赤城山南面から鍋割山に登りました。
「裾野は長し赤城山」と上毛かるたで読まれていますが、実際に裾野の広さは富士山の次に広いそうですよ。どこまでが裾野かはよくわかりませんが・・・
午前中に野暮用を済ませ、空を見るとあまりにもいい天気、家にいるのがもったいないので13時に家を出発。鍋割山登山口に着いたのは13:45でした。
鍋割山には何度か登っていますが南面からは初めてです。南面には2つのコースがあり、獅子ケ鼻ルートと鍋破山前不動尊を通る直登ルート。今日は距離の短い直登ルートを選択したが、これが失敗でした。
少し登ると道しるべがあります。標高差470m。山頂まで1.0km・・・「なーんだすぐそこだ!」
急坂につき要注意の文字が少し気になるが「まー何とかなるか・・・」
道は細くて頼りない。登るにつれて勾配がきつくなり足もとを確認しながら1歩1歩進みます。
当然紅葉を楽しむ余裕なし。
ほとんどこの急角度、たまにトラロープがあるがあまり役に立たない。しかもピンクリボンが見つからず登山道を外れたり戻ったりの繰り返し。
落ち葉の下の土が滑りやすく足を滑らせたら下までおむすびころころになりそうなので慎重にポールで身体を支えながら全身運動で登る。だんだん岩場が多くなり何度か大岩を迂回しながら登り1時間15分でやっと鍋破山前不動尊に到着。
お参りしてここで休憩。
景色は・・・・・・・・・・よく見えん!!!
軽いランチを食べ再び急こう配を登り始めるが5分もすると天気が急変、青空は消えて急に風が出てきた。
冷たい雨も落ちてきてさらに風も強くなってきた。あと少しで山頂だが滑りやすい上にこれ以上雨で地面が濡れたら下山が危険になる。これはお不動様の警告かもしれないと、ここで下山を決断。
案の定、下山ではスリップで尻もちを3回ついたが転がることは避けられたので運が良かった、雨でずぶ濡れになりながらも車までたどり着くことができ一安心。
お不動様のお告げに従ってよかったよかった