「日本文学の革命」の日々

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チベットの暴動

2008-03-23 18:28:36 | 日本文学の革命
ここ一週間ほど 体調を崩してしまい、具合が悪い
何かしようとするとすぐに熱が出てきて、なんにも手がつかない状態が続いている

「新しい文学」への確たる道ができて、あとはここを驀進してゆくのみ!
一挙に「新しい文学」を生み出そう!!
と張り切っていた矢先に、体がオーバーヒートしたのか、ダウンしてしまった
がっくりである

でも頭の中では四六時中この“道”について考え続けている
どういう手順でやればいいのか、最終的に練り上げているのである
体調が回復次第 ただちにこの“道”を爆走として、勝負を決めてやるつもりだ

ところでこの一週間 テレビであるニュースをかぶりつくようにして見ていた
中国で起こったチベットの暴動のニュースである

民族虐殺を平然と行っている中国の残酷ぶり
それでいて外に対しては全く反対のことを喧伝してる偽善者ぶり
それを見てると腹が立ってくる
同朋が虐殺されてゆくのを食い止めようと、世界各地でチベット人が必死のデモを起こしているが
同情を禁じえない

最近書店で、中国社会の実態、そのトンデモないひどさを暴露する本がよく見られる
それを読むと、中国社会のあまりのひどさ、ムチャクチャぶり、中国人の「暗部」の底知れない恐ろしさに、あ然としてしまう

普通 日本人は中国人というと、長い間文化の先生だったし、孔子や老子などのイメージもあって、いい印象を持ちがちである
しかしどんな人間にもいい面もあれば悪い面もあるように、どんな国にも光り輝く面もあれば暗いダーティーな部分もある
一方に片寄らずに、その二つの面を同時に見てこそ本当の相手が分かるものなのだが、中国人のこの「暗部」は日本人の想像を遥かに超えるものがある

「おまえは死ね。おれだけ生きる」という無慈悲な弱肉強食の社会
中国こそが世界の中心である。そうでなければならぬ、とするヒトラーのゲルマン民族中心主義にも似た病的なまでの中華思想
人命や人権の徹底的な軽視
嘘ばかりついている偽善社会
自分さえ儲かるなら人も国家もどうなってもいいという徹底的なエゴ

とりわけひどく日本人にとって信じられないのが、中国の「食人文化」である
中国人が犬や猫を食うことは知っていたが、驚くべきことに人まで食うのである!
飢饉のときの非常食として食われてきたし、普通の食材としても(!)食われてきた
しかもそれが4千年の独特な伝統文化になっているのである

魯迅の『狂人日記』の中で、「4千年間 人を食ってきた」という一節があるが、何か文学的な比喩で書いているのではなく、ただ事実を述べているに過ぎないのだ
魯迅がこの『狂人日記』を書いた動機は、彼が日本に留学していたときの二人の留学仲間(うち1人は女性である)が“食われた”ことに対する怒りだったという
この二人は中国に戻って革命運動に身を投じ、ある高官の暗殺を企てたが、失敗して捕らえられた
男の方は処刑されたあと肝臓を食われ(滋養強壮に効くそうだ)、女の方は人肉饅頭にされて、市場で販売されて、これも食われてしまった
それに対する怒りから、この中国の「食人文化」を告発するために書いたのが『狂人日記』なのだ

「食人文化」についてもっと書こうと思ったが(世界で最も残酷で恐ろしい死刑である「陵遅の刑」― 一寸刻みで生きたまま処刑者を食ってゆくという死刑など)
こんなことを書いているせいか、また発熱して具合が悪くなったので、ここまでにしておこう

とにかく 中国人にはいい面も確かにあるが、恐ろしい、慄然とさせる「暗部」もある
チベットで今現在行われている虐殺(中国のチベット侵略以来120万人も殺されたそうだ)はその一つの現れである

どうやってこの中国とつき合ってゆくか

これからの日本に突きつけられた深刻な課題である

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