猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

石森 章太郎(当時) 「サイボーグ 009」

2006年09月11日 11時03分13秒 | マンガ家名 あ行
  今、マンガモードなので。ちょっと、本棚の本をこの際、個別に紹介しちゃおうかと。


 古~い本から行こうかなぁ。私の初恋マンガは、小学校の頃、週間少年キングに連載されていた、石森 章太郎 (当時) 先生作 「サイボーグ009」 です。009ははっきり言って、初恋の相手です。兄弟で取り合って毎週キングを読んでいました。で、最初に読むのはいつもこれ。

 写真は、自分の持っているコミックス10巻。秋田書店のサンデーコミックスのシリーズで、1巻目は昭和41年7月15日初版で、(写真の下段、一番左のもの)私のものは、9月10日付けの3版目の物。2ヶ月でもう、3版なんですね。
 他の本の奥付を見ると、大体初版か、2版目のものが多いです。出るのを楽しみに、出たらすぐに買っていたんでしょうね。私、13歳の頃です。
 
 定価は220円。驚いた事に、他に送料50円となっていて、書店にない時は出版社にお申し出下さい、直接お送りします。となっています。当時の出版社はコミックスを出したばかりだから、いろいろとサービスをしていたのでしょうか。今とは状況が全然違うようです。のんびりしていた時代だったのですね。

 この写真を撮った時、さーっと何十年ぶりに読んでみましたが、今読んでも009はとっても素敵。最初の頃は手塚 治虫先生の絵柄に良く似てます。ストーリーも、影響受けているのでしょうね。後半に行くと、主人公達の改造人間としての苦悩とか、世を偲ぶ仮の姿に苦労したり、人間的な悩みも出てきて、その後の「仮面ライダー」とか、「人造人間キカイダー」でしたっけ、ほうふつとさせます。そこら辺はもう、私は読んだ事ないのですが。

 10巻の最後に、作者の言葉があり、それに寄ると、この「サイボーグ009」は、5年の長きに渡って、週間誌から月刊誌に渡って連載してきたが、一度休載してしっかり再構築して、又皆様にお目にかかりたい、とお話の途中で切れています。他の出版社のコミックスも見たことあるし、他の雑誌で連載されているのを見たこともあるので、まだまだ続いていったのでしょう。自分ではもう、コミックスを買うほどは興味が無くなって行ったのか・・・。

 中学・高校生になると、背伸びして、ガロやCOMを購読して、いっぱしマンガ青年気取りになっていたから、少年誌は買ってまで読まなくなりました。高校の頃は 「明日のジョー」 や 「巨人の星」 が人気で、一応読んでましたけどね。

 又、懐かしいマンガを引っ張り出して、します。時々、お付き合い下さい。 

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9 コメント

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文字通り、初恋の人 (満天)
2006-09-11 13:36:27
NO.9 島村ジョー

彼が私の始めて好きになった人であります(笑)

小学生の時に年に1回、学校に来た映画で

出会いました。レーサーの島村ジョーと

バレリーナのフランソワーズとの淡い恋いに

軽い嫉妬の炎がメラメラと…(笑)

劇場版2本の後にTV放映されたと思います。

確かに、尻切れで終了。その後新シリーズで復活。シリーズの最終は必ず悪を倒して

みんな自分の生活に戻って行くってな感じでしたよね。石ノ森先生のお話は結構、重いテーマが根底にあるので子供心にも考えさせられるシーンが幾つかありました。(懐かしいですね~)
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映画、見ました。 (トミー。猫とマンガとゴルフ~の管理人)
2006-09-11 14:15:30
 満天様

 中学校に入った頃、弟二人連れて、隣町の映画館へ「サイボーグ009」 見に行きました。2本見たかは覚えていないです。最初のは確か楽しみにしてて、見に行った。『ああ、サイボーグ、サイボーグ~、ゼロゼロナイン~』っていう主題歌、忘れてません。

 TVシリーズは、放映していたのは知っているけど、もう中学・高校生になってて、興味がなくなってましたね。自分の青春に忙しくなってしまって。



 ずっと後のシリーズだと、ジョーとフランソワーズが、なんで愛し合ってるのにSEXもできないし、当然愛する人の子供も作れないのか、とか言って悩んだりするんですよね。後でそのくだりを読んで、ちょっとショックだった。
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お初です (akagi)
2006-09-11 15:27:42
満天さんのところから流れてきたら・・・



ぬあんと、懐かしい009のお話で。

しょっぱなからハートをわしづかみにされました。

わたしの初恋もジョーですよ>満天さん



PS プレジデントの両隣にはよく出没しております。
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いらっしゃいませ~。 (トミー。猫とマンガとゴルフ~の管理人)
2006-09-12 11:56:40
 akagi様

 始めまして、きゃー、嬉しいです。ゴルフとマンガ、両方お好きなんですね。しかも、年代も近いとお見受けしました。

 そして、今ちらりとお伺いしたら、出没するゴルフ場も近くらしいですね。太平洋の高崎、去年行きました。太平洋さんはとっても良いゴルフ場ですよね。私達夫婦は、軽井沢コースを、安い4月とか10月とかに、行かせて貰ってます。



 今後とも、末永く、宜しくお願い申し上げます。
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レトロ (トロ)
2006-09-12 17:13:16
これまたレトロですね~w

読んだことないですけど、

確か、サリーちゃんの作者でしたっけ?
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「マンガ好き!」 (tooru_itou)
2006-09-13 00:44:30
>本棚を探っていると「ついつい読んでしまう!」(by:満天さん)

~ふふふ(笑)本を手にとったら、駄目ですね、読んじゃう。熱心に♪(^o^)。

>確か、サリーちゃんの作者でしたっけ?

~あの~、申し上げにくいのですが・・(石森章太郎)さんも少女マンガも描いてはいますが、「魔法使いサリー」は「バビル二世」の(横山光輝)さん作です。

 (石森章太郎)作で有名なのは古くは「ジュン」とか「竜神沼」、近い処では高嶋弟主演TVドラマの「HOTEL」なんかがあります。

「石ノ森萬画館」の地元民でして間違って憶えられてると辛いのであえて。
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コメント有り難うございました。 (トミー。猫とマンガとゴルフ~の管理人)
2006-09-13 11:34:39
 トロ様

 トロさんには超レトロでしょうねー。なにしろ、トロさんのお母さんもギリギリ子供だったかという時代ですもの。

 「サリーちゃん」の作者ではないですが、当時は少女マンガの作者さんの半分近く、男性ではなかったかしら ? 



 tooru_itou様

 お返事、ありがとう御座います。石ノ森先生には思い入れがおありなんですね。

 私は、石ノ森作品の少女マンガでは、「おかしなおかしなおかしなあの子」 が一番好きです。 「ジュン」 も 「竜神沼」 「おかしな~」 も本棚にあるので、そのうち写真をUP致します。
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はじめまして (TEDDY)
2006-09-19 17:56:15
トミーさん、「風と木の詩」にTB、コメント頂いておきながら、遅いレスで申し訳ありませんでした。今年は忙しくてほとんど休眠状態のブログとなっていて、お恥ずかしい限りです。

ところで、「サイボーグ009」のお話とは嬉しいですねぇ!当時、私は小学生だったでしょうか?001から008までは各々特技を持っていて、どういう場面で活躍するのかを考えながら読むのが楽しかったですね。009は...さすがに主人公!オールマイティでした。

ちなみに、私は男ですからフランソワーズが好きでしたよ(笑)

今後ともよろしくお願いします。
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いらっしゃいませ。 (トミー。猫とマンガとゴルフ~の管理人)
2006-09-20 11:10:07
 TEDDY様

 トラバ・及びコメント有り難うございました。いえいえ、いらして頂けただけでも嬉しいです。私ものんびり気長にやっています。

 石ノ森先生は、大変な映画好きだったから、フランソワーズの名前はフランス人女優のフランソワーズ・アルヌールから取ったんでしょうね。

 又、伺います。今後とも宜しくお願い申し上げます。
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