ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2017-257

2017年09月14日 07時09分41秒 | マリーンズ2017

【パ・リーグ 日本ハム1―4ロッテ ( 2017年9月13日 札幌D ) 】

ロッテ佐々木3勝目 2軍で悪癖修正しプロ初完投
コーチに活を入れられ、ロッテ佐々木千隼投手(23)はネジを締め直した。9回1死で日本ハム横尾にソロを打たれ、完封が消えた。さらに田中賢に中前打。マウンドに駆けてきた英二投手コーチから「次、出したら代えるぞ」と通告された。「最後まで投げたい」と、中田を空振り三振。最後は代打ドレイクを一ゴロ。ベースカバーに入り、自らの足でプロ初完投での3勝目を踏みしめた。
 ドラフト1位の看板を背負い、開幕ローテ入り。初登板こそ5回1失点で勝利したが、その後は4連敗。2勝7敗と負け越し、7月5日を最後に2軍落ちした。降格のショックより、別の気持ちの方が強かった。伊東監督に続き、英二コーチもチーム低迷の責任を取って辞めると表明した。「落合さん(英二コーチ)に申し訳ないです」と、つぶやいた。
 結果が出なくても、英二コーチはチャンスをくれた。ふがいなさに襲われた。「早く良くして戻りたい」と降格直後は焦りから投げすぎて背中を痛める悪循環。それでも「いろいろ考える時間があった。痛めたのは悪いことだけど、何かにつなげられた」。投げ終わりで左膝が折れる癖を修正した。指先まで体重を乗せ、打者の内を攻めた。6回1死一、二塁では、大田を内角139キロで遊ゴロ併殺。再三のピンチで踏ん張り、確かな成長を見せた。
 英二コーチは言う。「千隼が申し訳ないなんて思う必要ないです。むしろ、力を発揮させてあげられず、僕の方が申し訳ない。あいつの能力は、こんなもんじゃないですよ」。昨秋ドラフトで一番欲しいと思ったのが佐々木だった。今春に初めて生で良い球を見た時は「川上憲伸以来」という衝撃を受けた。その愛弟子が、ついにやってくれた。佐々木は「苦しい期間が長かったので」とホッとした顔をした。次も、やるだけだ。【古川真弥】

ロッテ・ドラ1佐々木千隼が初完投3勝「うれしい」
 ロッテのドラフト1位、佐々木千隼投手(23)がプロ初完投で3勝目を挙げた。
 再昇格し、7月5日以来の登板だった。初回、3回と1死三塁を招いたが踏ん張った。7回までは無四球と制球が安定。9回1死からのソロのみに抑え、9回8安打1失点で勝利した。「うれしいです。(完封は)9回までは0だったので、やりたい気持ちはすごくありました。これからも四球を少なく、最低でも試合をつくれるように投げていきたい」と話した。



ロッテ・ペーニャ12号ソロ「言っていた通りに」
 ロッテ・ウィリー・モー・ペーニャ内野手(35)が12号ソロを放った。
 2-0の3回1死で、日本ハム上沢の初球カーブを右中間席まで運んだ。
 「1打席目から感じよくスイングが出来ていて、チームメートにも次の打席を見ていてくれと言っていたんだよ。狙い球が来たら積極的にいこうと思っていたし、みんなに言っていた通りになって興奮しているよ」と話した。


ロッテ角中2本目の適時打「結果だけが良かった」
 ロッテ角中勝也外野手(30)が、この試合2本目の適時打を放った。
 3-0の4回1死三塁で上沢から右前打を放ち、4点目を加えた。直前3回裏の左翼の守備では、市川の飛球を後逸し、二塁打にしていた。「打ったのはカーブかスライダーだと思います。結果だけが良かっただけで、ボール球でしたし、内容が…。守備で、記録ではヒットでしたがミスをしているので、その分を取り返すことが出来て良かった」と話した。



ロッテ角中「佐々木を勝たせたい」1回に中前適時打
 ロッテが1回、日本ハム上沢から2点を先制した。
 まず、1死二塁で角中勝也外野手(30)が中前適時打を放った。「打ったのはフォークです。佐々木が久しぶりの登板なので、勝たせてあげられるように、先に点を取ってあげたかった。先制のチャンスで打てて良かった」と、先発佐々木を援護できたことを喜んだ。
 さらに、2死一、三塁で中村奨吾内野手(25)が左前適時打を放ち、2点目を加えた。「打ったのはフォークです。いい流れで来ていたので自分で流れを切らないように、それだけです。後ろにつなぐ意識でランナーをかえすことが出来て良かったです」と話した。


ロッテ新監督人事は「進捗していません」山室社長
 ロッテ山室晋也球団社長(57)が13日、都内で行われたオーナー会議に出席後、来季の新監督選考について「進捗(しんちょく)はしていません」と話した。
 重光オーナー代行に複数の候補者を提案しているが「来シーズンに向けて少しでも早くスタートを切りたいと思ってますが、いろいろな関係をしている人がいるわけですし、意思決定する人であったり、もしくは当事者であったり、候補になっている人もいろいろな都合があるので、うまくかみ合わないと。今のところちょっと前へ転がってないといいますかね」と、大きくは進展していないことをうかがわせた。具体的なことについては「皆さんに発表できるところまでは至ってないということです」とした。
 ただ、改めて今季終了までには人選を終えたい希望も口にした。



ロッテ井口の引退試合、来場者に顔型応援ボード配布
 ロッテは、井口資仁内野手(42)の引退試合である9月24日の日本ハム戦(ZOZOマリン、午後2時開始)で、来場者に顔型応援ボードを配布する。
 紙製ボードの表面に井口の顔が、裏面には背番号「6」が、それぞれ印刷されている。
 引退試合の担当者は「打席に立つ際にスタンド全体で『6』を、イニング間などには『顔』を掲げていただくことで井口選手の引退試合をスタンドが一体となって華やかなものにできればと考え、製作しました。きっと喜んでいただけると思います」と話した。

(以上 日刊)

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ロッテドラ1千隼「投手として幸せなこと」プロ初完投で111日ぶり3勝
 最後は自分で一塁ベースを踏んだ。ガッツポーズしたロッテ・佐々木の顔に笑みが広がる。5月25日以来111日ぶりの3勝目は自身初の完投で飾った。
 「最後まで投げられるというのは投手として幸せなこと。苦しい期間が長かったのでホッとしました」。完封目前の9回1死から横尾に被弾。続く田中賢にも中前打を許した。英二投手コーチに「次出したら代えるぞ」と言われると、気合を入れ直して後続を断った。前回7月5日は6回途中で6四球と制球難も、この日は7回まで無四球。8回に2四球を与えても崩れない。内角を攻め、テンポよく打たせて取った。8安打でわずか1失点がそれを物語った。
 ドラフト1位右腕にとって苦しい日々だった。開幕ローテーション入りも、不振により7月に2軍落ち。フォームを安定させるために遠投を続けると、広背筋を痛めた。それでも「いろいろと考える時間がつくれた」とプラスに捉えた。動画サイト「YouTube」で桜美林大時代に出場した日米大学野球の映像も繰り返し見た。ウエートトレーニングにも重点的に取り組み、夏場でも体重は1キロ増で87キロに。日焼けした精かんな顔に髪も茶色く染め、たくましくなって帰ってきた。「もっと思い描いているように投げたい」。この日見せた120球に、今後への期待が詰まっていた。 (町田 利衣)

 ▼ロッテ・伊東監督(佐々木について)これまでは四球で自滅するタイプだったが、よくここまで投げられた。次につながる投球ができた。

 ≪ロッテ新人3年ぶり≫ルーキーの佐々木(ロ)がプロ初完投で今季3勝目をマークした。今季新人の完投勝利は、山岡(オ)が8月26日の西武戦で完封して以来2人目。ロッテ新人の完投勝利は、14年に2度記録した石川以来3年ぶりとなった。

プロ初完投勝利のロッテ佐々木 2カ月の二軍生活「こういう形でつながって良かった」
 ドラフト1位の実力の片鱗を見せつけた投球だった。ロッテ・佐々木は今季3勝目をプロ初の完投で飾った。
 7月5日に一軍登録を抹消されてから2カ月、二軍で調整を続けた。「ファームでやってきたことを一軍で出せと言われたので強い気持ちで臨んだ。途中まで四球がなかったのが良かったと思う」と話す通り、降格前の投球に見られた四球から崩れる悪癖がこの日は影を潜め、四球はわずか「2」。9回に一発を浴び完封こそ逃したものの、プロ入り後初めて8回までスコアに0を並べた。
 お立ち台で佐々木は2カ月間の二軍生活を振り返り「何かにつながればいいと思って投げてきた。まだ1試合だけだけどこういう形でつながって良かった」とホッとした様子で語った。
 伊東監督は「コントロールがよかった。ゴロアウトも多く、フォアボールを出して自滅するということもなかったし、次につながる投球だった。」とドラ1右腕の好投に賛辞を贈った。

ロッテ ドラ1佐々木がプロ初完投勝利! 日ハムCS進出完全消滅
 ロッテのドラフト1位ルーキー、佐々木が約2か月ぶりの一軍マウンドで3カ月半ぶりの3勝目をプロ初完投勝利で飾った。
 打線も初回、角中と中村の適時打で早々に2点を先取。3回にはペーニャの12号ソロ、4回にも角中のタイムリーで1点を加えた。
 佐々木は、9回1死まで打たせて取る投球で日本ハム打線を無失点に抑えた。その後日本ハム・横尾に2試合連続の3号ソロを浴び完封こそ逃したが、120球をを投げ切り、6月28日の西武戦以来の3勝目(7敗)を挙げた。
 日本ハムは先発上沢が4回途中に4失点でKO。打線も8安打放ちながら横尾の本塁打以外得点を上げられず、これで今季の4位以下が確定し、CS(クライマックスシリーズ)出場の可能性が消滅した。


ロッテ・ペーニャ“予告弾”に「興奮」!日本ハム戦7本塁打
 ロッテ・ペーニャが「予告弾」を放った。
 2―0の3回1死。日本ハム先発・上沢の初球のカーブを捉え、右中間席最前列へと運んだ。初回1死一塁で迎えた第1打席は右飛に倒れていたが「1打席目から感じよくスイングができていて、チームメイトにも次の打席を見ていてくれと言っていたんだよ。狙い球が来たら積極的にいこうと思っていたし、みんなに言っていた通りになって興奮しているよ」と宣言通りのアーチに胸を張った。
 これで12号となったが、そのうち7本が日本ハム戦とキラーぶりを見せつけた主砲。5月25日以来の先白星を目指すドラフト1位の佐々木を援護した。


ロッテ 24日の井口引退試合で“応援ボード”配布
 ロッテは13日、24日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で行われる井口資仁内野手の引退試合にて、来場者全員に顔型応援ボードを配布すると発表した。
 紙製のボードの表面には井口の顔。裏面には背番号「6」が印刷されている。引退試合担当者は「打席に立つ際にスタンド全体で『6』を、イニング間などには『顔』を掲げていただくことで井口選手の引退試合をスタンドが一体となって華やかなものにできればと考え、制作をしました。きっと喜んでいただけると思います」とコメントした。

(以上 スポニチ)

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ロッテ・千隼、プロ初完投で3勝目「苦しい期間長かった」
 D1位・佐々木(桜美林大)が8安打1失点でプロ初完投勝利を挙げた。約2カ月ぶりの登板で5月25日以来の3勝目。2四球と課題の制球で成長を見せ、「納得のいく試合のつくり方だった。苦しい期間が長かったので、ほっとした」と2軍で日焼けした顔をほころばせた。D2位・酒居(大阪ガス)も完投勝ちしており、球団で1シーズンに新人2人がマークするのは2001年の加藤康介と渡辺俊介以来、16年ぶりとなった。

佐々木の好投にロッテ・伊東監督
「交代は考えなかった。右打者の内角を使っていたし、次につながる投球だった」

2本の適時打を放ったロッテ・角中
「佐々木が久しぶりの登板なので、勝たせてあげられるように先に点を取ってあげたかった」


ロッテ・ペーニャ、宣言通りの12号に興奮!「次の打席を見ていてくれと言ったんだ」
 ロッテのペーニャが12号ソロを放った。2-0の三回に上沢の初球のカーブを引きつけて右中間席へ運び「狙い球が来たら積極的にいこうと思っていた」と納得の表情で振り返った。
 一回に右飛に倒れた打席もスイングの感触は悪くなかったという。「チームメートに次の打席を見ていてくれと言ったんだ。みんなに言っていた通りになって興奮している」と宣言通りの一打だった。


ロッテ・角中、ルーキー佐々木を援護! 8月29日以来の3安打
 ロッテの角中が2本の適時打を放ってルーキー佐々木を援護した。一回にフォークボールを中前へ運んで先制打とし「佐々木が久しぶりの登板なので、勝たせてあげられるように先に点を取ってあげたかった」とうなずいた。
 3-0の四回には変化球を捉えて右前へ適時打。九回にも中前打を放ち8月29日以来の3安打をマークした。

中村(一回に左前へ適時打)
「後ろにつなぐ意識で走者をかえすことができて良かった」


ロッテ・山室球団社長、次期監督の選定進まず「前に転がっていない」
 伊東監督退任に伴う次期監督選定について、オーナー会議に出席したロッテ・山室球団社長は13日、「早く来季へ向けてのスタートを切りたいが、今のところ前に転がっていない」と進展していないことを明かした。今季の全日程終了(10月5日予定)までには決定したい意向。次期監督候補には、今季限りで現役引退する井口の名前があがっている。 (港区)


ロッテ、井口の引退試合で顔型応援ボードを配布
 ロッテは13日、井口資仁内野手(42)の引退試合として行われる9月24日の日本ハム戦(ZOZOマリン、午後2時開始)で、来場者に顔型応援ボードを配布すると発表した。紙製のボードの表面には井口の顔、裏面には背番号「6」が印刷されている。
 担当者は「打席に立つ際にスタンド全体で『6』を、イニング間などには『顔』を掲げていただくことで井口選手の引退試合をスタンドが一体となって華やかなものにできればと考えました。きっと喜んでいただけると思います」とコメントした。

(以上 サンスポ)

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【ロッテ】佐々木がプロ初完投 約2か月ぶりの登板で3か月半ぶり白星
 ロッテのドラフト1位の佐々木が8安打1失点でプロ初完投勝利を挙げた。約2か月ぶりの登板で5月25日以来の3勝目。「納得のいく試合のつくり方だった。苦しい期間が長かったのでほっとした」と日焼けした顔をほころばせた。
 9回、横尾にソロを浴びて初完封はお預け。伊東監督は「交代は考えなかった。右打者の内角を使っていたし、次につながる投球だった」とうれしそうにたたえた。


【ロッテ】井口の顔型応援ボード配布…24日の引退試合日本ハム戦
 ロッテは13日、今季限りで現役を引退する井口資仁内野手(42)の24日の引退試合(日本ハム戦、ZOZOマリン)で来場者に顔型応援ボードを配布すると発表した。
 紙製のボードの表面には井口の顔、裏面には背番号「6」が印刷されている。担当者は「打席に立つ際にスタンド全体で『6』を、イニング間などには『顔』を掲げていただくことで井口選手の引退試合をスタンドが一体となって華やかなものにできればと考え、制作をしました。きっと喜んでいただけると思います」と説明した。

(以上 報知)

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ロッテ・ドラ1佐々木プロ初完投勝利 5月25日以来の3勝目
 ロッテのドラフト1位ルーキー佐々木が8安打1失点でプロ初完投勝利を挙げた。
 約2カ月ぶりの登板で5月25日以来の3勝目。「納得のいく試合のつくり方だった。苦しい期間が長かったのでほっとした」と日焼けした顔をほころばせた。伊東監督は「交代は考えなかった。右打者の内角を使っていたし、次につながる投球だった」とたたえた。

ロッテ佐々木、プロ初完投で3勝目 日本ハムはBクラス確定
 ロッテが序盤から主導権を握り、日本ハムを下した。日本ハムは4位以下が確定した。
 ロッテは初回、角中の中前適時打で先制。さらに中村の右前適時打で加点、三回にはペーニャの中越え12号ソロ、四回にも角中が右前適時打を放ちリードを広げた。
 佐々木は九回1死から横尾に2試合連続となる3号ソロを浴び、完封こそのがしたが、プロ初完投で3勝目を挙げた。

(以上 デイリー)

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プロ初完投勝利のロッテドラ1佐々木、伊東監督称賛「よく乗り越えた」
佐々木「最後まで投げるのはすごい幸せなこと」
 ロッテのドラフト1位ルーキー、佐々木千隼投手が13日の日本ハム戦(札幌ドーム)でプロ初完投勝利を挙げた。
 2か月ファームで汗を流した成果を見せた。7月5日の楽天戦以来となる1軍マウンドで佐々木が丁寧に低めを突く。初回と3回の無死二塁のピンチを乗り切ってリズムに乗った。
 最大のピンチは8回1死一塁から2者連続四球を与えた場面。松本を見逃し三振、大田を投ゴロに打ち取った。伊東勤監督は「フォアボールで自滅するタイプだったけれど、よく乗り越えてくれた。交代は全然考えていなかった」と自力でピンチを切り抜けた右腕を高く評価した。
 9回1死から横尾にソロアーチを許して完封こそ逃したものの、8安打1失点でプロ初の完投勝利。「できれば0点で完封してほしかったけれど、かなり疲れていたからね。次につながるピッチング。良かった」と伊東監督は120球の粘投を称えた。
 5月25日ソフトバンク戦以来の3勝目。久しぶりにヒーローインタビューを受けた佐々木の表情には充実感が広がった。「『ファームでやってきたことをしっかり出せ』と言われて、やってやろうと強い気持ちでマウンドに上がりました。途中までフォアボールがなかったのが一番良かった」と胸を張った。
 プロ初完投で大きな自信もつかんだ。「初めから投げさせてもらって、最後まで投げるのはピッチャーとしてすごい幸せなこと。これからもこういうピッチングができるように心掛けていきたい」と声を弾ませた。

(フルカウント)

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ロッテドラ1ルーキー・佐々木が復活の3勝目!9回120球1失点で自身初の完投勝利
 千葉ロッテマリーンズの佐々木千隼投手(23)は、13日に敵地・札幌ドームで行われた日本ハム戦に先発登板し、9回を120球・8安打・5奪三振・2四球・1失点の好投を見せ5月25日のソフトバンク戦以来となる3勝目(7敗)をマークした。また、佐々木にとってプロ入り初の完投勝利となった。
 佐々木にとってこの試合は7月5日の楽天戦以来となる先発マウンド。自慢の制球力に不安を抱え2軍に降格していたが、2軍で再び制球力に磨きをかけて1軍に戻ってきた。
 佐々木は1回と3回は得点圏に走者を背負うも要所を締め無失点。4回から5回にかけては6者連続アウトと、日本ハム打線につけ入る隙を与えない。
 6回には一死1・2塁のピンチで大田を遊ゴロ併殺打に打ち取り、7回も一死1塁の場面で代打・田中賢を二ゴロ併殺打に打ち取り得点を許さない。佐々木は8回も続投したが、代打・中田の安打、石井一・西川に連続四球を与え一死満塁のピンチを招く。
 しかし、佐々木はここでギアを上げ松本を一度もバットを振らせず見逃し三振、大田を外角の速球で投ゴロに打ち取りピンチを凌いだ。佐々木は9回も続投し完封を狙ったが、一死から横尾にソロ本塁打を浴び、自身初の完封勝利は逃してしまった。
 その後も田中賢に中前打・盗塁を許しピンチを招いたが、中田をカーブで空振り三振、続く代打・ドレイクもパラデスの好プレーで一ゴロに打ち取り試合を締めた。8回まで四球を1つも与えず、課題の制球力に磨きをかけたことが証明されるマウンドとなった。
 佐々木の離脱中には、ドラ2ルーキー・酒居が先発として経験を積んだ。また、ドラ5ルーキーの有吉優樹も中継ぎとして奮闘中。そして、今回は佐々木が今後に期待の持てる好投を見せた。今季、チームは苦しい順位に沈んでいるが、どのルーキーも来季以降の更なる飛躍に期待が持てそうだ。

(ベースボールチャンネル)


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【気になる記事】

中後 メジャー昇格ならず帰国へ 日本人連続デビュー22年で途切れる
 元ロッテで、ダイヤモンドバックス傘下マイナーの中後がシーズンを終えて近日中に帰国することが12日、明らかになり、95年の野茂英雄(ドジャース)から22年続いた日本選手のメジャーデビューが今年で途切れることが濃厚となった。
 米挑戦2年目の中後は今季、開幕から2Aジャクソンに所属。9月1日に3Aリノに昇格したが、大リーグ昇格の前提となる40人枠に入ることができず「目標はメジャーに上がることだった。(メジャーは)近いようで遠い」と話していた。
(スポニチ)


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【日本ハム目線】

「これだけ負けたら当然」/栗山監督
日本ハムが敗れ、今季4位以下が確定、CS進出の可能性が消滅した。栗山英樹監督のコメント。
 「すみません。本当に申し訳ない。たくさんのファンの方にただ、ひたすら申し訳ない。これだけ負けたら当然」。
 残り試合にむけて。
 「このまま終わっちゃいけない。やられたらやり返すしかない」。

栗山監督「ひたすら申し訳ない」CS進出が完全消滅
 日本ハムが敗れ、今季4位以下が確定、CS進出の可能性が消滅した。
 ロッテ先発佐々木相手に8回まで無得点。9回に横尾が2試合連発となる3号ソロを放って奪った1点どまりで逆転できなかった。48勝76敗で5位。残り19試合、全勝しても3位以内には浮上できない。栗山英樹監督(56)は「すみません。本当に申し訳ない。たくさんのファンの方にただ、ひたすら申し訳ない。これだけ負けたら当然」と唇をかんだ。
 シーズンはまだ終わっていない。「このまま終わっちゃいけない。やられたらやり返すしかない」と来季も見据えながら、全力で戦うことを誓っていた。


日本ハム上沢4回途中4失点「フォークが高めに」
 5勝目を目指した日本ハムの先発上沢直之投手(23)は3回1/3の今季最短で降板した。
 2戦2勝の相手に立ち上がりから苦戦。初回4安打で2点を失うと、3回にはペーニャにソロ本塁打を浴びた。4回1死三塁、角中にこの日2本目の適時打を許し、4点目を献上した場面で降板。「いつもよりフォークが高めに浮いてしまいました。高めに浮いたことを気にしすぎてカウントを悪くし、バッター有利にさせてしまいました。調子が悪い日にいかにゲームを作れるかが大事になってくると思うので、修正できなかったことが、きょうの反省だと思います」と悔しがった。


日本ハム中田19打席ぶり安打もCS逃し「悔しい」
 日本ハム中田が、悔しさをあらわにした。
 7日楽天戦で、左手甲に死球を受けて打撲。10日西武戦、12日楽天戦は欠場していたが、8回に代打で出場し、左前打。19打席ぶりの安打でチャンスメークも、チームは敗れ、CS進出の可能性は消えた。「オフが長くなってしまうのはプロ野球選手として悔しい。残りの試合、必死に戦えたらいいと思う」と必死に前を向いた。

日本ハム中田19打席ぶり安打 代打で左翼線へ
 日本ハム中田翔内野手(28)が、19打席ぶり安打をマークした。
 4点を追う8回の先頭に、代打で登場。初球の直球系137キロを左翼線へはじき返した。この一打が布石となり1死満塁までチャンスは広がったが、無得点に終わった。
 中田は7日楽天戦で死球を受け、左手甲を打撲。10日西武戦、12日楽天戦を欠場して回復に努め、この日、フリー打撃を再開していた。


日本ハム大谷が右足首手術へ 米挑戦へ完全体になる
 日本ハム大谷翔平投手(23)が今季終了後に右足首の手術を行うことが13日、分かった。今春ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)不参加の要因となった負傷箇所で、慢性的な痛みを抱えていた。現状でもプレーは可能だが、不安を取り除くことを決断したもよう。今オフ、ポスティングシステムを利用してメジャーに挑戦する意思も固めたことも分かり、万全のボディーで海を渡る。
 大谷が右足首にメスを入れ、海を渡る。今シーズン終了後、速やかに手術することが分かった。前日12日に投手として今季初勝利を挙げ、野手としても8月は月間打率3割8分9厘をマークするなど、現状でも投打でプレーは可能な状態。だが、患部に痛みを引き起こす骨棘(こっきょく)は残ったままであり、不安を取り除くことになった。
 負傷したのは昨年10月の日本シリーズだった。一塁ベースを駆け抜けた際に、患部をひねったことが発端。昨オフは通院しながら回復を図ったが、思うように状態は上がらなかった。今春キャンプは別メニュー調整が続き、参加予定だった第4回WBCに出場できなかった。今季開幕には野手として先発したが、4月8日オリックス戦で今度は左太もも裏の肉離れを発症。約2カ月半、戦列を離れた。
ただ、今季のプレーのためシーズン中の手術は回避してきた。患部の骨棘を取り除けば術後約2~3カ月で復帰できる見通し。10月中に行えば完治した状態で来春キャンプを迎えることも可能になる。
 今オフにポスティング制度を利用して、メジャー移籍する決意を固めたことも、分かった。今季がプロ5年目で、1軍での登録が9シーズン必要な海外フリーエージェント(FA)権の資格は満たしておらず、移籍するためには同制度を利用する必要がある。日本一も達成した昨オフの契約更改時に、球団から容認されていた。その際には「僕が(メジャーに)行きたいということに関しては球団も知っていることで、今日正式に、自分の気持ちを優先させてもらえるという話をいただいた」と、うれしそうに語っていた。
 ポスティング制度は日本野球機構(NPB)と米大リーグ機構(MLB)が改正を協議中。関係者によると同制度を含め、日米間の選手の移動について包括的に交渉中で、日本シリーズ終了までには合意に達する見通し。新たな制度を活用し、新天地に飛び立つ。
 今季初勝利から一夜明けたこの日は、ベンチ外だった。6回終了後に球場を後にした時、報道陣に囲まれたが「すいません」とだけ話しただけだった。岩手・花巻東3年だった12年ドラフト前には「どういうふうになっても米国に行きたい気持ちが強い」と真っすぐな気持ちを表明していた。日本ハムで「二刀流」という挑戦を続けてきた大谷が、新たな挑戦を決断した。

◆大谷の右足首負傷 昨年10月26日の日本シリーズ第4戦、8回の第4打席で二遊間への遊ゴロを放った際、一塁へ駆け込み右足でベースを踏んだときにひねった。同年11月11日の侍ジャパン強化試合メキシコ戦で再発し、足首の三角骨と骨棘の問題により、痛みを感じる症状が続いていた。


「大谷ルール」譲渡金は現行通り上限22億円が濃厚
ポスティングシステムで今オフに適用されることになる「大谷ルール」は、現行通り譲渡金の上限2000万ドル(約22億円)になる可能性が高まった。日本野球機構(NPB)の臨時社員総会とオーナー会議が13日、都内で開かれ、日本ハム大谷翔平投手(23)の大リーグ挑戦に備えて、NPBと米大リーグ機構(MLB)の間で5月から交渉を続けてきたポスティングシステム改正協議の中間報告が行われた。出席した巨人老川祥一オーナーによると、改正協議中の案は2案ある。現行制度では譲渡金の上限を2000万ドルに定めていたが、改正案では選手が結ぶ契約の総額によって、大リーグ球団が日本球団に支払う譲渡金の金額が設定される。
 ◆A案 契約金と総年俸、出来高払いを含めた総額の15%
 ◆B案 契約金と総年俸、出来高払いの総額が1億ドル(約110億円)未満なら15%、契約金と総年俸の合計が1億ドル以上なら2000万ドルに固定する
 交渉は獲得を希望する全球団と行えるが、MLBの新労使協定が締結されたため、大谷は大型契約は結べず、契約総額は最大1010万ドル(約11億1100万円)になる。改正案が適用されれば、日本ハムに入る譲渡金は総額の15%の最大約1億6665万円。従来ルールより20億円以上安く、適正金額とはいえない。
 日米間では「大谷ルール」として「25歳以下かつNPBで6シーズン未満の選手」の譲渡金は特例協議を行う見込みで、今オフの大谷に関しては、上限2000万ドルが適用される可能性が高い。大谷以降の選手は大型契約を結ぶことで、2000万ドル以上の譲渡金を受け取る可能性もある。

(以上 日刊)

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ハム栗山監督 来季続投へ CS完全消滅もシーズン後に球団要請方針
 昨季王者の日本ハムはロッテに完敗。19試合を残してCS進出の可能性が完全に消え、栗山監督は「ファンには本当に申し訳ないです」と謝罪した。
 昨季は大谷の10勝&22本塁打の活躍もありリーグ優勝と日本一を達成した。しかし今季はその大谷が長期離脱するなど開幕から主力に故障が続出して一度も貯金をつくれずに低空飛行。この日も今季を象徴するように投打がかみ合わなかった。
 球団はシーズン終了後に栗山監督に続投を要請する方針。来季は就任7年目に突入する。チーム再建に向けてやるべきことを問われた指揮官は「たくさんありすぎる」と危機感を募らせ、「やられたらやり返すしかない」と悲壮な決意を語った。(山田 忠範)

日本ハム CS完全消滅…栗山監督「ファンのみなさんには本当に申し訳ない」
 日本ハムは13日、ロッテ戦に完敗。昨季の日本一王者が19試合を残してクライマックスシリーズ進出の可能性が完全に消滅した。7月以降の過去9試合は全て6回以上を投げるなど安定していた上沢が4回途中4失点で降板。打線も新人・佐々木に横尾のソロによる1点に抑えられた。
 昨季は「二刀流」の大谷が10勝&22本塁打の活躍もあり、リーグ優勝と日本一を達成。だが今季はその大谷が4月上旬に左太腿裏を肉離れして長期離脱するなど主力に故障が続出し、一度も貯金をつくることができなかった。それでも現在は来季を見据えて松本、横尾、太田ら若手が貴重な経験を積んでいる。
 試合後、栗山監督は「ファンのみなさんには本当に申し訳ない」と謝罪。打率・206に低迷している中田は「選手も悔しいけど、それ以上にファンも悔しがっていると思う。残り試合、必死に戦って来年につなげられるようにしたい」と必死に前を向いた。


ハム球団幹部 大谷メジャー決断に「シーズンが終わってから」
 日本ハム・大谷は今季初勝利から一夜明け、打撃練習には参加せずランニングなどで軽めに汗を流した。
 球団幹部は「本人と話をしていることもない。シーズンが終わってから」と話すにとどめた。野手として試合には出場せず、軽めの調整で終えた大谷は「すみません」と一言残し、試合中に球場を後にした。

(以上 スポニチ)

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日本ハム・栗山監督、CS消滅も来季以降の巻き返し誓う「やりかえす」
 佐々木を打てずに完敗。残り19試合を全勝しても3位・楽天を上回ることができなくなり、クライマックスシリーズ進出の可能性が消滅した。栗山監督は「本当に申し訳ない。ファンのみなさんに、ひたすら申し訳ないという思い」と謝罪しながら、「このままで終わらせたらいけない。やられたら、やりかえすしかない」と来季以降の巻き返しを誓った。

九回に2試合連続となる左越えの3号ソロを放った日本ハム・横尾
「打席に入る前に金子コーチにアドバイスをもらった。この広い札幌ドームで打った瞬間に入る(と分かる)というのは自信になる」

四回途中8安打4失点で7敗目の日本ハム・上沢
「調子が悪かった日に、いかにゲームを作れるかが大事になってくる。修正できなかったことが反省点と思う」

日本ハム、CSの可能性完全消滅…栗山監督「すいません。本当に申し訳ない」
 日本ハムは敗れてクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が完全に消滅した。球団史上初の2年連続日本一に挑んだシーズンだったが、相次ぐ故障者に悩まされて低迷にあえいだ。栗山監督は「すいません。本当に申し訳ない」と謝罪の言葉を並べた。
 大谷、中田が先発から外れた打線は迫力不足でわずか1得点に終わった。ただ今季はまだ19試合も残されている。栗山監督は「選手も俺も含めてやられたらやり返さないと。このまま終わっちゃいけない」と意気込んだ。

中田(左手甲への死球の影響で3試合ぶりに代打で復帰して2打数1安打)
「僕だけではなく、来年につながるようにやらないと」

上沢(四回途中4失点で7敗目)
「いつもよりフォークボールが高めに浮いた。調子が悪い日にいかに試合をつくれるか」


大谷、万全の体で今オフメジャー挑戦へ!来月にも右足かかと手術
 日本ハム・大谷翔平投手(23)が今オフ、右足かかと部分にある「三角骨骨棘(こっきょく)」の除去手術を受ける見込みとなっていることが13日、分かった。昨秋から悩まされていた右足首痛の原因となっていた。また、今季終了後にポスティングシステムを利用して、米大リーグに挑戦することが同日、濃厚となった。昨年12月の契約更改交渉で、球団も本人の意思を尊重することを表明しており、シーズン終了後に本人と話し合い、最終的な決断を下す。
 刻一刻と迫ってきた夢の実現に向けて、最大の懸念を取り除く。日本ハムのバックアップの下、大谷が今冬に右足首痛の完治を目指し、右足かかと部分にある「三角骨骨棘(こっきょく)」の除去手術に踏み切る見込みとなった。
 昨秋に痛めた患部は、春先からの保存療法で現在は痛みが軽減されている状態だが、将来に続く不安を取り除くため、これまでの経過も踏まえ、トレーナー陣を含めた球団側が後押しする。手術を施した場合は全治1-3カ月となる見込み。シーズン終了後の10月中に受ければ、遅くとも来年1月には動き始めることができる。3月下旬の来季メジャー開幕にも十分、間に合う計算だ。
 入団5年目の今季は右足首痛のために3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の出場を断念。4月には左太もも裏に肉離れを発症し、復帰まで2カ月半を要したが、現在は投打で復調。3度目の先発となった前日12日の楽天戦(札幌ドーム)では米16球団32人のスカウト陣が視察する中で163キロをマークするなど、六回途中1安打無失点で今季初勝利を挙げた。
 夢の舞台も近づいてきた。昨年12月の契約更改交渉で球団から将来の米大リーグ移籍を容認された大谷は今オフにポスティング制度を利用して、メジャーに挑戦することが濃厚となった。岩手・花巻東高時の2012年秋のドラフト会議直前にメジャー挑戦の意思を表明。ドラフト1位で指名した日本ハムから投打で一流を目指す「二刀流」を提案され、入団に至った。関係者によると当時から抱いていた思いは5年を経過した今も変わっていない。
 登板翌日となったこの日はランニングやキャッチボールなど軽めの練習で終え、ロッテ戦を欠場。六回表の終了後に札幌市内の選手寮に帰宅した。報道陣の呼びかけには「すみません」と多くを語らなかったが、「一試合一試合を大事に。楽しみにこの球場にきてくれる人たちに勝ちゲームをみせられるように。そういうモチベーションで頑張りたい」と前日に語ったとおり、残り試合に集中し、シーズン終了後に球団と話し合った上で表明する。
 大谷が試合に出場しなかったものの、この日の札幌ドームには、マリナーズのディポートGMら米大リーグのスカウト陣が視察に訪れ、練習から見守った。最高の体を作り上げ、夢舞台へ-。二刀流の世界挑戦が始まる。

大谷の米挑戦について日本ハム・吉村GM
「まだ何も(本人とは)話していない」

★今季5年目の大谷、海外FA権資格なし
 大谷は今季が5年目で、1軍での登録が9シーズン必要な海外フリーエージェント(FA)権の資格は満たしておらず、移籍するためには所属球団の了承を得てポスティング制度を利用する必要がある。同制度は日本野球機構(NPB)と米大リーグ機構(MLB)が改正を協議中。

★中村俊輔の場合
 サッカーJ1磐田の元日本代表MF中村俊輔(39)も大谷と同じく、「三角骨」の故障に苦しめられた。横浜M在籍時の2015年にはシーズン前の2月に左足首を手術。左足関節三角骨と関節内遊離体を摘出し、3月のJリーグ開幕には間に合わなかったが、4月には公式戦出場を果たした。

骨棘(こっきょく)
 昨秋の日本シリーズなどで右足首をひねり、精密検査でかかと部分にある「三角骨(さんかくこつ)」に「骨棘(こっきょく)」が発見された。骨棘は刺激を受けて骨組織が増え、とげ状になった骨のことで、これが神経を圧迫し痛みが発生する。

(以上 サンスポ)

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【日本ハム】日本一翌年は4年ぶりBクラス…栗山監督「本当に申し訳ない」
 日本ハムが13日のロッテ戦(札幌D)に敗れ、CS進出の可能性が完全消滅した。先発の上沢直之投手(23)が今季最短の3回1/38安打4失点で降板すると、打線も横尾俊建内野手(24)の2戦連発となるソロ本塁打の1点止まり。今季124試合目で4年ぶりのBクラスが決まり、試合後、栗山英樹監督(56)は「すいません。本当に申し訳ない。ファンの皆さんにひたすら申し訳ない」と頭を下げた。
 昨季は最大11・5ゲーム差をはね返して4年ぶりのリーグ制覇を成し遂げたが、今季は開幕から大谷、中田、近藤と主力に故障者が続出。4月には12年ぶりに10連敗を喫するなど、開幕直後から大きく出遅れたことが、低迷の要因となった。それでも、指揮官は「どんな状況でも勝たせるのが俺の仕事だから」と最後まで責任を背負った。
 視線はすでに来季へ向けられている。この日のスタメンには横尾、太田、渡辺、石井一など多くの若手が起用された。来季7シーズン目の指揮を執ることが確実の栗山監督は「選手も含めてどれだけ嫌な思いをしたか。このままでは終わらせない。やられたらやり返すしかない。必ず次に生かしていく」と語気を強めた。残り19試合。来季へつながる戦いを見せていく。(後藤 亮太)

【日本ハム】CS出場完全消滅も栗山監督続投…オフは中田らFA主力選手去就に注目
 日本ハム・栗山英樹監督(56)が来季も続投することが13日、分かった。この日のロッテ戦(札幌D)に1―4と敗れ、契約最終年の今季のCS出場の可能性が完全消滅した。「ファンにひたすら申し訳ない」とわびた。
 だが、球団は昨季の日本一など就任6年間で2度のリーグ制覇、4度Aクラス入りした手腕を評価。栗山監督は低迷の責任を感じながらも「このままでは終わらせないし、やられたらやり返すしかない」と巻き返しに意欲。シーズン終了後にも正式に契約を結び、来季7年目の指揮を執ることになる。
 また中田翔内野手(28)、増井浩俊投手(33)が今季国内FA権を取得。海外FA権利を持つ大野奨太捕手(30)、宮西尚生投手(32)も今季で契約が切れるが、いずれも去就は未定でオフの決断が注目される。


【日本ハム】大谷が今オフMLB挑戦へ…去就質問には「すいません」と言い残す
 日本ハム・大谷翔平投手(23)が今オフ、メジャー挑戦する意思を固めたことが13日、判明した。球団は容認する意向で、いよいよ争奪戦がスタートする。
 今オフにポスティングシステムを利用してメジャーへ移籍する意向の大谷は、この日のロッテ戦を欠場。今季3度目の先発となった12日の楽天戦でメジャー16球団32人のスカウトが視察に訪れる中、最速163キロを計測して5回2/3を1安打無失点で初勝利をマーク。登板翌日のこの日、札幌Dの通路をジョギングしたりするなどのメニューをこなした。帰り際には今オフの去就に関する質問も飛んだが「すいません」とだけ言い残して球場を去った。

(以上 報知)

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日本ハムCS進出が完全消滅…栗山監督「来年優勝する」
 日本ハムは、CS進出の可能性が消滅しBクラスが確定した。
 先発上沢が三回にペーニャに被弾するなど四回途中4失点KO。得点も九回の横尾のソロのみで、完封を免れるのがやっと。栗山監督は「こんだけ負ければ選手も俺も含めてどんだけ嫌な思いをしているか。やられたらやり返す。来年優勝することが大事」と来季へ切り替えた。

日本ハム・中田、Bクラス確定をファンにおわび
 日本ハム・中田翔内野手(28)がBクラス確定にファンにおわびした。
 7日に左手甲に死球を受けた影響もあり、この日は代打で出場。八回に左越え安打を放ち一夜を報いたが、チームは敗戦。4年ぶりにCS進出を逃し「こういう結果になってしまって選手として悔しい。オフが長くなってしまうのはプロとしてよろしくない。もちろん悔しいし、残り試合来年につなげたい」と険しい表情で話した。
 今季は国内FA権を取得。自身も納得のいかないシーズンを送っている。打撃について問われると「若い力が活躍しているからそれを見て上げてほしい。横尾にしろ、渡辺にしろ必死に頑張っているので、俺のことはいい」と若手の成長を見てくれと異例のお願いした。


日本ハム・大谷、メジャー挑戦決断 古傷・右足首手術へ!万全で夢舞台
 日本ハム・大谷翔平投手(23)が今オフにポスティングシステムを利用して、米大リーグに挑戦する方針を固めたことが13日、明らかになった。球団は昨年12月の契約更改交渉で挑戦を容認しており、シーズン終了後に正式に表明する見込み。年内中には古傷の右足首三角骨骨除去手術を行うことも決めており、来季、夢舞台で開幕から万全な状態で臨む。
 大谷が夢の実現へ海の向こうに渡る決意を固めた。花巻東高3年時にメジャー挑戦を表明。日本ハムに二刀流を提案され、入団に踏み切ったが、本人は5年の日本球界での経験で準備期間は終わったと判断した。今後は球団、岩手の家族や親しい関係者らと話し合い、今季終了後に正式に表明する見込みだ。
 昨年12月の契約更改交渉の場で、ポスティング制度での移籍へ踏み切ることを明かしていた大谷。球団も挑戦のタイミングを最重要視し、移籍を容認する方向だ。今季は4月に左太もも裏肉離れを発症し、投手としてここまで3試合の登板で1勝にとどまるも、昨年二刀流として最優秀選手に輝くなど、日本一に貢献したことを評価。移籍を全面的にバックアップする。
 来季、MLBでの開幕に向けて万全を期すため、このオフは準備を始める。昨季終盤から右足首の痛みに悩まされてきたが、今季終了後に手術すれば十分来季開幕に間に合うため、メスを入れることで調整を進めている。
 大リーグの新労使協定で25歳未満の外国人選手はマイナー契約に制限され、1年目の契約上限は575万ドル(6億3250万円)とされるが、大谷自身、金額にこだわりはなく、支障にはならない。父・徹さんは「シーズンが終わってから話し合うが本人が決めること」と本人の意思を尊重。来年、大谷がメジャーでプレーするのは濃厚だ。


日本ハム・武田久が今季限りで退団 他球団移籍を模索
 日本ハムの武田久投手(38)が今季限りで退団し、他球団で現役続行を目指すことが13日までに分かった。
 09、11、12年と3度のセーブ王を獲得するなど、534試合に登板し通算167セーブ。15年には両膝を手術するなど、故障に悩まされた。球団は功労者として現役引退を勧めたが、本人の意思が固く新天地での活躍を目指すことになった。

(以上 デイリー)

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