日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

北陸信越縦断ツアー 2017 - メーヤウ桐店

2017-08-11 14:24:51 | B級グルメ
「相撲に負けて勝負に勝った」とはこのことでしょう。高校野球も顔負けの大逆転です。
熱心な読者の方は、先ほど松本美須々ヶ丘高校を訪ねた時点で、何かがおかしいと気付かれたかもしれません。あそこに寄るのはカリーの後と決まっているからです。順番を入れ替えたのは、止むに止まれぬ事情があってのことでした。

信大前店を開店直後に訪ねて何度か失敗した経験から、あえて間を置いてから行った方が賢明ということに気付き、直近二回はその経験則が功を奏しました。しかし、今回に関する限りは成功の罠となってしまいました。というのは、12時台の半ばに乗り込んだところ、駐車場が満車になっていたのです。その結果、先に松本美須々ヶ丘高校を回ってから出直すという方針を立てたのでした。
しかしこの修復策が通用しませんでした。戻ってみると依然として駐車場は空いておらず、今度は護国神社を参拝してから出直すことに。しかるにまたも満車というまさかの事態に至り、もはや正面突破は無理と観念したのが第二段階です。
こうして目標を信大前店から桐店に切り替えたわけなのですが、止むなく入った桐店で、チキンもポークもなく惨敗するという経験をこれまで何度もしています。そこで、店先の品書きを確かめ、ポークがなければ見送って山崎精一商店に寄り、その後もう一回だけ信大前店を訪ねてみて、それでも入れなければ今回は見送りも辞さずという覚悟を固めました。

以上のような紆余曲折を経て桐店へ乗り込むと、品書きには一応ポークの文字があります。「一応」というのは、ポークがあるのを確かめてから入ったつもりにもかかわらず、実際にはなかったという経験をしており、まだ安心はできないからです。経験上、ポークとビーフは同時に出ないことが分かっているため、品書きにポークがあることだけではなく、ビーフがないことも重ねて確かめてから入りました。それでもなお半信半疑のまま、ポークさえあってくれればと念じつつカウンターへ向かうと、それより手前に「チキンカリー 骨付き」の文字が。この瞬間、奇跡の大逆転勝利が確定するという顛末です。
桐店のバイキングで骨付きチキンが最後に出たのは一昨年のことです。そのときはポークがなかったため、骨付きチキンとポークの揃い踏みということになると、何年ぶりになるのか見当もつきません。それだけ久々の競演だけにありがたみもひとしおのものがあります。以前、骨なしとの違いは肉だけで、ルーはそこそこ行けると申しましたが、同じルーでも煮込む肉が違えば当然味も違ってきます。やはりこれだと再認識したとでも申しましょうか。今回はレッドにさえ手をつけず、ポークとチキンをひたすら食して切り上げました。

メーヤウ桐店
松本市桐1-2-35 コマツプラザ
0263-33-6504
1130AM-2030PM(LO)
水曜定休
カリーバイキング1296円

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