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備忘録【2/9】

2023年02月10日 06時57分03秒 | マリーンズ2023
≪2023/2/9≫

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンのロッテ・佐々木朗希投手(21)が9日、実戦形式で打者と対戦するライブBPに初登板した。打者6人に30球を投げ、安打性は2。早くも最速160キロをマークする上々の内容で試運転を終えた。次回は15日にヤクルトとの練習試合に登板予定で、村神様斬りで強化合宿へ弾みをつける。

 ラスト30球目。内角低めに快速球が決まる。ストライク判定に打者の藤原が肩を落とし、マウンドを降りる佐々木朗にスタンドから大きな拍手が送られた。今キャンプで初めて打者と対戦するライブBP。「雰囲気や景色を思い出し、ブルペンとの違いを確認すること」をテーマに、スタートは藤原へ直球を5球連続で投げ込んだ。場内スピードガンはなかったが、球団の計測では4球目と10球目に、この時期では異次元の最速160キロをマークしたという。

 WBCで使用される大リーグ公式球で15球を2セット投げ、安打性2本、空振り4球、ボールが7球。右腕は「(昨年11月の)強化試合よりもフォークが少し良くなった。あとは最後の方はコントロールも良くなったと思います」と納得顔だ。

 キャッチボールはもちろん、ノックや連係プレーの練習でもWBC球を使用。ここまで3度のブルペンでは、新たな武器として昨季は全投球の5・3%止まりだったスライダーを多投してきた。前日にはWBC2大会連続MVPの松坂大輔氏(スポニチ本紙評論家)から直接、アドバイスをもらう機会もあった。

 この日は右打者にスライダー、左打者はフォークと使い分けた。スライダーには「もう少し安定して曲がってくれれば」と不満げでも、受けた松川は「本当に強いボールが来ていたし、スライダーも使えるなと感じた」。初めてWBC球を握った昨年11月の強化試合では序盤に球が抜ける場面も目立ったが、「去年の強化試合より良くなっている」と侍ジャパン投手コーチも兼ねる吉井監督もうなずいた。15日のヤクルトとの練習試合へ「予定通りいけると思う。複数イニング投げてもらいたい」と登板を明言。「(データ解析の)トラックマンのデータを見ると、もっと良くなるはず」と加えた。

 今季の初対外試合は、昨季3冠王・村上と対戦する可能性が高まった。21年6月10日の初対戦ではプロ初被弾を浴び、昨年の球宴では161キロを中前打された。「時間はあまりないですけど、ストレートの精度とか、まとまりを出せたら」。村神様斬りで、17日からの侍強化合宿へ。悲願の世界一へ、これ以上ない最終調整の場となる。(大内 辰祐)

 ≪五十嵐氏 WBC球への対応「もう少し」≫元ヤクルトでメッツでもプレーした野球解説者の五十嵐亮太氏が佐々木朗のライブBPを視察した。「一球一球、自分の感触と捕手の感覚を照らし合わせながら丁寧に調整している」と印象を語り、WBC球への対応については「もう少し。日本のボールを投げた時との違いを極力なくそうとしているように見えた」と分析した。速球王として日米で活躍した右腕は「彼の持ち味である真っすぐとフォークの2つで海外選手をバシバシ抑える姿を見たい。驚かせてほしいね」とエールを送った。

 ≪藤原 安打のち空振り「お手上げ」≫1セット目に3球目を中前にはじき返した藤原だが、2セット目は直球に2度空振りし、最後は内角直球にバットが出なかった。「めちゃくちゃ良いところに決められた。お手上げです」。2セット目の3球目に右前打の安田は「あれは抜けたフォーク。甘いボールを打てて良かった」と笑顔を見せたが、1セット目には同じフォークで体勢を崩されて空振り。「やっぱり凄いピッチャーですよ」と称賛していた。


 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場するロッテの佐々木朗希投手(21)が9日、沖縄・石垣島キャンプで実戦形式のライブBPに初登板。打者6人に30球を投げ、直球の最速は160キロを計測。許した安打性は2本と順調な仕上がりをアピールした。

 登板を終えて、課題を問われた佐々木は「スライダーだったり、真っすぐもそうですけど、投げていけば上がっていくと思うんですけど、今日に関してはそこが少し足りなかった」と語った。スライダーに関しては「ボールにもよりますけど、駄目なボールが、特に右バッターに危ないボールだと思ったので、もう少し安定して曲がってくれればと思っています」とし、精度の安定を反省点に挙げた。今後に向けて「投げて良くしていくしかない。試合の時にはどうにか形にできるように」と次回登板に向けて決意を語った。

 佐々木朗は2月1日のキャンプイン後、3度ブルペン入り。2日に49球、4日に63球、7日に40球と、いずれもスライダー、フォークの変化球を交えて投げ、4日には157キロを計測するなど順調に調整を進め、この日、初めて実戦形式の練習に臨んだ。試合登板は15日のヤクルトとの練習試合(糸満)が見込まれている。


 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場するロッテの佐々木朗希投手(21)が9日、沖縄・石垣島キャンプで実戦形式のライブBPに初登板。打者6人に30球を投げ、直球の最速は160キロを計測。許した安打性は2本と順調な仕上がりをアピールした。以下は一問一答。

 ―第2クール2日目を終えて
 「大きなケガなく順調にきていると思います」

 ―ライブBPに登板したが、投球の感覚は?
 「ブルペンと、打者が立ってまた違った感覚で、その中でいろいろな収穫があったので良かったと思います」

 ―マウンドでは何を意識した。
 「そもそも実戦形式が初めてだったので、その雰囲気だったり、景色を思い出すことだったり、その中で投げてブルペンとどういった違いがでるかとか、そういったところを確認しました」

 ―投げた球種は?
 「スライダーとフォークです」

 ―良かった点は?
 「去年の強化試合よりもフォークが少し良くなった。初実戦ですけど、その時より良くなったと。あとは最後の方ですけど、コントロールも良くなったと思います」

 ―逆に課題は?
 「スライダーだったり、真っ直ぐもそうですけど、投げていけば上がっていくと思うんですけど、きょうに関してはそこが少し足りなかった」

 ―実戦形式の中で感じたWBCの違いは?
 「そこまで…きょうは、はい」

 ―今後に向けて。
 「次回もケガなく良い状態で投げられればと思ってます」

 佐々木朗は2月1日のキャンプイン後、3度ブルペン入り。2日に49球、4日に63球、7日に40球と、いずれもスライダー、フォークの変化球を交えて投げ、4日には157キロを計測するなど順調に調整を進め、この日、初めて実戦形式の練習に臨んだ。試合登板は15日のヤクルトとの練習試合(糸満)が見込まれている。


 ロッテの松川虎生捕手(19)が9日、沖縄・石垣島キャンプで実戦形式のライブBPに登板した佐々木朗希投手(21)の捕手を務め、佐々木朗のWBC球への対応に太鼓判を押した。

 佐々木は打者6人に30球を投げ、直球の最速は160キロを計測。許した安打性は2本と順調な仕上がりをアピールした。松川は「前のブルペンよりかは、あまり良くなかったですけど、本当に強いボールは来ていましたし、スライダーも本当に使えるなとすごく感じた」と評価。「(直球は)ちょっとシュート気味になっていたところはありますけど、(打者)2巡目から“体の使い方がはまった”と言っていたので、本当にそこはすごいいいボールが来ていたと思います」とした。

 WBC使用球は、NPB球よりも滑るとされる。スライダー、宝刀フォークボールについて問われた松川は「スライダーとフォーク2種類だけでしたけど、右バッターにはスライダーが1球だけすごくいいところで曲がってきた。その後はちょっと浮いていましたけど、使えるんじゃないかと感じました。フォークの制球の部分に関しても、(NPB球とWBC使用球で)ボールの差はなかった。バッターから見ても、真っすぐの軌道で落ちてきていたんじゃないかなと思いました」と語った。

 自らにとっても高卒2年目で不動の正捕手へ向けて勝負となる。「これから結果を求められてくると思うので、しっかりアピールできるように、一瞬、一瞬を大事にして結果にこだわってやっていきたい」と話していた。


 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表の投手コーチを兼任するロッテ・吉井理人監督(57)が、沖縄・石垣島キャンプで実戦形式のライブBPに初登板した佐々木朗希投手(21)の仕上がりについて語った。

 佐々木朗は打者6人に30球を投げ、直球の最速は160キロを計測。許した安打性は2本だった。吉井監督は「WBC用のボールで投げたのですが、去年の強化ゲームの時よりもいい感じで投げていたので、順調に来ていると思います。まだ変化球は思ったところに投げられていないかなと思いましたが、今の時点では上々だと思います」と評価。「もっと精度は上がると思いますよ」と話した。

 15日のヤクルトとの練習試合(糸満)に向けては「予定通りいけると思います」とし、「(イニング数は)2から3イニング、(球数は)30から45くらいですかね」と語った。


 ロッテ9日、選手が中心となって行う社会貢献活動「MARINES LINKS(マリーンズ・リンクス)」の一環として、春季1次キャンプ地である石垣市内の施設を訪問した。選手による施設訪問は2020年以来3年ぶりとなります。

 今回は菊地吏玖投手、秋山正雲投手、吉川悠斗投手の3選手が八重山特別支援学校(小学部1年生~高等部3年生約60人)、児童養護施設ならさ(3歳~高校3年生約20人)を訪問し、写真撮影やキャッチボール、サイン色紙の贈呈などの交流を行った。

 「MARINES LINKS」というネーミングには、この社会貢献プロジェクトを通じて、ロッテ選手を中心にファン、地域住民、行政機関、パートナー企業などの千葉ロッテマリーンズに関係する人々全員を「LINK(リンク、繋げるという意味)」させたいという思いが込められている。
(以上 スポニチ)



侍ジャパン投手コーチも兼務するロッテ吉井理人監督(57)が9日、チームの春季キャンプで実施したシート打撃(ライブBP)に初登板した佐々木朗希投手(21)について言及した。

全30球を、最初の15球は捕手の後ろから、最後の15球は離れた横から見守り、「去年の強化試合の時よりは良いボールを投げていたので順調に来ていると思う。もうちょっと変化球は思ったところに投げてほしいなと思ったんですけれど、今の時点では上々」と納得の表情で振り返った。

1球目から30球目まで、投球内容を修正しながら投げた姿をこう表現した。「バランス良く、スムーズに投げられていた」。投球フォームのことだけではない指揮官の感じたスムーズさを伝えるための、熟考した例えはこうだった。「歌を歌っていて、すごく気分よく歌っているようなのは分かるじゃないですか? そんな感じ」と独特な持論で展開した。

次は中5日で行われる15日の練習試合ヤクルト戦(午後1時開始、糸満)で佐々木朗を先発起用する見込みだ。「予定通りいけると思います。(投げたあとの)今も元気でトレーニングしているので大丈夫だと思います」。投球回数や球数に関しては「複数イニング投げてほしいですけれど、彼の機嫌次第ですね。2から3回くらい、30から45球くらいですかね」とイメージした。

対戦した打者陣に対しても「みんな積極的に振ってくれていたので良かったと思います。結果はともかく」とたたえた。会心の中前打を放った藤原恭大外野手(22)に「センター前ヒットを打っていましたけれど、ああいうので自信にしてくれたらいいなと」願う一方、フォークを完全に崩されて空振りした安田尚憲内野手(23)には「安田はまだまだです」と愛情たっぷりに厳しく言った。

朝は激しい雨が降っていたため、練習メニューの変更も可能性はあったが、練習開始時刻を過ぎたころには晴れ間も少し見え、佐々木朗の160キロも生んだシート打撃も実施出来た。「朗希が『雨よ、去れ~』って言ったら(雲が)去っていったので…」と報道陣に明かしたが、広報担当者に「そんな場面は自分は見てなかったですけどね」と突っ込まれると、「あっ、言ってなかったかあ…。晴れて良かったです」。吉井監督の気分も上々だった。【鎌田直秀】


朗希史上最速のシーズン160キロ到達だ! WBC日本代表のロッテ佐々木朗希投手(21)が9日、沖縄・石垣島での春季キャンプで行われたシート打撃に初登板。WBC使用球では実戦初の160キロを2度マークした。昨年は2月19日の練習試合日本ハム戦の初球に161キロを記録したのが最初。WBC仕様の早期調整で積み上げてきたボールへの対応に手応えを得た計30球だった。次回登板は15日のヤクルトとの練習試合(糸満)の予定だ。
  ◇  ◇  ◇
佐々木朗がマウンドに立つと、石垣島の空気が一変した。球場内の音楽は消され、約1000人の観衆も静寂に包まれた。誰もが身動き1つせずに凝視する。最初の打者は藤原。WBC使用球で初の160キロは、4球目だった。受けた松川に伝えたテーマは「左打者への直球と右打者へのスライダーを試したい」。言葉通りの、キレ味鋭い左への内角高めの直球だった。

昨年11月の強化試合で4回を投げたが、抜け球も多く、球速も159キロ止まり。正月返上で“ボールはともだち”とばかりに常に一緒に寄り添ってきたWBC球との深まりを証明した。

気温23度の石垣島で初の160キロ披露でもあった。「実戦形式は(今季)初めてだったので、バッター相手に投げられたこと、球場の雰囲気だったり景色の中で投げられたことが収穫だった。いろいろな要素を踏まえたら、元気に投げられましたし、そこそこ良かったと思います」。納得の表情からあふれた汗を、空と同じ青いタオルで拭った。

打者6人に計30球を投げ、安打性の当たりは2本。安田からフォークで膝をつくほど体勢を崩させて空振りを奪い、160キロの内角直球で二ゴロに封じた。最後も藤原の内角低めにズバッと決めて見逃しで締めるなど、打者が手が出ないほどの球が数多くあった。

「去年の強化試合の時よりも、フォークがちょっと良くなっている。最後のほうですけれど、コントロールも良かったのかな」。課題はスライダー。「良いボールは良かったですけど、ダメなボールが右バッターに危ないなと思ったので、もう少し安定して曲がってくれれば」と明確にした。

次は中5日でヤクルト戦。「朗希VS村神様」のWBC主力対決は佐々木朗にとっても腕試しとなる。「時間はないけれど、ストレートの精度だったり、全体的にまとまりを出せるようにしたい」。日の丸を背負う侍とWBC球との関係は、もうじき“相棒”となる。【鎌田直秀】

佐々木朗希のシーズン初160キロ計測
◆19年 4月6日、奈良県内でのU18(18歳以下)W杯に向けた高校日本代表1次候補合宿の紅白戦で自己最速を6キロも更新する163キロ。
◆20年 コロナ禍で開幕が遅れる中で5月26日、ZOZOマリンでの高卒1年目のシート打撃初登板で藤岡相手に160キロを2度。
◆21年 160キロの計測なし。
◆22年 2月19日、沖縄・名護での日本ハムとの練習試合で先発し、清水相手の初球に161キロ。全26球を投げ、直球22球中160キロ超えは16球。

▽侍ジャパン投手コーチを兼務するロッテ吉井監督(佐々木朗の投球内容に)「スムーズに投げられている。歌を歌っている人が気分よく歌っているのが分かるのと同じような感じ。(次の登板は)複数イニング投げてもらいたいけれど、彼の機嫌次第。30から45球くらいですかね」

▽ロッテ松川(捕手を務め)「フォークもストレートもWBC球でも差がない。直球は最初はシュート気味だったのですけれど、途中から(修正して)体の使い方がはまった感じで良かった。球種選択は朗希さんです」

▽ロッテ安田(160キロ直球とフォークに屈したが右前打で意地も)「対戦は21年の秋のキャンプ以来。160キロの直球からあのスピードできれいに落とされたら打てません。空振りの映像、使ってください(笑い)。ヒットは抜けたフォークだったので…。この時期に160キロを見られたのは良かったです」

▽ロッテ藤原(全10球対戦し中前打あり、160キロあり、最後は見逃しあり)「朗希にインコースに決められたら打てない。お手上げです」


WBCの侍ジャパンに選出されているロッテ佐々木朗希投手(21)が9日、沖縄・石垣島での春季キャンプで行われたシート打撃(ライブBP)に初登板し、WBC公式球で実戦形式初の160キロをマークした。投球後に取材に応じ、「実戦形式は(今季)初めてだったので、バッター相手に投げられたこと、球場の雰囲気だったり景色の中で投げられたことは収穫だったと思います」と話し、「今日に関しては、いろいろな要素を踏まえたら、元気に投げられましたし、そこそこ良かったと思います」と納得の表情で終えた。

受けた松川虎生捕手(19)に伝えた投球内容のテーマは左打者への内角ストレートと、右打者へのスライダーをしっかり試すことだった。打者6人に計30球を投げ、安打性の当たりは2本。安田尚憲内野手(23)からフォークで空振りを奪い、膝をつくほど態勢を崩させる場面もあった。藤原恭大内野手(22)に中前安打を許した直後のボールで最初の160キロでファウルチップ。安田に対する5球目(通算10球目)にも160キロで二ゴロに封じた。この日の160キロは2度。ストレートや変化球ともに、打者が手が出ずに見逃すボールも数も多かったことには「(ボールが)ばらついていたからだと思います」と謙遜したが、左打者の内角低めでズバッと決めた球も数球あった。「去年の強化試合の時よりも、フォークがちょっと良くなっているのかなと。最後のほうですけれど、コントロールも良かったのかな」。手応えを得た30球だった。

課題はスライダー。「良いボールは良かったですけれど、ダメなボールが右バッターに危ないボールだと思ったので、そこに関してはもう少し安定して曲がってくれればなと思っています」と明確にした。

次は15日に行われるヤクルトとの練習試合(午後1時開始、糸満)での先発登板が予定されている。「そんなに時間はないと思うので、ストレートの精度だったり、全体的にまとまりを出せるようにしたいです」。17日からは侍ジャパンの宮崎合宿が始まる。


ロッテは9日、選手が中心となって行う社会貢献活動「MARINES LINKS(マリーンズ・リンクス)」の一環として、春季キャンプ地の沖縄・石垣市内の施設を訪問した。

秋山正雲投手(19)、ドラフト1位ルーキー菊地吏玖投手(22=専大)、同育成1位の吉川悠斗投手(17=浦和麗明)が、「八重山特別支援学校」(小学部1年生から高等部3年生の約60名)、「児童養護施設ならさ」(3歳から高校3年生の約20名)の2施設で、写真撮影やキャッチボール、サイン色紙の贈呈などの交流を行った。選手による施設訪問は20年以来3年ぶりとなった。
(以上 日刊)



WBC日本代表のロッテ・佐々木朗希投手(21)が9日、石垣島キャンプでシート打撃(ライブBP)に初登板。WBC使用球で打者延べ6人に対し計30球を投じ、安打性は2本。2月上旬で最速は160キロをマークし、“WBC仕様”の組み立てを想定した投球練習に、確かな手応えと課題を明確にした。

 圧倒的な球威に、スタンドからどよめきが起こった。佐々木朗がゆったりとしたフォームから1球目の直球投げ込む。藤原のバットを押し込んでファウルを奪った。今年初となる実戦形式での登板。計30球を投じ、球団計測で2度の160キロをマークした。「バッター相手に投げられたこと、球場の雰囲気だったり景色の中で投げられたことは収穫だった」と振り返った。

 藤原と安田にそれぞれ1本ずつ安打性の打球を許したが、順調な仕上がりは誰の目にも明らかだ。7球目のフォークで空振りを奪われた安田は、膝から崩れ落ちた。この日は茶谷、山口の右打者にスライダー、左の藤原、安田には内角攻めと、より実戦をイメージしての投球。前半は球がばらつく場面もあったが後半は修正し、最後の藤原への内角への直球はビタッと決まった。「去年の強化試合の時よりもフォークがよくなったし、最後は制球もよかった」。キャンプ中多く練習してきたスライダーには、「特に右打者に危ない球だなと。そこに関してはもう少し安定して曲がってくれれば」と課題も口にした。

 昨年2月7日のマウンドでの投球練習では最速157キロだったが既に最速160キロ。約1か月後に迫るWBCへ向け、例年よりも早めの調整だ。視察した他球団のスコアラーも、「フォークは超一流。だんだん再現性のあるフォームになってきている」とうなった。

まだ半分プー 吉井監督は変化球の出来について、「まだ半分くらい。またプーって言ったら載っちゃうから言わないけど、プーっちゃプーです」と話した。指揮官はこのキャンプで、朗希がまだ完璧でない状態のことを指して独特な表現を用いているが、この日もまだ伸びしろがあるとした。それでも、続けて「今の時期では上々。もっと精度は上がると思う」。15日に登板予定のヤクルトとの練習試合(糸満)では30~45球をメドとし、複数イニングを投げる予定で、「次はもっとストレートの精度だったり、全体的なまとまりを出せるようにしていきたい」と右腕。17日から始まる侍強化合宿へ、まずは手応えありの30球を披露した。(小田原 実穂)


 WBC日本代表のロッテ・佐々木朗希投手が9日、石垣島キャンプで実戦形式のライブBPに初登板。打者6人に対し、計30球を投じ安打性は2本。最速は160キロを計測した。

 スタンドには600人以上のファンが詰めかけ、右腕の投球を見守った。最初の打者・藤原には中前安打、安田には右前安打を浴びたが、それ以降は安打を与えることなく3つの空振りを奪うなど、WBC使用球での変化球への適応も順調な様子。時折シュート回転する場面も見られたが、22スイング中2安打で今年初めての実戦形式での投球練習を終えた。

 昨年2月7日の石垣島キャンプで行われたマウンドでの投球練習では最速157キロだったが、この日は最速160キロをマーク。練習試合での登板は15日のヤクルト戦(糸満)が見込まれており、約1か月後に迫るWBCへ確実に状態は上がっている。


 ロッテは9日、社会貢献活動「MARINES LINKS(マリーンズ・リンクス)」の一環として、キャンプ地・石垣市内の施設を訪問したことを公表した。

 選手による施設訪問は3年ぶりで、今回はドラフト1位・菊地吏玖投手(専大)や育成1位・吉川悠斗投手(浦和麗明)、秋山正雲投手の3選手が八重山特別支援学校、児童養護施設「ならさ」を訪問。写真撮影やキャッチボール、サイン色紙の贈呈など交流を行った。

 このプロジェクトは選手の社会貢献活動を通じて、ファン、地域住民、行政機関、パートナー企業などの千葉ロッテマリーンズに関係する人々全員を「LINK(リンク、つなげる)」させたいという思いが込められている。
(以上 報知)



3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に日本代表として臨むロッテ・佐々木朗希投手(21)が9日、沖縄・石垣島キャンプで初めて打者を相手にした実戦的な投球練習「ライブBP」に登板し、2月上旬としては驚異的な最速160キロ(球団計測)を計測した。課題だったフォークボールの切れ味も抜群。若き右腕は今季初の実戦形式で「WBC使用球の扱い」「左打者への内角直球」「再現性」という〝3つの進化〟を証明した。

寒波が襲来する東京から約2000キロ離れた気温23度の石垣島で、衝撃を与えた。佐々木朗が「ライブBP」に初登板し、キャンプ9日目にして自己最速まで4キロに迫る球速160キロをマーク。仕上がりの良さに手応えをにじませた。

「大きなけがもなく順調にきている。実戦形式が初めてだったので、マウンドからの雰囲気だったり、景色だったり、そういったところを思い出そうと確認しながら投げていました」

2日を皮切りにキャンプで3度ブルペンに入り、初の実戦形式登板となるこの日を迎えた。WBC球を使って打者6人と対戦。30球を投げ、安打性の打球を2本に抑えた。藤原への4球目で最初の160キロを計測してファウルを誘い、安田への通算10球目で2度目の160キロをマーク。二ゴロに封じた。

昨年は2月19日の日本ハムとの練習試合で実戦形式に初めて登板し、163キロを2度計測した。4月に史上最年少での完全試合を達成した昨年より10日も早い〝初実戦〟。3月9日に中国とのWBC初戦(東京ドーム)を控える中、調整のピッチを上げている。

着実なステップアップも見せた。昨年11月の強化試合では滑りやすいWBC使用球の扱いに苦戦。フォークボールが何度も抜けた。しかし、この日は一変。7球目で鋭いフォークを低めに決め、安田から空振りを奪った。膝をつくほど体勢を崩された安田は「あれだけきれいに落とされたら厳しい」と首を振り、佐々木朗は「強化試合のときよりも、フォークが良くなったかな」とうなずいた。

左打者への内角直球にも手応えをつかんだ。「あのラインは、しっかり投げられるように」と狙いをもって投げ、最後の30球目は糸を引くような内角への直球が捕手のミットにズバリ。見逃し三振を喫した藤原は「めちゃくちゃいいところに決まった。お手上げ」と完敗を認め、吉井監督は直球の質に「見た感じ良かった」と目を細めた。

WBC球への順応、左打者への内角攻めに加え、もう一つの〝進化〟にうなったのは、バックネット裏で視察したオリックス・三輪隆スコアラーだ。「フォームに『再現性』があるようになってきた。全てが一流になっている」と証言。ムラがあったフォームが安定し、投球からもバラつきが減った。

次の実戦登板は15日のヤクルトとの練習試合。16日の日本代表集合を前に先発で最大3イニング、30-40球を投げる予定だ。「次回もけがなく、いい状態で投げられれば。身体的なまとまりを出せるようにしていきたい」。世界一へ、佐々木朗は球速のみならず進化の速度も加速させる。(武田千怜)

★自称超晴れ男 球団の公式ツイッターで〝自称超晴れ男〟と紹介されたことのある佐々木朗。この日の石垣島は午前9時時点で強い雨が降っており、屋外での練習は困難かに思われた。WBCに向けて早めの調整が求められる中、貴重な初の実戦形式の場が遠のきそうだったが、約40分後には雨が上がり、予定通り「ライブBP」を実施。吉井監督は「朗希が『雨よ、去れー』って言ったら(雨雲が)いなくなった」と笑わせた。


ロッテ春季キャンプ(9日、沖縄・石垣島)3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に名を連ねるロッテ・佐々木朗希投手(21)が、キャンプで初めて打者を相手にした実戦的な投球練習「ライブBP」に登板した。30球を投げて許した安打性の打球は2本だった。球団によると最速は160キロを計測した。

順調に調整が進めば、15日のヤクルトとの練習試合(糸満)で初実戦を迎える。


ヤクルト、ソフトバンク、メッツなどで活躍し、日米通算906試合に登板した野球解説者の五十嵐亮太氏(43)が9日、沖縄・石垣島キャンプを訪問し、ロッテ・佐々木朗希投手(21)の投球をチェック。仕上がりの良さに「パーフェクト」と太鼓判を押した。 

2月上旬に160キロを出せるのは、本当に調整が順調ということ。体の状態は間違いなく良い。現段階の調整としてはパーフェクトに感じます。

米大リーグの公式球と同じ、滑りやすいWBC使用球になじむには、ある程度の時間を要します。佐々木投手は、昨年11月から日本のボールに触らず、WBC球だけを使い続けていると話していました。

ブルペンでの投球やキャッチボールを見ていても、イメージと軌道を丁寧に確認しながら投げています。繊細にボールの違いを埋める作業を続けてきた結果が、この状態の良さにつながっていると思います。

あと何が必要かといえば、変化球の精度。国際大会になると、自分のベストのボールを投げたいという思いが強くなります。そうでないボールを投げて後悔したくないからです。本番では真っすぐとフォークボールが配球のメインになるはず。フォークをしっかり落とすという面では、昨年11月より確実に良くなっています。

あとはスライダーがどこまで仕上がるか。この日のライブBPでは真っすぐが主体で、フォーク、スライダーの順。これは現段階で自信のある順番だと思います。スライダーに関しては、握りなどをいろんな人に聞いているようです。 

話していると、変な欲を出すことなく一つ一つ物事を進めていくタイプに感じます。3月には最高の状態に仕上げてくるでしょう。


ロッテ春季キャンプ(9日、沖縄・石垣島)藤原がシート打撃で佐々木朗から安打性の当たりを放った。速球を振り抜いて中前へはじき返し「打撃は悪くなかった。打った打っていない関係なく、打席に立てたことは非常に大きい」とうなずいた。

最速の160キロをマークした球はタイミングが合わずファウルに。「基本的に160キロくらい出ていた。めちゃくちゃ全部良いところに決まっていたしすごい球だった」と佐々木朗の仕上がりの良さに驚いた様子だった。


ロッテは9日、マリーンズの選手が中心となって行う社会貢献活動「MARINES LINKS(マリーンズ・リンクス)」の一環として、春季1次キャンプ地である沖縄・石垣市内の施設を訪問した。

選手による施設訪問は2020年以来3年ぶり。今回はドラフト1位の菊地吏玖投手(22)=専大、高卒2年目の秋山正雲(せいうん)投手(19)、育成ドラフト1位の吉川悠斗投手(17)=埼玉・浦和麗明高=の3選手が、八重山特別支援学校(小学部1年生~高等部3年生約60人)と児童養護施設ならさ(3歳~高校3年生約20人)を訪れ、写真撮影やキャッチボール、サイン色紙の贈呈などで交流した。

「MARINES LINKS」というネーミングには、社会貢献プロジェクトを通じて、マリーンズの選手を中心にファン、地域住民、行政機関、パートナー企業などの千葉ロッテマリーンズに関係する人々全員を「LINK(リンク、つなげるという意味)」させたいという思いが込められている。
(以上 サンスポ)



 ボールが変わっても球速は変わらなかった。3月のWBCへ出場する侍ジャパンに選出されているロッテの佐々木朗希投手(21)が9日、今年初の実戦形式となるライブBPに登板。WBC公式球を使用し、球団計測で最速160キロをマークした。打者6人に直球、フォーク、スライダーを計30球投げ、安打性は2本に抑えた。

 昨年は2月19日の練習試合・日本ハム戦で実戦に初登板し、163キロを計測。今年は10日早い“初登板”で2球が大台に乗った。1球目は藤原をファウル、2球目は安田を二ゴロ。「構えたところにいった球が少なかった」と反省したが、「ボール自体はよかった」と直球に手応えは十分だ。捕手を務めた松川は「本当に強い球が来ていた」と話し、吉井監督も「順調にきている」と評価した。

 宝刀フォークも進化を遂げている。「去年(11月)の強化試合の時よりもよくなった」。落差のある鋭い球で安田を空振りさせ、体勢も崩した。オリックス・三輪スコアラーは「フォークは超一流。再現性のあるフォームになってきている」。松川も「打者から見てもまっすぐの軌道で落ちている」と太鼓判を押した。

 今後は15日の練習試合・ヤクルト戦(糸満)で対外試合に初登板し、30~45球くらいをめどに投げる見込みだ。右腕は「そんなに時間はない。精度や全体的なまとまりを出せるようにしたい」。大舞台へ向けて仕上げに入る。


 WBCの侍ジャパンに選出されている佐々木朗希投手が、メイン球場ライブBPで打撃投手を務め、直球は球団計測最速160キロを計測した。昨年2月7日の投球練習では、球団計測で157キロ。3月に迎えるWBCに向け超速で仕上がってきている。

 常に球場で流れているBGMを止め、静かになったマウンドに立った。スライダー、フォークを交え打者6人に対し30球。打者の藤原に中前へ1本、安田に右前に1本を浴びたが、安打性は2本に抑えた。前に飛ばされたのは安打性を含め、わずか7本だった。

 キャンプイン後は、この日までに計3度ブルペン入り。1度目は2日に49球、2度目は4日に63球、3度目は7日に40球を投げ込んでいた。今後調整が順調に進むと、15日の練習試合・ヤクルト戦で登板する見込み。


 ロッテ・安田尚憲内野手が、ライブBPで実戦形式初登板となった佐々木朗を相手に打席に立った。

 5球を1セットとし、2セットの対戦。1セット目の2球目には、鋭く落ちるフォークに翻弄(ほんろう)され大きく空振り。体勢を崩し膝を付く場面もあったが、2セット目の3球目はしっかり捉え中前へ運んだ。「今年は久しぶりに朗希と対戦できた。球の強さや変化球のスピードもすごいピッチャー。そんなに落ちていない球だったけど、甘いボールを打てたのはよかった」と振り返った。

 フリー打撃では41スイング中、4本の柵越えと11本の安打性の当たりをマークした。柵越えとはならなかったが、右翼ポールに直撃の一打も。暖かな南国でのキャンプで、順調に調整を進めている。


 ロッテは9日、ロッテの選手が中心となって行う社会貢献活動「MARINES LINKS(マリーンズ・リンクス)」の一環として、春季一次キャンプ地である石垣市内の施設を訪問した。選手による施設訪問は2020年以来3年ぶりとなる。

 今回は菊地吏玖投手、秋山正雲投手、吉川悠斗投手の3選手が八重山特別支援学校(小学部1年生~高等部3年生約60名)、児童養護施設ならさ(3歳~高校3年生約20名)を訪問。写真撮影やキャッチボール、サイン色紙の贈呈等交流を行った。

 「MARINES LINKS」というネーミングには、この社会貢献プロジェクトを通じて、マリーンズの選手を中心にファン、地域住民、行政機関、パートナー企業などの千葉ロッテマリーンズに関係する人々全員を「LINK(リンク、繋げるという意味)」させたいという思いが込められている。
(以上 デイリー)



 ロッテの石垣島春季キャンプは9日、第2クール3日目。

▼ 投手
17 佐々木朗希
ライブBPに登板(15球×2)。WBC球で茶谷健太、安田尚憲(2打席)、藤原恭大(2打席)、山口航輝と対戦した。左打者のインコースに投げ込んだ。「あのラインをしっかり投げられるようにした方がいいのかなと、なんとなく思ったので、はい」と明かした。

18 二木康太
ライブBPに登板(15球×2)。ストライク先行の投球で、2セット目の登板では1球もボール球がなかった。二木の球を受けた松川虎生は「フォークとまっすぐの2球種でしたけど、まっすぐをしっかりコースに強いボールが投げられてというところが今日の課題だったと思うので、本当に一致しながらできたんじゃないかなと思います」と振り返った。

19 唐川侑己
ブルペン入り。「カット高め」と指定して投げる場面も。投球練習後には、大谷智久コーチと会話していた。

24 東妻勇輔
本日最初にブルペンに入り投げ込みを行った。ツーシームが多めの印象。しっかりと足を上げたフォームと途中からクイック気味の投球。時折、マウンド上で飛び跳ねるような躍動感のある投げっぷりを見せた。

28 菊地吏玖
ブルペン入り。一礼して、ブルペンに入ると捕手を座らせて32球。投げ始めは振りかぶって投げ、途中からセットポジションでの投球。ストレートだけでなく、ツーシーム、フォーク、スライダー、カーブといった球種も投げる。

43 秋山正雲
益田直也、唐川侑己といった実績のある投手たちが投げる横で、期待の高卒2年目左腕・秋山もブルペン入り。カーブ、チェンジアップといった変化球を投げていた。

92 国吉佑樹
全体練習後の個別練習では、ブルペンで長い時間1人黙々とシャドーピッチング。

▼ 内野手
8 中村奨吾
全体練習後の個人練習で「下半身を意識したりしていますね」と、バッティングケージで打ち込み。打撃練習を終えると、今度は室内練習場に戻ってみっちりと守備練習。

10 友杉篤輝
全体練習後の個人練習で、室内練習場で長い時間打ち込み。他の選手たちが練習を終えていく中、長い時間打ち込んでいたのが印象的。

13 平沢大河
ライブBPで二木康太、鈴木昭汰と対戦。左の鈴木からは左中間に安打性の当たりを放つ。打撃行程中には、大塚明コーチが後ろで見守る中、センターのポジションに入り打撃練習中の選手の球を捕球。

▼ 外野手
1 藤原恭大
ライブBPで佐々木朗希、佐々木千隼と対戦。2打席目のインコース攻めに「お手上げです。インコースに決められたら日本でも打てるバッターは少ないと思う」と話したが、1打席目の3球目にセンター前に弾き返す安打性の当たりを放った。

取材・文=岩下雄太


 3月に行われるWBC日本代表のロッテ・佐々木朗希は9日、ライブBPに登板。WBC球で茶谷健太、安田尚憲(2打席)、藤原恭大(2打席)、山口航輝と対戦した(1打席5球)。

 安田、藤原の左打者に対して、インコースが多かった印象だ。安田には体勢が崩れるようなフォークで空振りを奪えば、藤原恭大には1打席目の3球目にセンター前に弾き返されたが、2打席目の最後(30球目)に腰が引けるようなインコースのストレートでストライクを奪った。

 佐々木朗希に意識的に左打者に対してインコースを多く投げたのか質問をぶつけると、「そうですね、あのラインをしっかり投げられるようにした方がいいのかなと、なんとなく思ったので、はい」と明かした。

 佐々木朗希の球を受けた松川虎生によると、「今年入って初めての対打者という中で真っ直ぐとフォークを左打者にはインコースの真っ直ぐ、右バッターにはスライダーをうまく使いながらという話をしました」とライブBP前にコミュニケーションをとっていたとのこと。

 2打席目にインコース攻めにあった藤原は「お手上げです」と話し、「インコースに決められたら日本でも打てるバッターは少ないと思います」と、なかなか打ち崩すのは難しいと見ているようだ。

 3月8日にWBCが開幕し、日本の初戦は今からちょうど1カ月後の3月9日の中国戦だ。どこの国との試合で登板するのかも気になるところ。WBCに向けて、調整を進めている佐々木朗希。1カ月後に開幕するWBCで世界の左の強打者が驚く、“インコースのストレート”を投げ込んで欲しいところだ。

取材・文=岩下雄太


 ロッテは9日、マリーンズの選手が中心となって行う社会貢献活動「MARINES LINKS(マリーンズ・リンクス)」の一環として、春季一次キャンプ地である石垣市内の施設を訪問したと発表した。

 選手による施設訪問は2020年以来3年ぶり。今回は菊地吏玖投手、秋山正雲投手、吉川悠斗投手の3選手が八重山特別支援学校(小学部1年生~高等部3年生約60名)、児童養護施設ならさ(3歳~高校3年生約20名)を訪問し、写真撮影やキャッチボール、サイン色紙の贈呈等交流を行った。

 「MARINES LINKS」というネーミングには、この社会貢献プロジェクトを通じて、マリーンズの選手を中心にファン、地域住民、行政機関、パートナー企業などの千葉ロッテマリーンズに関係する人々全員を「LINK(リンク、繋げるという意味)」させたいという思いが込められている。
(以上 ベースボールキング)

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