昨日(11月1日)の朝日新聞記事(地方版)に、名瀬市の「田中一村終焉の家」の庭でリュウゼツラン(竜舌蘭)の花が咲いている、とあった。
『30~50年の間、花を咲かせるために養分を蓄え続けると言われる。開花直前に茎を伸ばし始め、花が終わると株全体が枯れるドラマチックな植物だ。』(朝日新聞)
英語名はCentury Plant。100年に一度はオーバーだが、30~50年に一度とは下手をすれば一生お目にかかれない。まさに一世一代の開花なのだ。これは見逃せない!
...と、いうわけでフットワークの鈍い私も早速見に行った。
残念、もう倒れる寸前だ ↓↓
しかし、「倒れるぅぅ」という感じながらも、まだ持ちこたえている。もうちょっと、がんばれ!
花は黄色だが、これは「アオノリュウゼツラン」(青の竜舌蘭)と言うらしい。葉の周りに斑のある種類の方が日本には先に入ってきて、まず「竜舌蘭」と名付けられ、その後この斑のない葉のものを区別するために、青の竜舌蘭と名付けられたようだ。日本語では緑を青、というのでちょっと紛らわしい...
(写真はクリックすると大きくなります)
この一村終焉の家に咲いているのは、ご覧の通り緑一色の葉。花が咲くのは珍しいが、この植物自体は珍しくないので日本中の至る所にある。長崎県の亜熱帯植物園では、株数が多いので毎年花を見ることができるそうだ。どうしても見たければ、ここに行けばいいのね...そうか。「一生お目にかかれない」ってことはないんだなぁ(^^;)
原産地はメキシコ。
鹿児島といえば、芋焼酎。奄美といえば黒糖焼酎。
そして、メキシコといえば、テキーラ!
テキーラの原料がこのリュウゼツランとは知らなかった。厳密には、竜舌蘭からつくられる蒸留酒を一般にメスカルと言っており、ハリスコ州テキーラ町周辺原産の特別品種(アガベ・アスール・テキラーナ種)を原料にしたメスカルだけが、テキーラと名乗ることを許されている。ブランデーにおけるコニャック、スパークリングワインにおけるシャンパンと同じですね。
あー、今日は勉強しちゃったなぁ。
それにしても竜の舌、とは初めて名付けた人のセンスもすごい。肉厚でトゲのある葉の形を見て、「こいつぁ、竜の舌だ!」と思ったのね。(あら、また言葉遣いが悪い??)
これが、何十年か目立たず生きてきて養分を蓄え、一生の終わりに、ぱーーっと咲き、死んでいく。
切ないが、ちょっとうらやましい一生だ。
『30~50年の間、花を咲かせるために養分を蓄え続けると言われる。開花直前に茎を伸ばし始め、花が終わると株全体が枯れるドラマチックな植物だ。』(朝日新聞)
英語名はCentury Plant。100年に一度はオーバーだが、30~50年に一度とは下手をすれば一生お目にかかれない。まさに一世一代の開花なのだ。これは見逃せない!
...と、いうわけでフットワークの鈍い私も早速見に行った。
残念、もう倒れる寸前だ ↓↓
しかし、「倒れるぅぅ」という感じながらも、まだ持ちこたえている。もうちょっと、がんばれ!
花は黄色だが、これは「アオノリュウゼツラン」(青の竜舌蘭)と言うらしい。葉の周りに斑のある種類の方が日本には先に入ってきて、まず「竜舌蘭」と名付けられ、その後この斑のない葉のものを区別するために、青の竜舌蘭と名付けられたようだ。日本語では緑を青、というのでちょっと紛らわしい...
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この一村終焉の家に咲いているのは、ご覧の通り緑一色の葉。花が咲くのは珍しいが、この植物自体は珍しくないので日本中の至る所にある。長崎県の亜熱帯植物園では、株数が多いので毎年花を見ることができるそうだ。どうしても見たければ、ここに行けばいいのね...そうか。「一生お目にかかれない」ってことはないんだなぁ(^^;)
原産地はメキシコ。
鹿児島といえば、芋焼酎。奄美といえば黒糖焼酎。
そして、メキシコといえば、テキーラ!
テキーラの原料がこのリュウゼツランとは知らなかった。厳密には、竜舌蘭からつくられる蒸留酒を一般にメスカルと言っており、ハリスコ州テキーラ町周辺原産の特別品種(アガベ・アスール・テキラーナ種)を原料にしたメスカルだけが、テキーラと名乗ることを許されている。ブランデーにおけるコニャック、スパークリングワインにおけるシャンパンと同じですね。
あー、今日は勉強しちゃったなぁ。
それにしても竜の舌、とは初めて名付けた人のセンスもすごい。肉厚でトゲのある葉の形を見て、「こいつぁ、竜の舌だ!」と思ったのね。(あら、また言葉遣いが悪い??)
これが、何十年か目立たず生きてきて養分を蓄え、一生の終わりに、ぱーーっと咲き、死んでいく。
切ないが、ちょっとうらやましい一生だ。