MT.FORTUNE

Discover 奄美大島!

干潟歩き

2009-08-06 02:03:00 | マングローブ
Mangrove4毎日フル活動して、ブログの更新の時間がなくなってきました。

ひとつひとつの体験が濃くて、詳しく書きたい...でもそんなことしてたら、更新できないどこぞのイギリス旅行記みたいになってしまうので、とにかくやったことだけ書いていきまーす。
記録記録っと。(Back Dateしてます)

8月4日、朝フェリーで到着した日だというのに、夕方マングローブカヌーに行った翌日の8月5日。
干潮がお昼頃だったので、昨日行ったと同じマングローブを歩いて行く事に。
Mangrove1

↑ 昨日、こんなだったのをカヌーで行き、
↓ 翌日は歩いて... (ちょっと角度は違いますが、同じ場所です!)

Mangrove3

干潟歩きの楽しみは、なんといってもシオマネキ!
白い石ころみたいな、点々はぜーーーーんぶシオマネキ!

Mangrove2

Mangrove7


Mangrove6こんなにたくさんのシオマネキが、近くに寄ると一斉に隠れてしまうのが楽しくて、子ども達は走り回る!

それに、なんといっても裸足で歩くというのが気持ち良い。
ペタペタと足の裏で直に感じる大地の感触。

Mangrove8ワタシは、足の裏だけじゃなくて、全身で大地を感じてます

***************

この後は、マングローブパークのレストランで食事。
夜は前川水産のお刺身をしこたま食べて満腹!!














初めてのカヌー

2009-08-05 22:59:58 | マングローブ
P8040026

昨日から仲良しの太陽亭主人さん一家が来て、夕方norizouさんの案内でマングローブに行ってきました。

太陽亭主人さん一家は、奄美には何回も来てくれているのですが、これまで妊婦さんだったり、時間がなかったり、なんだかタイミングが合わず、昨日が初めてのマングローブでした。

我が家も、昨年の夏は奄美を離れてカヌーをすることもなかったので、昼間のカヌーは久しぶり。
先日の夜のカヌーは暗くて危ないので、子ども達は皆大人と一緒の艇でしたが、今日はみんな「漕ぐぞ~」モード。
1年生になったので、次女もカヌー一人漕ぎデビューです。

P8040024ちょっと緊張気味に漕ぎ出したのですが、何回も来ているマングローブ。今まで大人と一緒の時にも少し漕がせたこともあったので、慣れるのは早かったです。



P8040029同じくデビューした太陽亭主人さんちのご長男、4年生。

4年生くらいになると、ちょっとコツをつかめばスイスイ~♪

P8040047

既に何回もカヌー経験のあるうちの小5長女は余裕~
バック漕ぎの練習をしたり、種を拾ったり。
将来はマングローブ茶屋のガイドさんか?!

がんばったのは、太陽亭主人さんちのご次男。
初めてのマングローブで緊張するだろうから、大人と一緒の方がよいだろうと思い、勧めたものの、本人「漕ぎたい!」
「後で疲れたとか、もうイヤだとか言ってもダメなんだからね!」と念押しされて、いざ行かん!

P8040019初めてでなれないのに、いきなり細い水路で、悪戦苦闘!

でもがんばりました!!

いつもなら、スイスイ行くマングローブも初めて軍団のペースに合わせてかなりゆっくり。
2時間以上漕ぎ続け、大人もヘトヘト。
でも、夕方のマングローブは暑さも和らいで、時折心地よい風が吹いていました。昼間でなくてよかった~


それにしても、子どもの根性は大したもんです。この日5時前についたフェリーで来たばかりだというのに...

今朝は、「今日もマングローブ行こうか?」と言うと「わーい!」と皆喜んだ中、ご次男だけはブルーな表情だったのが笑えました。やっぱり辛かったのか?!それとも、最後少しだけお父さんに引っ張ってもらった悔しさか?

...で、冗談でなく、今日もマングローブに行ってきました。続きはまた。


マングローブ探検隊

2009-08-03 22:42:50 | マングローブ
Mangrove1_2

先日、夜のマングローブカヌー探検に誘っていただいた。
2年前、初めて誘っていただいた時は、現地まで行ったものの雨で中止。
昨年は夏の間奄美を離れてしまったので、行けず。
2年越しの念願がかなったわけである。
amamianさんに誘っていただいた夜のマングローブ、他にどなたが一緒か事前に知らされていなかった。集まった面々を見てビックリ。山の管理人さんに、岩登り名人さんに、写真家さんに...と、我が家以外は皆さん奄美の自然探検で有名なプロ中のプロ。毎日毎日、野山をかけめぐっていらっしゃる方ばかり

夜のマングローブは真っ暗闇。せめて月夜なら、月明かりに光る水面を行けるのだろうが、この日はあいにくの小雨模様。
だが、この面々を見れば、小さなカヌーもまさに「大船に乗った」感じ。行く前は、天気も悪いし怖いなぁと思っていたが、子ども達ともどもわくわく気分♪

みんな頭のライト便りに、いざ出発!

Mangrove2_2

Mangrove5

Mangrove3

Mangrove4

なかなか見つからなくて、もうダメかなぁと諦めかけた時に、カメラマンさんが見つけて下さったサガリバナ。
たった一輪、ここにあったのか!咲いていてくれてありがとう。
さっきも通った場所なのに。花を見つけて近づくと、辺りは芳しい香でいっぱいだ。これだけの匂い、さっきどうして気づかなかったんだろう...

たった1輪のお花がこんなに嬉しいなんて。



いつしか雨も止んでいた...。



帰る途中、もう1箇所あるということで、目をこらしながら行くと...

Mangrove6

植栽のサガリバナは見たことはあったが(→)、自然に咲いているのを見たのは初めて。

奄美での、かけがえのない家族の思い出が、またひとつ

ご一緒させていただいた皆様、本当にありがとうございました。


フジツボ

2008-01-09 15:54:12 | マングローブ
P1070085

マングローブのフジツボ。
いたる所の木についている。

夏に歩いた時、フジツボがついているところはすなわち、満潮時にそこまで海水がくる、とnorizouさんに教えてもらった。
だから、この木の葉っぱのすぐ下まで水が上ってくるということ
(クリックで拡大)↓

P1070086

見れば見るほど不思議なイキモノ。
動けないけれど、エビやカニのような甲殻類に属するらしい。

Wikipediaでフジツボを見てみると(→)色々なことがわかる。雌雄同体だが、自家受精はせず交尾は他の固体とするそうで、『隣、あるいは数個体分の距離にまで離れた個体まで届く鞭状の長い雄性生殖器を持っており、これを届く範囲の近傍の個体に挿入することで、交尾を行う。』そうだ。
ちょっと前だったら、「想像つかなーい」というところだが、私の頭の中では、前に見たオニヒトデを食べるホラガイが頭にぐるぐるしている。(→これ
違うかな~

このフジツボ、食べられないのかな~と思ったら、珍味として売られているのだそうだ。青森産のものは多く出回っているそうだし、伊豆辺りでも食べるらしい。
こんな感じ
かなりおいしいらしい。エビやカニの仲間だもんね~♪

ただし...
国内だけでも200種類ほどもあるというフジツボ。奄美のマングローブのものが珍味かどうかは知らないし、そもそもマングローブの生き物は採ってはいけないだろうし。採る時に木もいためてしまうだろうし...

なので、ここのは、食べてはいけませんゾ!^^;;
        ↑
   (そんなことを考えるのは私だけか。)











マングローブ歩き

2008-01-07 23:42:00 | マングローブ
P1070075

冬休み最後の1日だった今日。
天気予報では1日曇りか雨だったのに、お昼頃からお日様!冬休み最後の素敵なプレゼント。

大潮の今日、ちょうど12時半過ぎが干潮だから、マングローブに行ってみた。
裸足で歩いても、それほど足も冷たくない。

真夏のように、シオマネキを見ることはできないが、ミナミコメツキガニならいるのかしらん?

...と、期待したものの、弱ったやつを1匹見たのみ。
小さいカニは、ちょっと遠くにわーーっと居て、近づくと見えない早さで引っ込んでしまう。

P1070076

あとはちょこっと見たトビハゼ君と、無数に落ちていた小さい小さい貝達ぐらいで、夏のような大興奮は味わえず。

...だったのだが、なぜか楽しくて♪
足のぴちゃぴちゃぬるぬると、かくれんぼのカニ達と。

この後、子供達はマングローブパークの遊具でもキャッキャ言って遊んでいたのだが、今日どこが一番楽しかったかと夜に尋ねれば、干潟歩き。
やっぱり自然にはかなわないな~

P1070083

さあ、新学期だ♪ (実は、これが一番嬉しかったりする母)


以下、追記です。
【干潟歩きの足元】


干潟歩きは、やはり裸足が一番良いようだ。脱げないタイプのものならサンダルでも良いかもしれないが、足の裏で色々な砂・泥の質感を感じるのが楽しい...(と、夏に歩いた時に思った)
でも、普通の砂浜と違って、マングローブはどうしても泥が足につくので汚くなることを覚悟しないといけない。

で、覚悟のできなかった私(^^;は、初め全員にサンダル、自分だけくるぶしくらいまでの短い長靴で挑戦。

子供達は、水が大して冷たくないとわかるとすぐに、「裸足になってもいい?」と聞いてきたので許可。
サンダルの方が場所によっては歩きやすいのに、やっぱり裸足は楽しいようだ。

夫はずっとサンダルを履き、最後まで脱がず。
サンダルはドロドロになってしまったので、その後車に持ち込む時に大変だった。

で、長靴でしのごうと思った私は、案の定そんな短い長靴ではすぐに水が入ってくる。
干潮といえども、少しはみずたまりっぽいところを歩かないといけないし、子供達が嬉しげにバシャバシャやっているので、いくら気をつけても濡れてしまうのだ。
足が汚れるのが嫌だ、後が面倒だ、とヘタな大人の考えをしたのが浅はかで。

マングローブは海辺のようなサラサラ系の砂地のところも少しはあるものの、やっぱりドロドロ系のところが多いから、ズブっともぐってしまって足だけ靴から抜け出そうになったり...
田んぼほどもぐったり、粘着質というわけでもないのだが、海の砂とは明らかに違う。

結構粘ったが、やっぱり途中から裸足になった。あー荷物が増えた(しかも泥だらけ)だけじゃん...

そんなわけで、汚れてよいならサンダルが機能的かもしれないが、足元の状態を感じるには、やっぱり裸足が一番かも。(固いものがあって痛い、ということは全く無い)
だって本当に、場所によって踏んだ感じが違うのだもの。わ、なめらか~、とかここは粘るなぁとか。

ペットボトルに水を汲んで車に入れておくと、後で足を洗うのにラクだと思います。
周辺に公共の水道はありません。
(マングローブパークまで行かないと...)

夏の写真↓
Higata3 Imgp37392









マングローブで成長を感じる

2007-09-09 13:08:18 | マングローブ
07mangrove1

今年は、夏休みにオマケの2日間(9月1-2日)があったが、最後の最後まで宿題に追われていた長女。

夏休みの宿題といえば、最初のほうでガーーーっと済ませて伸び伸び遊ぶクチだった私には理解できない。
「こんなに最後の最後まで宿題が終わらずに親に怒られてるのは、ちびまる子ちゃんと磯野カツオ君とアナタだけです!!」
「他にもいるよ!のび太くん。」
ヽ(`Д´)ノ ♯♯

妙なところの反射神経だけは良いようで... (-_-#)

休みが明けて万歳~!と叫びたかったものの、週の初めは急に姉ちゃんたちが学校や幼稚園に行ってしまい、坊主は超ご機嫌ななめ。夏休みは、姉たちが相手していたのを私がやる羽目になり、新学期もあまり手放しで喜べず。うぅ、まだ手がかかるのう。週の後半になって、ようやく落ち着いてきた。

...で、更新をサボっておりました。すみません。(言い訳が長っ)

でも、夏休みには、子供の成長を感じることも多々あり、その筆頭はマングローブカヌーにて。
我が家が奄美に来て、初めてカヌーに乗って以来の問題は、長男坊。苦難の歴史を綴ってきたが、どうやら苦闘の日々も終わりに近づいたようだ。

ここで、その歴史を軽くおさらい。
(詳細は、「マングローブ」のカテゴリーから過去記事をご覧下さい。)

初回 2005年9月
構成:夫・私・小1・3歳3ヶ月・0歳8ヶ月(長女・次女・長男の順)

カヌー1)夫+長女+次女    
カヌー2) 私+長男

私は、抱っこ紐で長男を自分にくくりつけたものの、あまりに怖くて結局ガイドさんに引っ張ってもらい終わる。

2回目 2006年5月
構成:私・小2・3歳10ヶ月・1歳4ヶ月

カヌー1)夫+私+長男
カヌー2)長女 
※次女は一緒に行った弟一家に乗せてもらう。

私は長男を抱っこしていて、まったく漕がず。長女待望の独り立ち!

3回目 2006年8月
構成:私・小2・4歳2ヶ月・1歳7ヶ月

カヌー1)私+長男
カヌー2)長女
※次女は一緒に行った友人一家に乗せてもらう。

夫が不在だったため、いよい私が一人で長男を乗せ、漕ぐことに。長男の眠い時間が当たるように調整し、カヌーに乗るとすぐに寝た。途中おきてヒヤヒヤしたものの、最後まで漕ぎきる。気疲れ...


そして今夏

4回目 2007年8月①
構成:私・小3・5歳2ヶ月・2歳7ヶ月

カヌー1)私+長男
カヌー2)長女
※次女は、一緒に行った弟一家に乗せてもらう。

今年の夏も、夫は不在。今年は、長男も簡単に寝かせられるような月齢ではなくなってしまったので、いよいよなだめすかして乗せるしかない。

ガイドのtomizouさんが新しいカヌーをわざわざ出して下さり、「ほぉら、ピカピカのカヌー!」とやってみた。
それなのに、まずは「あおがいい、あおがいい」と青色のカヌーを指定する長男。

青は二人艇しかないんだよぉ。二人艇は長くて安定はするものの、小回りが効かなさそうだし、長男は目の前の手の届く範囲に座らせておきたいから、一人艇で私の座席の前においておきたいのに~

「あおがいい~ あおがいい~」
ハイハイ、何でも言うことききましょう。ここで逆らってはいけない。狂い泣きされるだけだ。

いきなり思惑がはずれて心配だが、飴をポケットにしのばせ、いざ出発!おとなしくしていなさいよ~

1年ぶりにカヌーに乗った長男は、やはり成長著しい。
第一に、日本語が通じる!
「ほら!お魚はいるかな~」と言えば、魚を探すし、
「あ、あそこにカニがいるよ!」と言えば、「どこ?」とか「カニ!」とか言う。
うんうん、いい感じ。

と、いうわけで、普通に漕ぎ出すことができた!

広い水路でお魚もカニも見えないで退屈しそうなときには、忍ばせてきた飴をやる。

うかつなことに水筒を忘れてしまったため、途中義妹のカヌーからお茶のペットボトルを調達し、水分も補給させる。

好天だったはずなのに、途中でスコール!

07mangrove2

おう、長女もがんばっているのお!
お母さんもがんばっているぞー!

土砂降りも、長男にとっては目先が変わって好都合。
ひゃー雨だ!大変だー!なんて騒いでいると、退屈気分もまぎれてこれもまた良し。

これからは、この子も普通にカヌーに乗せられる!と自信が沸いたこの夏1回目だった。

5回目 2007年8月②
構成:私・小3・5歳2ヶ月・2歳7ヶ月

カヌー1)私+次女+長男
カヌー2)長女

さて、この回は、他に一緒に行ったのはカヌー初挑戦の義父母である。
私は、二人艇は息が合わないとなかなか進まないし、別々がいいですよ~と勧め、当初は次女はおじいちゃんと一緒に乗るはずであったが、直前になって義母がやはり不安となり、夫婦一緒に乗ることに。
またもや夫は不在だし、初挑戦の義父母のところに次女まで任せるのは不安だ。私だけで下2人をなんとかせねば...。

今回も、もちろん息子は「あおのカヌー」を指定。

今度は水筒もちゃんと用意し、飴も2人分たっぷり詰め込み、漕ぎ出したがもう大丈夫!
長男坊主が暴れて立つという心配は全く無い。水が怖い、暴れたらカヌーが転覆する、ということもちゃんと理解している。

そういえば、初めてカヌーに乗った時の次女の月齢に近づいているのだ。あの時次女に関しては、何の心配もしなかったことを思い出すと、もうそろそろ大丈夫なのだ。

う~ん、嬉しい!

これまで、とにかく長男のことで頭を悩ませていたカヌー。いつも緊張し、気を遣ってドキドキしていた。
これからは、心置きなく楽しむことができる♪

(これって、子供の成長を喜ぶというよりは、自分の楽しみに喜んでいる?)

↓最後には、こんなこともしていた。

07mangrove3

以上、長々失礼しました。
我が家のマングローブ格闘記もこれでおしまい。

余談であるが、二人一緒に乗った義父母は、案の定悪戦苦闘。
この2人は、私もいつ見てもびっくりするほどの仲の良さなのだが、大声で相手に向かって怒鳴りあう声が(^^;

仲の良いご夫婦であればこそ、別々のカヌーに乗りましょう!


さよならサガリバナ

2007-08-31 17:55:08 | マングローブ
Sagari1
(写真はすべてクリックで拡大)

今夏、これを見たい、と思っていた花のひとつがサガリバナ。

そのサガリバナ、まずは植栽種を見て感激。
次に、同じ場所で落ちた一面のサガリバナ
そして、野生のサガリバナにも。

最後の最後に、水面に揺れるサガリバナも見られた。

う~ん幸せ!
今夏、私がマングローブ茶屋tomizouさんにお世話になったのは、計4日!

この約40日間の夏休みに4回。(雨で流れた探検隊の日も合わせたら5回もお会いしている!)
tomizouさん、本当にお世話になりましたっ。

同じ時期に4回行って、もう飽き飽き...なんてことは全く無く、何度行っても色々な発見のあるマングローブ。

Sagari2

4回目の今週出会ったのが、この水面のサガリバナ。
もう、乗り場近くに植えられたものも、マングローブに何箇所かあるものも、ほとんどのものは花が終わっていた。

それでも、どこからか1輪、また1輪と流れてくる。

(→tomizouさんのブログにもその様子があります)

Sagari3

夜更けの探検はできなかったけれど、さまざまな表情を見せてくれたサガリバナ。
また来年会えますように...。


*マングローブの記事も増えてきたので、新たにカテゴリーを設けました。



マングローブ遊覧船

2007-07-27 08:05:51 | マングローブ
Yuuransen10カヌーでは、これまで3回行ったことのあるマングローブ。

4回目は、初めて観光遊覧船を体験。

乗せてもらったのは、いつもカヌーでお世話になっているマングローブ茶屋さんの遊覧船。
今回は、妊婦さんが一緒だったので、カヌーはちょっと無理...。滅多なことでは転覆しないとはいえ、大きなお腹で漕ぐこと自体も大変だ。
でも、子供たちはやっぱりお友達にマングローブを見てもらいたい、ということで、観光遊覧船を予約した。

マングローブを遊覧船で回ろうと思ったら、このマングローブ茶屋さん!(のみ...ですよね?)

いつもマングローブの様子を教えて下さるtomizouさんにお願いして案内してもらった。
tomizouさんのマングローブに関するブログはこちら
      → 奄美 マングローブ原生林 写真巡り

(このブログの「観光遊覧船」というカテゴリーをクリックすると、遊覧船についてまとめて読むことができます。)

我が家の初めてのカヌーは、末っ子が生後8ヶ月の時。このときは、漕ぐことができず引っ張ってもらったが、以来いつも悩みの種は末っ子。おとなしくカヌーに乗せるのに四苦八苦だ。

しかし、遊覧船はまさに「大船に乗った」感じ。時折走り回りそうになるのを制止させるのを叱りまくっていたものの、カヌーに乗せたときのような緊張感は無く、写真を撮るのもドキドキしなくてよい(^^)

Yuuransen3

う~ん、今日もマングローブ満喫。

Yuuransen2

こんなふうに立ち上がって撮影している子供たち。

頭のほうの枝に気をつけて~!


えー、忘れてしまいそうなので、この日の学習内容を記録...っと。

Yuuransen6 Yuuransen9

左:メヒルギのお花が咲いていた。葉っぱの先が丸いのがメヒルギ。
右:葉っぱの先がとがっているのがオヒルギ。

(メヒルギとオヒルギは別の植物で、動植物の雌雄ではない)

Yuuransen4 Yuuransen5

地中から、もこもこと出ているもの、それはオヒルギの膝根(しっこん)。人が膝を折り曲げているような形からこう呼ばれているそうだ。この膝根で呼吸しているんだとか。塩分の除去も?

他にも色々なことを教えていただき、とても面白かった♪

真水と塩水が混じり合うマングローブ原生林で、植物は根の部分で塩分をシャッタアウトするが、それでも入ってしまった塩分については、何十枚かに1枚ある黄色い葉っぱに塩分を溜め込み、その葉を落とすことで除去する。だからこの葉はしょっぱい。

...と、いうことは前回迄に教えていただいたのだが、

Yuuransen7
tomizouさんに葉っぱをちぎってもらい、実際に舐めてみた。
この切り口の部分をぺろっと。

本当にしょっぱい。
百聞は一舐にしかず!

しかし、帰宅後夫に「本当にしょっぱいのよ、あの葉っぱは!!」と報告すると、「緑の葉っぱは舐めてみたのか?それに比べ本当にしょっぱいのか?」と尋ねてきた。

ヤなやつだなー。人が感動して教えているのにー。しかし、確かに緑の葉っぱと比べるべきであったかも。次回は緑も舐めてみよう。

Yuuransen8

今年は、メヒルギの新芽がたくさん。
立派に育ってねー。

Yuuransen1tomizouさん、ものすごーく暑い中、本当にありがとうございました!!
落ち着かない軍団ですみません。

観光遊覧船もとても良かったです。

次はまたカヌーでよろしくお願いします~♪







mangrove-world

2007-02-17 10:37:39 | マングローブ
Ws000003_2

ここで奄美の話はひと休みして、東京海上日動火災(←回し者ではありません!)のサイトから。

マングローブ専門WEB mangrove-world
昨年10月からあるこのサイトは、坂本龍一氏の音楽にのった美しいマングローブの映像、マングローブについての基礎知識や、世界各地のマングローブの写真などが見られます。

一部新聞の広告でご覧になった方もあるかと思いますが、2月16日には、マングローブ紀行の「フィジー編」のPart2が新しく追加されました。(と、いってもまだマングローブ紀行はフィジーしか無いのですが ^^;)

世界のマングローブは規模も、そこにある樹木の種類もすごいなぁ...



マングローブの津波

2006-11-20 10:28:44 | マングローブ
<script type="text/javascript" src="http://mooom.jp/JSPlayer?mid=6BJ0B7HOS&bgcolor=&size=320x240"></script>
三角をクリックして、動画をどうぞ!

少し前になるが、今月15日、千島列島で地震があり、津波警報解除の後に全国で津波が観測されたことが話題になった。ここ奄美大島でもその影響があったようで、なんとマングローブにまで津波が押し寄せたそうだ。
この映像は、tomizouさんが撮影したもの。うちがいつもマングローブカヌーをする時にお世話になっている、マングローブ茶屋のガイドさんだ。(最近、人の撮影した動画のお世話になりっぱなし ^^;)
この動画が載っているtomizouさんの記事は→こちらだが、これより前に写真で報告されている16日の記事(→こちら)に、その時の様子が詳しく書かれている。

あっと言う間に押し寄せる水、押し流されるカヌー。さっきまで水の無かったところまでが、水浸しだ。幸い、被害が出るほどのものではなかったようだが、こんな時カヌーをしていたら、ちょっと怖い...。海の近くで暮らしていると、津波というのは本当に恐ろしいと改めて思った。

北方領土の択捉(えとろふ)島の東北東390キロ付近で地震が発生したのが、15日午後8時15分ごろ。tomizouさんがこの津波を目撃されたのは、翌16日の午前11時半からの約2時間だそうだ。本当に、忘れた頃にやってくる。
一方、18日午前3時ごろに奄美大島近海を震源に起きた地震(奄美市で震度4)では、津波は起きなかったようだ。

結構揺れても地震が起きる場合と、そうでない場合があって、それなのにすぐに「この地震で津波の心配はありません。」と速報されたりするのが不思議でならなかったが、こちらのページに「地震の規模の経験則」というのが載っていた。

北海道の地震は、規模推定 8.1、震源の深さは約30キロ。
奄美の地震は、規模推定 6.2、震源の深さは約30キロ。

同じような震源の深さだが、この場合、奄美の地震で津波が無かったのは規模が北海道より小さかったことが関係あるようだ。マグニチュードが6くらいまでなら、それほど心配はないらしい。と、いっても震源の深さも関わりがあるし、規模がすぐに正確に解析できるとも限らないだろうから、揺れの感じ方の大小に限らず、地震が起きたら津波に注意をしないと...。離れた場所でも、この映像のように思いがけない時間にやってくるので気をつけなければいけないですね!