景虎

DUFOUR 325

東北被災3県の高校生セーラーのベイエリア派遣・訪問プロジェクト

2012-07-29 21:49:06 | Weblog

Flyer-1


Flyer-2


Flyer-3

一昨年、景虎がサンフランシスコ滞在中にお世話になったSilicon Valley Sailing Club CEOの南さんから東北被災3県の高校生セーラーのベイエリア派遣・訪問プロジェクトを後援する旨の案内を頂きました。
遠く離れたSFから3.11の被災者に対し前回のSail4Japan(支援Tシャツ購入)に続き此れからの日本のヨット界を担う高校生への支援活動に頭が下がります。

景虎読者の方々に私からも支援をお願いします。
協力の意志があるけど手続きが面倒だ、と思う方は8月末までに長尾までメール、TEL下さい。私が纏めて発注しますよ~。 (配送料節約にもなります。)

◆<以下南さんのメールです。>
Sail4Japanのサポーターの皆さんへ

我々SVSCでは、昨年度Sail4Japanとして東北震災の義捐金募集活動を行ってきました。皆さんのご協力のおかげで日本赤十字協会およぶJSAF(日本セーリング連盟)様へ義捐金を届けることができました。

今回は東北被災3県の高校生セーラーのベイエリア派遣・訪問プロジェクトTohoku Youth Sailor Expedition in S(JSAF(Japan Sailing Federation)主催)を後援させていただくことになりました。
セーリングメッカのひとつであるSFベイでの同世代セーラーとの交流や、シリコンバレーの企業訪問などを通じ、震災後の困難な中で活動を続けてきた高校生セーラー達の見聞を広げてもらおうという企画です。
本企画は、震災復興寄付金の一部を使い運営していますが、より多くの方々のご支援を必要としています。現在、在サンフランシスコ日本総領事館、JCCNC (北加商工会議所)の後援とともに、オフィシャルスポンサー(日本マイクロソフト、DeNA、Cadence Design Systems, Inc., Omron STI)ならびに個人スポンサーのご協力をいただいていますが、より多くのプライベートスポンサーにも参加していただきたく思っています。 SVSCではプライベートスポンサー向け記念Tシャツを作成し$40で販売しております。 販売価格のうち$17程度が今回のイベントのスポンサーフィーとしてプロジェクトの支援に使わせていただきます。是非皆さんの協力をいただき、本プロジェクトに東北被災3県より選抜された6名の生徒さんをSFに派遣し、生徒さんのSFでの活動をご一緒にサポートできればと思っております。

プライベートサポーター支援のフライヤー(簡易バージョンと詳細バージョン)をそれぞれ添付させていただきました。
(TYSE Private Sponsor Flyer-1.pdf とTYSE Private Sponsor Flyer-2.pdf )

是非,皆さんのお仲間にも広く転送及び連絡いただけば幸いです。

Facebook ファンページは以下リンクより:
http://tohokuyouthsailors.spreadshirt.com/

プライベートスポンサーT-Shirts購入は以下サイトより:
http://tohokuyouthsailors.spreadshirt.com/

本件に関する連絡問い合わせ先は:
Tomoya Yamashiki <tomoya349@gmail.com>
Hiro Minami <hirotaka.minami@gmail.com>

以上、皆さんのご協力を是非宜しくお願い致します。
Silicon Valley Sailing Club
南 博剛

ラグナマリーナ帰港

2012-07-26 18:23:05 | Weblog

鳥島の南10マイル程にあるソウフ岩 (直径30m、高さ100m)


べた凪の夕日


航海途中に見かけた米軍空母


鳥羽 美浦荘の桟橋に舫う景虎


美味しい夕食でご機嫌の3人


平日にも関わらず出迎えてくれた鈴木さんのADAGIO

24日14時、スピード調整して鳥羽、美浦荘の桟橋に係留。久方振りの湯船に浸かり小笠原からの疲れを癒やす。夕食は伊勢海老、サザエ、ヒラメの刺身と揚げたてカキフライ、メバルの煮つけと何を食べても旨い!こんな豪華で一泊二食、¥9,530は安い。
ポンペイ~小笠原乗船の榎本さんが奥様と一緒に遥々東京から出迎えてくれる。

25日、9時半出港、本船銀座通りの伊良湖水道横断は予断を許さないが三河湾に入ってしまえば我が庭も同然、予定より1時間遅れて母港、ラグナマリーナ入港。平日にも関わらず鈴木さん(ADAGIO)が出迎えてくれる。ゲスト桟橋には榎本ご夫妻、武藤さん、私の姉兄弟3人、友人今飯田さんが出迎えてくれる。有難い事だ。

思えば2010年の7月2日にラグーナ出港、12日に夢の島マリーナを出国し、以来丸2年間、太平洋一周航海を終え、この間本当に沢山の方々のご支援と応援を頂き楽しく航海する事が出来た。2年間の思い出は私の一生の宝物だ。
改めて感謝申し上げたい。 特にカナダ在住のAtsushiさん、Motoiさん、伊奈さん、洋一久子ご夫妻、BJクロちゃんご夫妻、今泉ご夫妻、サンフランシスコではみつきSteenご夫妻、南さんがCEOを務めるSVSCの皆様、ロスアンジェルスでは並川ご夫妻、内田さん、ハワイでは原田さん、オガタさん、モーレアのヒコさん、タハアの松井さん、ニューカレドニアの堀ご夫妻、パトリック、バヌアツの大数加さん、乾杯Mamiさん、真由美さん、ポンペイの梅津さん松平さん、小笠原の山田さん菅野さんあつしさん、薮内さんには大変お世話になりました。

又景虎に乗船頂いたBenさん、ジャイアン、Atsushiさん、クロちゃん、Daice-Kさん、木村さん、千紘のお陰で楽しく航海出来ました。

航海先に遊びに来てくれた、木村さん、本山さん、武藤さん、佐藤公治さん、山岡さん、原谷ご家族、神野ご夫妻、黒崎さんBJ、並川ご夫妻、高倉さん、今飯田さん、佐野さん、吉本さん、家内の佳世子と娘の千紘等、沢山の方に来て頂き感謝です。

そして航海先で出会ったAnnLuciaご近藤夫妻、サマーソルト中川さん、Dolce滝田夫妻,ハガル中野内さん、カナダ艇Merkava森野由佳さん、HARMONYⅥ杉原さん、坂口さん、須藤さん、若命さん、シーガル浦瀧さん、マーベリック浜田さん、KINGBEE山崎さん、竹内さん、横田さん、丹羽さん、サンスター東さん、エスカルゴ山田さん榎本さん、あらいぶさん、特にシーガル、HARMONYⅥ、KINGBEEさんには寄港先でご支援頂いたり夕食を御馳走になったり一方ならぬお世話になりました。

それから航海先で共に楽しく宴会頂いたりサポート頂いたヴァンクーバーの皆さん、サンフランシスコでは船底掃除までお手伝い頂きましたSVSCの皆さま、Natsukoさん、Sachikoさん、ハワイではYanaiさんShizueさん、フィジーでは香奈江ちゃん、彩ちゃん、美咲ちゃん、あゆ美ちゃん他、写真家山下さん、皆さんのお陰で本当に楽しかった。

最後に出港時のお世話になったラグナマリーナの鷲尾さん、ヨットクラブ高橋会長、広報神野さん、ファーストマリン沢田さん、山本さん、プロコ大嶋社長、ワールドクルージングルートの翻訳を頂いたぼなてん安藤さん、アンカーロープを差し入れて頂いた真白の加藤さん、
WVSCでヨットの指導を頂いたボブさん、ウィンドベーンの取り付けを手伝って頂いた市川さん、手島さん、積込手伝い頂いた中村さん、山口さん、シェークダウン航海の支援を頂いた宮坂ご夫妻、見送り艇を出して頂いたミストラル、カティーサーク、中居先生、ラグーナで見送ってくれたFX友人の岸野さん、郷さん、前職時代友人の今飯田夫妻、安原一家、高校時代友人、川尻君、坂野君、佐野君、加藤君、山森君、杉原君、小中学時代の友人猪子夫妻、乗松君、夢の島マリーナで見送って頂いたFX時代の先輩岩橋さん、大沢さん、高堂さん、牟田口さん、桜井さん、樋口さん、笹さん、酒井さん、夢の島のKAZUさん楳田さん、壮行会を開催頂いた小中学時代の友人、高校時代の友人、FX名古屋時代の先輩友人、葉山のナポリの皆さま、鈴木孝代さん、板倉かおりさん、早乙女眞木子さん、多額の餞別を頂いた姉、兄兄弟、方々等名前を上げたらきりがないが本当に有難う御座いました。

景虎も此れから第二ステージ、ラグマナリーナヨットライフをエンジョイしたいと考えています。此れからも宜しく~

◆ブログ写真を遡及してアップしました。
 ご覧頂ければ幸いです。

もうそこまで来ています。

2012-07-23 22:57:23 | Weblog

ほんとにもうすぐ帰ってきます。イリジウムからの最後のメールかな?これが私の最後の代筆でしょう。ところどころ誤字脱字もありましたが皆さん今までありがとうございました。今後は本人からの写真入りブログを見ていただけると思います。
今回は一年前のハワイ⇒マルケサスの時にAthushiさんが撮ってくれた写真です。

<23日のメールより>
順調に航海しています。KINGBEEより一日出港が遅いのが功を奏して低気圧もなんとか免れています。予測では明日9時位に鳥羽湾入り口に到着です。鳥羽で一泊してラグーナに戻る予定です。


今夜は太平洋一周航海最後のナイトクルージングで風も穏やかなので星空を見ながら一杯、愉しんでいます。只、本船が多くなり今も前後、囲まれています。
ナイトワッチも2時間交替にし居眠り厳禁指示を出しました。

25日午後2時頃ラグーナに到着の予定です。

小笠原出航

2012-07-22 15:50:19 | Weblog


オケラネットの山田さんとKingBeeさんの見送り 


中山千夏さんとのショット


エイの群れ


街灯の下に群がる白ワニ(珍しいサメ)隊長3mはあろうか?


街灯の下に群がる白ワニ(珍しいサメとウミガメ)


景虎もとうとう最後の寄港地を出港しました。今週中には母港ラグーナに到着予定です

<21日のメールより>
 18日、KINGBEEを見送り東さんの回航クルー用の空き部屋に戻り最後の夕食に茶里亭に出掛ける。

 明日は小笠原丸出港日で店は混んでいてカウンターの角席で飲んで居ると、隣に見覚えのある女性が座る。Tシャツの袖を見るとChinathuと書いてあり中山千夏さんですか? と声を掛けると嬉しそうにそうですよ~との返答。
すかさず木村さんは、「ここにおいでよ~」とヒットソングの出だしを口ずさむと私の曲は「貴方の、心に愛があるなら~」と返され面目は無いが別に気分を害した風も無く気さくに会話してくれる。彼女は小笠原の魅力に取りつかれ毎年の様に通っていて店の主人やなじみ客とも親しい。なんでも小笠原の本も書いているそうだ。
 ヨットで来た事や南太平洋の話をするとすっかり意気投合し茶里亭ご主人が経営する隣のスナック チャーリーブラウンで二次会となる。帰りがけに、ご主人菊池さんからシャンパン迄差し入れて頂く。

 19日、7時出港しコペペ海岸沖のブイで昼食まで時間待ち、2時出港の小笠原丸の見送りに少し遅れたが遠巻きに見送り兄島にあるダイビング船用のブイをとり17時迄時間待ち。

 190マイル先のソウフ岩目指し出港。ソウフ岩は鳥島の南10マイル程にあり横幅30m、奥行20m位の楕円状の円柱が100m程突き出ている不思議な岩だ。

 20日夕方、クジラの群れを遠くに発見、ジャンプも披露してくれ娘は大興奮、20分程伴走してくれる。

 21日、9時半にソウフ岩を一周しいよいよ、ラグナマリーナ目指すが予定では24日夜になる為、鳥羽の浜辺屋で風呂、食事をして25日午後にラグナマリーナに帰港する予定だ。
 昼、オケラネット交信すると一日前に出港のKINGBEEさんから昨夜4時から7時間、雷を伴う35ノットの前線に遭遇し大変だったので気を付ける様伝言があり本当に有難い。

小笠原 島内観光

2012-07-18 16:47:22 | Weblog

小笠原港 中央左に景虎


小港海岸


大きなヤドカリ


アホウドリ&阿呆達


大村海岸


木村さん来小笠原

17日、NPOで働く薮内さんが親切にものコペペ海岸迄車で送って頂けるとの事で2時間程、シュノーケリングを楽しむ。トンガやフィジーには適わない綺麗な海岸で有った。

夕刻、スーパーに買い物に行くとサンスター(60F艇)オーナー東さんから、借りた民宿が空いたので無料で使ってもい良いよ~と声を掛けて頂く。景虎で焼き肉を食べた後、久方振りに暖かいシャワー、ベッドでぐっすり眠る。

18日、レンタカーを借りて島内観光。薮内さんが観光ガイドをかってでてくれガイド付きでないと入れない夜明山、傘山、等の観光スポットを色々案内頂く。中山峠からの眺めが素晴らしく小港海岸コペペ海岸、ジョンビーチ等素晴らしいの一言。

夕刻、KINGBEEが予定を早めて本日5時に出港するとの事で見送る。
幸い台風の影響も少ない無い様なので景虎は予定通り29日AM7時出港予定だ。

小笠原 母島観光

2012-07-16 11:15:10 | Weblog

茶里亭で大宴会


小剣先から母島港の眺め


アオウミガメ


アオウミガメの産卵 ブルドーザーが通った跡の様だ。


天然記念物 赤がしらカラス鳩

13日、父島係留のサンスター(60F),ボラボラ(ホルベルグラッシー46)、エスカルゴ(ラグーン38)KINGBEE、景虎、オケラネット山田さん、小笠原YC会長菅野さん、友人あつし氏、総勢14名で居酒屋、茶里亭で大宴会。人数が多過ぎて皆さん全員と会話出来なかったが菅野さんとは色々お話出来た。二次会はエスカルゴさんに招待頂き12時近く迄カクテルを御馳走になる。

14日、7時に岸壁を移動せねばならず6時に起床、KINGBEEさんと約30マイル離れた母島目指す。母島には、あらいぶ(林34)がいたが岸壁に係留出来る場所が無くKINGBEEに横抱きにして頂く。

シャワーを浴びた帰りに島の女性に聞くと美味しい店が3軒あるとの事。
洋風居酒屋に行くが結構鱈腹食べて¥3500/人とリーズナブルであった。

帰路、海岸を歩いていると島の若者からアオウミガメが産卵に来るので海岸を歩くな!と声が掛る。岸壁堤防から砂浜を眺めていると孵化したばかりの子カメが同じ場所をくるくる歩いている。注意を受けた若者に海に返して上げて良いか聞くと、そのままにして下さいとの事。

暫く眺めていると海辺から黒い大きな塊が上陸してくる。良く見るとウミガメである。島の青年に話を聞きながら2時間程産卵見物。最近アオウミガメは増えているらしく、横3200m奥行き25m程の海岸に50頭程、産卵するが同じ場所に産みたがるので前の卵を掘り出してしまう事も有るらしい。1頭の体重は120kg、一度に200個位産むとの事。場所を決めるのに1時間、産卵場所を掘るのに1時間、産み始めたら20分間との話だが2時間程見学していても移動せず、そのうち雨が降り出し私は帰る事に、、、。娘は更に1時間ほど眺めていたらしい。

15日、小剣先トレッキング、350m程の高台からの湾内を見渡す眺めは素晴らしい。10時、母島丸入港と同時に父島向け出港、途中MAX26ノット吹かれ小ブローチング、16時前に父島入港。

5日、母島丸入港と時を同じくして出港。父島目指す。15kt~28ktと白波が立っていてメイン2ポ、ジブ100%で4時頃帰島。夕食時、KINGBEEさんから頂いたマグロを捌き海に捨てると暫くしてから大きなエイが二匹、バシャバシャと音を立てて現れる。近くの岸壁にワニサメが居るとの事で見学に行くと2m近くのサメが6頭、1m以上のエイ、1.5m位のウミガメも泳いでいる。30分程自然の水族館を楽しむ。

小笠原 二見港 入港

2012-07-13 16:19:20 | Weblog

大村海岸の眺め


オケラネットKYE局の山田さんにシャワーのお世話になる。


風神 気象庁の船舶か?


無事日本国内に入国 乗船の3人でホット一息


小笠原のダウンタウン


Daice-K氏の見送り  右ポールから左3人目がDaice-K氏


ダイブボートKAIZINに乗せて頂き見送り


湾外で時間待ちして12日、8時半 二見港 入港。オケラネットの山田さんが保安署、税関等に連絡を入れて頂いていたので避難埠頭に到着すると既に係官が来ていて、KINGBEE山崎さんと共に事務所にて入国手続きする。
グアムから事前に必要書類を送っていたのでスムーズに完了する。

オケラネットの山田さんからシャワーに来るよう連絡頂きKINGBEEの皆さんと共にお世話になる。埠頭には五か所のサンスター(60F),あらいぶ(32F?)、みさご(ヤマハ33F)が居たがみさごは母港に戻る為すぐに出港、みさごは入港時に座礁浸水し上架して修理したらしい。

午後、早速市内散策に出掛ける。戦時中に防空壕として利用していたトンネルを抜けると繁華街にでるが500mも歩けば過ぎてしまう。まずはネットが出来る情報センターに場所確認するが休館と聞いていたのでPC持たずに出掛けたが土日休館以外は開館との事で本日やっとブログ更新出来る。

夕食は焼き肉材料持参でKINGBEEさんにお世話になり、あらいぶの皆さんも合流してヨット談義に花が咲いたがつい飲み過ぎてしまった。

ポンペイから乗船のDice-Kさんだが奥さんの実家が阿蘇の豪雨で床上浸水になり急遽、13日に小笠原丸で帰宅する事になる。オケラネットKYE局の山田さん経営のダイビングショップKAIZINのダイブボートで見送りに行く。
見送りのボートが11艇もあり驚いた事に各船から海に飛び込んで見送るのにはビックリ。真冬でも飛び込み見送りはあるそうだ。

替わって名古屋から木村さんが16日にフェリーで来る事になる。

14日は工事の為、避難埠頭を移動せねばならずKINGBEEさんと共に母島に出掛ける事にする。19日に出港し途中、そうふ岩を見学して母港、ラグナマリーナ目指すが多分、帰港は24日(火)になるだろう。

GUAM出港 6日目、もうすぐ小笠原諸島

2012-07-11 17:34:47 | Weblog

景虎はKingBeeと一緒に小笠原目指して航海中。2年と少々ぶりの日本が近づいてきました。もうすぐ父島が見えてくるでしょうか?
今回の写真もAthushiさんの写真の中から島に近づいている雰囲気のあるものを選ばせていただきました。

<7月11日のメールより>
11日、MAUG島出港以来、風無く2日間機帆走。10日よりやっと帆走出来る8Kt位の東風になる。思えばバヌアツ Santo島より2800マイル位の半分位は機帆走してる感じだ。
景虎は450Lの軽油を搭載しているが、1700回転位で時間当たり1.5L消費。300時間位走れるので12日間ぶっ通し走れる勘定だ。
考えてみれば昔の航海者はセール主体で航海しているので、恐らく同じ行程ならば3倍は時間が掛るので本当に頭が下がる。

11日12時、後ろを帆走しているKINGBEEの動きがオカシイのでVHFで問いかけると、1m20cmのキハダマグロが掛ったとの事。あわてて景虎もケンケン下ろすが風が落ちて4Ktでは無理だろう。

今のペースだと小笠原には12日の12時位に到着出来そうだ。
オケラネット情報では既に二見港には5艇のヨットが停泊しているそうで明日入港時は停泊艇に横抱きになるだろうとの事。
小笠原もこの時期はラッシュアワーの様だ。


MAUG島

2012-07-10 00:05:05 | Weblog

マウグ島アンカリングのKINGBEE


マウグ島


Athushiさんの写真をお借りして!こんな風に撮るにはどうしたらできるんだろう。

景虎は徐々に日本に近づいてきました。今日は途中の無人島に寄ったよ、メールが届きました。

<7月9日メールより>
8日、15時半にMAUG島に着く。
1時間半程前にKINGBEEは到着し島内を一周したとの事でほぼ同時に同じ様な場所にアンカリング。山崎さん、Dice-K氏、千紘も早速シュノーケリングを始めるが期待した海水の透明度、魚種の多さ、綺麗なサンゴ礁は無い様で少しがっかり。

此の島は火山の噴火口が沈下して出来た様で北島、東島、西島の三島で構成されているが平らなところが無くとても昔、人が住んでいたとは思えない。

当初、一泊する予定でいたが南北に湾が空いていて特に南風では太平洋のうねりがもろに入る為、夕食をゆっくり取って18時に小笠原向け出港。

風無く機帆走しているが今のペースだと小笠原には12日の12時位に到着出来る・・・。


GUAM出港3日目

2012-07-07 14:10:16 | Weblog

4枚張りのKINGBEEとランデブー航海


日没前がゴールデンタイム
夕日を見ながらの一杯が最高!


虹とスコール

景虎はとうとう最後の海外レグとなりました。目指すは小笠原諸島です。
グアム出航後、初メールがきました。まずはメールだけ載せますね。

<7月7日七夕メール>
5日、6日と北東~東の10ノット~15ノットの風で快適なSailingをエンジョイしている。只、日に7、8回スコールに見舞われるが察知が遅れると20ノット前後に吹き上がる為、土砂振りの中でリーフ作業をする事になりセールのシバー音も重なって大変疲れる。

3時間ワッチの為、6時間寝られるので身体的にはすごく楽である。
4日の満月から少しずつ欠け始めている。
5日夜は雲が多く余り明るく無かったが、今日は月が出るまでは星空のショータイムで娘と名古屋科学館のプラレタリウムの話題になる。PM9時頃に月が出て来たが西の雲に月の光の虹が掛ったがアマチュアのカメラでは残念ながら撮る事は出来ない。

6日、後方からKINGBEEが追い上げて来てAM3時頃抜かれる。風が正面の為ジブを上げていなかったが東に回りジブを上げると再び追い抜く。7日7時の時点では後方1マイル位に視認出来ている。夜ワッチは退屈で眠いものだがランデブー艇が居ると張り合いがあって良い。

このままの天候が続けばNAUG島に着くのは8日16時前後になるだろう!

そう言えば昨夕、ケンケンをしまうと大きな2本針の1本がへし折られルアーの中に潜り込んでいた。大物が掛っただろうが誰も知らずに過ごしてしまった。