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四季折々の花の写真を残したい

秋の研修 (平成24年11月25日) 香川県歴史研究会 会長多田豊美

2012-12-09 15:17:49 | Weblog
、参加者82名  研修当日は天候に恵まれました。


● 多田神社           (兵庫県川西市多田院多田所1-1) 
 当神社は、元、多田院とも、多田大権現社と称して関西の日光と称した大社です。
 平安時代中期、天録元年(九七〇)源満仲(みなもとのみつなか)によって創建されました。
 御祭神は第五十六代清和天皇の曾孫、源満仲、頼光(らいこう)、頼(より)信(のぶ)、頼義(よりよし)、頼家(よりいえ)の五公をお祭りしてあります。
 
 清和源氏の祖、源満仲は多田盆地に移り住み、多田銀、,銅山を開発し、多田盆地を開墾して強力な武士団をつくりあげ、その子孫は全国へと移り住み発展しました。
 清和源氏の祖、源満仲の廟所(びょうじょ)ということで鎌倉、室町、江戸幕府の保護をうけて発展しました。
 
 その後、動乱で荒廃しましたが、江戸幕府四代将軍徳川家綱により再建され現在の建物の殆どがこの時代の建築です。
 


多田神社の門前です。



南大門は(県指定文化財)です。



鳥居の奥には国指定文化財の随神門が見えています。



随神門の屋根は三つ葉葵の紋入瓦でした。


拝殿(国指定文化財)では結婚式が行われていました。




正式参拝で佐伯宮司様から厳かにお祓いをしていただきました。


 
御本殿「国指定文化財)




神社は結婚式や、七五三のお参りで賑わっていました。










大阪青山歴史文学博物館    (兵庫県川西市長尾町1-1)

大阪青山歴史文学博物館は、大阪青山大学、大阪青山短期大学の付属施設です。
「本物に触れる教育」を掲げた教育理念のもとに収集した文化財は、和書、洋書、絵
工芸品を中心に現在約五千件にのぼり、国宝「土佐日記」をはじめ重要文化財や、美術品を多く所蔵しています。

博物館は源満仲の末裔(まつえい)で織田信長と親交のあった戦国武将塩川長満の居城「山下城」があった場所であります。この博物館は「山下城」復元の意味をこめ織田信長ゆかりの安土城をイメージした城郭建築です。

当日は幸いな事に秋季特別展「華麗なる明治の宮廷美術」が催されていて博物館所蔵の明治天皇・昭憲皇太后、及び大正天皇・貞明皇后の御遺愛品など多く展示され当時の工芸技術の粋を集めて制作された調度の品々は華麗であり当時の宮廷の雅を堪能することができました。



博物館の天守閣からの風景









新西国霊場第十三番札所 


 満願寺(真言宗)            兵庫県川西市満願寺町711 

寺はもともと多田神社の山門のあたりにあったと言います。神仏の分離令によりこの地に移設されました。
 
満願寺の略史をみると奈良時代、神亀年間に(724~728)勝道上人が、千手観音を本尊として創建したといいます。のち、安和元年(968)源満仲が多田盆地に城を構えて以来、国家安福を祈って帰依し、源氏一門の祈願所としていました。

のち、御醍醐天皇の勅願寺となり足利幕府が成立して将軍家祈願所となり、その後戦乱の兵火により消失しました。残った唯ひとつの子院円覚寺を本坊として現在に至っています。

尚、この寺には大江山の酒天童子を退治した源頼光。四天王、坂田金時(足柄山の金太郎)の墓所があります。

満願寺の山門(明治14年建立)参道の紅葉が見えています。




川西市のボランティアガイド4名が寺の境内にある名木(唐椿)や墓所などを案内して
下さいました。



坂田金時(足柄山の金太郎)の墓




● 神戸市立フルーツ・フラワーパーク   兵庫県神戸市北区大沢町上大沢2150












見て、食べて、買い物して、遊んで、園内にはモンキーズ劇場、神戸おとぎの国、大沢温泉茜の湯、体験教室、プールプラザ、みついの杜、牧場、フラワーパークには、パンジ ビオラ、などが咲いているそうですが時間の都合で行けませんでした。フルーツガーデンなどもあるそうです。


モンキーショウを見ました。



 ○ 昼食は、園内レストランカトレアで食事しました。