日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

薫風の飛騨を行く 続編 - かど鈴

2017-05-27 23:45:01 | B級グルメ
ラーメンを売り物にする居酒屋に入った以上、そこでいただくという選択も当然考えました。それを見送ったのは、酔客御用達のラーメン屋をもう一軒見つけたからに他なりません。本日のトリを飾るのは「かど鈴」です。
場所は「あじ平」の斜向かい、つまり呑み屋街から少しだけ離れた場所で、先週訪ねた「大もり」と同様に盲点となっていました。これまで何度か通っても、明かりがついているのを見た記憶がなく、ごく普通のラーメン屋だろうとばかり思っていました。しかし、明かりが消えていたのは店仕舞いしたからではなく、まだ開店前だったからにすぎなかったのです。
行灯には中華そばとあるものの、品書きの半分ほどをうどんとそばが占めており、自身知る中で言うなら弘前の「藪きん」に通ずるものを感じます。しかし、あちらと違って純然たるそば屋の雰囲気ではなく、喫茶店か何かの跡地に居抜きで入ったかのような店内の造りが少々怪しげです。とはいえ、地元の酔客で賑わう店内の雰囲気は期待に違わず、出汁の風味を強く効かせたカレー中華も、つい癖になりそうな独特の味わいでした。

かど鈴
高山市初田町1-22
0577-32-0849
2100PM-200AM
カレー中華700円
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薫風の飛騨を行く 続編 - 正ちゃん

2017-05-27 22:38:06 | 居酒屋
昼の部も夜の部も、全体の流れとしては先週末とおおむね同じになりました。一時間少々の滞在で一軒目を辞去し、もう一軒はしごできれば、体力的にも時間的にも過不足がありません。ただし、「本郷」を迷うことなく選んだ前回に対して、本日の二軒目にはいくつかの選択肢がありました。
まず、前回訪ねた「あんらく亭」が秀逸だったため、二週続けて訪ねるにもやぶさかではないところでした。ただし、「樽平」で思ったよりも腹が満ち、前回と同等以上の状態で臨むのは難しくなりました。そうなると、教祖の推奨店で残るのは「あじ平」ですが、教祖の後追いばかりというのも面白くありません。短い間隔での再訪という条件を生かし、二軒目は自力開拓という結論に落ち着きました。訪ねるのは「正ちゃん」です。

「樽平」から一旦退却し、時間をやり過ごしている間に見つけた店です。位置関係でいうと、「樽平」から同じ小路を北へ進むと「あんらく亭」があり、その先の角を左へ曲がると「あじ平」があって、さらに進んだ交差点の角にあります。交差点とはいっても信号機はなく、周囲には飲食店の明かりもない薄暗い場所で、一時停止の標識と並ぶ形で縦長の行灯があり、その上で回転する赤色灯が目印です。「あじ平」に通ずる大衆的な雰囲気と、暖簾の向こうに見えるカウンターに閃くものを感じたとでも申しましょうか。そしてこの直感はある程度まで的中しました。
玄関から奥へ向かってカウンターが斜めに延びます。厨房側が広くなった奥の部分に店主が立って腕を振るい、もう一方に女将が立って接客するという造りです。手元に品書きはなく、短冊代わりの細長いマグネットが冷蔵庫と湯沸器に隙間なく貼り付けられていて、その筆頭には店先の幟にもあるラーメンが掲げられていました。ラーメンだけでも何種かあり、それに加えてうどん、そうめん、にゅうめん、焼きそば、さらにはスパゲティまで揃うなど、麺類の充実ぶりが突出しています。他は串焼き、串揚げ、焼魚といったところであり、有り体に言えばどこにでもありそうな品々が多いものの、カウンターには10種以上の大皿が並んでいて、それらの中にはワラビ、姫竹などこの時期ならではの品もあります。二軒目ならばこれらで必要にして十分でしょう。
品書きの豊富さと華々しさに関しては、大店である「あじ平」に軍配が上がるのは致し方なく、教祖があちら推すのも宜なるかなではあります。とはいえ、大衆的な雰囲気が甲乙付けがたいのも事実です。ちろりとともに差し出されるコップ酒には、ここで長年続いてきたであろう、地道で実直な商売の一端が窺われました。小耳に挟んだところによると、日付が変わった後でも入れるようです。看板が総じて早い高山にあって、遅くまで呑める店は重宝するかもしれません。覚えておきたい一軒です。

正ちゃん
高山市初田町1-50
0577-34-3047
1800PM-200AM
不定休

小町桜・蓬莱
姫竹
白蕪漬け
あずき菜胡麻和え
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薫風の飛騨を行く 続編 - 樽平

2017-05-27 21:04:57 | 居酒屋
先週「樽平」に早仕舞いで振られたとき、再挑戦の機会がこれほど早く訪れるとは思っていませんでした。しかし一筋縄では行きません。早着したのが今度は裏目に出てしまったのです。
八時過ぎに乗り込むと、障子戸の向こうから歓声が聞こえ、かなりの賑わいなのが伝わってきました。恐る恐る中をのぞくと、カウンターも小上がりもほぼ埋まっています。カウンター席一つだけなら空いている可能性がなきにしもあらずとはいえ、これでは仮に入れたところで落ち着きそうにありません。そこで一旦退却して再度乗り込んだところ、カウンターには三つほど空きが出ており、その一つに収まるという結果です。
背後にある小上がりと奥にある座敷は引き続き埋まってはいたものの、それも次第に引けていき、小一時間が経ったところでようやく落ち着いてきました。前回は九時前の時点で早くもこの状態になっており、なおかつ行灯の明かりも落ちていたわけです。これは、お客が帰るとその時点で店仕舞いする場合もあるということなのでしょう。先週末はお客の帰りがとりわけ早かったということのようです。

世間の評価はさておき、自分の中では二軒目向きという印象が固まりつつあります。飛騨牛を筆頭に余所者が喜びそうなものはいくつもあり、北陸から取り寄せた立派な干物もうまそうです。しかし、品書きをざっと眺めて目に留まるのは、この時期でいうなら山菜であったり、冷奴、なめこおろしといった、一見するとありふれた品々であったりします。それらを肴にしみじみ酒を酌むのが、この店には最もふさわしく思えるとでも申しましょうか。
その手の品の真骨頂ともいえるのが、前回感銘を受けた焼茄子です。今回そのいただき方について、若女将の実演付きによる指南を受けました。茄子の中央を裂き、そこに葱と味噌と鰹節を詰めて焼くのがここの焼茄子ですが、前回はその葱と味噌が詰まった部分をほじくり返すようにしていただきました。これに対して「縦方向に食べる」というのが若女将の弁です。要は繊維に沿ってはぎ取るようにしていき、それを味噌に混ぜていただくということなのですが、たしかに言葉だけでは伝わりづらく、実演を交えて説明するのが一番ではあります。言われた通りに試してみると、長い茄子があたかも魚の身のようにほぐれて、きれいにいただけるばかりか、食感としてもこの方が勝っています。言われてみれば理にかなっている、しかし言われなければすぐには気付かない、目から鱗の発見です。
付かず離れず適度な間合いの客あしらいがこの店の流儀であり、若女将としてもお節介を焼いたわけではありません。実は、隣り合わせた常連の御仁が、見るからに不慣れな手つきで茄子をつついているこちらを見かねて、若女将にそれとなく伝えてくれたようでした。この御仁に限らず、先客も十中八九が地元客です。なまじ有名になったばかりに、客層があからさまに俗化する店もしばしばある中、地元の御常連御用達の雰囲気は好ましいものがありました。事前情報だけでは分からないこの店の本当のよさが、三回足を運んでようやく分かってきたような気がします。

樽平
高山市総和町1-50-6
0577-32-5490
1730PM-2330PM
日曜定休

久寿玉・深山菊・山車
突き出し(わらび煮付け)
焼茄子
わさび菜
ひだチーズ
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薫風の飛騨を行く 続編 - 上弦の月

2017-05-27 20:05:56 | 東海
高山に着きました。出発からの走行距離は390km弱で、前回と比べても10kmに満たない差しかありません。ほぼ同じ経路を通った以上当然の結果ではあります。しかし車窓の趣は大きく異なりました。
前回は県境を越えたところで暗くなったのに対して、今回は明かりが残る西の空へ向かって走る形になりました。相変わらず交通量は少なく、出発から一時間にわたって、現れた先行車は路線バス一台のみという状況です。人里離れた山中をひた走り、ようやく田圃と民家が現れると、それに応じて次第に空も広がり、そこには針のように細い上弦の月が浮かんでいました。その月が沈んでいく中をさらに走り、高山市街に入ったところで完全に暗くなるという顛末でした。この車窓を眺められただけでも、再訪の価値はあったと実感した次第です。
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薫風の飛騨を行く 続編 - 二本木の湯

2017-05-27 18:29:02 | 温泉
先週末と全く同じ経路をたどるということは、取りも直さず二本木の湯を通るということでもあります。そしてここでも教訓が生かされました。帰った後で調べたところ、公式サイトから割引券を入手できることが分かったのです。これにより、本日は620円の入浴料が550円となります。
こちらは教訓が生きたというより単なる結果論ではありますが、国道から折れたところに、本日は30分早仕舞いとの看板が立っていました。館主らしき御仁によると、ご近所の寄り合いが開かれるとのことでした。つまり、悠長に構えていれば振られる可能性もあったわけです。あえて遅く訪ねたカリーを除き、本日は少し早めの行動がことごとく功を奏しています。

意外なことに、駐車場の八重桜はあらかた散り終わっていました。いや、あれから一週間経ったことを考えると、ほぼそのまま残った松本の八重桜の方が奇跡であり、こちらがむしろ本来の姿なのでしょう。ただし、ここの桜は先週末の時点で既に散りかけていました。満開、あるいはその一歩手前の桜も残っていたことを考えると、鑑賞に堪えうる桜がまだ残っている可能性は少ないながらもあります。大まかな場所は記憶しているため、移動の合間に確かめてみるつもりです。

二本木の湯
木曽郡木曽町新開6013-1
0264-27-6150
1000AM-1830PM(最終受付)
木曜定休
入浴料620円
泉質 含二酸化炭素・カルシウム-炭酸水素塩冷鉱泉(低張性弱酸性冷鉱泉)
泉温 12.9度
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薫風の飛騨を行く 続編 - 宮ノ越駅

2017-05-27 17:28:54 | 甲信越
結局下諏訪から先は先週とほぼ同じことの繰り返しでした。洗馬から中山道を下っていき、宮ノ越で日が沈んだところです。
繰り返すように、元々松本に寄るつもりはありませんでした。御湖鶴の倒産というまさかの事態さえ起こらなければ、昼から木曽路を粛々と下り、御嶽山の方にも足を延ばすことができたでしょう。それが性懲りもなく松本に舞い戻って時間を消費し、なおかつ肝心の御湖鶴は買えなかったわけで、形の上では振り回されたといえなくもありません。
とはいえ、再訪したからこその収穫は少なくありませんでした。先週末にはまだ入荷していなかった酒を押さえ、八重桜が奇跡的に残っているのを確かめ、春蝉の声に初夏を感じました。しかも前回の教訓が生き、松本市街を少し早めに出ることができたため、そのとき日陰になってしまった奈良井と宮ノ越の駅舎を、西日が当たる好条件で記録し、本山宿と贄川宿も短時間とはいえ散策することができました。さらに、この後一風呂浴びて飛騨へ向かえば、前回よりも早い時間帯の走行となるため、一味違った車窓になると予想されます。二週続けて訪ねることで、二番煎じ、あるいは蛇足にならないかが気がかりでしたが、今のところ思った以上に楽しめています。
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薫風の飛騨を行く 続編 - 中島酒店

2017-05-27 14:49:00 | 酒屋
中島酒店にも御湖鶴はなし。勢正宗の「サマーカープ」なる夏らしい品を代わりに求めました。最後に一本という願いは残念ながら叶わなかったものの、長らく世話になったことに感謝しています。

中島酒店
松本市中央1-3-7 セントラルビル1F
0263-32-1158
900AM-1900PM
第三木曜定休
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薫風の飛騨を行く 続編 - 鯛萬の井戸

2017-05-27 14:34:21 | 甲信越
松本市街を出る前に湧水を汲んでいきます。このところ北門大井戸の世話になってきましたが、今回は久々に鯛萬の井戸を選びました。現在の気温は24度、30度近くあった先週末より過ごしやすい気候です。
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薫風の飛騨を行く 続編 - 護国神社

2017-05-27 13:45:13 | 甲信越
続いては護国神社を再訪します。先週訪ねたときは、五月の下旬を間近にしながら、八重桜がまだ咲いているのに驚きました。しかし、咲いているとはいってもあらかた散り、ところどころに花が残っているだけでした。あれから一週が経ち、残った花も大半が散って、嗄れた花がいくつか残っていれば御の字だろうと思っていました。しかし、ほとんど眺めが変わっていないのには感心させられました。散りそうでなかなか散らない、八重桜の本領発揮というべき光景です。これで今年も五月最後の週末まで花見ができたことになります。
八重桜に変わった様子が見られない一方で、木立からは春蝉らしき鳴き声が聞こえてきます。先ほどの菖蒲にしてもそうですが、たかが一週経つ間にも、季節は春から夏へと移り変わっているわけです。再訪したのはあながち無駄ではなかったことになります。
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薫風の飛騨を行く 続編 - 松本美須々ヶ丘高校

2017-05-27 13:16:01 | 甲信越
馬鹿の一つ覚えと笑わば笑え、カリーの後は腹ごなしをかねて松本美須々ヶ丘高校に立ち寄ります。先週咲いていた菖蒲が少しずつ枯れ始めています。桜ほどの急ぎ足ではないにしても、花の命は決して長くはないようです。
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薫風の飛騨を行く 続編 - メーヤウ信大前店

2017-05-27 13:12:20 | B級グルメ
図らずも松本を再訪したことにより、お昼は必然的にカリーとなりました。二週連続ならば、趣向を変えて桐店へ行くかというとさにあらず。バイキングの質があからさまに落ちた今、桐店を積極的に選ぶ理由はもはやありません。今回も信大前店の世話になります。
前回は正午を回ったところで入り、適度な入りの店内でした。今回も12時半に入ったところ、カウンターの先客二人が続けざまに席を立ち、大半の時間にわたって貸切状態でした。行列必至の人気店なら、12時過ぎに行こうものなら取り付く島もないところです。しかしこちらの場合、人気店ではあっても行列するほどの店ではありません。一刻を争う必要まではなく、むしろお客が一巡しそうな時間を見計らった方が賢明なのでしょう。今回の再訪でその考えが一層強くなってきました。

メーヤウ信大前店
松本市桐2-1-25
0263-35-6962
1130AM-1500PM/1700PM-2100PM
木曜定休
カリー二種類セット822円
半ライスおかわり50円
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薫風の飛騨を行く 続編 - 山崎精一商店

2017-05-27 12:15:43 | 酒屋
県道をそのまま走って松本市街に入りました。ただしこれは予定外の行動であり、元々は直売所から下山して、洗馬から中山道を下っていくつもりでした。しかるに先週と同じことを繰り返したのは、松本に急遽寄るべき事情ができてしまったからです。
その事情とは御湖鶴に関係しています。というのは、山崎精一商店が御湖鶴の特約店だったのです。倒産が一月前ということは、店頭にはまだ酒が残っているかもしれないと考えました。そして、残った酒が売れてしまえば、御湖鶴を味わう機会は永遠に失われます。こうなる前に呑んでおけば済んだ話とはいえ、もはや四の五のいってはいられません。一縷の望みを賭けて乗り込んだという顛末です。しかし残念ながら在庫はありませんでしたorz
もっとも、無駄足だったわけではありません。毎年買い求めている明鏡止水の夏純米こと「日本の夏」が蔵出しされていたからです。発売時期に信州へ行く機会をなかなか作れず、秋が迫った頃になってようやく押さえる年も多い中、早々と手に入れられたのがせめてもの救いでした。

山崎精一商店
松本市元町1-8-17
0263-32-0020
平日900AM-2000PM
日祝日1000AM-1900PM
火曜定休
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薫風の飛騨を行く 続編 - ファーマーズガーデンうちだ

2017-05-27 11:28:40 | 甲信越
峠を越えて塩尻に下り、先週走った経路に合流しました。県道沿いの直売所を再訪します。五月も末に近付き山菜がますます少なくなってくる中、今回はこしあぶらとたらの芽、それに山うど、蕗、わさび菜とアスパラを買い求めました。

★ファーマーズガーデンうちだ
松本市内田792-7
0263-88-3012
800AM-1730PM(12月から翌年3月 -1700PM)
祝日除く月曜定休
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薫風の飛騨を行く 続編 - 残酷な現実

2017-05-27 10:21:15 | 酒屋
菅野温泉の駐車場の向かいにあるのが、「御湖鶴」でおなじみの菱友醸造です。下諏訪に寄ったついでに、蔵元で酒を買っていくにもやぶさかでないところでした。しかし残酷な現実を目の当たりにさせられました。
日除けが下ろされていて、遠目には休んでいるだけのようにも見えました。しかし、何やら細かい文字の張り紙が出ています。不穏な空気を感じてよくよく見ると破産の告示でした。先月の26日付ということはわずか一月前です。休んでいるように見えたのもそのためで、玄関の脇にある酒林もそのままでした。しかし破産ということは、いずれ更地にして何もかも清算するということに他なりません。この蔵が跡形もなく消え失せるとは俄に信じがたいものがあります。
それとともに信じがたいのは、この蔵がかくも呆気ない最期を迎えたことです。「真澄」は別格としても、都会で知られた諏訪の酒といえば、少し前までここか「翠露」のいずれかで、「本金」などがもてはやされるようになったのはつい最近だったような気がします。しかしよくよく考えると、近年はかつてほど評判を聞くこともなくなり、自身久しく買ったこともありませんでした。無濾過生原酒を中心に、日本酒の品質が年々向上していく一方で、似たような酒が増えすぎ食傷気味になっていることについては、最近しばしば言及しているところです。この蔵についても、酒の質が落ちたというより、同じ路線の酒が増えすぎて、それらの中に埋没してしまったということなのでしょう。副作用がこのような形で表れてしまったのは残念でなりません。
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薫風の飛騨を行く 続編 - 菅野温泉

2017-05-27 10:08:47 | 温泉
ラーメンでかいた汗を温泉で流します。久々の下諏訪ということもあり、手堅く菅野温泉を選びました。
この温泉の特徴といえば、古びた公民館に入り込んでいくかのような怪しげな立地ですが、驚いたことにその公民館が建て替えられていました。さらに、中山道の向かいには観光客向けの施設が新たにできています。しかし、公民館の奥にあった温泉の建物だけはそのままです。周囲が俄に俗化する中、古きよき共同浴場の雰囲気が保たれたのを幸いに思います。

★菅野温泉
諏訪郡下諏訪町大社通3239-2
0266-27-6095
500AM-2130PM
入浴料230円
泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
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