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コラム記事【2/16】

2023年02月17日 01時02分35秒 | マリーンズ2023
≪2/16≫


恩師も太鼓判! ロッテ前監督の井口資仁氏(48)=サンケイスポーツ専属評論家=がロッテ-ヤクルトの練習試合を視察。入団時から昨季までの教え子で、WBC日本代表に名を連ねる佐々木朗希投手(21)の快投に熱視線を送った。 

極めて順調に来ている。全29球で〝ノー感じ〟なボールは1球もなかった。昨年11月のオーストラリアとの強化試合ではWBC球に苦戦し、フォークボールが高めに抜ける場面もあったが、この日はストライクからワンバウンドでボール球になる良いときのフォーク。朗希はオフシーズンであっても絶対に無駄な時間を過ごさない、自己管理ができる子。こういう投球ができたのも、その証拠だろう。

本人がいろいろと試したいことがあって、シーズン中とは違って変化球の多い投球となったが、新たな軌道を模索しているというスライダーも良かった。入団時に『僕はスライダーピッチャーです』と言っていたぐらいだから、元々が得意な球種。決め球としてはもちろん、スライダーでカウントが取れれば、投球はぐっと楽になる。

さらに、一流投手の条件、自分で〝強弱〟がつけられるようになった。二回先頭のヤクルト・村上を空振り三振に仕留めた場面がその象徴で、一回の3者三振は全て変化球だったところに、あえて裏をかいて内角に160キロの直球を投げ込んだ。

朗希は日本代表では若造だし、ずっとベストの状態でいかなきゃ投げさせてもらえない。その意味でもこの日の結果は大きいし、これでおそらく1次リーグの先発は3戦目(3月11日)のチェコ戦。朗希本人も分かっていると思う。

世界相手であっても、朗希ならゾーンにさえ投げ込めばファウルが取れるし、球数も抑えられる。準決勝、決勝は湿気がめちゃくちゃある米国のマイアミに舞台が移るので、ボールが指に掛かりやすい。先発でなくても、1イニング程度の中継ぎでも面白いと思う。(サンケイスポーツ専属評論家)

(サンスポ)

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 ロッテ・吉井監督の周りには、いつも笑いがあふれている。真面目な話でも、固い雰囲気にならないようにと、緩やかな空気をつくる配慮も感じる。
 現役引退直後のコーチ時代から、吉井監督を見てきただけに、立場が替わって、どんな監督ぶりなのか、個人的にとても興味があった。昨年限りでロッテ担当を外れ、さまざまな球団を巡る遊軍記者となったが、ようやく2月14日から、ロッテの2次キャンプを訪れた。

 その日は北谷で中日との練習試合。球場に隣接するサブグラウンドで、吉井監督を発見したので、まずはあいさつをしようと近づこうとすると、指揮官の方から近づいてきてくれ、「あれ、どうしたん?(担当から)追い出されたのに!?」と笑顔で出迎えてくれた。

 なぜだろうか、毒のあるジョークもどこか心地よい。

 試合後は4番で中越え適時三塁打を放つなど、2安打をマークした安田の囲み取材に入った。「吉井さんからはいつもハッパをかけられている」と言っていた。吉井監督は就任会見から「監督と呼ばれるとくすぐったい」などと言っていたが、今も選手たちから「吉井さん」と呼ばれていることを再確認した。

 なぜだろうか、これもうれしい出来事だった。

 では、安田にどんな内容のハッパを掛けられているのか。これも聞いてみた。「“打てなかったら8番にするぞ”とか“今日はまぐれが2本続いたな”と言われた」と教えてくれた。実際に2月11日の台湾・楽天戦では4番を任され、無安打に終わると、翌12日の同戦は8番だった。

 それでも、吉井監督は「安田は打点を稼いでくれる打者。8番はシャレです」と、その理由を説明してくれる。このコメントも、新聞やネットニュースなどで、安田もきっと目を通しているだろう。

 安田はとても真面目で、責任感も強い。一方で、優しすぎる性格もあるような気がする。そんな4番候補だからこそ、吉井流の話術でプライドをくすぐりながら、刺激と危機感を与えようとしているのだなと感じた。

 球場から選手宿舎に戻ると、新外国人ポランコの入団会見にも同席していた。

 メジャーでも活躍した吉井監督は英語だけでなく、スペイン語にも慣れている。ポランコがスペイン語であいさつのスピーチをすると、隣に通訳がいるのに、指揮官が先に「僕はえーっと…」と勝手に通訳しようとして会場を笑いに誘った。

 これにはポランコは「監督はスペイン語も英語も話せるので、コミュニケーションがイージーだと思う。いい環境で野球ができる」と喜んでいた。

 16年前、吉井監督と初めて会ったときに、「なにか、いらんことを言ったら注意してな!」と頼まれたが、どんどん、思ったことを言ってほしい。今の担当記者はとても楽しそうに取材をしているように見えた。(記者コラム・横市 勇)

(スポニチ)

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バットでアピール続く

 ロッテの池田来翔が、バットでアピールを続けている。

 石垣島春季キャンプでは7日のライブBPで森遼大朗からライトへ本塁打を放つと、12日の楽天モンキーズとの国際交流試合では満塁の好機で走者一掃の適時二塁打、15日のヤクルトとの練習試合ではWBC日本代表・高橋奎二のストレートを左中間スタンドに放り込んだ。ここまで対外試合4試合に出場して、打席数が少ないため打率は.250(12-3)だが、1本塁打、5打点。昨季チームとして課題だった得点圏で、一本打っており、インパクトを残している。

 プロ1年目の昨季は2月の練習試合で、3試合連続複数安打をマークし、そのうち2試合が3安打するなど、打率.323(34-11)と打ちまくったが、オープン戦に入り失速。開幕一軍を逃したものの、開幕直後に昇格し、4月3日の西武戦でプロ初安打を放った。しかし、その後放った安打はわずかに1本。1年目は11試合に出場して、打率.091(22-2)と、悔しい結果に終わった。

 シーズンオフの自主トレでは「腕の方を鍛えて、下半身でバッティングと守備をするイメージしながらウエイトトレーニングをやっていました」と徹底的に鍛えてきた。 

打撃フォームを変更した理由

 一冬を越え、打撃フォームを見ると昨季は、オープンスタンス気味に打っていたが、今季はスタンスを狭めたフォームで打っている。その意図について「無駄を省いて、少し小さく、コンパクトにしました」と説明。

 具体的に“コンパクト”にした理由に「去年一軍のピッチャーのストレートや小さい変化球、ツーシーム、カットボールについていけなかった。いろんな人に相談しながら、もっとコンパクトにしたほうがいいんじゃないかということでそうしました」と教えてくれた。その中で、WBC日本代表の高橋のストレートを一発で仕留められたのは、池田にとっても大きかったのではないだろうか。

どこのポジションでも守る!

 守備では対外試合4試合全て二塁のポジションで出場しているが、キャンプ中にはアーリーワークで安田尚憲とともに三塁のポジションで守備練習を行ったり、ノックや打球補で遊撃のポジションに入ったりしていた。

 昨季は二塁や三塁をメインにしていたが、本人は「言われたらどっちでもいけるようにしたいですけど、特にこだわりはないです」とキッパリ。「試合に出ないとあれなので、試合に出られるところで出たいです」と、任されたポジションで100%の力を出す覚悟だ。

 試合に出場するために、求められるのが当然“バッティング”になってくる。内野のレギュラー、さらに一軍の枠を巡る内野の争いは熾烈。結果を残し続けた先に開幕一軍が見えてくる。

取材・文=岩下雄太 

(ベースボールキング)
 

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