ひとり語り 劇車銀河鐵道 いちかわあつき

 ひとり語りの口演や、絵本の読み語りなどの活動をしています。
 何処へでも出前口演致します。

今日で8月も終わりです。

2010-08-31 11:16:03 | Weblog
 昨年の今日のブログも、確か同じ題名で記事を書いているような気がしますが、今年も8月が終わります。
 終わっても、夏は終わりにならないようで、猛暑日はまだ当分つづきそうな気配です。

 そんな中、なかなか時間がつくれないで出来ていないのがウォーキングです。
 どうしても日差しの強い時間帯を避けるとなると、早朝か夜ということになりますが、その時間帯に照準が合わせられず、このところ歩けていません。

 今朝はもう痺れを切らせて、少しばかり暑かろうがとちょっと歩いてきました。
 大きな日傘を差して歩く年配の男性や、ジョギングされている女性の姿も見受けられる遊歩道公園を歩きながら、ふと思うことがありました。

 それは、近頃陽炎とか逃げ水というものを目にしていないなあということでした。
 暑い夏に見られる現象です。子どものころにはよく目にしました。まあ、あまり外をほっつき歩かないので見ないのでしょうけれど、今朝の短い散歩の最中にも見る機会はありませんでした。

 別に見なければどうというものでもありませんが、昔から陽炎というものは、小説やお芝居映画の題などにも使われて、少しロマンを醸し出す言葉です。

 鈴木清順監督松田優作主演の映画「陽炎座」っていうのがありました。
 名古屋のシネチカという、伏見のシネラマ名古屋の地下にあった映画館で観た記憶があります。

中山道細久手宿大黒屋旅館さんでの口演。

2010-08-30 15:46:55 | Weblog
 日が翳りはじめると、もう秋のものとしか思えない涼しい風が吹き込んでくる細久手宿。
幕末に建て替えられたという本陣母屋の広間をお借りして、語らせてもらつた昨夜の口演。

 お越しいただいた皆様に心より御礼申します。
 
 さて、口演を終えて思うこと。
 牛歩遅々などと悠長なこともいっていられない歳となり「少年老い易く学なり難し」のことばが、切実に身に迫るようになってきたこの頃だということを感じないではいられません。

 向上心は保ちたいと思いながらも、天性の怠慢を克服すべき術をいまだ持ちえず、焦る心を抱きつつ、現実の時との追いかけっこの日々が、もう始まっているようです。
 功名心や出世欲などからは程遠いところに身を置いて、ただ我あるままにやって来たこの身も、その怠慢の付けを返して、帳尻を合わせる時になってきたことを感じざるを得ないのです。
 やりたい事をやるのみにあらず、やらなければならないことをやる時が・・・・・・。

 

計るだけダイエットを試みて2ヶ月・・・・・・。

2010-08-29 10:18:54 | Weblog
 朝晩2回ヘルスメーターに乗って体重を測定し、それを折れ線グラフに記していくだけという、計るだけダイエットをはじめて2ヶ月ほどになりました。

 最初に1週間で2キロくらい落ちて、幸先の良いスタートを切ってこれはいいぞと思ったのですが、その後は上下動の繰り返しで、なにしろ食事制限など基本的にない方法なので、バーベキューとか外食とかなどしたりして、大幅に体重を増やしたりしていましたが、その後激しい上下動も治まって、安定した数値が続き、そうしてちょうど2ヶ月を過ぎたところで、ようやく3キロ減というところに漕ぎ付けました。

 これから秋を迎えて少し暑さもやわらぐと、食べ物も美味しくなりついつい食べ過ぎてしまいがちですが、そこを何とかクリアして見た目にもすっきりした体形をつくりたいと思います。

 ようは体重よりも、見た目にどうかということかな? 何といっても人目に晒されることが多いわけですから、見た目が勝負です。

 年だからこうなるんだと自分を甘やかさないように頑張りたいと思います。
 今夜はひとり語りの口演があります。一足飛びに理想の形はつくれませんが、まあそこのところはご容赦ください。

 今のすべてをかけて、語らせていただきます。ちなみに今日現在の体重は、語りをはじめた15年前とほぼ同じ体重です。がしかし風貌は・・・・・・これはまあ仕方ないですか。

「おこんじょうるり」は私の原点。

2010-08-26 10:13:21 | Weblog
 8月29日(日)瑞浪市日吉町細久手宿大黒屋旅館さんでのひとり語り口演が近づいて参りました。

 ひとり語りということに取り組み、活動をはじめて今年で15年。その最初のステージから語らせて頂いている「おこんじょうるり」。
 この作品は私の原点であり、その節目節目を支えてくれた大事な物語でした。

 私の語りを聴いてくださったことのある方々にとっては、もうお馴染みな、またかあ~という作品なのかもわかりません。あらゆる場所でその都度語らせてもらってきましたから。
 
 でも、私にとってこの15年、一度として同じ「おこん・・・・・・」を語った事はないつもりです。もちろん出来不出来はあって、めぐり合わせの悪かったこともままあったことでしょうが・・・・・・。いや、満足していただけるようなものがどれだけ出来たかは私自身にはわかりません。

 しかし「おこんじょうるり」という作品は、もっともっと多くの方にめぐり合っていただきたい物語であり、またそれだけの価値のあるさねとう先生の代表作でもあります。

 この15年目の節目に、新たな思いを込めて語る「おこんじょうるり」をどうぞお聴き願いたいと思います。

 8月29日(日)午後7時より開演。木戸銭 おとな1500円 こども500円です。

 演目は宮澤賢治作「座敷童子(ざしきぼっこ)のはなし」さねとうあきら作「おこんじょうるり」の2本です。

<問い合わせ> 0572-69-2518 大黒屋旅館 
        又は、090-2687-9040 Eネット向まで

「借りぐらしのアリエッティ」観て来ました。

2010-08-24 11:16:01 | Weblog
 昨日はスタジオジブリの最新作「借りぐらしのアリエッティ」を観て来ました。
 いやあ~期待通り、いいやそれ以上の出来で、とても良かったです。

 これまでのジブリ作品の集大成的な面もあり、米林監督のそれらの作品に対する愛が感じられましたねえ。
 ことに「耳をすませば」という作品に対してへの思い入れ・・・・・・。
 私も「耳をすませば」は最も好きな作品ですが、近藤喜文監督からの長い空白を、ようやくにして米林監督は埋められた。これからの活躍に期待したいです。どうか体調管理をしっかりして頂いて、素晴らしい作品を創っていってもらいたいと思います。

 さて、私は今回のこの作品を観るに先立ってもう一度「時代の風音」という、宮崎駿氏が堀田善衛氏、司馬遼太郎氏、両氏と対談された本を読み返していました。

 私も高校時代から司馬遼太郎作品を愛読し、少し遅れて20代の後半からは堀田善衛作品を愛読する読者となったので、その視点や価値観思想性を再確認するための再読だったのですが、そのゆるぎないメッセージ性を確かめることが出来ました。
 それはこの「借りぐらしのアリエッティ」にもしっかりとした手応えとして反映されてあると思います。

 よけいなことかもしれませんが、「となりのトトロ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「耳をすませば」そして「借りぐらしのアリエッティ」を順に続けて観てみると面白いかもしれませんよ。いや、面白いはずです。

それでも少し秋の気配が・・・・・・。

2010-08-22 09:03:36 | Weblog
 毎日暑い日が続いていますが、それでも少しずつ秋の気配が漂いはじめました。
 我が家の周辺に集う虫たちのしのび音。夕暮れに時折運ばれてくる風の肌触り。もちろんそれは、夕立の激しい雨の後の風に限られますが、それは確かにどこか真夏のものとは違う柔らかさが混じっています。

 とはいっても、日中の猛暑は変わりなく続き、秋の肩身はまだまだ狭いもので、おそらくは都会では拾えないものかもしれません。

 今年の我が家の庭には、例年に比べてより多くの種類のトンボたちが飛来しているように見受けられます。それもカラダの小さなものが目だちます。
 縁側から部屋に入り込み、畳の上で水面にたまごを生みつけるような仕草をするシオカラの姿を先日観察しました。
 あれはやはり擬似行為なのでしょうねえ。

 そういえば毎年見受けられるオニヤンマの姿をまだ見ていません。オニヤンマはどこへ行ったのでしょう? たまたま我が家には顔を見せないだけでしょうか?

曇天の朝

2010-08-20 13:33:50 | Weblog
 雨は明け方まで降っていたんでしょうか? 雨が降って昨夜少しは過ごしやすい夜でした。
 今朝も曇り空でしたので、この機とばかりに草刈り機にエンジンをかけて伸び放題になっていた夏草を刈りました。

 ほんとうは花火の日の前に刈りたかったのですが、中々出来ずにここまでずるずると来てしまいました。

 しかし今朝は、ひとつ罪なことをしてしまいました。蛙の後ろ足を草刈り機のは出引っ掛けてしまったのです。
 急いで刈っていたので、まったく気配を感じ取ることが出来ませんでした。

 庭の蛙とは一応の信頼関係が出来ていると思っていただけに、残念なことをしてしまいました。
 
 ごめんなさい蛙くん。君のテリトリー内では草刈り機を使うべきではなかった。
 

気温38、2℃を記録した、多治見に今日は居りました。

2010-08-17 21:07:11 | Weblog
 8月も後半に入りましたが、暑さはなかなか衰えをみせません。残暑なんていうもんじゃなく、まだまだ猛暑・酷暑の日が続きそうです。

 今日は仕事で半日ほど多治見におりましたが、炎天の駐車場に止めた車に乗り込んだときの暑さったら半端じゃありませんでした。すぐに窓を全開にしてエアコンを強にし、かなりの距離を走らなければなりませんでした。それでも、座席シートの焼け付くような熱さはなかなか治まりませんでした。

 しかし、多治見の人にいわせれば、あの40,9℃に比べれば38℃代なんてちょろいもんだそうで、その心意気がいいじゃないですか。

 暑さを気持ちで跳ね返す! でも我慢はいけませんし無理もダメです。
 できるケアはしっかりしておかないと・・・・・・。

 けど、現代を生きる私たちはかなりの量の情報を与えられて、かえって狭い世界を生きている気がしてなりません。
 知る権利も必要ですが、知らなくて済めばそれでいいことも結構あるんじゃないのかと思う今日この頃です。 

8月の盆休み終わりました。

2010-08-16 11:23:07 | Weblog
 帰省する身でなく、また帰って来る者を迎えることもない我が家では、お客様は花火の夜に限られましたが、今年は久しぶりに夏祭り、この町で催される「おいでん祭」へ出かけ、風流踊りを見物して来ました。

 古くから伝わるというのでなく、新しくはじまった祭ですが、かれこれ四半世紀を経過して、腰の座ったいいものになってきたんじゃないかと、傍観者としての感想を持ちました。

 途中雨に降られて濡れはしましたが、夏祭りの賑わいを味わい、かつまた久しぶりに多くの人の中に紛れました。

 さて、お祭については少し私心を述べたいのですが、それはまたあらためてという事にしたいと思います。

 夏祭りが終わると、子どもたちの夏休みも後わずか。くれぐれも水の事故など不慮の出来事にあわないように、良い夏の思い出をいっぱい作ってもらいたいものです。
 何時までも忘れられない良い思いではその人の、お金には返られない財産です。

ウチの庭にもツクツクボウシが・・・・・・。

2010-08-14 14:07:37 | Weblog
 中日新聞の今朝のコラムに、きのう今年初めての法師蝉の鳴き声を聞いたという記事がありましたが、今朝の我が家の庭でも法師蝉が鳴きました。

 8月の盆休み前後には必ず鳴きはじめる蝉で、立秋の頃からなのでやはり秋蝉とよべる蝉なのでしょうか?

 秋蝉というのは哀れさの象徴のように思いますが、どうもこの頃は残暑というより夏の延長上に秋が短いので蝉の哀れさも薄れ、ましてやあわれ蚊など皆無に等しく、情緒のないことこの上もなしです。

 温暖化が進んでいくと、春も秋も本当にカレンダーだけのものになって、暑さ寒さだけの色分けで、いやぁ~冗談じゃなく「暑さ寒さも彼岸から」なんてことになっちゃいますね。

 四季折々の風情を何とか守らなければ・・・・・・。