案内状は10月1日に発送します。
歴史民俗探訪ご案内 日 時 : 平成25年11月17日(日)
目 的 地 : 兵庫県淡路島
・ 第四七代淳仁天皇淡路陵
・ 淡路人形座(人形浄瑠璃観劇
・ 伊弉諾神宮参拝
旅程表
★兵庫県 / 淳仁天皇陵・淡路人形座・伊弉諾神宮
★旅行日程:平成25年11月17日(日)日帰り
11/17
(日)
各地====== 津田SA ==== (高松・明石大橋) ==淡路島南IC==
9:00出発
==== 淳仁天皇陵(見学)(10:00~10:30) ====
==== 淡路人形座(観劇)(11:00~12:00) ====
==== 南淡路ロイヤルホテル(昼食)(12:10~13:10) ===
==== 伊弉諾神宮(参拝)(13:50~14:30)====
==== たこせんべいの里(お買物)(14:40~15:20)====
*お弁当積み込み
=== (明石大橋・高松) =====津田SA ==== 各地
16:20頃解散
集合場所/時間
1号車
川島マルナカ == 仏生山マルナカ == 空港通り「ジョイフル」前==
7:50 8:00 8:05
==高松市役所玄関前 == 琴電瓦町駅(東側) == 津田SA
8:15 8:20 8:50
2号車(先頭車両)
川島マルナカ == 川島ムーミー ==松原病院== ファミリーマート==
7:50 7:55 8:00 8:03
== ことでん高田駅前 == 津田SA*①号車到着まで待機
8:05 8:40
香川県歴史研究会長 多田豊美
秋の研修「兵庫県淡路島」
歴史民俗探訪の見どころ(平成25年11月17日実施)
● 第四十七代 淳仁天皇淡路陵
淳仁天皇は天武天皇の孫にあたる。
藤原仲麻呂の奏請で擁立(ようりつ)されたが國の政治は孝謙上皇によって行われていた。
孝謙上皇は僧、弓削(ゆげの)道(どう)鏡(きょう)を信任し重用した。
これを不満とする藤原仲麻呂が反乱を起こして失敗すると淳仁天皇は皇位を追われて淡路島へ流された。
淳仁天皇は厳しい監視の目をかすめて脱出をはかったがすぐ捕らえられ天平神護元年(765)十月二十三日に亡くなった。
この時、淳仁天皇は三十三歳であった。
藤原仲麻呂は近江国(滋賀県)で捕らえられ慚死した。
淳仁天皇 御製
天地をてらす日月の極みなく
あるべきものを なにをか思はん
● 淡路人形座(人形浄瑠璃) (國指定重要無形民俗文化財)
淡路人形浄瑠璃は郷土芸能である以上に日本の演劇史で大きな役割を果たし
て来ました。最盛期の十八世紀初めには40以上の座本があり各地に人形芝居を伝えました。
大阪に出て「文楽」を創始した植村文楽軒も淡路島出身です。
時代物を得意とし、気軽に楽しめる早替りや道具返し、衣装山など淡路独特
の演出や縁起は派手で人形芝居本来の雰囲気を残した外題も多く女性の座員も活躍する舞台は華やかです。
淡路人形座は常設館で公演する一方国内はもちろんのこと国外でも20カ国
に招かれて公演を行い多くの観衆の感動を呼び高い評価を得ています。
上演外題も「賤ヶ岳七本槍」「一の谷軍記須磨浦の段」など数多くあります。
上演時間は約一時間ぐらいです。今回の研修は淡路人形芝居観劇を主にして
います。
● 伊弉諾(いざなみ)神宮
国生みに始まるすべての神功を果たされた伊邪那(いざな)岐(ぎの)尊(みこと)・伊邪那(いざな)美(みの)尊(みこと)の二尊が最初にお生みになられた淡路市多賀の地にゆう宮を構え余生を過ごされたとされる日本最古の杜。
その住居跡に御陵が営まれ、至貴の聖地として最古の神社が創祀されたのが、当神宮の起源です。
地元では「いっくさん」とよばれ崇拝されています。
境内には樹齢約900年、高さ30メートルの楠(夫婦楠)があります。社(しゃ)叢(そう)
は県の自然環境保全地域に指定されています。
ロマン漂う國生み神話
淡路島は神話によると、神代の昔まだ大地が固まらない時、伊邪那(いざな)岐(ぎの)尊(みこと)(男神)伊邪那(いざなみ)美(の)尊(みこと)(女神)の二柱の神が天の沼矛を下ろし「潮こおろ、潮こおろ」と海をかき廻しました。矛を引き上げて矛からしたたり落ちる潮が積もり固まって、おのころ島が出来ました。伊邪那岐尊と伊邪那美尊の二神は天より島に降りて結婚し、まず初めに淡路島を生み次に四国、隠岐の島、九州、壱岐、対馬、佐渡、そして最後に本州を生み、大八島、つまり日本列島が誕生したと言う壮大な神話が「古事記」「日本書記」に記されています。
案内状と同時に発送
平成25年10月1日
会 員 各 位
香川県歴史研究会
会長 多田 豊美
「讃岐のやまなみ」第7号 原稿募集について
秋麗の候、お変わりなくご健勝にてお過ごしのことと,お喜び申し上げます。
平素は本会発展のため格別のご理解とご協力を賜り厚くお礼申しあげます。
さて、会報「讃岐のやまなみ」第7号の原稿を募集しています。この「讃岐のやまな
み」の会報は、専門的でなく何でも投稿できる「文芸の広場」として発行しています。
お気軽に投稿してください。
皆さんの原稿をお待ちしております。どうぞよろしくお願い致します。
投稿内容 歴史、民俗、考古学、紀行文、調査報告、随想、川柳、
短歌、俳句、詩、水産、林業、農業の記録など、
提出期限 平成25年 12月20日
提 出 先 〒761-0442 高松市川島本町548-11
多田 豊美宛