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Discover 奄美大島!

恐竜現る!

2006-06-21 11:35:47 | 名前・地名・語源
Kinoboritokage...と、言いたくなる 
キノボリトカゲ。

でも、てのひらサイズ。かわいらしくてひょうきんな動きをする。

おがみ山で探しても見つからなかったのに、帰宅してみると玄関前で出迎えてくれた。
こんなところに、どうして迷い込んできたのかな?わざわざ階段を昇ってきたのか、誰かに連れてこられたのか?!

キノボリトカゲ、その名の通り、普通は木の上にいるトカゲなのに。
でも、お蔭でじっくり観察できた?

今日は、トカゲがダメな方は、ここでストップ。
Kinoboritokage_1こうして、グリーンもあざやかなこの生き物。

前に奄美の島口(方言)では、「ティンマブリャー」(天を眺める者)というと教えていただいた。
ティン(天、空)をまぶる(じっと見る)というところから、こういう名前がついたそうだ。こうして、クッと上体をそらせている姿は、まさにティンマブリャー。

奄美でも、一部の地域では「コショマヤ(ー)」ともいうそうだけど、これはどうしてだろう?「マヤ」だけだと、猫という意味なんだそうだけど...?それとも「コショマ」に意味があるのかな。コショマする者?コショマってなんだろう。

Kinoboritokage3さて、このキノボリトカゲ。よく見かけるトカゲと違って、ちょろちょろ這いつくばってすばしっこく逃げたりはしない。よく、しっぽを持ってブラブラさせている小学生を見かける...ということは、しっぽもそう簡単には切らないのかな?

クモや昆虫を食べるそうだ。よく見ると、頭のてっぺんと足にクモの巣が絡んでいる!もうランチ終わってたのね?
(写真はクリックで拡大します)


植木鉢に上った途端、みるみる色が変わった!!おおぉ。感動。

Kinoboritokage4

カメレオンみたいだ。瞬時に色を変えた!

同じ個体とは思えないほど。
左が植木鉢に上る前、右が上って降りた直後。

Kinoboritokage5Kinoboritokage6

そして、だんだん元の緑色に戻っていく。
今度はゆっくりな変化だった。

Kinoboritokage7

あー、面白かった!次女と1歳坊主も大喜び!


次回は、動画をお届けします(^O^)