月曜日の憂鬱

「なまじ休むと腑抜けになる」の経験則は今回も見事に打倒し、昼すぎまで惰眠をむさぼりようやく目覚めました。日帰りで活動しようにも時間的には中途半端です。それ以前に、憂鬱な空から本降りの雨が落ち、湿度も高くて蒸し暑いという状況では、どこへ行く気力も起きません。今週末は完全休養と相成りました。
貴重な週末を犠牲にするからには、散らかり放題だった身の回りを少しでも片付け、来るべき長旅の支度も済ませてておきたいところではありました。しかるにその後も断続的に惰眠を貪ってしまい、結局何一つ片付かないまま一日が終わろうとしており、言いようのない虚無感が押し寄せてきます。これが旅の空なら、最後の大移動を終えて帰着し、最低限の片付けをして翌朝目が覚めるまで、月曜日の憂鬱とは全くの無縁です。極論するなら、月曜日の憂鬱から逃れるために旅をしているといっても過言ではありません。このような週末は今週限りであってもらいたいものだと思います。
まだ実感は湧きませんが、来る週末からその翌週にかけては、昨季と同様職場を休んで北海道への遠征に出る予定です。一時帰京をはさみ、豊穣の季節を迎えた北国を縦断するという構想についても去年と同様です。一月にわたる長旅ともなると、天候その他の事情により流動的な部分が出てくるため、それ以上のことについては深く考えてはいないのが現状ではあります。まずは今週一週間が平穏無事に過ぎてくれることを願う次第です。