うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

ディープインパクト

2006-06-26 21:36:33 | 競馬日記
昨日は凱旋門賞を占う上で非常に重要なレースが日本と欧州で行なわれました。

まず日本。
国際GI宝塚記念はディープインパクトが予定通り圧勝しました(レース結果)。雨で緩んだ馬場となりましたが、ヨーロッパ遠征を想定するなら、いい練習となったのではないでしょうか。海外のホースマンにとっても注目のレースだったようで、Racing Postもbloodhorse.comThoroughbred Timesも大きく扱っています。

フランスで行なわれたサンクルー大賞典は番狂わせでした。
昨年の凱旋門賞馬Hurricane Runが人気を集めましたが、勝ったのは6歳牝馬Pride。父は凱旋門賞をレコードで制したパントレセレブルです。日本にも種牡馬としてきました。中島理論的には、父のパントレセレブルはNureyevのゼロ遺伝です。また母父Alleged、祖母父Vaguely Noble、曾祖母父Tom Foolで様々な父系を使っています。牝系はBold Rulerらと同じで、姪に今年1000ギニーを勝ったSpeciosaがいます(ブログ)。いい配合と言っていいのではないでしょうか。
前走イスパーン賞勝ちのLaverockブログ)は3着、ジャパンカップにもやってきたPolicy Makerが4着でした。Policy Makerとパントレセレブルの牝系は同じですね。祖母が同じです。5代母はモンタヴァル、Mourne、ムーティエの母Ballynashです。

その他のレースです。
ドイツ賞はLando産駒のDonaldsonが勝ちました。Dschingis Khanのクロスなんてドイツ以外ではまずお目にかかれません。

3歳牝馬限定戦マルレ賞(GII)はTime Onが勝ちました。IslingtonHigh Chaparralでお馴染みの父Sadler's Wells×母父Darshaanです。曾祖母は名牝Time Charterです。Sadler's WellsとTime Charterは3度対戦したことがあります。Sadler's Wells3歳、Time Charter5歳のときで、Time Charterはピークを過ぎていたのでしょう、3回ともSadler's Wellsが先着しました。


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