日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

京阪神居酒屋探訪 2013

2013-12-01 21:19:15 | 居酒屋
宿に戻り、一息入れてから二軒目に繰り出します。しかし、あの人出を考えると先斗町、木屋町に戻りたくはありません。そうなると選択肢は宿の近くに絞られます。前回閉まっていた「ごとし」に行くことも考えはしたものの、結局そのときと同じ選択に回帰し、河原町二条の「きのした」を再訪します。

旬味きのした
京都市中京区二条通河原町西入ル榎木町92-7 佐野ビル1F
075-213-2929
1730PM-2200PM(LO)火曜定休

風の森・月の桂
突き出し
カモつくねと白葱の炊き合わせ
わかさぎ天ぷら
鯖の黒七味焼
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京阪神居酒屋探訪 2013

2013-12-01 18:13:05 | 居酒屋
あまりの人出の多さに抱いた懸念は、ある程度まで的中しました。先斗町の小路が観光客であふれ、中をのぞけるような店はことごとく鈴なりという状態です。要は暖簾を掲げるやいなや、そこらを物色している観光客が一気になだれ込んでくるということで、これでは開店直後であろうがなかろうが関係ありません。事前に目星をつけていた五時半開店の居酒屋もご多分に漏れず、遠巻きに様子をうかがっただけで即退散と相成りました。
このように、今日の先斗町は取り付く島もありません。多少なりとも人出の少ない木屋町に絞り、同じく事前情報を頼りに一軒の呑み屋を訪ねます。木屋町六角の「なな治」です。

★なな治
京都市中京区西木屋町通六角西入ル北側 シャイン会館1F
075-211-0784
1800PM-2300PM(LO)水曜定休

浪の音・初桜・杣の天狗
突き出し二品
蛸のやわらか煮
もろこの南蛮漬け
ぐじのかぶら蒸し
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京阪神居酒屋探訪 2013

2013-12-01 16:42:55 | 近畿
京都に着きました。電車を降りて兎にも角にも驚いたのは、どこから来たかと思うほどの人出です。四条大橋にいたっては直線歩行もできず、まるで花見の最盛期にでも来たかのようです。やはり、最盛期を過ぎたとはいえ、まだ紅葉が観られる時期というのが大きいのでしょう。
実は、日中に三条四条の近辺を歩いたときも、相当な人が出ており、それが市内見物をせず列車撮影に出た理由でもありました。さほどの観光地でもない場所であの状況なのですから、紅葉の名所などへ乗り込もうものなら、取り付く島もないほど混んだのでしょう。一時後悔しかけたものの、やはり自分の選択は誤っていなかったようです。
紅葉の時期には、狙ったかどうかにかかわらず過去何度か重なっており、いずれも人の多さには驚き呆れるばかりでした。これではめぼしい呑み屋がことごとく満席という事態にもなりかねません。事実三年前には、あろうことか七軒続けて振られ、呑み屋を探すだけのために、重い荷物を担いで二時間も迷走したという経験があります。開店直後の空いた時間に木屋町、先斗町で一杯引っかけ、あとは繁華街を外れた場所に絞って呑み歩くのがよさそうです。
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京阪神居酒屋探訪 2013

2013-12-01 16:14:29 | 近畿
阪急電車を中心に、二時間ほど撮影して切り上げます。昼過ぎから曇るという予報に反し、最後まで快晴のまま持ちこたえてくれたのは幸いでした。午前の新幹線を含め、納得のいく画がいくつか撮れたという点でも、十分に満足できる結果です。
しかし、列車は春夏秋冬季節を問わず走っているわけで、今日撮るべき必然性があったかというと、必ずしもそうではありません。今しかできないことは何かと考えた場合、やはり今日は紅葉見物に注ぎ込むべきだったかと、今更ながら考えている自分がいます。これが一昔前なら、活動における至上命題とはすなわち列車撮影であり、他の何かと比較考量するようなものではありませんでした。それだけ自身の中における鉄活動の位置づけが低下してきたということなのでしょう。
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京阪神居酒屋探訪 2013

2013-12-01 14:49:37 | 近畿
撮影の合間に山崎駅を訪ねます。半切妻の屋根をかぶった木造モルタルの駅舎は、縦長の窓で洋風に仕立てられており、アーチ型をした車寄せが個性的です。そのアーチの中には改札があり、築堤の上にある複々線の本線を串刺しにするかのように、地下道が奥へとまっすぐ延びていきます。関東でいうなら、今はなき国立駅にも似た、建屋はもちろんのこと、全体の佇まいからして心惹かれるよい駅です。
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京阪神居酒屋探訪 2013

2013-12-01 14:17:58 | 近畿
諸々の事情を勘案した結果、午後は京都市街を離れ、山崎付近で列車撮影に興じます。二日とも自転車を漕いでの京都見物では、単調になる可能性が高いと見込んでのことです。都市化が進むにつれて、往年ほどの賑わいこそなくなったとはいえ、少しずつ場所を変えて楽しめる名撮影地には違いありません。おそらく日中一杯消費することになるでしょう。
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京阪神居酒屋探訪 2013

2013-12-01 12:40:50 | 近畿
特にあてもないまま京都市街を歩きます。適当に歩いても楽しめるのは、町家の一つ一つが個性を持っているからです。その個性が、格子に簾といった窓回りの意匠に少なからず依存すると知ったのは、屋根周りを身上とする篠山の町家を訪ねてからのことです。二階部分に縦長の琺瑯看板で住所を掲げるところも、いかにも京都ならではといった感があります。
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京阪神居酒屋探訪 2013

2013-12-01 12:06:37 | 近畿
宿に荷物を預けて本格的な活動開始となります。朝方出ていた雲はすっかり晴れ、気温も上がって小春日和になってきました。
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京阪神居酒屋探訪 2013

2013-12-01 10:54:02 | B級グルメ
二時間少々粘って撮影は終了。吹きさらしのホームに立ち続けて身体の芯まで冷えました。こんなときにはラーメンで温まるに限ります。「第一旭」「新福菜館」の両巨頭のうち、今回は「新福菜館」に行列がなかったためこちらに立ち寄ります。
カエシの甘い香りを特徴とする「第一旭」を繊細な味とすれば、こちらの中華そばは分かりやすい味と形容したくなります。黒っぽい見た目通りに濃い味のスープと、同じく濃い味で煮込まれたチャーシューは、一度食べたら忘れられない名品の一つです。

新福菜館
京都市下京区東塩小路向畑町569
075-371-7648
730AM-2200PM(水曜不定休)
中華そば650円
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京阪神居酒屋探訪 2013

2013-12-01 08:34:00 | 近畿
京都に着きました。透明な冬晴れだった前回に対し、今日はやや雲が多く日差しも陰りがちです。しかし、もともとは曇り時々晴の予報だったのですから、この程度なら上出来といってもよいでしょう。そこそこ天気がよいので、まずは駅のホームで新幹線を撮ります。その後宿に先乗りして不要な荷物を預けて、西院で自転車を借りるといった流れになりそうです。
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京阪神居酒屋探訪 2013

2013-12-01 07:02:23 | 東海
駿河と遠江を隔てるトンネルを抜け、間もなく掛川を通過しようとするところです。ようやく平地に朝日が差してきました。一方、茶畑に霜が降りて真っ白になっています。暖地の静岡でさえこうなのですから、雪国ではなおさらでしょう。京都では自転車で動き回るつもりでいるため、上着も持たずに長袖シャツ一枚の軽装を選択しましたが、もしかすると夜間は寒さに震えるかもしれません。
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京阪神居酒屋探訪 2013

2013-12-01 06:53:01 | 東海
只今静岡を通過。結局富士山に朝日が差すことはありませんでした。時間的にはあと五分、いや三分もあればという状況だったのが惜しまれます。これ以降、冬場に列車で東海道を下る機会は、さらに日の出が遅れる年末しかありません。朝日を浴びた富士山を新幹線の車窓から眺めるのは、どうやら来年までのお楽しみということになりそうです。しかし前回最高の眺めが見られたのでよしとしましょう。
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京阪神居酒屋探訪 2013

2013-12-01 06:27:10 | 関東
列車は新横浜を出て、小田原との間を走行中です。前回この区間で、朝日に染まる富士山の頂に感嘆させられたため、今回も同様の展開を期待していたところ、山頂はようやく紫色になりかけてきたところで、朝日が差すまでにはあと10分20分の時間が要りそうです。日の出の時刻を確認すると、たしかに前回よりも9分遅くなっており、自分の感覚は誤っていなかったことになります。
一日一分単位で延びてきた日の出の時刻ですが、明後日からはこれが一分未満となります。東京を基準にすると、最も日の出が遅いのは元日以降の13日間です。一方、日の入りは今の時期が一番遅く、同じく東京を基準にすると、11月29日以降の14日間が16時28分です。日の入りの早さを感じる季節は終わり、これからはむしろ夜明けの遅さを実感する場面が増えることになります。
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京阪神居酒屋探訪 2013

2013-12-01 06:04:58 | 関東
始発の新幹線で旅立ちます。以前は「いい日旅立ち・西へ」のチャイムが聞ける西日本所属車を狙い、わざわざ遅い列車を選んで乗ったこともあるものの、最近は再び始発列車に固定化されてきました。500系が走っていた頃ならともかく、所詮は無機質なN700系です。チャイムの他には目立った違いもなく、それだけのために数十分の遅れを甘受する誘因が働かなくなったというのが真相です。
かつては二階建ての食堂車が連結されていた時代もあったのですから、その頃を思えば新幹線もつまらなくなりました。しかし、「リニア中央新幹線」など、ほとんどトンネルかチューブの中だというのですから、開業の暁には「昔はよかった」と振り返るのが必至でしょう。富士山を眺めることができる分だけ、まだましなのかもしれません。
東の空には雲一つなく、今日も安定した冬晴れになりそうです。前回に続いて山側の席を確保できたため、見事な富士山が拝めるでしょう。

★東京600/のぞみ1(1A)/811京都
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