勇者様の雑記帳

ゲーム暦40ウン年の勇者様の足跡が書き散らす日記。ゲームや映画、読んだ本などについて、好き勝手に書いています。

絶品かっぱえびせん~浜御塩とわさび味~

2024-03-30 08:33:13 | 食べ物
流行りということでもないのだろうが、
わさび味のスナック菓子というは、準定番メニューだ。
『柿の種』や『じゃがりこ』、『チップスター』あたりにも、
近頃はわさび風味がラインナップされている。
以前には『プリッツ』にもわさび味があったが、あれは美味しかった。
また再販していただきたい。

それはそうとして、『絶品かっぱえびせん~浜御塩とわさび味~』である。

なかなかに期待させる名前だ。
ただでさえ『かっぱえびせん』であるのに、
これが『絶品』であり、かつ、『浜御塩』という、よく分からないが格調高い名前の塩が使われている。
ここにわさび味がブレンドされるのだ、美味しくないわけがない。
ちなみに、浜御塩というのは、長崎県対馬のオリジナルブランドで、
塩職人によるこだわりの海水平釜炊きの塩のことを指すらしい。

というわけで、買ってみた。
見た目は普通のかっぱえびせんの1.5倍程の幅があるが、
わさび味をイメージして緑色、というわけではなく、
ノーマルなかっぱえびせんの色合いである。
食べてみると、最初ピリッとわさびの味が広がり、
その後は速やかにかっぱえびせん本来の味へと集約されていった。
スナック菓子によっては、わさび風味が強すぎて、バクバク食べられないものもあるが、
『絶品かっぱえびせん~浜御塩とわさび味~』はエビの風味とうまく組み合わさっており、
あっという間に食べきってしまった。さすがに子どもは食べられそうにないが。

わさびと言えば、伊豆の天城峠周辺の『わさび丼』が有名だ。
わさびというのは、本当に新鮮なものは、あの鼻にくるツンと感が弱く、
ただただ美味しい話を聞いたことがある。
伊豆の『わさび丼』はご飯の上に大量の花ガツオが乗っており、
これにわさびを好きなだけすり下ろして食べる、というものであるが、
どれだけ食べても鼻にこない、という話を信じて、
昨年伊豆を訪れた際に、何も考えずに口に放り込んだ。

わさびがどうして鼻に来るのか。
わさびをすり下ろすと、わさびに含まれる『シニグリン』という物質が、
『アリルイソチオシアネート』という物質に変わるらしい。
この物質は香りや辛みの成分であり、
揮発性があるため、食べると気体が鼻に抜けて、ツーンと来る仕組みだ。

というわけで、新鮮だろうが何だろうが、
すりおろしたが最後、アリルイソチオシアネートの洗礼を浴びるのは避けられない。
俺様を含めて、同行者全員がのたうち回って水を求めた。

『絶品かっぱえびせん~浜御塩とわさび味~』ではそのようなことは起こらないので、
安心して食べていただきたい。
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