ヒカゲヘゴ。大きいものは、高さ10mにもなるヒカゲヘゴ。
涼しげな日陰を作ってくれる、ヒカゲヘゴ。
金作原(きんさくばる)に見に行った。
(写真は全てクリックで拡大します)
やっぱり、このレース模様は素敵☆
↓こういう、モノトーンな感じも好き。
木性のシダ。こんな大きいけれど、やっぱり新芽は「シダ!」という感じ。
こうしてみると、ゼンマイやワラビの仲間だなぁ...
食べられるのかしらん。
...そう思って調べてみると、あった。
『日々是好物 ヘゴを食べてみる』←クリックでヘゴ料理へ。
やっぱり食べられるのか!
さあ、やってみよう!と思われた方、金作原は植物の採取は禁止ですゾ。
ただし、ヒカゲヘゴは奄美では全然珍しくない植物。庭に植えている人もいる。
「採ってよいものか?」確認の上、ぜひお試し下さいませ。
前に金作原について書いた時にも書いたが、「金作原=きんさくばる」という名前が、金策+欲張るに思えて。いや、お金を作る原、ということで縁起が良いようにも?!ヒカゲヘゴのうろこみたいなのが、これまた小判のようでもあり、埋蔵金がありそうなこの雰囲気...
ちょうどタイムリーに、先日南海日日新聞のコラムで、作田裕恒氏が金作原の語源について、「私見としては」と断りを入れた上で、次のように書かれていたのが興味深かった。
『方言で木をケィというので、金ではなく木で、ケィの多いサク(谷)のハル(所)すなわりケィンサクバルと勝手に解釈している。』
なるほどー。そういう解釈もあるとは。いずれにせよ、お金にはあまり関係なさそう...
奄美の地名の多くは、音にあわせて後から漢字があてられたそうだ。
木にある「新芽」はよく見かけるけれど、こうして胞子から芽が出たと思われる赤ちゃんヒカゲヘゴは初めて見た。
こんなふうに↓がんばって大きくなれよぅ。
奄美に来るまで、『奄美といえば海』のイメージしか無かったけれど、友達が来たら山も見せたい。
魅力いっぱいの奄美の山々なのだ。