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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

コラム記事【1/20】

2023年01月21日 01時03分08秒 | マリーンズ2023
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日米で外野手として活躍したイチローさんはオリックス在籍時の1994年、仰木彬監督(故人)の発案で登録名を「鈴木一朗」から「イチロー」に変更した。振り子打法を武器に同年、プロ野球史上初めてシーズン200安打を放ち、スターの階段を駆け上がった。

仰木監督が自らプロデュースし、マスコミやファンへ積極的にアピールした「イチロー」の名は、瞬く間にお茶の間に広まった。臨機応変の用兵や奇策を繰り出す〝仰木マジック〟で近鉄、オリックスを優勝に導いた名将はファンサービスでも超一流だった。

あれから29年。ロッテで〝仰木流〟を感じさせるニックネームが誕生した。それは「ダイナマイト山本」―。〝プロデューサー〟は名監督の薫陶を受けた吉井理人監督(57)で、若手が集い、宮崎で開催された昨秋のフェニックス・リーグで4本塁打を放った20歳の山本大斗(だいと)外野手に命名した。長打力が売りの右打者で、愛称は『起爆剤になってほしい』との思いと『大斗』の名をかけて付けた。

山本は島根の強豪、開星高から入団して今年で3年目。支配下選手登録された昨年は、主に2軍の選手が出場するイースタン・リーグで79試合に出場し、打率・236、12本塁打、34打点。シーズン終盤の9月30日には1軍デビューを果たした。大器の片鱗を見せたフェニックス・リーグで、吉井監督は試合中に「ダイナマイトに回せよ」と何度も声を上げ、好機での適時打に期待感をあらわにしたという。

山本は「すごくうれしかった。3年目はやってやろうと。そういう気持ちで練習してきた」とオフのモチベーションとした。昨年12月は飛距離アップのために、ウエートトレーニングや走り込みで下半身を重点的に強化。1月13日にロッテ浦和球場で自主トレーニングを公開した際には屈強な太ももで踏ん張りながら、ティー打撃で130球以上打ち込んだ。休むことなくバットを振り続け「とにかく強い打球を打とうと考えてやっている。自分の中ではかなりいい感じ」と充実感が漂った。

「ダイナマイト山本」の愛称は「気に入っています」。同じ姓の山本大貴投手(27)が昨年7月にヤクルトに移籍した。そのため、今季のユニホームの背中に刻まれる名前は「本当は山本だったんですけど、Dを残しました」と、『D・YAMAMOTO』を継続するという。

荻野、高部、山口、藤原らと外野のポジションを争う。「自分の長所は打撃なので、一番は打撃でアピールしたい。開幕スタメンと1年間1軍でプレーし続けるというのが目標です」。吉井監督から熱いまなざしを向けられるダイナマイト山本は、2月1日から始まる沖縄・石垣島キャンプを待ちきれずにいる。(サンケイスポーツ・ロッテ担当)

(サンスポ)

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 ロッテは20日、ルイス・ペルドモ投手の獲得を発表した。

 ペルドモは球団を通じて「日本でプレーすることができるという新たな人生のチャンスをくださった千葉ロッテマリーンズの皆さんに恩返しができるよう、全力でプレーするとともに何としても優勝に貢献できるよう持てるすべての力を発揮したいと思っています」とコメント。

 ペルドモはメジャー通算147試合・468回を投げて、23勝31敗8ホールド、防御率5.12。パドレス時代の16年に9勝(10敗)、17年は規定投球回に到達して8勝(11敗)をマーク。19年にはリリーフを中心に47試合に登板した経験もある。20年にトミー・ジョン手術を受け、ブルワーズでプレーした昨季は14試合・23回2/3を投げ、3勝0敗、防御率3.80だった。 

4人の外国人選手を補強

 今オフロッテはC.C.メルセデス投手、ルイス・カスティーヨ投手、グレゴリー・ポランコ選手、そしてペルドモ投手と4人の外国人選手を補強した。

 昨季まで打線を支えたマーティン、レアードが自由契約となり、昨季8勝を挙げたロメロは韓国・SSG、主に勝ち試合の8回を担当し49試合に登板したタイロン・ゲレーロがレッズとマイナー契約、さらにシーズン途中に加入し不調が続いた益田直也に代わって抑えを任されたオスナはソフトバンクへ移籍。エチェバリアも昨年12月に自由契約となっており、昨季までプレーしていた外国人選手が全員退団し、今季は全てオフに獲得した外国人選手となる。

 近年を見てもわかるように、ロッテは外国人選手の出来が勝敗を分けることが多い。あらためてその存在感の大きさがわかる。悪い言い方をすると、外国人選手への依存度が大きく、1人でも多く外国人選手には活躍が求められる。もちろん、日本人選手たちの奮起も必要だ。

 話を外国人選手に戻すと、メルセデスとポランコは日本でプレー経験がある。メルセデスは昨季5勝に終わったが、中6日できっちりと回った3・4月は5試合・30イニング、4勝0敗、防御率2.10と結果を残した。ポランコも昨季巨人で24本塁打を放ち、走っても盗塁は2つだが“1つ先の塁を狙う走塁”を何度も見せた。

 日本で初めてプレーするカスティーヨ、ペルドモについて吉井理人監督は獲得した時点で、「先発もリリーフも出来る」(カスティーヨ獲得時)、「ピッチングスタイルとしては先発も出来ると思っていますが、ここ数年は短いイニングを投げているみたいですので、起用方法は実際に見てから考えたい」(ペルドモ獲得時)とコメントしており、どのように起用されるか現時点ではわからないが、先発、リリーフともに人数はいるものの、絶対的な存在という選手はおらず、大事なポジションを任せられればというのが現状だ。シーズン開幕するまでの実戦の間に、カスティーヨ、ペルドモと共に現有戦力がレベルの高い競争をできれば、なお良い。

 個人的な意見だが打線を考えると、もう1人長打の打てる外国人選手がいればと思うが、この先フロントがどのように動くのかも注目。外国人選手が大きく入れ替わる今季、1人でも多く“即戦力”の働きを見せ、“常勝軍団”への第一歩となるシーズンを送りたい。

文=岩下雄太

(ベースボールキング)


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