MT.FORTUNE

Discover 奄美大島!

朝崎郁恵 『いのちの花』

2007-06-29 23:55:00 | 音楽
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6月22日、唄者・朝崎郁恵さんが、初めてオリジナルミニアルバム「いのちの花」を出した。

先日のキャンドル作りの際に、このCDのプロデューサーであり作詞者である岩城安宏さんが来られて、このCDについて制作のいきさつなどを話して下さり、CDの販売もあった。
岩城氏は、奄美出身で、「NPO法人きび」の代表理事であり、CDも「NPOきび」からの発売。この春できたばかりのNPOのようだ。

このNPOきびのブログに、CDについての岩城氏の解説があった。
こちら

ジャケットは、岩城氏のお嬢さん岩城陽子さん(CD制作の株式会社ジザイヤのアートスタッフだそうだ)の作品で、「いのちの花」にぴったりの生命力あふれる感じ... 

1.いのちの花
2.大丈夫
3.遥かなる想ひ

の3曲が入っている。

Photo_13キャンドル作りの会場では、このジャケット制作の岩城陽子さんと、NPO法人きびのデイレクターの方も来られて、全員に「いのちの花」の発売記念の「夢の種」ということで、ひょうたんとおしろい花の種を下さった。

「買って買って~CD買って~」
と、とりあえず何でも欲しがる娘たちの言うことを、今日は珍しく聞き入れて1枚購入。1,575円。

早速帰り道の車の中から聞いてみる。
これまで朝崎さんの歌は、島唄やそのアレンジしか聴いたことがなかったので新鮮だ。尺八、津軽三味線、太鼓などの伴奏が力強い。

我が家の子供達のお気に入りは、2曲目の「大丈夫」。
「大丈夫、大丈夫、大丈夫、だいじょおーーぶ。」...と繰り返すフレーズが子供には大うけなようで、最近では、何か心配なことがあると皆で「大丈夫、大丈夫♪」と歌っている(^^;

家に帰って、「朝崎郁恵 いのちの花」で検索をかけてみたが、全然ヒットしない。「NPOきび」からやっと見つけることができた。

調べてみると、これはCDショップやAmazonなど通販で買えるものではなく、このNPOきびを通しての販売のみのようだ。後から買うのはちょっと面倒...その場で買っておいてよかった^^

【7月1日 追記】
vagabond67さんが情報を下さいました。奄美では「じんのうち」と「セントラル楽器」=ともに名瀬のティダモール近辺で売っていたそうです!


【7月25日 追記】
ばしゃ山村のおみやげ店に置いてあるのも発見しました。


興味のある方は、トップ画像をクリックすると拡大し、電話番号があるので問い合わせてみて下さい。


梅雨明け!

2007-06-28 17:28:07 | 奄美-自然
Photo_9本日、鹿児島地方気象台は、出し損ねていた奄美地方の梅雨明け宣言を出してくれました!
入梅は5月26日と過去最も遅かった上に、空梅雨だった印象の今年の梅雨。

記録によれば、梅雨期間中の総雨量は

奄美大島(名瀬) 350ミリ(平年439ミリ)
徳之島(伊仙)   251ミリ(同311ミリ)
沖永良部      326ミリ(同296ミリ)
与論島       325ミリ(同238ミリ)

(以上、南日本新聞の記事より)

沖永良部と与論では、平年以上に降ったのね~
奄美も印象としては、平年の半分以下じゃないかしらと思っていたら、平年の8割は降ったようで...

しかし、この数字を気象台のホームページで確認してみると、(  )内の平年、というのは今年梅雨だった5月26日~6月27日という期間の降水量の平年値ということで梅雨の期間の降水量の平年の数値ではないようだ。南日本新聞の書き方が紛らわしい...

梅雨の期間の降水量は、我が家が奄美に引っ越してきた2005年は1134.5mm、昨年が997.5mmだったから、やっぱり今年は少なかった!昨年は、あれだけ降っても秋には雨乞いしたくらいなのに。今後の水不足が心配だなぁ...

名瀬の梅雨期間降水量の推移(気象庁)を見ると、過去57年中、今年は少ない方から5番目の少なさだ。

...と、細かいことはさておき。

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夏だ !!             (写真は、本日の大瀬海岸)








キャンドル作り

2007-06-26 07:02:32 | 手熟師会
~子供手熟師会~

Candle2この日曜日は、手熟師会の子供講習会に参加した。

奄美で、有形無形の「ものづくり」に関わるスペシャリストの集まり、それが「手熟師会」。
その手熟師の方々を先生に、子供講習会が開かれている。

5月に今年度の募集があったので、申し込んだ。毎月1回程度の講習が材料費のみの出費で参加できる。子供はわくわく?親もわくわく?
2回目の講習会となる今回は、キャンドル作り。

白い蝋(ろうそくを砕いたもの)を湯煎で溶かし、そこにクレヨンのかけらも溶かし入れ、珊瑚の重しに巻いた糸を芯にして出来上がり!

...と、実にシンプルながら、小さい子供がやるので一筋縄ではいかない。

特に、今回は湯煎の工程が怖くて怖くて...空き缶に蝋を入れ、熱湯の入った鍋にかけて溶かすのだが、熱湯は怖いわ、空き缶は熱くなるわ。

我が家の場合、今回は末の坊主も連れて行ったため(講習会そのものは、申し込みは幼稚園生以上)、気が気でない。
「コラ!!そこ、来ないで!」「ダメ、触っちゃ!!」と人目もはばからず怒鳴りまくり(^^;

長女も途中で空き缶が熱くなり(ハンカチでなべつかみのようにしていたものの)私にパス...。
そんなわけで、メインの作業である湯煎は親がしてしまったのだが、今回はうちの子供たちには無理そうだったなぁ。いやぁ~ほんと、無事でよかった。

作業そのものは、大してやらなかった子供たちだが、赤のクレヨンを選び、湯煎直後に血のように染まったのを見て後悔した娘が、固まったら思ったより優しい色合いになったことにほっとし、「アロマオイルを入れたらアロマキャンドルにもできます」「周りにハーブの葉を入れて飾るのも素敵」など先生の話を聞いて、目を輝かせていた。

Candle

こういう物作りの楽しさを体験させてもらえるのは、とても良い。
いや、本来なら家で親が工夫してやらせればいいのだろうが、これがなかなか。こうしてお膳立てしてもらわないと、重い腰が上がらない。

それに、とても家ではできそうにない、また、奄美ならではという講座も多い。

Candle3先月の第1回講座は「赤土染め」だったが、こんなのは教えてもらわねば、とてもできるものではない。奄美では何かと悪役になる(海に流れ込んで珊瑚を死滅させてしまう)赤土を活用しての染物。

このときも「もう、こんなのじゃ模様が出るわけない」と半べそだったのだが、出来上がったものには意外な模様ができて、びっくりした娘たち。どんなのができるかハラハラ、ドキドキの後、わーっ?となる...この気持ちの変化がいいなぁ(^^)

このときの様子は、tokorinさんのブログのこちらに詳しく載っている。

この中でも、「手熟」という言葉について触れられてるが、その通り、奄美方言データベースで、手先が器用という意味の言葉を見つけた。→こちら

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 

子供講座に申し込んだ人は、名簿を見ると、90名近い。子供講座は約10年前からあるようだ。

電話の連絡網だけで次回の開催場所や持ち物を伝えていくので、今回も持ち寄った缶が微妙に違っていたり、伝わる内容も少しずつ違ったりと、色々難しいこともあるようだが、これだけの人数がこの活動を求めているということ。
なんとかうまくオーガナイズして、続けていただけたらありがたいなぁ...。



この雲が消えたら...

2007-06-24 23:59:00 | 奄美-自然
0624本日の奄美。

沖縄地方は、一足先に先週梅雨明けしてしまったが、奄美はまだ。
日差しは確実に真夏のもの。セミもうるさい。
この黒い雲が消えてくれたら、くっきり青空。梅雨明け宣言のはず!
今年の梅雨は、雨が少なかったのに、我が家の方は、今月はあちこち雨模様の数週間だった。

まずは、滅多に体調を壊さない子供たちが珍しく次々とダウン。2週間は病院を行ったりきたり。

同時に家の電気製品もなんだか調子が悪く、DVDレコードプレイヤーは、ハードディスクからDVD-Rなどへの書き込みも不可となり、ハードディスクは一杯に...円盤DVDを見ることはできていたのに、それも今月に入ってダウン。

修理に出す間、録画できないのも不便なので、3万円ほどの安いDVDレコードプレイヤーを購入してしまった(^^;
ところが、これが安かろう悪かろう。買ってまだ1-2ヶ月なのに、これまた円盤DVDが見られなくなってしまった!

そんなことで、我が家のDVDプレイヤーはパソコンのみになったのだが、これが以前から再生スピードが悪く音とびもあり、見るのにストレスを感じていたのを放置していた状態だった...
これしか使えないというわけで、重い腰を上げて先週はメーカーのヘルプラインに相談してあれこれやったものの直らない!結局Cドライブのリカバリーとなってしまった。

いやーほんと、「ご購入にの状態に戻す」って私のようなパソコン初心者には本当に苦痛な作業で...

この1-2年の写真など、ロクにバックアップしていなかったので、さあ大変。リカバリー前の作業からして手間取り、また不慣れなもので元の状態に戻すのも難儀...ふぅ。面倒だった!

最初に壊れたほうのDVDプレイヤーはどうやら明日辺り戻ってくるらしいし、パソコンも回復した。
家族は皆元気だし、気象庁は梅雨明け宣言してくれないけれど、我が家は一足お先に梅雨明け宣言を出しておこう!

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このところ...

2007-06-16 23:42:46 | 我が家の出来事
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カラ梅雨かな?と思ったら、それなりに雨が降ることも多くなり、今日も午後から山はこんなに。

このところの我が家も、湿り気味...
今週は、晴れた日も結構あったものの、梅雨だなーと思うことも多く、コロコロとよくお天気が変わった。

我が家は一家揃って健康だけが取り柄だというのに、次女は1週間近く熱が出てしまい。

熱が出ても一晩で治るのが普通なのに、今回は長かった...
少しは賢くなったのかねぇ~

昨日は昼過ぎまでとても良い天気で、子ども達も皆久々に元気。
おぉ?これで私も活動再開だ、と喜んだのも束の間。
その後、また土砂降りに。

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で、今度は耳が痛いと。ところが、小児科の先生にも診てもらったのに中耳炎や耳下腺炎ではないと。
今日は耳鼻科にも行ってみたけれど、なんでもないと言われ...

でも、何でもない、とお医者様が言うならまあ良し!ほっとして家に帰ったら、長男の様子がおかしく。
今度はヤツが39度の熱出しちゃってまぁ。

なーんか、珍しく、病院ばかり行ってます...。

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これは、今日の午後2時の写真。
2時だっていうのに、真っ暗。

この後ものすごい雷雨にー。

私の気分と連動している (-_-;)



あー、今日は図書館で西和美さんの講演を聴くはずだったのに。
三味線のお稽古にも行けなかった... (T_T)


天然記念物だけど...

2007-06-12 12:03:55 | 奄美-自然
Yadokari2_2

ぼくはデカイんだぞ!
今、5cmくらいあるぞ!
Yadokari1

ぼくは、ムラサキオカヤドカリ


オカヤドカリは、その名の通り、オカ(陸)で生活するんだ。
木登りだって得意だぞ!

昔は、魚の餌にすごくいいからって、みんなたくさん採ってたんだって。実際、うじゃうじゃいたしね。

今は、天然記念物なんだ。
触るなよ~ 採るなよ~

ムラサキオカヤドカリだけじゃなくて、日本中の7種類のオカヤドカリ、みんな天然記念物なんだって。
僕らほどに大きくなればわかるけど、その途中の小さいヤドカリがオカヤドカリかどうかって、みんなわかるのかなぁ~

今は、許可をもらっている沖縄と鹿児島の4業者だけは採って売ってもいいし、そこから買った卸売業者、そして小売業者(ペットショップ)でぼくらの仲間を買って育てても、違法じゃない。
キミが採って育てるのはダメだけど、買って育てるのはOKってことらしい。

天然記念物なのに、ペットショップで売られている。
珍しいだろう?

じゃあ、その許可を受けた業者はどこか、っていうのはネット上では簡単には見つけられないみたいだ。
夜店で売られてる僕ら・ネットで売られている僕らの仲間が、合法に売られているのか、違法に売られているのかは、どうやったらわかるんだろう。

まあ、どっちにしても、既に僕らの仲間を飼っているキミ!
僕らの寿命はどのくらいあると思う?

20~30年はあるぞ。思ったより、長いだろ?
長生きさせてやってくれよ。

天然記念物になった経緯や、業者に許可されている経緯を知りたい人はここ↓
Wikipedia「オカヤドカリ」
沖縄のオカヤドカリ

Yadokari3

いや、よくわからんよ、人間の世界は...。


帰省先でのチャイルドシート

2007-06-10 16:41:17 | その他
さてさて、昨日の続きです。チャイルドシートに乗せて!、のお話。
自宅の車はとにかく例外を作らない、ということで習慣にしていますが、お次は、帰省時のチャイルドシートです。

帰省時のことですから、ますますおじいちゃん・おばあちゃんに協力をお願いしたいところです。

ところが、こちらチャイルドシートに関する悩みでも、祖父母(特に親の義父母)の非協力に苦労している人が多いこと!いや、これホントつらいです。

【帰省先でのチャイルドシート】
【持って帰る】

一番いいのは、使い慣れた自分の家のチャイルドシートを持っていく。大変です。しかし、長期の帰省などには、考えてもいいのではないでしょうか?

特に自宅から空港(港)まで車、空港(港)から実家まで車、という方はちょっと頑張ったらできることです。我が家が鹿児島市(夫実家)に長期で帰省する場合はいつも(と、いっても島に来てまだ夏休み2回、冬休み1回ですが)チャイルドシートを持ち帰っています。

去年の夏は、行きは船。帰りは飛行機。ポリ袋をカバーにしてチャイルドシートを覆い、紐をかけて持ちやすくしました。船に乗ったらそのまま置いておけばよいし、飛行機では荷物として預けてしまえばいいので、実際に手で持つ時間はとても短いです。港や空港にお迎えに来てもらったら、そのまま持ってきたシートに乗せてGo!

ただでさえ、子どももいてその荷物も多いので、気合がいりますが、お金はいりません(^^)



【スペアを用意】

1)ジュニアシート

チャイルドシートはかさばるし、購入するには高すぎるのですが、ジュニアシートに関しては、スペアを実家においています。友達がいらないから...と捨てようとしていたちょっとカビてたものをいただいて、洗って置いています。普段使わないものですが、ジュニアシートなら実家でもスペースを取るものではないし、持ち帰る手間もなく便利です。
ジュニアシートは、安売りの時には2,000円以下でも買えるので、ちょこちょこ実家に帰る、という人はスペアを買っても良いかもしれません。持ち帰るよりラクですし、祖父母の意識も高まるかもしれないですから...。兄弟がいればかなり長く使います。


2)トラベルベスト・パワーベスト

これは我が家は持っていたものの、失敗でした。中途半端に体が動くので、イヤがってしまい、装着もいまひとつで...
車に合わなかったのかもしれません。あまりしっかり固定できなくて...
でも、これも車に合ってうまく使えば携帯できるから良いのかもしれません。うまく言っている人のお話しを聞いてみたいものです。



我が家の場合はチャイルドシートが比較的軽いタイプだから持ち帰れるのかもしれません。
重くて、とてもじゃないが持ち帰れない、というタイプのものをお使いの方もあるでしょう。

そんな時は...

【無料貸し出し】

ご存知でしたか?
鹿児島県の場合、交通安全協会が無料で貸し出しをしてくれます。(会員でなくても貸してくれました。)

去年秋、短い帰省をした時にこの制度を使いました。私1人で子ども3人連れていたので、チャイルドシートまで持ちきれず...私が事前に奄美から安全協会に予約を入れ、義父母がチャイルドシートを取りに行き、装着して空港に迎えに来てもらいました。
かつて鹿児島(本土)に住んでいた時に、東京方面から遊びに来た友人の子どもを、我が家の車に乗せるために借りたこともあります。

乳児用・幼児用・ジュニアシートと揃っていますが、問題は数が少ないこと。一つの警察署に1種類1個という場合が多いため、早めに予約しないといけません。お盆の時期などは混みあいますから、相当早い時期で無いと在庫がないかもしれませんのでご注意下さい。

鹿児島県交通安全協会に電話して相談すると、最寄の警察署にある安全協会を紹介してくれます。

ちょっと検索してみると、同じようなことをしている県(交通安全協会や各自治体など)は鹿児島以外にも結構ありそうです。帰省前に調べられてはいかがでしょう?



【レンタルショップ】

うちは使ったことがないですが、レンタルショップなどで有料で貸してくれるところもあります。
「チャイルドシート レンタル」で検索してみると、中には1ヶ月1,000円以下のものもありましたが、相場は1ヶ月2,000円~3,000円。こういったレンタルショップは、地方に少ないのが難ですが...。帰省先の近くにレンタルショップがあれば、これも利用したらよいのではないかと思います。


【帰省先の友達に借りる】

これは私の実家(埼玉)に帰った時にやったことがあります。やっぱりこれはママ友頼りです。実家近くの友達の子どもが赤ちゃんだった時使っていたものを貸してもらいました。もっとも、私の実家は車がありません。そのチャイルドシートを借りて、別の友達の車に乗せてもらう時に使ったのですが...そこまでしてって感じですが、貸してくれるんだから、借りなくちゃ!

意外ともう小さくなって使わなくなったチャイルドシートが物置に眠っていることがあります。そういうのを貸してもらえたらありがたいですね!
そして、そういうことを当たり前のように聞けるといいですね。なんか今だと、「そこまでして~?!」って感じで聞きにくいのです...私の場合、友達の方から「使ってないのがあるけど、どう?」と言ってくれました。こういうの助かる~!




【レンタカーに乗る時】

これはもちろん、チャイルドシートからジュニアシートまで車と一緒にレンタルしてくれます。ただし、これも在庫に限りがあるので、車の予約をするときに一緒に確認して予約しておきましょう。1日500円ぐらいだったと思います。命と引き換えなら安いもんです。


チャイルドシートにさえ乗せていたら...という後悔はしたくないものです。


* * * * * * * * * * * * *

雑記 - 万事 カネ次第?!

昨日のコメント欄でもわかる通り、このブログの常連さんはみんな「ちゃんとつける派」なんで、こんなところにグダグダ書いたことはあまり意味がなかったのかもしれません。1人でも、つけない派がつける派に変わってくれたらいいのですが。

こんなに長く読んでいただきありがとうございます。長すぎて誤字脱字があるかも...ご指摘下さい。(自分で読み直すのもイヤな長さだワ(笑))

私が運転を始めた頃は、まだ大人のシートベルト装着の意識も今より低かったように思います。
助手席に乗って、シートベルトを締めると、運転手を信用していないような感じがしてちょっと悪い気がする...。そんな時代でした。(なんか書いてて恥ずかしくなってきました。ずいぶん昔ですね。)

今はそんなことはありませんよね!シートベルトをするのは運転手を信用していないから、なんて人はいないはずです。ちゃんとしなくちゃという意識があり、今では習慣になっている人が多数でしょう。
チャイルドシートもここまで習慣化させたい!

シートベルトがこれだけの装着率になってきたのも、結局は罰則が厳しくなったからだといえましょう。飲酒運転も一緒です。あれだけ昔から飲んだら飲むな!と言われているのに、いつまでも無くならない飲酒運転。最近減ってきたのは、やはり罰則が厳しいからでしょう。

チャイルドシートについては、義務化されているのに取締りが無いに等しい!
義務が法制化された頃には、ぐーんと装着率が上がったものの、その後は頭打ち。せっかく買って持っているのに、使わない。チャイルドシートもそろそろ罰則を厳しくする時が来たのかもしれません。安全面を考えたら、装着した方がいいに決まっているのですが、なかなかそうならないものですね。

これも昨日のコメント欄にありましたが、事故の際の保険金求償に差をつけるのも装着率を上げる手立てになると思います。

現状を見ると、啓蒙だけではこれ以上は無理だという気がします。
悲しいかな、お金(罰金や保険金求償の差)で縛らないとダメなのかもしれません...

* * * * * * * * * * * * * * * * *  

下のリンクには、さらに色々な事例が載っているので、参考にされて下さいね!

※チャイルドシートに関するリンク集



チャイルドシートに乗せて!

2007-06-09 14:08:13 | その他

いきなりこんな話題でびっくりですね?!



お母さん・お父さんにはもちろんですが、今日はおじいちゃん・おばあちゃんにも読んでいただいたい...。小さな大事なお子さん・お孫さんの命なので!



昨日、次女が熱を出したので小児科に行ったところ、入れ違いで出て行かれるお母さんが、なんと片手に赤ちゃんを抱っこしたまんまぶ~んと駐車場から運転して行っちゃった!!うっそーー!


病気の赤ちゃんだからだったかもしれないけれど、ほんの近くだったからかもしれないけれど、もしシートに乗せられないくらい具合が悪くて、抱っこしながら運転しか道が無いなら、タクシーにしてほしいなぁ~

でもこの光景、初めてみたものではありません。
片手に赤ちゃん抱っこの運転、鹿児島(本土)でも見かけました。



さすがに抱っこ運転は滅多に見かけないのですが、小さい子供がそのまんま助手席に乗っている・おばあちゃんが後部座席、時には助手席で赤ちゃんを抱っこしている...。幼稚園生くらいだと、後部座席じゃ野放し状態。これ、結構島で当たり前、鹿児島でも珍しくもない光景。



で、前からこれは良くない、と思っていたものの、昨日の抱っこ運転でたまらず書きたくなってしまったわけで。


前々から一度ブログで言いたいなぁと思いつつも、実は我が家も、友達の車に乗せるときに何度かシート無しで乗せています。自分が100%やりきれていないことをどうかなぁと思って躊躇しましたが、昨日の光景がショックだったこともあり、自戒の意味も込めてやっぱりここに書いてみることにしました。



我が家は100%でないところが自慢できないものの、最もシート装着率が高い家庭の部類に入ると思います。どのようにしたら装着率が高まるか、我が家の方策がご参考になればと思い記してみます。




【自宅の車で】



我が家は自分の車の場合に限っては自分の子どもを乗せる際に、チャイルドシート(ジュニアシート含む)に乗せなかったことは無いと言い切れます。産院から退院したその日からシートに乗せています。あんなふにゃふにゃの赤ちゃんを乗せてもいいの?と思われるかもしれませんが、今のチャイルドシートはちゃんと生まれたてから乗せて良い設計になっています。




第一の敵 子ども

つけない人の理由は、一番が「子どもが嫌がる」ということではないでしょうか。



子どもは例外というものを認めてくれません。
「今日だけね。」「あそこに行くまでだけよ!」
こういうのは通用しないんですよね。一度やってしまうと、敵の思う壺!以降、乗りたくなければわめき散らして抵抗してくるでしょう。
だから、とにかく自宅の車で例外は作らない!これに限ります。



しかし、これが言うは易し、行うは難し。子どもさんをお持ちの方は誰でも実感することだと思います。
赤ちゃんの時は、黙って乗っていても、ある月齢を迎えるとシートにくくられるのがイヤで泣きわめくんですよね。
ここが勝負のしどころです。我が家も長男坊がちょうど半年~1年前にこの状態がひどく、乗せるのに一苦労、乗せてからもずっと泣いている...。お母さん、ツライところです。



でも、チャイルドシートに乗るまでは、車から閉め出して置いて行くぞ!ぐらいの意気込みで戦います。だからその時期を迎えたら、出発に時間がかかるのを計算しておかないといけません。



後は、いくら泣いてもひたすら「」の一字です。ひどいときは、数ヶ月この状態が続きますが...だって泣くのはすごくかわいそうだけれど、死んじゃったら、死ななくても大怪我されちゃったらよほどその方がかわいそうです。そう思って耐える!




第二の敵は...

お母さん・お父さんがそうやって我が子の「泣」と勝負している時に、次なる難敵が襲ってくるときがあります。
おじいちゃん・おばあちゃんです。



「そんなに泣いてるのに!私が抱っこしてあげるから」
「こんなのにくくりつけてかわいそうに...」
「昔はそんなのつけてなかったけど、大丈夫だったよ」



せっかく親が戦っている時に、このセリフはツライ。ましてそれがお姑さん・お舅さんだと、ほぼノックアウトではないでしょうか?



だからおじいちゃん、おばあちゃん、どうぞそんなこと言わないで下さい!



むしろ、「ちゃんとつけなさい」と言ってくれたら、逆に面倒だと躊躇している親は着けてくれるでしょう。



昔はつけていなかった...その代わり

確かに、昔はそんなのつけていなかった。
そうです、その通り。



チャイルドシート装着が法制化され、施行されたのは、平成12年からです。だから、おじいちゃん・おばあちゃんが子育てしていた時代にはそんなものありゃしません。そもそも、シートベルト装着の義務化だって、昭和61年。



が、その代わり昭和の時代にどれほど死者が多かったか!



昨年、平成18年の交通事故死者数は、6,352人です。ここのところずっと減少傾向です。ところが、昭和40~50年にかけては、毎年1万人以上。昭和45年なんて、16,765人!!昨年より1万人以上多い。



この時代は、大人もシートベルトをしなくて良い時代でした。車の台数は現在より昔はずっと少なかったはずなのに、死者は逆に昔の方が多かったんです。
実際、統計資料を見ても、事故の発生件数そのものは、最近の方が多いですが、死者は減っている。



警察庁のHPには、交通事故死者数の減少の理由には、はっきりとシートベルトの装着率の向上が挙げられています。
シートベルト非着用者の致死率は、着用者の約10倍。チャイルドシートについても、非着装者の重症死亡率は統計の取り方によっても違いますが、2~4倍だそうです。



今、「昔は大丈夫だった」と言っている人は、「交通戦争」と言われていた時代をたまたま運良く生き延びて来ただけだ、と肝に銘じて欲しいと思います。




ここまで読んで、でもなぁ、うちは既に例外だらけだし...とあきらめないで。「今日からおまわりさんが厳しくなった」と言っちゃうとか「シートに乗ってないと、大変なことになるってことがわかった」でも良いし。今日以降例外を作らなければいいのですから!




さて、では、自分の車以外の場合は...。






すっかり長くなってしまったので、続きは明日にしまーす。


参考:

→国土交通省ホームページより
  チャイルドシート・コーナー



→警察庁のホームページより 
 ここ10年の交通事故死者推移 
 昭和41年~平成17年交通事故発生状況の推移
 チャイルドシートコーナー






訪問者

2007-06-07 17:35:35 | 奄美-自然
イシガケチョウ

Ishigakecho2

さかさまで失礼します。
イシガキ(石垣)と間違われることもあるようだが、
石崖蝶ということで、イシガケチョウ。

普通の蝶と違って、めちゃめちゃとろいというか、肝が据わっているというか...
カメラを近づけても逃げない。

ひたすら、じーーーっ。

Ishigakecho1

これこれ、そこは玄関ではありませぬ。

Ishigakecho3

よっこらしょっと。そんなに言うならおいとましますかね...