ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始めいつのまにか、トライアスリートになってしまった私。

【STAP騒動、報道検証】難波先生より

2014-04-24 12:54:32 | 難波紘二先生
【STAP騒動、報道検証】
4/20「福島民報」の「日曜論壇」はSTAP騒動について、美事な論評を掲載している。
 http://www.minpo.jp/news/detail/2014042015201
 こういう質の高い論評が、大震災後の福島で発信されていることに敬意を表したい。

 どうも理研理事長の息子が「読売」科学部にいて、読売が突出した報道をしたことで妙な「メディア・スクラム」が形成されたというのが、今回のメディア報道における最大の問題ではないか、という気がする。
 「慰安婦問題」で1991年8月に「朝日」の記者がソウルから「女子挺身隊」(勤労動員)と「慰安婦」を混同した記事を送ったために、韓国でも日本でも「挺身隊=慰安婦」で「強制された」という誤解が広まったのと同様だ。この記者の義母(つまり妻の母)は韓国人で韓国「挺対協」(挺身隊問題対策協議会)の会長だった。
 こういう「公私混同」が一番悪い。

 テレビを滅多に見ないから知らなかったが、国際ルールをもとに、小保方論文が捏造であり絶対に許されないことを指摘した報道が、YOUTUBEにあった。
 https://www.youtube.com/watch?v=69uZkYPEdxQ
 市民のコメントに「科学研究論文においては、著作権はありません、従ってコピペが悪いという言い方は間違っています、引用を表示する必要もありません」というのがあり、日本の大衆の民度は韓国や中国と変わらないと痛感した。

 辛坊治郎というタレントが「俺は最初から小保方さんを疑っていた」と理研中間報告の後の番組でしゃべっている。東大医科研の上教授が出ずっぱりにならざるをえなかった事情も暴露している。22分かかるが、これは必見だと思う。
 https://www.youtube.com/watch?v=BkT0EsjAjtw
 これを見ると「理研検証委員会」は「隠ぺい委員会」、「小保方隠し」と呼ばれている。
STAP細胞は「宇宙人と同じもの」と批判されている。「小保方論文は宇宙人よりひどい」と言い切っていて痛快。辛坊は相当事前に勉強している。
 書き込まれたコメントを見ると、今も大衆の3人に1人が、STAP細胞の実在を信じているという世論調査の結果は本当だと思う。大衆を啓蒙すべきメディアが機能不全に陥っている。
 紙メディアの報道検証にあたっては、これらの正確な報道も参考にして欲しいものだ。

 宮哲弥と櫻井よし子が3/23の番組で謝罪している。潔いと思う。
 https://www.youtube.com/watch?v=GLA7cVaCn4k
 いわゆる「文科系」の知識人がすっかり転けたのが今回の事件だが、「性善説」を持ち出すのは言い訳だ。論文の内容を吟味し、「内的一貫性」の有無を読みとらなければ、専門家でも騙される。そういう意味で生物学の基本的知識は、これから文系知識人にも「教養」として不可欠となる。
 森永卓郎が3/17に珍妙な擁護論を展開している。この人は「ニュートンのリンゴ」を実話だと素朴に信じている。「変な奴を袋だたきにするのはやめろ」だと。
 https://www.youtube.com/watch?v=r8Ifm4L30RI
 阿川佐和子が「メディアが犯罪者扱いしている」と述べている。
 事件はしょせん2人の手に負えるような代物ではない、という「無知の知」がない。

 これも沢山アップされた動画のうち、価値あるものが残って行くという「ネット集合知」のメカニズムで、今も見られるようになっているのだろう。
 私はたまたま「免疫遺伝子の再構成」について知識があったから、小保方論文の不審点に気づいた。理研には利根川進という、免疫遺伝子再構成の実証によりノーベル賞をもらった人物がいるのに、今回いっさいメディアに出なかった。メディアも理研もどうなっているのだろうか…
ジャンル:
ウェブログ
コメント (5)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 4-24-2014鹿鳴荘便り/難波先... | トップ | 【韓国の心性】難波先生より »
最近の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (くーちゃんの飼い主)
2014-04-27 13:06:23
>「免疫遺伝子の再構成」---

ここについては慶應の吉村先生も同様のご指摘をされていますね。Genome edittingなので当然レパートリーの限られた免疫異常のキメラマウスが生まれて来て不思議ないです。

あとGLバンドの件(2月19日の記事)ですが、
ここが致命的だと思いますよ。

レーン3のポジコンは切り貼りしているけど、
それだけでも倫理的にアウトなのですが、
GLバンドがないのはどう見てもおかしい。

IFAの蛍光写真も故意だと思いますが、
ラボミーティングなどでデータが間に合わなかった
ので、とりあえずW大学の博士論文セータを
貼付けて間に合わせたのだと推測しています。
ただ、ご本人が取り違えた、とシラを切って
しまうと、ウソ発見器にでもかけないと
証明が出来ないと思います(若狭弁護士の談では
逆に名誉毀損で訴えられる場合もあるらしい)。

従って理研はレーン3GLバンドの消失に特化して
調べて欲しいと思います(切り貼り自体は
石井委員長も2008年Oncogeneの論文でやって
いるので、同罪。
ここで攻めても目くそ鼻くその世界です)。
Unknown (利根川夫人)
2014-06-05 18:11:22
利根川進さんの前の奥様と千葉の小学校で同級生でした。その後私は東京へ越しましたが、同窓会があると当時の担任の先生が利根川夫人を呼んで、お話を聞きましょうと何時も仰るので、皆辟易していたのを思い出します。その後離婚され、利根川進さんは再婚され、お子様を亡くされたり、有名人なので話題になりましたが、彼女は今どうしているのか、時々ふと思います。何処かで幸せに暮らして居てくれればと願っています。
あのね (通りすがり)
2014-07-21 00:58:21
>「慰安婦問題」で1991年8月に「朝日」の記者がソウルか>ら「女子挺身隊」(勤労動員)と「慰安婦」を混同した記事>を送ったために、韓国でも日本でも「挺身隊=慰安婦」で>「強制された」という誤解が広まったのと同様だ。
STAPのどさくさにまぎれて、なにやってんだか・・・
報道云々言う前の問題ですね・・・
Unknown (Unknown)
2014-07-21 06:12:34
STAP報道で言えば責められるのは朝日新聞だけでは有りません。
所謂サイエンスライターという人達の怪しさも露呈しました。誰かに肩入れした変更報道が見られます。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」では有りませんが、過度の小保方バッシングと共に問題の本質からそれて行ってしまいます。
Unknown (Unknown)
2014-07-21 08:50:51
そう言えば石井前委員長の件だけで無く、理研の論文総点検はどうなっているのでしょうか?

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL