ディメンション・ウェンズデー

トレーディングカードゲーム「ディメンション・ゼロ」カードゲームの攻略ホームページです。水曜日深夜更新。リンクフリー

GP9レポートと注目デッキ達

2008-06-11 | Weblog
こんばんは! 毎週水曜日は「ディメンション・ウェンズデー」の更新です!
このホームページ「ディメンション・ウェンズデー」は賞金制TCG「ディメンション・ゼロ」カードゲームの攻略ホームページです。

 あらためまして、こんにちは。「ディメンション・ウェンズデー」管理人の千里夜行です。

★おつかれさまでした!グランプリ9終了
 先週末大阪で開催されたグランプリ9。参加された皆様、お疲れ様でした!
 本戦はもちろん、サイドイベントの無限回収GPXやゼロカード戦も非常に盛り上がりましたね。
 本戦は、前評判通り赤緑(迷い家・フェアリーコロボックル・ゲルボックル)デッキや青黒コントロールデッキが多かったものの、細部での調整の違いやAデッキ・Bデッキの配置読みの違い、それらをメタった想定外のデッキの活躍などなど、プレイヤーの数だけドラマがあったことかと思います。

 優勝は、これまでグランプリでも素晴らしい成績を残してきた入江裕太プロ。鳥取県Tシャツを身にまとい、Aデッキ「赤緑フェアリーコロボックル」・Bデッキ「黒白闘気コントロ-ル」デッキを駆使。鳥取からの初のグランプリチャンプに輝きました!おめでとうございます。
 大会のレポート、上位陣の使用したデッキレシピなど公式ページに順次アップされていますので、是非そちらもご覧ください。

● グランプリ9レポートページ (ディメンション・ゼロ プレイヤーズアソシエーション オフィシャルホームページ
http://dimension-zero.com/dpa/report/gpx9.html

● グランプリ9動画&写真レポート (ディメンション・ゼロ オフィシャルホームページ
http://dimension-zero.com/colum/grandprix_09_01.html

(参考)会場発表データ(手元に控えが無いので2chより引用)
・配色分布
赤緑 37.64%
青黒 15.82%
青白 10.91%
・デッキ分布
迷い家ビート    (16%)
青黒コントロール  (15.82%)
ゲルポックル    (13.9%)
コロボックルフェアリー(8.55%)

以下、ブレードマスター、赤単色と続く。



★決勝トーナメントに見る注目デッキ&カード~抜刀イーグル~
 先述したとおり、本戦はなかなか混戦模様だったわけですが、そんな中、本戦一位で通過した辻岡プロが使用したのはAデッキ:5色抜刀イーグル、Bデッキ:赤緑ゲルボックル。誰もが予想しなかった抜刀イーグルをひっさげての堂々の一位通過です。
(参考)辻岡プロの使用デッキ Aデッキ:5色抜刀イーグル、Bデッキ:赤緑ゲルボックル
http://dimension-zero.com/dpa/report/gpx9_03.html

 知らない人の為に「抜刀イーグル」コンボの概要を簡単に説明しましょう。
 まず、【サンダーイーグル】(II-3)が移動して相手ユニットを攻撃。バトル中にこの【サンダーイーグル】に【邪印抜刀】(III-2)を使用します。この時【サンダーイーグル】の能力で相手ユニットは隣の誰もいないスクエアに動かしますから、【サンダーイーグル】はそのバトルで勝利します。この時、【邪印抜刀】で与えられた特殊能力が発動。あらかじめ墓地に置いてあった【小さくて大きな力】(I-3)か【強制された進化】(III-1)を手札に回収します。
 【小さくて大きな力】OR【強制された進化】の使用を挟んで【サンダーイーグル】が相手を攻撃し続けることで、エネルギーが無限に使用→回復できる状況ができましたね。このエネルギーを使ってプランゾーンを作成・更新し、【怒りの鉄拳】(II-1)を使用。さらに【邪印抜刀】効果で回収して繰り返し使用し、スマッシュ7点以上を一気にたたき込む、即死コンボです。

 この「抜刀イーグル」というコンボデッキが発見されたのはグランプリ8環境でした。
 しかしGP8環境は「時計コントロール」と「幽霊屋敷」、さらに「青黒【流氷の大陸】」も健在と、コントロールがはびこっていた「世は正に大コントロール時代」だったわけで、コンボ自体はビートダウン相手にヒットするものの、コントロール相手に絶望的な為、グランプリで日の目を見ることはありませんでした。ところが!
 ビートダウン隆盛著しい今回の環境に対して颯爽と現れ、決勝トーナメント準決勝ではコンボが成立して一刀両断にする場面もあり。デッキは正に環境(つまりはメタゲーム)によってその価値を変えるというのを我々にみせてくれました。
 

★決勝トーナメントに見る注目デッキ&カードその2~青白コントロール~
(参考)寺田プロの使用デッキA:赤緑フェアリー・コロボックル、B:青白エビコントロール
http://dimension-zero.com/dpa/report/gpx9_02.html

 赤緑・青黒に次いで使用者が多かった色の組み合わせは、青白でした。
全てでは無いでしょうけれど、その多くが【鎧闘士エビブロンズ】(III-3)を中心にしたデッキであったと思われます。
 【エビレスラー】(I-2)【アーマード・マキシマム】(III-3)からの【鎧闘士エビブロンズ】合成によって盤面をコントロールし、【鎧闘士エビゴールド】(III-2)や【エビエージェント】(II-3)などのフィニッシャーに殴りきったり、【サイレント・マジョリティ】(II-4)でデッキアウトを狙ったりする長期戦デッキです。闘気を活用して【シュレジンガーの猫】【深淵竜翻る】(II-3)などによるサポートもあり。
 ビートダウン全般に対して強い耐性をほこることからこのタイプが注目され、使用者が増加したのでしょう。【廃棄物処理場】(I-4)まで採用した徹底した対策ぶりからも伺えます。


  というわけで、今回は終了の時間となりました。 
  グランプリで活躍したデッキについては、今月からスタートする日本選手権予選・ショップトライヤルでも早速活躍が予想されます。ベスト8入賞者の方々のデッキは、デッキタイプそのものはメタゲームの中心だったものが多いですが、その中でも自分のしっているデッキと何が違うのか、是非読んでみてください。そこにあなたのデッキを強化するヒントがあるかもしれません。
 それではまた来週の更新で。ごきげんよう~

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