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いとうな日々

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原監督に罵声、上原は涙 G逆転サヨナラで9連敗

2006-07-15 | プロ野球
ヤクルトの歓喜の輪の横で守護神はしばらく動けなかった。3-2の9回、豊田は自らの野選も絡んで招いた1死二、三塁。フルカウントから米野に落差に欠けるフォークボールをすくい上げられると、打球は左翼手の頭上を越えた。敵地の試合は18連敗となる逆転サヨナラ負けを喫し、連敗は今季2度目の9。豊田は「野手が頑張り野間口、高橋尚がつないでくれたので、おれが何とかしないといけなかった」とただ自分を責めた。
勝利は目前だった。2点を追う7回には今季初めて1番に入った二岡が適時打を放った。原監督が「勝つための、その1ということでオーダーを組んだ」というカンフル剤が終盤にようやく実った。さらに8回には、6回にその落球が失点につながった矢野が逆転の二塁打を放った。「ミスを帳消しにするいいタイムリーが久々に出たけどね」と原監督。救援陣も耐え、あとは守護神が締めるだけだった。
チームが三塁側のスタンドの前を引き揚げる時、原監督は罵声(ばせい)を浴びた。うつむき気味の選手が続く。上原は目に涙を浮かべながらつぶやいた。「もうどうしていいか分からない」。最下位の横浜とも0・5差。出口の見えないトンネルに無力感すら漂わせた。(共同通信社)

原監督は1番に二岡、3番に高橋由と大幅に先発オーダーを入れ替えカンフルを打った。今シーズン初めて監督の顔が見えた。その効果か、1番に起用された二岡が七回に右前適時打。続く八回一死一、三塁からは、4年目の矢野が勝ち越しの左中間二塁打を放った。勝利は目の前だった。しかし継投に対する配慮が不足した。

最近失敗続きの豊田を抑えに持ってきた。結果論ではあるが高橋尚で締めてもよかったのではないか。紋切り型の投手リレーではなく、臨機応変さが必要だ。打線のテコ入れ、投手陣の役割分担の再構築、これらを考えるためには原監督は一時休養して考える時間が必要だ。

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