ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2013-268

2013年09月28日 06時39分30秒 | マリーンズ2011~15
【ロッテ6―0楽天 (9月27日 QVCマリン)】

【ロッテ】伊東監督、3年契約を結んでいた
 ロッテ・伊東勤監督(51)が昨オフに3年契約を結んでいたことが27日、分かった。当初は2年契約とみられていたが、球団は過去の例から2年で結果を残すのは難しいと判断。関係者によると、ドラフト戦略や育成を含めた中長期的なチーム強化を図るため、3年契約を提示したという。伊東監督は就任時に「日本一を勝ち取れるチームを作る」と宣言。今季は就任1年目ながら、下馬評を覆して2位と健闘している。球団は指揮官の手腕を高く評価し、すでに来季の続投を決定している。
(報知)






「1つ勝ちをプレゼント」/伊東監督
 試合前のメンバー交換時、楽天星野監督を祝福したロッテ伊東勤監督のコメント。
 「逆に『あと楽天戦2つあるから頑張れよ』と言われた。今日は1つ勝ちをプレゼントしてくれたんですかね」。
(日刊)


ロッテ CS見据え配置転換 伊東監督「逃げ切る練習」
 リーグ優勝は逃したが、ロッテにはリベンジのチャンスが残されている。5―0の8回。マウンドに上がったのは、守護神・益田だった。無失点に抑えると、9回は普段はセットアッパーを務める内が1四球を与えながらも今季初セーブで締めた。
 伊東監督は、益田と内の配置転換について「益田は相性が悪いので、前(8回)で行くと伝えた。1点差、2点差を逃げ切る練習」と説明。楽天戦限定の継投であることを明かした。リーグトップの33セーブをマークしている益田だが、楽天戦に限れば7試合で1勝3敗2セーブ、防御率12・60。そこで中継ぎとして同カード3試合無失点の内を「楽天限定クローザー」に指名したのだ。
 昨季セットアッパーとして新人王を獲得した益田にとって、8回は慣れ親しんだ仕事場。「違和感はない。後ろに戻りたいという気持ちはあるけど、チームのことを考えてやる」。全ては楽天をCSで倒すため。予行演習を4投手での完封リレーで飾り、試合がなかった3位・ソフトバンクとのゲーム差を2・5に広げた。
 リーグ3位から日本一となった10年のポストシーズンで大活躍した内が「CSで楽天にやり返すという気持ちはある」と言えば、益田も「リーグ優勝はできなかったけど、CSで倒すチャンスはある。僕のせいで負けた試合を取り返す」とリベンジに燃えている。下克上への準備が始まった。

 ▼ロッテ・伊東監督(松永は)ボールの切れがあった。(楽天は)きのう優勝して気持ちが切れてる状態で戦い、ミスをしてくれた。一戦必勝で戦っていきたい。

 ▼ロッテ・松永(自己最長の6回を投げ、4安打無失点で今季4勝目)相手は楽天だったので、CSを見据えて内容のある抑え方を意識した。

 ▼ロッテ・サブロー(6回に左越え2ラン)楽天に優勝を決められたが、まだ終わっていない。まだ日本一になるチャンスは残っているので、まずはCS進出を決めないとね。
(スポ二チ)






CS新兵器だ!ロッテ・松永、6回0封で4勝目
 2010年に次ぐ“2度目の下克上”へ新兵器登場だ。クライマックスシリーズでの打倒楽天へ、伊東監督が動いた。楽天戦初先発のD1位・松永(大阪ガス)が6回4安打無失点で4勝目を挙げた。
 無四球でテンポ良くアウトを積み重ねた。「先頭打者を出さないようにと考えていた」と落ち着いた表情で話し、「勝つしかない。勝つことだけが目標。一試合一試合頑張っていきます」と、ファンに向かって頼もしく宣言した。
 さらに、伊東監督はリーグセーブ1位の益田を八回から投入。楽天戦でサヨナラ負け2試合を含む3敗と相性の悪い守護神に代わり、九回は中継ぎエースの内で逃げ切った。指揮官は「楽天戦に限っては益田を前に、というのがあった」とCS予行演習の出来映えにニンマリだ。
 「(試合開始前のメンバー交換で)星野監督から『楽天戦はあと2つあるから、しっかり頑張れよ』と言われた。今日は1勝をプレゼントしてくれたと思います」
 CSの相手には、Kスタで楽天に1勝10敗のロッテが一番組みやすい、そう考えた星野監督一流の戦術かもしれない。だがロッテにとっては3位ソフトバンクとのゲーム差を2・5に広げる大きな勝利。2位確保に向け、勝ち続けるしかない。(塚沢健太郎)

松永昂大(まつなが・たかひろ)
 1988(昭和63)年4月16日生まれ、25歳。香川県出身。高松商高では甲子園出場なし。関西国際大、大阪ガスを経て、2013年ドラフト1位でロッテ入団。今季成績は57試合に登板し、4勝1敗1S、防御率2・26(27日現在)。1メートル75、82キロ。左投げ左打ち。独身。年俸1500万円。背番号28。
(サンスポ)




ロッテ・松永4勝目!CSへ「勝つしかない」
 ロッテのルーキー松永が6回無失点の好投で4勝目を挙げた。無四球でテンポ良くアウトを積み重ねた。「先頭打者を出さないようにと考えていた」と落ち着いた表情で話した。
 優勝は逃したが、次の目標はクライマックスシリーズ進出の権利を勝ち取ることだ。左腕は「勝つしかない。勝つことだけが目標。一試合一試合頑張っていきます」と、ファンに向かって頼もしく宣言した。

清田(7月5日以来の出場で2安打)「ファーム(2軍)でやってきたことをそのままやろうと思った」

ロッテ・斉藤投手コーチ(松永に)「相手のこともあるが、ゼロに抑えるというのは大したもんだと思う」
(共同)


【ロッテ】松永、自己最長6回無失点
 ロッテの4投手が無失点リレーで楽天を抑え込んだ。
 8月30日の日本ハム戦から配置転換され、先発5戦目の松永昂大投手(25)が好投。自己最長の6回を散発4安打で投げきった。
 5回までは二塁も踏ませない快投。6回に味方の失策絡みで2死一、三塁のピンチを招いたが、ここで4番マギーをフルカウントから空振り三振に切った。四球覚悟でワンバウンドのスライダーを振らせ、「狙って取れた三振。振らせようとして投げたボール球を振ってくれたのは、次に生かせますね」と手応えを感じていた。
(日刊)




ロッテ 松永が4勝目 優勝の楽天は集中力欠く
 ロッテの新人松永が6回を4安打無失点で、8月30日以来の4勝目を挙げた。打線は4回、連打を足掛かりに1点を先制し、6回はサブローの2ランなどで4点を奪って突き放した。前日26日に優勝を決めた楽天は集中力を欠き守備の、乱れが失点につながった。
(スポ二チ)


【ロッテ】2位でCS進出へ前進!松永4勝目
 ロッテの新人松永が6回を4安打無失点で、8月30日以来の4勝目を挙げた。打線は4回、連打を足掛かりに1点を先制し、6回はサブローの2ランなどで4点を奪って突き放した。
 楽天は守備の乱れが失点につながった。
 2位確保へ前進した。前日優勝を決めたばかりで主力を先発から外した楽天に快勝。ロッテの伊東監督は「相手が優勝しても関係ない。メンバーを落とそうが落とすまいが、やることは一緒」ときっぱり言い切った。
 打線が奮起した。4回に1点を先制し、6回はサブローの2ラン、金沢の犠飛などで4点を追加した。8回にも金沢の中前打で1点を加えた。サブローは「シーズンはまだ終わっていない。まだ日本一になるチャンスは残っている」とナインの思いを代弁した。
(報知)


ロッテ投打に快勝 4投手無失点リレー
 3回まで両者無得点。楽天はロッテ松永の前に二塁を踏めず。ロッテは1回2死二塁、3回2死三塁と好機をつくるも後続が凡退。
 ロッテは4回1死一、三塁から鈴木のライトゴロで先制。6回に敵失を絡め、サブローの4号2ラン、金沢の犠飛などで4点追加。
 ロッテは8回2死三塁から金沢の適時打で6点目。6回を投げきった先発松永ら、4投手が無失点リレーを見せて投打に快勝した。
(日刊)






ロッテのCS用秘密兵器? 清田、1軍昇格で即活躍
 前々日に左膝死球の井口が先発を外れ、同じく左膝痛の里崎と腰痛の角中が登録抹消とけが人続出のロッテだが、代わりに1軍へ昇格し、即3番に入った清田が2安打2得点と勝利に貢献した。
 7月7日に2軍落ちしてから約2カ月半。西武の中村ら右の強打者を参考に「グリップの位置を下げた方が、バットを鞭のように使えて打球が上がる」とフォームを修正。この日は一回に中堅フェンス直撃の二塁打といきなり結果を出した。
 チームが3位から日本一となった2010年にはクライマックスシリーズ(CS)で2本塁打、日本シリーズでも1本塁打と大活躍。「今の時期は好きかもしれない。残り8試合にCS進出が懸かっている。チームに勢いをつけたい」と秋に強い男がバットでの活躍を誓う。(三浦馨)
(産経)




ロッテ・清田、復帰即マルチ!主力離脱をカバー
 ロッテの清田が7月5日以来の出場で複数安打の活躍を見せた。「3番・右翼」で先発すると一回に中越え二塁打をマーク。四回には左前打で出塁すると、先制のホームを踏んだ。
 チームはクライマックスシリーズ進出を懸けて大事な終盤戦を戦っているが、角中、里崎と故障者が続出している。2軍での調整を経て復帰した清田は「けがをして試合に出られない人もいるがカバーできたらいいと思う」と話していた通り、早速、チームに貢献した。
(共同)




【ロッテ】清田2安打「CSかかってる」
 ロッテ清田育宏外野手(27)が、7月5日以来となる1軍戦で2安打をマークした。
 腰痛で抹消となった角中勝也外野手(26)に代わって出場登録された。スタメンで3番右翼に抜てきされると、1打席目で大きな中越え二塁打、先頭で迎えた4回にも左前打して先制のホームを踏んだ。
 「去年も復帰戦で1打席目から打ったんで、いいイメージを持って打席に入れた。ファームに3カ月近くいて、その間は悔しくて1軍の試合が見られなかった。CSがかかってるんで、ここからチームに貢献したい」と話した。
(日刊)






【ロッテ】サブロー2ラン「戦い抜く」
 ロッテ・サブロー外野手(37)が4号2ランを放った。1点リードの6回、敵失でつくった1死三塁のチャンスで回ってきた第3打席だった。
 カウント2-2から内角低め136キロの直球を左翼スタンドへ運んだ。「素直にバットが出てくれたね。いい追加点が取れたよ。昨日、楽天にリーグ優勝を決められたが、シーズンはまだ終わってない。最大の目標であったリーグ優勝は逃してしまったが、まだ日本一になるチャンスは残っている。まずは、クライマックス進出を決めないとね。チームはけが人が多く状態は良くないが、今こそ束になって戦っていかなくてはいけない。マリーンズ野球で最後まで戦い抜くよ」とコメントした。
(日刊)




ロッテ 里崎&角中が離脱 CS進出へ戦力ダウン必至
 ロッテの里崎と角中の主力2人が負傷で離脱した。
 里崎は左膝の痛みを訴えて26日の日本ハム戦(札幌ドーム)を欠場。帰京後、都内の病院で左膝外側側副じん帯損傷と診断された。角中は25日の日本ハム戦(同)で腰を痛め、翌26日にチームより先に帰京していた。伊東監督は「里崎は昨日の練習から痛いと言っていて、歩けないぐらいになっていた。角中の腰痛はかなりまずいらしい」。ともに全治不明で、CS進出に向けて大きな戦力ダウンとなる。
(スポ二チ)


ロッテ・里崎、左膝靱帯損傷で登録抹消
 ロッテの里崎が27日、左膝外側側副靱帯(じんたい)損傷で登録抹消された。全治は不明で、伊東監督は「前に手術した半月板の痛みが2、3日で治りそうな感じではない。抹消して残りの試合に懸けてもらう」と説明。また、角中も腰痛のため抹消され、井口も25日に左膝に死球を受けた影響で、2試合連続欠場。伊東監督は「1、2軍総入れ替えだな」と苦笑いするしかなかった。(QVCマリン)
(サンスポ)


ロッテ・里崎と角中、故障で登録外れる
 ロッテの里崎が27日、左膝の故障で出場選手登録から外れた。26日の練習中に痛めたもので、球団は東京都内の病院で「左膝外側側副靱帯損傷」と診断されたと発表した。24日の試合中に腰を痛めた角中も登録を外れた。両選手とも今後は状態を見ながらトレーニングを行う。
(共同)


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ロッテ 松井を1位指名へ 競合必至も「成瀬の後継者に」
 ロッテが今秋ドラフトで、桐光学園・松井を1位で指名する可能性が高まった。伊東監督はこの日のプロ表明会見を受け「いい投手だね。大学生、社会人も含めて評価はトップクラスの選手」と語った。
 21日のドラフト戦略ミーティングでは松井を含む上位指名候補の映像を確認。その上で「三振が取れるのは魅力だよ」と絶賛し、他球団との競合は必至の状況だが「いきたい。それぐらい魅力のある選手だからね」とラブコールを送った。
 今季は先発陣に故障者が続出し、駒不足を露呈してきただけに、指揮官も「先発が手薄。1枚でも多く欲しい」と話す。フロントは投手を中心に指名候補選手の絞り込みを続けている。ある球団幹部は「将来的に成瀬の後継者になるような左のエース候補が欲しい」と話しており、松井はチーム構想にも合致する。

 ▼日本ハム・栗山監督 どの球団も左のいいピッチャーはいないわけだし、俺はすぐにやれる(即戦力)と思っている。本当にいい決断をしてくれた。もちろん高い評価をしている。
(スポニチ)


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【ロッテ】夏川りみサイン通りの始球式
 歌手の夏川りみ(39)が始球式を行った。
 ロッテのユニホーム姿でマウンドに立つと、捕手を務めた根元俊一内野手(30)のサインをのぞき込むそぶり。1度は首を振ったが、うなずいて投げ込んだ球は山なりに大きな弧を描き、ワンバウンドでミットに収まった。
 投球前には、アカペラで情感豊かに「花」を歌い上げた。「緊張しましたが、このような機会はなかなかないと思い、楽しみながら投げました。歌に関しましては練習もせずに初めてのことだったので、スタジアムの反響音を把握するのが難しく、少し戸惑いましたが、自分のペースでゆっくりと歌うことを心掛けました。このような経験をさせていただき、感謝しています」とコメントした。
(日刊)


夏川りみがロッテ‐楽天戦で始球式
 歌手の夏川りみが始球式を務めた。登板前にはヒット曲、『花』をアカペラで熱唱。その後、マリーンズのユニホームを着てマウンドへ。投球はワンバウンドで捕手のミットに収まった。「緊張しましたが、このような機会はなかなかないと思い、楽しみながら投げました」と笑顔で振り返った。
(デイリー)




【ロッテ】お天気番長「CSは千葉で」
 幕張のお天気番長こと曽根太一さん(87)が、長年漁業で培った力で試合中の天気を予想する、QVCマリンの平日ナイター限定サービス「曽根会長の天気予報」。27日の“予報”は以下の通り。
 「秋晴れだね。空気も澄んでいて、空も高い。まさに『天高く馬肥ゆる秋』だね。天気もしばらくは安定すると思うよ。昨日は残念じゃったが、仕方がない。切り替えるしかないのお。とにかく千葉で、なんとかクライマックスシリーズができるように頑張ってもらいたいのお。ふぉふぉふぉふぉ」。
(日刊)





【鷲さん目線】


星野楽天守乱…6回2失策絡み一挙4失点
 仏の監督も、この日だけだ。球団初優勝から一夜明けた楽天は、ロッテに完敗した。若手中心メンバーで臨んだが、攻守に振るわなかった。打線は、散発5安打にバント失敗もあり無得点。守備では、外野フライを2つ落球(1つは右ゴロ)するなど2失策。試合後、星野仙一監督(66)のカミナリが落ちることはなかったが、次は、そうはいかない。
 試合後、星野監督は苦笑いを浮かべながら口を開いた。「考えられん。外野フライを2つ、落として」。1つ目は、4回1死一、三塁。ロッテ鈴木の右翼への飛球を岡島がグラブに当てた後に落とした。拾って、すぐに二塁に送球し一塁走者を封殺したため、失策は付かず右ゴロ。だが、その間に三塁走者が生還し、先制の失点を許した。2つ目は、6回先頭。清田の中堅への飛球を榎本が落球した。一塁銀次の本塁悪送球もあり、この回4失点。勝負を決められた。
 風が強かったわけでもない。どちらも、イージーミスだった。優勝から一夜明けの試合。星野監督は「ビールが目に染みたんだろう」と笑わせた。前夜のビールかけの後、テレビ出演などが午前3時ごろまで続いた選手もいた。そのことを言い訳にする選手はいなかったが、星野監督らしくユーモアを交えた。
 しかし、そう済ますのも、この1試合限りだ。若手中心メンバーだっただけに「(結果を出させる)そのために使っている。これから使えなくなる」と嘆いた。さらに口元の笑みを消し「まあ、今日はビールが染みたとしても、次からは許さない」と宣言した。今日28日は移動日で、練習は先発投手のみ。この日まで続いた7連戦の疲れを癒やす。星野監督は「あさって(29日)から切り替えて、勝ちに行く」と締めた。日本一になり、再びビールかけをする日まで、仏から鬼の監督に戻る。【古川真弥】
(日刊)




ミス連発はビールかけのせい?星野監督「でも次から許さん」
 楽天はリーグ優勝から一夜明けて主力を温存したが、若手の「守乱」で大敗した。
 6回に中堅の榎本が清田の平凡な飛球を落球するなど計2失策に加え、記録に残らないミスも連発。星野監督は「きょうはビールが目に染みたんだろう」と笑いを誘ったが、直後に「でも次から許さん」と目をギラつかせた。前夜は選手は深夜まで取材対応に追われた。この日、立川から千葉までの移動中のバスの車内ではほとんどの選手が爆睡。「ほろ酔い」なのか投打で精彩を欠いた。

 ▼楽天・川井(7月24日ソフトバンク戦以来の先発。5回5安打1失点も今季2敗目)きのうはすっきり眠れたし、いつもと同じ感じでいこうと思った。調子も良かったし、狙ったところに投げられた。

 ▼楽天・銀次(6回1死一、三塁で伊志嶺の一ゴロを本塁へ悪送球)技術の問題。(前夜は深夜までテレビ出演などがあったが)関係ない。疲れているわけでもないです。
(スポ二チ)




【楽天】ミス連発でお疲れ完敗…落球に悪送球
 ミス連発に優勝の余韻も吹き飛んだ。4回1死一、三塁から浅い右飛を岡島が落とし(記録は右ゴロ)三塁走者の生還を許すと、6回には榎本が清田の中飛を落球。6回1死一、三塁からは銀次が本塁へ悪送球を犯した。星野監督は「考えられない。外野フライ2つ落として。ビールが目に染みたんだろう」と嘆いた。
 リーグ制覇を達成し、ベテランに休養を与えた。スタメンを5人入れ替え、若手にとってはチャンスのはずだった。「チャンス? そのために出してるんだ。これから使えなくなる」。奮起を期待した若手の不発に、不満げにつぶやいた。
 シーズンは残り9試合。10月17日からのCS最終Sへ、大事な調整期間にもなる。優勝の翌日とあって、結果は大目に見たが「次からは許さんよ」。悲願の日本一へ、改めてチームを引き締めていく。
(報知)




仙さん「次から許さん」楽天、乾杯のち完敗
 優勝ボケに仙さん爆発寸前! 楽天は27日、ロッテ23回戦(QVCマリン)に0-6で完敗した。優勝決定翌日とあって、アンドリュー・ジョーンズ外野手(36)ら主力5人をスタメンから外したが、クライマックスシリーズへ売り込むべき代役の若手が凡ミスを連発。星野仙一監督(66)は「ビールがまだ目にしみとるのか? 次から許さん」と怒りを押し殺した。
 期待を裏切られた。まず四回だ。一死一、三塁で岡島が鈴木の右飛を追いつきながらグラブに当てて落球。二塁で封殺したが、この間に先制点を献上。さらに六回、中堅を守った榎本が、清田の平凡な打球をポロリ。星野監督の顔がみるみる紅潮した。
 「考えられない。外野フライを2つも落とすなんて、きのうのビールがまだ目にしみているんだろ。チャンスを与えているのに、これから使えなくなる」
 六回はここからサブローの4号2ランを招き、さらに一死一、三塁で伊志嶺のゴロを一塁手・銀次が本塁へ悪送球。2失策が絡みこの回に一挙4点を失った。榎本は「自分の判断ミス。捕らないといけない」と猛省。銀次も「疲れていない。技術的な問題です」と深いタメ息をついた。
 昨夜は悲願のリーグ初制覇。西武ドームから東京・立川の宿舎に戻り祝勝会の後は、この日の千葉・幕張移動のためそれぞれ自室に戻った。試合前のQVCマリンは、優勝翌日とは思えないほど普段と変わらない雰囲気。それでも星野監督は主力のジョーンズ、松井、藤田、嶋、聖沢を休ませた。
 九州国際大付高からD4位で入団し3年目の20歳・榎本らは、CSへ向けて売り込む絶好のチャンスだったが“新打線”は5安打無得点。かえって主力との実力差が浮き彫りになった。
 チームは28日に福岡へ移動。その後も大阪-札幌と遠征が続く。試合前には「優勝は暗い気持ちで(10月3日に)仙台に戻って決めたかった」と笑っていた星野監督だったが、大敗に「次から許さん。気持ちを切り替えて勝ちにいく」と爆発寸前だ。
 歓喜の余韻は一夜で吹き飛んだ。初の日本シリーズ出場という大きな目標に向け、闘将がナインの“優勝ボケ”を吹き飛ばす。(広岡浩二)
(サンスポ)




祝勝会疲れ?楽天、攻守に精彩欠く
 前夜に歓喜の初優勝を決めた楽天は攻守に疲れが見えた。打線は5安打で無得点。守備では四回1死一、三塁で、岡島が飛球を捕り損ねて先制点を献上。六回は榎本が飛球を落球する失策から4点を失った。
 星野監督は「外野フライを落とすなんて。ビールがまだ目にしみているのかな」と笑い飛ばした。その指揮官も取材対応などで深夜3時までは寝られなかったという。優勝の翌日とあって、結果は大目に見たが「次からは許さん」と厳しい目つきに戻った。

岡島(守備でミスはしたが2安打)「投手の右左に関係なく、体が反応できている」

楽天・仁村チーフコーチ(守備の乱れに)「油断したらこんなもん。まだまだ弱いということ。気を引き締めていく」
(共同)


【楽天】V疲れ?一夜明け“カンパイ”
 楽天は攻守に振るわず敗れた。打線は散発5安打で無得点。守備でも2失策とミスが続いた。
 優勝から一夜明けの試合。若手中心のメンバーで臨んだが、結果は出なかった。星野仙一監督(66)は「(結果を出させる)そのために出している。これからは使えなくなる」と、若手の奮起を願っていた。
(日刊)




【楽天】川井、5回1失点も今季2敗目 主力温存で援護なし
 楽天の川井貴志投手(37)が27日のロッテ戦(QVCマリン)に先発。5回を投げ5安打1失点の粘投を見せたが、打線の援護に恵まれず、今季2敗目を喫した。
 思わぬ形での失点だった。4回1死一、三塁から鈴木の打球を右翼・岡島が落球。三塁走者の清田が生還し、先取点を献上した。チームは前夜に初優勝を決めたばかり。ジョーンズ、松井、嶋ら主力を大量に“温存”した打線は、相手先発・松永の前に沈黙し、0―6で完敗した。
 7月11日の日本ハム戦(Kスタ)以来約2か月ぶりの4勝目を狙った左腕の力投は報われなかった。37歳のベテランは「狙い通りに投げられた。次も投げられるように頑張りたい」と先を見据えていた。
(報知)




【楽天】藤田、昨夜は午前3時まで…
 球団初優勝から1夜明けた27日も、楽天には優勝の余韻が残っていた。この日のロッテ戦(QVCマリン)前には、ロッテの選手、スタッフから「おめでとうございます」と声をかけられる選手が多かった。
 藤田一也内野手(31)は、ビールかけの後もテレビやラジオへの出演が続き、全て終わったのは、この日の午前3時ごろだったという。それから食事に出かけたが、「1時間ぐらい。後は、ラーメンを1杯食べて終わりました」と笑顔で話した。
(日刊)




予想を上回る人気!楽天初優勝の視聴率5倍
 楽天初優勝の模様を中継した26日のNHK-BS1が、同時間帯の前4週平均の5倍を超える視聴率を稼いでいたことが27日、分かった。前4週平均は約1%で、同日は午後9時まで2.0%だったが、優勝の可能性が高まってきた午後9時1分から48分が5.4%、48分から10時が5.5%と一気に上昇した。同局広報部では「先週から番組枠を確保していましたが、まさかこんなに上がるとは」と予想を上回る楽天人気に驚いていた。
(サンスポ)


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楽天小山伸、嶋が初優勝への道のり語る
 楽天の事情通、楽天小山伸一郎投手(35)と嶋基宏捕手(28)が、歓喜の初優勝を語り尽くした。球団創設から所属する小山伸にとって、優勝は中日の2軍時代以来。嶋は7年目で初めてだ。投打のリーダーが、球団初優勝への道のりを、赤裸々に打ち明けた。【取材・構成=金子航、斎藤庸裕】
 嶋 ビールかけ、最高っすね!!
 小山伸(以下、小) この仲間たちとできたのがうれしい。ビールは涙でしょっぱかったな。自分、涙もろいんで。
 嶋 若いやつも、ベテランもみんなが声を出してつかんだ優勝です。
 小 みんな、1年間「バカになろうぜ」ってノリノリだったよな~。今みんなが同じ方向にいってるよ。だから監督も「ともに、前へ」ってスローガン出したんでしょ。みんなで前向いていこうって。
 嶋 ミーティングだって、負けてもまた明日頑張っていこうって感じ。
 小 オレ、グッとくる試合があってさ。7月26日のロッテ戦ね。(田中)将大が9回まで投げたけど、1-2で負けていた。9回裏に1死満塁までつないで、(松井)稼頭央さんの押し出し四球で同点。あの時、リリーフ全員がベンチで応援していたんだよな。続く嶋がファウルで粘って。ベンチ前では将大が延長に向けてキャッチボールしている。何かドキドキしながら見ていた。そうしたら嶋のサヨナラ打が出た。将大の14勝目。オレ感激して…。これで優勝だったら泣いているだろうなって思った。
 嶋 僕は、8月後半(23~25日)、5連敗した後のロッテ3連戦がターニングポイントだと思いますよ。3連敗したら2位後退。ロッテは連勝で勢いづいてた。その初戦で将大がすごい球を投げた。1点リードの6回2死二、三塁。ピンチに代打福浦さん。外角に156キロの直球がズバッと決まって空振り三振。あの1球で流れが変わった。チームに勇気を与えましたよ。すっげーこいつみたいな。その後、3点入れて勝った。あそこの1球ですよね。
 小 もうさ、沢村賞みたいに「田中将大賞」作ってもいいよね。月間MVPも5月から全部取ってる。田中の冠つけて、名前残した方がいいでしょ。
 嶋 今年のポイント、もう1つありました。小山さんの丸刈り(※1)。立花社長も感心してました。「監督が『あいつは俺が喜ぶことを知っとるわ』と言っていた」って。
 小 結果残してないから、責任取っただけだよ。
 嶋 監督、就任して初対面の時は、ビビッたな~。
 小 中日の時は鉄拳制裁もあったからな。殴られて、出血を隠すためにマスクして帰る選手もいたよ。今は怒鳴るだけ。悔しそうな時、「でいくそ!」(※2)って言ってる。
 嶋 あれ、どこの地方の言葉ですかね(笑い)
 小 何だろうね。
 嶋 僕、監督に1度も殴られたことないですよ。
 小 楽天の選手は誰1人、殴られてないでしょ。聞いたことない。
 嶋 コーヒーメーカーと灰皿はよく殴られてます。
 小 若い選手からしたら、近寄りがたいし、怖いよね。だけど、監督が歩み寄って、コミュニケーションとるようになったじゃん。ちょっとした一言で心酔させるんだよね、監督って。
 嶋 最初はただ怒られるばかりだったけど、先を見据えてわざと怒ったとか、そういうのが3年かけて分かるようになった。怒鳴られても、見返してやろうって選手が思い始めました。
 小 嶋によく言うのは、チームの核だと思ってるから。交流戦の時、オレは監督室に呼ばれて「投手陣を頼む。引き締めてくれ」って言われたよ。抑えだった青山が打たれてた時だったな。すごく信頼してくれてると感じるよね。だから、なんとか期待に応えたい。
 嶋 そういえば、監督の采配にA・J(ジョーンズ)が助言してますよ。
 小 あそこの盗塁はダメとかね。でも監督、血が上るときもあるから、A・Jが言ったら監督冷静になるよ。
 嶋 マギーが怒って、監督が慰めたこともありましたね。銀次のエラーを叱るコーチに「あんなに打ってるじゃないか」って、かなり興奮してましたね。
 小 嶋だって号泣したよな。8月に5連敗したときね。責任を感じて混乱したんだね。嶋って年に1回、号泣するよな。
 嶋 ロッカー室で恥ずかしい話、号泣して、もう明日球場に来ません! って。
 小 その後、トレーニング担当の秋田コーチとファミレス行って、かき氷食ったなぁ。
 嶋 次の日から、3連勝、1敗して、3連勝。5連敗がチャラになって、チームも立ち直りましたから。
 小 それにしても、メジャー帰りの人って余裕あるよね。薮さんもそうだったけど、(斎藤)隆さんと稼頭央さんって、ギスギスしてない。話もおもしろいし、日本の野球に対してイライラしない。
 嶋 隆さん、人の成功を心の底から喜びますよね。
 小 オレが5回、6回とかに投げて、若い投手が8回、9回に投げていたら、心のどこかで「なにくそ」っていうのがあるけど、隆さんはないんだよ。
 嶋 悔しさを抑えて喜んでるように見えない。
 小 やった~! ってね。そういうの見ると、あーすげぇなって。メジャー行ってそうなったんじゃないかなって。オレもギスギスしたらダメだなって。
 嶋 抑えた時も、隆さんは毎試合ハグする。熱い。
 小 タイミングもあるけどね。オレ、将大にしようとしたら拒否られたから。「いいですよ~」って。将大と言えば、シーズン前に冗談で25勝して、100勝の節目でアメリカ行けばいいじゃんって言ってた。
 嶋 そう言う小山さんも、アメリカ行きたいんでしょ? 契約更改の会見でも言ってましたよね。
 小 でいくそ! オレ個人のことはいいんだよ。大事なのはチーム。ここがゴールじゃない。クライマックス、日本シリーズもこのまま行くぜ!!

※1 小山伸は9月10日のロッテ戦(QVCマリン)で根元に満塁弾を浴びるなど5失点すると、翌日に自らバリカンで丸刈りにした。

※2 星野監督の出身地、岡山・倉敷中央図書館によると「でいくそ、という言葉は聞いたことがありませんが、岡山の一部では『でい』を感嘆符、感動詞として使うこともあります」。また、同県では「すごい」の意味で「でぇれぇ」という言葉もある。いずれにせよ悔しさの「クソ」が強調され「ものすごく悔しい」の意味と考えられる。
(日刊)

とどのつまり、“鷲の快進撃の影に鴎あり”ってことですね。。。
鴎からすれば、連勝で意気揚々とKスタの乗り込んで、その度にあまりにもドラマティックに玉砕されるという。。。
ひたすら悲しい想いしか残ってません。。。(×ω×)(泣)





【気になる記事】


前田引退ケガと闘い2119安打「終わった」
 「最後のサムライ」「孤高の天才打者」と呼ばれたスラッガーが球界を去る。広島前田智徳外野手兼打撃コーチ補佐(42)が27日、プロ24年目の今季限りで現役を引退することを発表した。広島市内のマツダスタジアム内で会見を行った。右アキレスけん断裂など度重なるケガに見舞われながら、07年に2000安打を達成。今年4月に死球で左手を骨折し、手術後のリハビリでも完全復活はならず、決断した。10月3日中日戦(マツダスタジアム)が引退試合となる。
 前田智は時折、笑みすら浮かべていた。相手投手を萎縮させてきたオーラは、そこにはもうなかった。
 「言葉は悪いんですが、やっと終わったかと。重圧というか、そういうものから解放されて、ほっとしているところです」
 ユニホームを脱ぐ決意は固かった。20日に松田オーナーと会談。1時間15分の話し合いで、ようやく承諾を得た。2000安打を達成した07年以降からシーズン終盤の“引退交渉”は定番だった。「(オーナーから)励まされながら、もう1年、もう1年といって」現役を続けてきた経緯がある。今年最初の会談は8月初旬。「顔を見て(引き留めに)自信がなくなった」という松田オーナーに、その後も決意を訴えた。
 95年に右アキレスけん断裂、00年には左アキレスけんを手術するなど、致命傷からはいあがった。そんな不死鳥も、今回は羽ばたけなかった。4月23日ヤクルト戦(神宮)の死球で左尺骨を骨折。同25日に手術をしたが、リハビリは大幅に遅れた。医師から打撃練習再開の許可が出ても「自分のものじゃない感覚しか出てこなかった」と、大切なものが取り戻せなかった。シーズンも佳境に差し掛かり決断した。
 「つらいことばかりなので。うれしいことが、かなり、かき消されている」という波瀾(はらん)万丈のプロ野球人生だった。中でもプロ2年目に主力として出場した日本シリーズは鮮明な記憶だ。「あの雰囲気の中で、もう1度プレーをしたい」との思いが心の支えだった。皮肉にも、戦線離脱した最終年に後輩たちが16年ぶりのAクラスに入り、初のCS進出を決めた。「自分らしくケガで戦列を離れて、チームに貢献できなかったのは非常に残念」。最後の勇姿は10月3日、マツダスタジアムでの中日戦。背番号1の復活は1日限りになりそうだ。
 「ケガばかりの野球人生。背番号が泣いているというか、背番号に対しても見合っていないと思いながら、非常に申し訳ないと思っていた」と、こだわりの番号への思いを謙虚に語った。入団時は51番。94年に山崎隆造から引き継ぎ、1番を背負った20年間で、その重みは一層増した。新たな時代を築こうとする後輩に前田流のエールを送った。
 「先輩が付けてきた背番号なので。それに恥じることない成績を残すような選手に付けてもらいたいと思います。ま、現時点では、今のところは見当たらないので、この背番号はちょっと休ませてあげてほしい」
 孤高と呼ばれた希代の個性派は、次なる前田智の出現を心待ちにしながらグラウンドを去る。【鎌田真一郎】

 ◆前田智徳(まえだ・とものり)1971年(昭46)6月14日、熊本県生まれ。熊本工時代に2年春夏、3年夏の甲子園に出場。89年ドラフト4位で広島入団。山本浩二監督の91年は主に2番を打ちリーグ優勝に貢献。95年5月の右アキレスけん断裂の大けがを経て、07年にプロ野球36人目の通算2000安打を達成した。外野手兼打撃コーチ補佐となった今季は4月に死球で左手首を骨折し、戦列を離れた。タイトルとは無縁も規定打席到達の打率3割を11度記録。92~94、98年ベストナイン、91~94年ゴールデングラブ賞。02年にカムバック賞受賞。右投げ左打ち。176センチ、80キロ。今季推定年俸5600万円。家族は夫人と2男。

 ◆前田智と背番号1 93年12月9日、前田智は背番号「1」の後継者に指名されていた。山崎隆造コーチの引退記念パーティーで、OB大下剛史氏から「私がつけて、山崎君が背負った1番を次は前田君に受け継いでもらいたい」と言われ、うれしそうな表情を見せた。「1番はやっぱりあこがれの番号。できるものならつけたい」と球団に要望。94年1月7日には背番号31から1への変更が球団から発表された。

 ◆広島の背番号1 初代の白石勝巳(50~53年)は球団創立の50年に巨人から移籍。59~69年古葉毅(のちに竹識)は64、68年にセ盗塁王。75~78年の大下剛史は、75年に盗塁王を獲得し初優勝貢献。山崎隆造は83~93年に背負い通算228盗塁。
(日刊)






加藤コミッショナーに責任統一球変更混乱
 日本野球機構(NPB)が今季から統一球の仕様を秘密裏に変更していた問題を調査した第三者委員会は27日、東京都内で12球団の代表者に最終報告を行った。仕様変更を「まったく知らなかった」とする加藤良三コミッショナー(72)の主張は覆せなかったが「混乱を招いた責任を免れることは許されず」と厳しく責任を追及する内容となった。さらに、加藤コミッショナーのみならず「ガバナンス体制の強化を図るべき」とNPBの組織としての問題点も指摘した。12球団は10月2日の臨時オーナー会議で対応を協議する。
 結局、真実は分からないままだった。問題が発覚した6月11日、下田事務局長が「コミッショナーに相談して進めた」としたのに対し、加藤コミッショナーは翌日に「まったく知らなかった」と全面否定した。不可解としか言いようのない意見の食い違い。第三者委には徹底した真相解明が期待されたが、3カ月に及ぶ調査でも客観的な証拠は得られなかった。那須委員長は「加藤コミッショナーが仕様変更の事実を知っていたと認定できる証拠はなかった。中途半端ではございますが…」と明かした。
 だが、これにより加藤コミッショナーの責任が軽くなるわけでもなかった。那須委員長は「(知っていた)疑いが完全に解消されたともいえない」と疑念は残るとし、仮に知らなかったとしても「ごくわずかな注意を払いさえすれば、変更の事実を容易に知ることができたことは明らかで、これによって混乱を回避する措置をとることも可能だった」と続けた。
 つまり、統一球の変更を事前に知っていたら当然問題だが、知らなかったとしても、それはそれで大問題だった、ということ。那須委員長は加藤コミッショナーの責任について「いずれにしても、加藤コミッショナーが本件に起因する混乱を招いた責任を免れることは許されず、その責任の程度も、知っていながら事態を放置したことと比べて軽減されるべき性質のものではない」と、結んだ。
 もっとも、第三者委がどんなに厳しく断罪したところで、消化不良の印象はぬぐえない。加藤コミッショナーが敵前逃亡する形で第三者委の報告を待たずに辞任を表明したため、責任の所在はすっかりぼやけてしまった。加藤コミッショナーは、出席が予定されていた記者会見場にも現れず。むっとした表情で「(セ、パの理事長が会見で話しており)それに付け加えることはございません」と話し、逃げるように会場のホテルを後にした。【広瀬雷太】

 ◆統一球問題の経緯 6月11日、下田事務局長が変更を認め、加藤コミッショナーと相談しながら進めたと説明。翌12日に加藤氏は「不祥事だとは思っていません」と言い、下田氏は相談していなかったと発言を翻す。同27日には選手会が要望書を提出し、事実上のコミッショナー退任を要求。7月19日には選手会がコミッショナー不信任を確認。
(日刊)
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2 コメント

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前田 (じりじり)
2013-09-28 09:14:37
前田の引退は残念でなりません。
好調だったときのあの死球がなければと思うと、江村くん(兄)は恨まれるでしょうね・・・
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お別れの季節 (ささどん)
2013-09-28 22:25:02
本当に残念ですね(ノд;)
あの死球を受けた時の、怒りに震える前田選手の鬼のような形相、今でも覚えています。

嬉しいはずのプロ初勝利と共に、とても大きな十字架を背負うことになってしまった江村お兄ちゃん。

前田選手の数年前から毎年引退を考えていたという言葉は、さりげなく江村お兄ちゃんへ
『あの死球のせいで引退を決めたんじゃない』といってくれているように感じました。←極めて勝手な解釈ですけれど・・・(^^;A)

今度は指導者として、いつか愛するカープの指揮を取ってもらえたらいいですね。


そして今日、斉藤和巳さんの引退セレモニーを見ました。
前田さんしかり、斉藤さんしかり。。。贔屓チームの選手でなくても、こんなに切ないのだから
晋吾さんや薮田さんの最後の姿なんて見たら、号泣しちゃいそうです(;д;)
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