ベリーAとかマスカットとか食べていましたが、マスカットは全く見なくなりました。黄緑色の葡萄が有っても違う名前になっていたようで、酸っぱい葡萄が無くなって仕舞いました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

胡瓜

2009-07-25 08:31:14 | ご飯ですね
母の知り合いで、家庭菜園をされている方が胡瓜を持ってきてくれた。母は、子供の頃からお嬢育ちなので畑仕事をした事がない(少ない)と思う。でも、貰う時の褒め上手なので、いろいろな人が、いろいろな野菜を持ってきてくれる。八百屋では絶対に見ない野菜を頂いて、嬉しくなる。

今回の胡瓜も随分曲がった物は勿論、途中から太さが変わったり、表面に地図の様な模様があったり個性豊かな物だった。

昨年から、胡瓜のきゅうちゃんを作ろうと思っていたので、丁度壺に入った。
早速、漬けだれを作り漬け込んで見る。

着け始めた一日目は、酢の味が前面に出て美味しくない。醤油の味も、染み込みが足りなかった。漬けだれを煮詰め直し、また漬けて見る。
二日目。大分染み込み、目標に近い味になってきた。また、煮詰めて漬け込み味見をすると、良い味になってきたので、家族で試食。

いい感じだ。でも、食卓に登場した時は残り少なくなっていた。(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

記憶

2009-07-24 08:51:07 | ご飯ですね
静岡市清水区江尻台町「ル・セール」に行く。
ここに移転する前は(昭和60年に移転)大手町に有り、店前を何度も通った事はあったけれど、中に入る事はなかった。当時、「ル・セール」の近所に住む友人が、「すげ~肉うまいぞ~」と自慢げに言っていた事を思い出す。店の親戚でもないのに、同じ町内に有るだけで自慢なのだった。美味しい店が住んでる町内に有ると、嬉しくなるし自慢したくなる気持は分かる。

開業当時は、今の様にオードブルとか無くて、お客も「○○gの肉を食われろ」みたいな調子で、うまい肉が食べられれば良かったと聞いた。本当に旨い物だけを求める清水気質を感じるのだった。

昭和52年5月に創業とあり、32年やっている事になる。
店の名前の由来を聞くと、ちょっと面白い。

「ル・セール」はフランス語で「鹿」の事だそうだ。
そうか、店のマークになっているのかと思うと「それは、牛です」と来た。
創業時、大手町に有った喫茶店を居抜きで買ったそうで、そこの店の名前が「ル・セール」だった。
その喫茶店をやっていた人が歯医者で、店の名前を「歯科」→「鹿」→「ル・セール」にしたそうだ。居抜きで買って名前も引き継いだ様です。

家人は、大手町の店で食事をした事があるそうで、ちょっと羨ましく思えた。
カウンター内の料理人が「幼稚園の頃にお召し上がりになったのですか」と思いっきりのお世辞に大爆笑をしたけれど、家人は笑っていなかった。

清水厚生病院で出産すると、「ル・セール」の食事がセットされていて、愚息を出産した時に食事をした事があったけれど、二人でこの店に来たのはそれ以来11年ぶりという事になってしまった。(笑)
清水厚生病院のこの企画も、今はやっていないそうだ。出産費用の軽減のためでしょうか。
「ル・セール」のオーナーと三人で映っている写真が今も食器棚に飾ってある。
堤剛風
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

曇空

2009-07-22 13:14:52 | ひとり独り言



太陽の軌道もよく分からずに、大した下調べもせず、なんとなくベランダにカメラを出しインターバル撮影(2秒)をしたら、ほんの少し日蝕らしきものが映っていました。(再生から1分後)2時間半を4分にまとめているので、雲の動きが早いです。日蝕が終わり明るくなって来たと思うけれど、雲が薄くなって明るくなってきたのか分かりません。(笑)

フィルターを買うほど、熱心じゃないし、島に行くほど暇じゃないのでこんなもんでしょう。上出来です。(プ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする