トーキング・マイノリティ

読書、歴史、映画の話を主に書き綴る電子随想

連休中の雑感

2017-04-30 21:30:02 | 私的関連

 GWとなりました。予報では今年のGWは概ね晴天に恵まれるようで何よりです。たとえ行楽地に行かずとも、好天続きなのは気分がよいもの。連休を皆様方はいかが過ごされるのでしょうか?GWに仕事をされている方々も、つつがなく過ごせるように願います。

 1週間ほど前、宮城県北部の桜巡りツアーに参加しました。仙台市内ではすっかり桜は散りましたが、県北部では満開状態となった名所が幾つかあるのです。そのひとつ、加護坊山(かごぼうやま・大崎市)は特に良かったですね。加護坊山を紹介する県の観光サイトもありますが、こう解説しています。
標高224mの加護坊山にはソメイヨシノ、八重桜やベニヤマザクラなど多種の桜が植栽され、そのスケールは県内随一。4月中旬から5月上旬まで一カ月に渡って桜を楽しめます。なだらかな稜線をピンクの花々が埋めつくす様子は、まさに絶景の一言…

 山頂周辺は約2千本の桜が咲き誇り、当日は天候にも恵まれたため、まさに絶景の一言でした。惜しいことに風はやや強かったのですが、お花見を妨げるほとのものではありませんでした。
 満開の桜は何時みても、本当に心が和みます。桜の開花は年に1度だけ、しかも短期間なので、お花見は毎年厭きることなく続くと思います。もし桜がひと月ちかくも咲いているならば、有難味も薄れるでしょう。

 地方の桜の名所にはド演歌をガンガン流している興醒めな処もありますが、幸いなことに加護坊山ではそうではありませんでした。流れていたのは、どう見ても平均年齢50代後半としか思えぬおばさま方の歓声。満開の桜の下、中高年女性には不適切な言葉かもしれませんが、女子会を楽しんでいるグループを幾つか見ました。
 花より団子の諺通り、お花見よりも飲み食いがメインという方も少ないないはず。これが男性となれば、桜の下で飲めや歌えの酒盛りを楽しむことも多いでしょう。

 日本に住んでいると花の季節には、“女子会”をやるのがフツーだと思い込みがちです。しかし、世界的には女性が公共の場で大っぴらに飲酒できる国の方が少数なのです。飲酒や女性の外出さえ制限されているイスラム圏のみならず、他の第三世界も飲酒には非寛容な国も珍しくない。まして、女が飲酒するなど論外。
 対照的に日本は飲酒には実に寛大な国であり、私も含め酒好きは大いにそれを甘受していました。しかし、4月23日付の痛いニュースにあった、「ビールCMのゴクゴク音、喉元アップは規制へ「アルコール依存症の人に苦痛を与える」」、いささか気がかりです。

 これへのコメントも賛否両論でしたが、私的には次の2つに共感しました。

56: バックドロップホールド(家)@\(^o^)/ [BG] 2017/04/23(日)18:05:30.09 ID:nZrrDWZ50
依存症相手にCM規制したところで意味ないよ
179: アンクルホールド(千葉県)@\(^o^)/ [US] 2017/04/23(日)18:33:16.14 ID:iJId0Obn0
アルコールの摂り過ぎは健康に悪影響あるから規制するって言えば素直に受け入れるんだけどな
「アルコール依存症の人に苦痛を与える」とか言い出すからムカつくんだよ

 明日5月1~6日までの6日間、こちらのブログ更新を休ませて頂きます。その間、まず来ないと思われますが、コメントやTBへの返信は遅れますので、何卒よろしくお願い致します。5月7日からまたブログを再開する予定なので、今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

 どうぞ、健やかでよき連休をお過ごし下さい。連休後、またお会いしましょう!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
二つのブログで (のらくろ)
2017-05-07 15:07:24
同じ本がとりあげられました↓
ttp://melma.com/backnumber_45206_6524939/
ttp://blog.goo.ne.jp/2005tora/1

ほぼ同時期にとりあげられたのは、意義深いものがあると思います。
Re:二つのブログで (mugi)
2017-05-08 21:49:47
>のらくろ さん、

 宮崎正弘氏は中国関連の著書を多く発表されている論客のイメージがありますが、私は氏の著作は未だに未読です。そして勝又壽良氏の名は初めて知りました。
 リンク先の「宮崎正弘の国際ニュース」にあった、5月6日付の連投コメントが、私には面白かったですね。内容から明らかに反日耶蘇だし、神(GOD)のご加護と憐れみに無縁な下等生物の妄言。