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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

備忘録【2/12】

2023年02月13日 07時00分46秒 | マリーンズ2023
≪2023/2/12≫

【練習試合   ロッテ7-2台湾・楽天 ( 2023年2月11日    北谷 ) 】

 ロッテは12日、沖縄・石垣島での春季キャンプで台湾プロ野球の楽天モンキーズと練習試合を行い、7―2で快勝した。先発の森遼大朗(23)が3回に2点を失ったものの、4回以降は4投手の継投で相手打線を抑え込んだ。中でも3番手で登板した種市篤暉(24)が2回を無安打無失点3奪三振と圧巻の投球を披露した。

 いきなりWBC台湾代表の成晉(チェン・ジン)との対戦も直球で押し込み、空振り三振に仕留めると、スライダー、フォークを交えてモンキーズ打線を寄せ付けず、「指に掛かった時の真っすぐは良かった。ただ、フォークを申し少し投げたかった。今の時期としては状態は良いと思います」と納得顔だ。

 八戸工大第一高から16年ドラフト6位でロッテ入りし、18年8月に1軍デビュー。19年には17試合に先発するなど26試合に登板して8勝2敗の成績を残した。20年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、昨季は1試合に登板したのみ。本格的な復帰シーズンに向け、吉井監督は「順調だと思います。去年手術明けで投げた時はまだしっくりくる感じではなかったが、きょうの投球だと、ケガする前の感じ、それ以上になってきたんじゃないかと見てます」と目を細めた。


 ロッテは12日、沖縄・石垣島での春季キャンプで台湾プロ野球の楽天モンキースと練習試合を行い、7―2で快勝した。3回に2点を先制されたものの、4回2死満塁から2年目の池田来翔(23)が三塁線を破る走者一掃の適時二塁打を放って逆転。6回と8回に2点ずつ奪って楽天モンキーズを突き放した。

 殊勲の一打でレギュラー獲りをアピールした池田は「打ったのはインコースの真っすぐ。結果を出さなくてはいけない立場なので、1本出せて良かったです」と笑顔。吉井監督も「ラッキー池田が良いところで打ちました。去年のフェニックスリーグと比べても積極的になってきましたし、フェニックスの時は何か詰まりながら、こう“どうなん?この子”みたいだったのが、こっちに来てから、しっかり振れるようになってきた」と評価した。

 正遊撃手が固定できていないチームにあって池田は追う立場だったが、ドラフト2位の友杉篤輝(22=天理大)ら新人の加入で下からの突き上げもある。

 「周りは気にしない。自分の守備、バッティング、走塁を全部レベルアップしていきたい」と口元を引き締めた。 


 ロッテのドラフト2位・友杉(天理大)が、台湾・楽天との練習試合で2安打2打点1盗塁とアピールした。

 6回1死一塁から“プロ初安打”となる右前打。8回は1死二、三塁から右前2点適時打し、二盗も決めた。「とにかく粘り強く粘って逆方向を狙っていこうと思っていたので、結果2本出て良かったです」。1メートル71と小柄ながら走攻守そろった即戦力内野手は、4度の守備機会でも軽快な守備を披露。「レギュラー争いに加われるように準備していきます」と力強かった。


 ロッテのドラフト5位の金田(浦和学院)が、6回に代打で出場。1死三塁から外角高めの直球を左犠飛し“プロ初打点”をマークした。

 「(ライナー性の打球で)犠牲フライっぽい感じではなかったけど、内容的には良かった」。この日が18歳の誕生日で「朝、友人からLINEが届いて誕生日だと気付いた」というほど野球に集中し、充実のキャンプを送っている。


 ロッテの佐々木朗が、沖縄・石垣島キャンプ4度目のブルペン入り。WBC使用球で直球17球、スライダー10球、フォーク7球の計34球を投げた。

 11球目からは実戦を想定したクイックモーションも試し、納得の表情。この日の最速は154キロと、160キロを計時した10日のライブBPほどの球速は出なかったが、光山1・2軍統括コーチ兼統括コーディネーターは「もうブルペンで何キロ出たとかいうレベルの投手じゃない」と評価。吉井監督は「今日も良い感じで投げていた」と仕上がりに太鼓判を押した。

 この日で石垣島での1次キャンプを打ち上げ、沖縄本島に移動して15日のヤクルト戦(糸満)で初実戦に臨む。(大内 辰祐)


 3月に開催するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に侍ジャパンの一員として出場予定のロッテ・佐々木朗希投手(21)が12日、沖縄・石垣島キャンプで4度目のブルペン入り。スライダー、フォークと変化球を交えて34球を投げ込んだ。

 捕手の田村を相手にセットポジションから直球を17球、スライダーを10球、フォークを7球の計34球。実戦を想定し11球目からは12球連続でクイックモーションで投じた。

 佐々木朗は2日に49球、4日に63球、8日に40球を投げ、10日には実戦形式のライブBPに登板。打者6人に30球を投げ、安打性2本、最速160キロを計時するなど順調な仕上がりを見せていた。15日にはヤクルトとの練習試合(糸満)で今キャンプ初の実戦登板をする予定になっている。


 ロッテの公式YouTube「千葉ロッテマリーンズ」が、沢村拓一投手(34)の沖縄・石垣島キャンプでの早朝トレーニングに密着した。

 夜明け前に始動。「200キロはもう重く感じない」という沢村が250キロをスクワットで挙げる様子などを伝えた。

 トレーニング中、雑談に応じていた沢村。11日の練習試合・楽天モンキーズ戦で先発し、3回無失点と好投した2年目左腕・秋山正雲投手(20)の投球を動画でじっくり観たといい、「体が大きくなって強くなったらいいボール放ると思う。20歳でそれぐらいのボールを投げられるのが凄い」と絶賛していた。


 ロッテは12日、沖縄・石垣島で楽天モンキーズとの練習試合後、14日から始まる沖縄・糸満キャンプのメンバー36人を発表した。内訳は投手19人、捕手4人、内野手8人、外野手5人。新人ではドラフト1位の菊地吏玖(専大)と同2位の友杉篤輝(天理大)が名を連ねた。

 糸満市の西崎総合運動公園を拠点に沖縄本島の各地でキャンプ中のチームと練習試合を行う。石垣島でのキャンプは26日まで続けられ、随時メンバーの入れ替えも行われる。

 【投手】種市、佐々木朗、二木、東妻、菊地、西野、広畑、坂本、小野、カスティーヨ、秋山、岩下、鈴木昭、中村稔、小沼、中森、横山、佐藤奨、土肥。

 【捕手】松川、田村、佐藤都、植田

 【内野手】池田、安田、中村奨、友杉、平沢、福田光、小川、茶谷

 【外野手】藤原、菅野、山口、西川、山本


 ロッテの公式YouTube「千葉ロッテマリーンズ」に20年までロッテに在籍し、通算11勝を挙げた左腕のチェン・グァンユウ投手(32)が登場。「チェンチェン大丈夫」の決めぜりふで人気者になった当時と変わらない明るさで盛り上げた。

 台湾プロ野球・楽天モンキーズの一員として来日。沖縄・石垣島で古巣と練習試合ということで、ロッテ側に遊びに来たチェン。「ロッテの試合見てます」と笑顔を振りまくと、安田からは「日本語ヘタになってますよ」と突っ込まれた。

 入団当時はいつも一緒にいたという佐々木朗とも談笑。サインや記念撮影をおねだりし、「朗希が隣でチョー緊張!」と笑わせるなど佐々木朗を「チェンさん可愛いわ」と癒やしていた。

 WBC台湾代表にも選出されているチェン。「東京ドームで朗希と投げ合いたい」と、東京ラウンドでの再会を誓っていた。
(以上 スポニチ)



ロッテ吉井理人監督(57)が12日、沖縄本島遠征前最終日となった沖縄・石垣島キャンプで取材に応じ、14日に中日と行うNPB球団との練習試合“開幕投手”に岩下大輝投手(26)を指名した。

「彼にはここ(石垣島)でやってきたことを出してほしい。しっかりローテに入って1シーズン戦ってほしいと思っています」と言及。現時点では先発候補の1人として期待を寄せている。

また、この日、ブルペンで34球を投げた侍ジャパンの佐々木朗希投手(21)は15日の練習試合ヤクルト戦(糸満)に先発登板が予定されているが、「順調にいけると思います」とした。

台湾・プロ野球の楽天モンキーズ戦第2戦(石垣島)では7-2で逆転勝ちし、連勝発進となった。0-2の4回裏1死満塁から走者一掃となる左翼線3点適時打を放った「6番二塁」池田来翔外野手(23)に対し「ラッキィ池田が良いところで打ちましたけれど(昨秋の)フェニックス・リーグの時よりも積極的に打てるようになった」とたたえた。

「5番遊撃」に抜てきしたドラフト2位の友杉篤輝内野手(22=天理大)も、右前2点適時打を放つなど2安打2打点1盗塁で起用に応えただけに「この先楽しみ。守りのほうもうまくこなしてくれた。盗塁は他のコーチ陣が(足を)見たいと言うのでサインを出しましたが、少し足がもつれていましたね」と上機嫌だった。

2日間の対外試合を通じた総括には「若い子たちが元気を出してやってくれたので良かった。日差しが強くて暑かったのですが、集中力を切らさず頑張ってくれた。自分が一番切れてましたね」と冗談も交えながら締めた。【鎌田直秀】


ロッテの「6番二塁」池田来翔外野手(23)が2死満塁から走者一掃の左翼線3点適時打を放ち、3-2と逆転した。

0-2で迎えた4回裏2死満塁、池田の三塁線を破る二塁打に一塁走者の松川虎生捕手(19)が懸命に走り生還した。

先発登板した森遼大朗投手(23)は3回を投げ、5安打2失点。2番手の中村稔弥投手(26)は2回1安打無失点だった。6回からは種市篤暉投手(24)がマウンドに上がった。


ロッテは5-2で迎えた8回裏、「5番遊撃」で先発出場したドラフト2位の友杉篤輝内野手(22=天理大)が、1死二、三塁から右前に2点適時打を放った。
対外試合でプロ初打点。直後には盗塁も決めた。6回にも右前安打を放っており、俊足巧打の即戦力遊撃手としてアピールした。同5位の金田優太(18=浦和学院)も代打で左犠飛。バースデー“プロ初打点”に「バットのヘッドが返らないように意識したことが良かった。でも次はヒットを」と満足していない。

試合は、最後を高卒4年目右腕・横山陸人投手(21)が3人で締め、7-2で勝利した。


ロッテは6回、2点を挙げて5-2と点差を広げた。

相手暴投で1点を加点して迎えた1死三塁、代打の金田優太内野手(18=浦和学院)の左犠飛で三塁走者の友杉篤輝内野手(22=天理大)が生還した。金田は、この日が誕生日。対外試合プロ初打点は、バースデーを自ら祝う“祝打”となった。


ロッテ佐々木朗希投手(21)と沢村拓一投手(34)がブルペン入りした。

佐々木朗は160キロをマークした9日のシート打撃から中2日。フォーク、スライダーを含めて計34球。受けた田村に「ナイスボール! 手が痛えよ~」と声をかけられると、少しほほえむ場面もあった。沢村はキャンプ2度目のブルペン。捕手に最初は中腰、途中から立ち膝で構えてもらい、スプリットやシュートを含めて計29球を投げた。


ロッテの佐々木朗希投手(21)と沢村拓一投手(34)が12日、沖縄・石垣島での春季キャンプでブルペン入りした。

佐々木朗は160キロをマークした9日のシート打撃(ライブBP)から中2日。田村龍弘捕手(28)を相手にフォーク、スライダーを含めて計34球を投げた。ストレートを受けた田村に「ナイスボール! 手が痛えよ~」と声をかけられると、少しほほえむ場面もあった。

沢村はキャンプに入って2度目のブルペン。捕手に最初は中腰、途中から立ち膝で構えてもらい、スプリットやシュートを含めて計29球を投げた。


ロッテは12日、沖縄・糸満市を拠点にして練習試合などを行う沖縄本島遠征メンバー36人を発表した。

途中、石垣島キャンプ中のメンバーとの入れ替わりが行われることもある。

【投手】種市、佐々木朗、二木、東妻、菊地、西野、広畑、坂本、小野、カスティーヨ、秋山、岩下、鈴木昭、中村稔、小沼、中森、横山、佐藤奨、土肥

【捕手】松川、田村、佐藤都、植田

【内野手】池田、安田、中村奨、友杉、平沢、福田光、小川、茶谷

【外野手】藤原、菅野、山口、西川、山本
(以上 日刊)



 WBC日本代表のロッテ・佐々木朗希投手が12日、石垣島キャンプ最終日で4度目のブルペン入り。WBC使用球で直球、スライダー、フォークを計34球投じた。

 この日は捕手・田村を座らせ、直球17球、スライダー10球、フォーク7球。スライダーの曲がり方などを確認しながら石垣島での最後ブルペン投球を終えた。実戦登板は15日のヤクルト戦(糸満)を予定している。


 レッドソックスを自由契約となり3年ぶりに復帰したロッテの沢村拓一投手が12日、石垣島キャンプで2度目のブルペン入り。変化球を交えながら計29球を投げ込んだ。

 この日は捕手を立たせ9球を投げたあと、立ち膝で20球。感覚を確かめながら直球やスプリットを投げ込んだ。この日はチーム全体での石垣島キャンプが最終日。沢村は14日以降も石垣島で調整を続ける見込みで、3月中の実戦登板を目指す。
(以上 報知)



ロッテ春季キャンプ(12日、沖縄・石垣島)石垣島での1次キャンプを打ち上げた。今年は1、2軍を振り分けず、個別練習の時間を多く割いた。吉井監督は「天気にも恵まれて順調にここまできている」と充実感をにじませた。

沖縄本島に移ってからは14日に中日戦が組まれている。岩下が先発予定で、監督は「練習してきたことを出してくれればいい」と期待した。


ロッテ春季キャンプ(12日、沖縄・石垣島)ロッテの開幕ローテーション入りを狙う種市篤暉投手(24)が、台湾楽天との練習試合の六回から3番手で登板し、2回無安打無失点、3奪三振と好投した。20年9月に受けた右肘の手術からの完全復活を狙う右腕は、伸びのある直球を強気に内角へ投げ込み、打者を圧倒し、「集中して投げることができた。ストライク先行でいけたのでよかった」と笑顔。吉井監督は「けがをする前以上になってきた」とうなずいた。


ロッテ春季キャンプ(12日、沖縄・石垣島)171センチの小兵が、遊撃のレギュラー争いに名乗りを上げた。ロッテは台湾プロ野球、楽天モンキーズと練習試合を行い、7-2で逆転勝ちした。ドラフト2位の友杉篤輝内野手(22)=天理大=がフル出場し、走攻守で輝いた。

「自分のいいところをアピールしようと思って、とにかく粘り強く、プレーすることを意識しました」

「5番・遊撃」で対外試合初スタメン。打撃ではしぶとさが際立った。六回は外角直球に食らいつき、右前へ〝プロ初安打〟を記録。1死二、三塁で回ってきた八回の第4打席は「逆方向へゴロを打てば点が入る」と一、二塁間をゴロで抜いて2点適時打とした。〝プロ初打点〟を挙げ、その後二盗も決めた。

三回にはボテボテのゴロに素早くダッシュ。華麗なランニングスローでアウトを奪った。2安打2打点1盗塁と活躍したルーキーに、吉井監督は「持ち味を出してくれた。この場面ではこういう打撃をしたらいいなと思っているような打撃をしていたので、この先が楽しみ」と目を細めた。 

初めて臨むキャンプでは「プロの力強い球に振り負けないように準備をしてきた」と連日、朝から夕方までバットを振り込んだ。守備は小坂コーチとともに居残りで練習。捕球の基礎を徹底的に見直し、結果につなげ、14日から始まる沖縄本島での遠征メンバーに選ばれた。 

ロッテの遊撃は昨季、4選手が交代でスタメンに名を連ねるなど固定できていない。今季は茶谷、小川、藤岡らとレギュラーを争う。「争いに加われるようにやらないといけない。先輩方に意識してもらえるようにアピールしていく」。三拍子そろった22歳がサバイバルに割って入る。(武田千怜)


ロッテ春季キャンプ(12日、沖縄・石垣島)ドラフト2位新人の友杉(天理大)が台湾プロ野球の楽天モンキーズとの練習試合で2安打2打点と光った。「とにかく粘り強く逆方向を狙おうと思った」と2本とも右前へ。盗塁も決め「充実した時間を過ごせている」と胸を張った。

好守も加え、即戦力候補の遊撃手として期待がかかる。「争いに加われるようにやらないといけない」と力を込めた。


ロッテ春季キャンプ(12日、沖縄・石垣島)WBC日本代表のロッテ・佐々木朗希投手(21)がキャンプで4度目のブルペン入り。変化球を交え、34球を投じた。直球の最速は154キロ。タブレットでこまめにデータを確認しながら、感触を確かめた。今後は13日に沖縄本島へ移動し、15日にヤクルトとの練習試合で初実戦を迎える予定。WBC日本代表の投手コーチを兼任する吉井監督は「きょうもいい感じで投げていた。順調です」と目を細めた。
(以上 サンスポ)



ロッテが逆転勝利した。3番手で登板した種市篤暉投手が2回を無安打無失点、3奪三振と好投。勝利へとつなげた。

 3-2の六回から、3番手として登板。先頭を空振り三振に斬って取ると、続く打者を中飛、遊ゴロに仕留め三者凡退とした。七回からも絶好調。先頭を二飛に打ち取ると、その後は変化球を多投し2者連続三振。テンポのいい投球で封じ込んだ。

 右腕は2020年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、昨年4月に2軍で実戦復帰。8月11日・ソフトバンク戦で復帰登板を果たしたが3回3失点に終わっていた。

 だが、この日の試合では復活の兆しを見せ、吉井監督は「去年、手術明けに投げてましたけど、まだしっくりくる感じがなかった。今日の投球を見ているとけがをする前の感じ、それ以上になってきたんじゃないかなっていう風に見ています」と期待を込めた。


 俊足巧打で猛アピールだ。ロッテのドラフト2位・友杉篤輝内野手(22)=天理大=が楽天モンキーズとの練習試合に「5番・遊撃」でスタメン出場。2打席連続安打に盗塁も決め、爪痕を残した。

 まずは1点リードの六回1死一塁だ。直球を捉え右翼線への一打を放つ。3点リードの八回1死二、三塁では直球を右前へはじき返す2点適時打。「いいところをアピールしようと思って、粘り強く逆方向を狙った。その結果、2本出てよかった」。積極的な打撃で存在感を示した。

 さらに八回の適時打後には、次打者の初球でスタートを切り二盗も成功。遊撃の守備では三回に華麗なジャンピングスローも見せた。吉井監督も「しっかり持ち味を出せていた。本当にこの先が楽しみ」と思わず目を細める活躍ぶりだ。

 この日は、ドラ1・菊地とともに沖縄本島遠征メンバーにも選ばれた。狙うは正遊撃手の座。「まずは争いに加わっていく立場。先輩に意識してもらえるようにアピールしたい」。熾烈(しれつ)な戦いを勝ち抜いてみせる。

 ◆友杉 篤輝(ともすぎ・あつき)2000年11月7日生まれ、22歳。大阪市出身。171センチ、70キロ。右投げ右打ち。内野手。背番号10。立正大淞南では1年秋から背番号「6」で正遊撃手。天理大1年春からリーグ戦に出場し、通算2度の首位打者。22年度ドラフト2位でロッテ入団。


 ロッテが楽天モンキーズに逆転勝利した。ドラフト2位・友杉篤輝内野手=天理大=が4打数2安打2打点と活躍した。

 0-2の四回、先頭・藤原の左前打、2四死球で2死満塁。一発逆転の絶好機で池田が三塁線を破る3点適時二塁打を放ち、逆転に成功した。

 5-2の八回1死二、三塁では、ルーキー・友杉が2打席連続安打。右前に打球を運び、2点適時打とした。なおも1死一塁では、小川の初球で俊足を飛ばし二盗も。俊足功打を見せつけた。

 投げては先発した森が3回を5安打2失点。先制点を献上したが、リリーフ陣が奮闘。3番手として六回から登板した種市は、2回を投げ3奪三振。八回からマウンドに上がった坂本も1回を投げ3奪三振と、力投を披露した。


 佐々木朗希投手が、今キャンプ4度目のブルペン入り。スライダー、フォークを交え34球を投げ込んだ。

 この日は、第2クール最終日。捕手・田村を座らせ球団計測で最速154キロの直球17球、スライダー10球、フォーク7球の計34球。こまめにデータを確認しながら取り組んだ。

 最後は田村と、変化球の握りを確認した。


 レッドソックスから3年ぶりに復帰した沢村拓一投手が、今キャンプ2度目のブルペン入りした。

 まずは捕手を立たせて9球投げ、その後は捕手に片膝を付かせて20球。計29球を、スプリットなどの変化球を交え投げ込んだ。
(以上 デイリー)



 ロッテの石垣島春季キャンプは12日、第2クール最終日。13時から楽天モンキーズと国際交流試合を行った。

 先発・森遼大朗は3回を投げ2失点も、4回から登板した中村稔弥と6回から登板した種市篤暉が2イニング、坂本光士郎、横山陸人が1イニングを無失点に抑えた。

 打線は4回に2年目・池田来翔の走者一掃の適時二塁打、6回に代打で登場した高卒ルーキーの金田優太(浦和学院高)が犠飛、8回には同じく新人の友杉篤輝(天理大)に2点適時打が飛び出した。

【試合後の談話】
▼ 投手
16 種市篤暉
6回からの2イニングを3奪三振のパーフェクトリリーフ。先頭打者に対してはオールストレートで空振り三振に仕留めた。「指にだいぶかかっていたので、そこは続けていければいいかなと思います」。

48 中村稔弥
4回からの2イニングを無失点。力強いストレートを投げ込んでいるように見えたが、本人も「この前のBPから調子は良くなってきていて、真っ直ぐは力が伝わっていた。ブルペンでもこの前も良かったですし、今日もしっかり強く投げられたボールはあったんじゃないかなと思います」と自己評価。ただ「確率は良くないので、その確率をもう少し上げていけるようにしていければいいかなと思います」と話した。

60 横山陸人
9回から登板し1回を無失点に抑え試合を締めた。「最初にしてはしっかり投げられたのかなと思います」と振り返り、今季に向けては「最低でも一軍で40試合、50試合投げられるようなピッチャーになりたいと思っています」と意気込んだ。

▼ 捕手
45 植田将太
9回からの1イニングマスクを被る。「今年1年は勝負だと思っているので、これからの練習試合、オープン戦からどんどんアピールして、なんとかレギュラー目指してやっていこうかなと思います」と決意。

取材・文=岩下雄太


2回3K無失点
 ロッテの種市篤暉が12日、楽天モンキーズとの国際交流試合に登板。2回を投げて被安打0、3奪三振と今季初実戦は最高のスタートを切った。

 「入りがすごく良かったので、そのままポンポン2ストライクがとれたんじゃないかなと思いますし、ストライク先行でいけたものも良かったかなと思います」。

 3-2の6回表にマウンドに上がった種市は、先頭打者のチェン・ジンに対して初球(見逃し)、2球目(空振り)と指にかかった威力のあるストレートで簡単に追い込む。続く3球目のストレートでファウルを奪い、最後はストレートで空振り三振に仕留めた。

 ストレートで空振りを奪えたことについて、「指にだいぶかかっていたので、そこは続けていければいいかなと思います」と振り返った。

 6回、2イニング目となった7回も力強いストレートで楽天モンキーズ打線を完璧に封じ込んだ。とにかくこの日のストレートは、ワクワクするような力強い種市本来のボールを投げ続けた印象だ。ストレートはすごく良かったという認識で良いか問うと種市も「大丈夫だと思います」と納得のいくストレートを投げられたようだ。

 また、投球の再現性についても「BPの時は変化球がすごく悪かったんですけど、ブルペンで意識して投球したのがゲームで出せたと思うので、そこはすごく良かったと思います。もっと精度を上げて空振りを取れるようにしたいと思います」と語った。

「野球のことだけを考えられている」
 種市は今季「僕の中ではローテを目指して1年間守り抜ける技術、体力、このキャンプでつけて1年間頑張りたいと思います」と意気込むが、球数を増やし、長いイニングを投げた時に、この日のような投球ができるかどうかがひとつ先発ローテーション入りに向けてポイントになってくる。

 本人は「体を振って投げてしまう癖があるので、そこはできるだけしないようにいいバランスで投げられたらいいかなと思います」と話す。

 楽天モンキーズとの練習試合が終わり、14日からは沖縄本島での練習試合が始まる。ロッテの先発ローテーションは昨季の実績を考えれば、美馬学、石川歩、小島和哉、佐々木朗希、C.C.メルセデスの5枚は確定的で、残りの1枠を巡って熾烈な競争が予想される。「キャンプの時期はすごく僕の中では野球のことだけを考えられている。動画とかたくさん見られたので、修正ができている。その点については充実したキャンプになったと思います。今後、本島でも抑えられるように頑張りたいと思います」。まずは沖縄本島での練習試合で、しっかりと結果を残してみせる。

取材・文=岩下雄太 
(以上 ベースボールキング)
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